デジタル時代における子どもと教師の学び

特別コース
7月30日
(木)
(9:15 〜 15:45)
教員免許状更新講習対象講座
IMETSフォーラム 2015 第42回教育工学研修中央セミナー
研修テーマ
協働学習につながるタブレット端末(iPad)の活用
主催:公益財団法人才能開発教育研究財団 教育工学研究協議会
デジタル時代における子どもと教師の学び
今田晃一 文教大学教授
「教育の情報化ビジョン」では、一斉学習、個別学習に加え、高め合い学び合う協働学習の充実が求め
られている。タブレット端末の導入をきっかけに主体的・協働的な学び(アクティブ・ラーニング)
の在り方を検討するきっかけとしたい。その際、デジタル・ネイティブ世代の特性に留意し、教育に
おけるデジタルの可能性について検討する。
参加費(消費税込):一般 6,500 円 学生 2,500 円
日 時
7月30日
(木)
・7月31日
(金)
9:00 〜
会 場
東京都 港区立三田中学校
参加費
2 日参加 11,000 円(会員:8,500 円)
1 日参加 7,500 円(会員:6,500 円)
(消費税込)
吉崎静夫先生
後援(申請中):文部科学省、東京都教育員会、他
7月30日(木)
(9:15 〜 12:00)
7月30日
(木)
開会行事
子どもたちの想像力を育てる簡単マジックを身近な材料のロープや新聞紙を使って楽しく学びます。
また子どもたちとのコミュニケーションを図るために有効な手遊びの数々を紹介します。
講演
(9:15 〜)
幼児英語教育の実態とすぐに実践できる英語活動
村川雅弘 鳴門教育大学教職大学院教授
池田勝久 浜松市立中ノ町小学校教諭
この講座では今、加熱している幼児期の英語教育についてその現状を把握してもらい、実際の教室で
はどんな英語活動が実践できるのかを紹介します。主な内容は、英語が得意でないごく普通の先生でも、
子どもたちと楽しく活動できるような英語活動の体験です。絵本の読み聞かせ、スキットやクラフト
他…教室ですぐに試してみたくなります!
(10:15 〜)
講演
(10:45 〜)
参加費(消費税込):6,500 円
7月31日(金)
学力向上をめざすカリキュラムマネジメント講座
(9:15 〜 15:45)
村川雅弘 鳴門教育大学教職大学院教授
講演
(9:00 〜)
次代を生き抜く子どもたちに
求められる力とその育成
パネルディスカッション
総括
参加費(消費税込):一般 7,500 円(昼食代込)
学生 3,500 円(昼食代込)
(15:00 〜
16:45)
デジタル時代における子どもと教師の学び
日本女子大学教授 吉崎静夫
先行き不透明な次代を生き抜いていかなければならない子ども
たちには、多様性を尊重する態度やコミュニケーション力、問
題解決力等の汎用的な能力の育成が求められている。育成すべ
き資質・能力に関する検討会や文科大臣諮問を紐解きつつ、そ
のような力を育むための授業づくりやカリキュラムマネジメン
トの在り方を具体的に論じる。
(10:00 〜)
特別講演
メディア論的想像力の復権
最新教育機器・環境体験
(10:30 〜)
東京大学大学院教授 水越 伸
東北学院大学准教授 稲垣 忠
ワークショップ
(15:00 〜)
放送大学教育支援センター教授 中川一史
事例発表
デジタル時代に求められる学校システム
大阪教育大学教授 木原俊行
つくば市総合教育研究所 副所長 毛利 靖
デジタル時代においては,教育の情報化の進展が著しい。それ
は,学校システム全体の改革を要請する。本対談では,つくば
市の春日小学校・中学校等の取り組みを参照しながら,教育の
情報化に応ずるために各学校が着手すべき改革の側面,その留
意点を整理する。それらは,カリキュラム開発,指導体制の改
善,学習環境の整備等の多様な内容を含んでいる。
タブレット端末の活用と
アクティブ・ラーニングの肝
タブレット端末の導入が進んでいる。さまざまな活用法が実践
されているが、一方でなかなかうまく活用できないという報告
も少なくない。本セッションでは、アクティブ・ラーニングに
おいてタブレット端末を有効に活用する事例とその肝について
整理する。
概要は 2 ページ目をご覧ください
(13:00 〜)
対談
概要は 2 ページ目をご覧ください
最新教育機器・環境体験
あらたなメディアが次々と現れ、情報があふれかえるなかで、
私たちは本当に豊かな社会を生きているといえるのだろうか。
日本の言論状況、メディア環境は強い閉塞感に覆われている。
そのなかでメディアと私たちの関係を批判的にとらえなおし、
よりよい状況を生みだしていくことはいかに可能か。実践的メ
ディア論からの報告と提言をおこなう。
ICT活用と授業のデザイン・学びのデザイン
講演・事例発表・ディスカッション
事例分析
稲垣忠先生
今や子どもも教師も、スマホやタブレット端末などのデジタル
情報機器を毎日使うことが当たり前の時代となりました。その
ようなデジタル時代に生きる子どもと教師に求められる能力・
態度、そして新たな学びとは何なのでしょうか。文科省が実施
した「情報活用能力調査」の結果や世界が関心をもつ「21 世
紀型スキル」を例に考えてみます。
鳴門教育大学教職大学院教授 村川雅弘
(12:45 〜)
学校現場に直接かかわり、多方面で調査をしてきた講師が、実践例を紹介しながら、カリキュラムマ
ネジメントの理論をわかりやすく解説します。また、先進校の事例発表が行われ、具体的な実践方法
について豊富なアイデアを得ます。最後に、講義と事例発表、その分析を通して習得した内容を活用
して、自校の取り組みを見直し改善策を考えます。講義と演習がバランスよく構成されています。講
師や他の参加者との交流を深めながら、楽しく研修内容を身につけましょう。
事例発表
ご挨拶 文科省初中局長、港区教育長
共催挨拶 赤堀侃司 日本教育情報化振興会会長
ワークショップ
田村知子 岐阜大学教職大学院准教授
講義・解説
水越伸先生
中川一史先生
7月31日
(金)
教師にとって「ICTは授業の道具」。本当にそれだけでしょ
うか? 子どもたちの「学びを支える」面からみると、ICT
は授業外の時間・家庭学習にも役立ちます。タブレット端末等
による「1 人 1 台」時代、授業+授業外の学びをデザインする
視点とは? 反転授業、自主学習での活用など、子どもの学び
を支えるICT活用を考えます。
ご持参いただきたいもの ●はさみ ●セロテープ(1.5 cm幅)●古新聞(3 枚)●スティックのり
講習の流れ
木原俊行先生
黒上晴夫先生
小・中学校コース
幼児教育実践講座
子どもと楽しむ手遊び&マジック
荒木文子 洗足学園こども短期大学講師
(13:00 〜 15:45)
村川雅弘先生
閉会行事
(16:45 〜 17:00)
鳥取県岩美町立岩美中学校教諭 岩崎有朋
茨城大学教育学部准教授 小林祐紀
特別コース 教員免許状更新講習対象講座 (概要は 4 ページ目をご覧ください)
教員免許状更新講習に認定されています
上記の 3 講座は、いずれも教員免許状更新講習の選択領域(6 時間)の講習として認定されています。更新講習の受講者は講
習後試験があります。教員免許状更新講習は受講申し込み方法が異なります。詳細は事務局までお問い合わせください。
7月30日
(木)
7月31日
(金)
●協働学習につながるタブレット端末(iPad)の活用
●学力向上をめざすカリキュラムマネジメント講座
●幼児教育実践講座
※都合によりプログラムは変更になる場合があります。予めご了承ください。
4
1
ワークショップの概要
参加申し込み書
7月30日(木)
(12:45 〜)
シンキングツールを使って
1 考えを導こう
黒上晴夫 関西大学教授
言葉を探す、心を探す
2 ~被災地の学校での実践~
佐藤敏郎 前東松島市立矢本第二中学校教諭
ICT 活用授業
3
渡部 昭 元墨田区立文花中学校校長
子どもたち自身が創っていく
4 情報モラル
榎本竜二 東京女子体育大学准教授
「行間まで使う」
5 新聞活用授業のすすめ
薮塚 謙一 朝日新聞人事部主査
6
今日求められる生徒指導の実践力とは
思考力が大事なのはみんながわかっています。しかし、どう頭をはたらかせるか見通せ
なければ、考えられないものです。シンキングツールや思考ツールなどの図式を使って
考える方法は、見通しを得るためのアプローチです。学習場面で、シンキングツールを
どのように使うことができるか、体験を通して検討してみましょう。
誰もが言葉を失うような3.11後、がれきだらけの町で、生徒たちが紡ぎ出した言葉や、
小さな命の意味を考える~あの日
B
の大川小学校の校庭から学ぶこと~
佐藤敏郎 前東松島市立矢本第二中学校教諭
小さな命の意味を考える会代表
電子黒板・実物投影機・タブレット端末・
C デジタル教科書を活かした授業づくり
渡部 昭 元墨田区立文花中学校校長
主幹教諭・地域支援部長
iMovie(iPad 対応)による
E 予告ムービーの作成
今田晃一 文教大学教授
これからの道徳教育と
F 道徳科の展開
毛内嘉威 秋田公立美術大学教授
参加される方のお名前・ご連絡先等
ふりがな
会員番号(会員参加費で申し込まれる方のみ)
お名前
防災教育、心のケアの活動を進めていく中での「言葉」について議論します。
郵便番号
住 所
ICT を授業等で有効に活用する方策について、各学校の ICT の整備状況や活用の現状を出
し合いながら課題を明らかにしていきます。
電話番号
メールアドレス
今、各学校に導入されつつある「タブレット PC」の基本操作や授業での活用事例の学習
を通して、日常の授業で効果的に ICT を活用する方法を学びます。
勤務先
「やりたくてしかたがない」子どもたちのネット利用に対して、上からの立場で制限をか
けていくのは、指導上たいへん困難をともないます。しかも大人の目の届かないところで
*本申込み書にご記入いただいた個人情報は、IMETS フォーラム実施に関わる確認・連絡および当財団からのご案内以外には使用いたしません。
は、そうした指導はほとんど効果がありません。そこで、子どもたち自らで守ることがで
きるルールを創り上げる活動を行わせるヒントを、提示します。
新聞の読み方や授業での活用方法と同時に、日々の出来事や社会の変化を取材し、
広く伝えようとする新聞記者の仕事の実際を紹介します。意見発表や簡単な取材の
参加区分と参加費 (消費税を含みます。希望される区分の□にレ印を入れてください。「学生」は内地留学を除きます。)
小・中学校コース
機会を取り入れ、楽しみながら新聞や新聞記者について知っていただきたいと考えていま
2日間参加
□ 一般(11,000円)
□ 会員(8,500円)
□ 学生(3,500円)
す。取材手法を応用した作文指導のあり方も提案させていただきます。
7月30日(木)のみ参加
□ 一般(7,500円)
□ 会員(6,500円)
□ 学生(2,500円)
幼児期からスマホを使いこなす子どもたちも、やがて青年期を迎える。すでに、学校現場
7月31日(金)のみ参加
□ 一般(7,500円)
□ 会員(6,500円)
□ 学生(2,500円)
ではそうした子どもたちのありように悩みながらも懸命に向き合おうとする教師の努力が
題を明らかにして、求められる生徒指導や教育相談など、教育活動のあり方を提言する。
思考力が大事なのはみんながわかっています。しかし、どう頭をはたらかせるか見通せな
ければ、考えられないものです。シンキングツールや思考ツールなどの図式を使って考え
る方法は、見通しを得るためのアプローチです。学習場面で、シンキングツールをどのよ
うに使うことができるか、体験を通して検討してみましょう。
あの日、大川小学校では多くの子どもと先生の命が一瞬にして失われました。私たちは、
その事実に向き合いながら、4年間で多くのことに気づかされました。そして、それは未
来に向けての学びにすべきことではないかと考えています。何が起きたのか、事実に基づ
いて問題点を整理し、参加者みんなで一緒に考えていきます。
授業での ICT 機器活用の基本は、大型提示装置(電子黒板やデジタルテレビ)と実物投影
特別コース
協働学習につながる授業づくり
~クラス1台のiPadを活用して~ (木)のみ
□ 一般(6,500円)
幼児教育実践講座
□ 一般(6,500円)
カリキュラムマネジメント講座 (金)のみ
□ 一般(7,500円、昼食代込) □ 学生(3,500円、昼食代込)
□ 学生(2,500円)
ワークショップの選択(小・中学校コース) ● お弁当の希望 (希望される日の□にレ印を入れてください。消費税込)
第1希望
第2希望
30日(木)
□ 30日(木)分を注文(800円) □ 31日(金)分を注文(800円)
*カリキュラムマネジメント講座参加の方のお弁当代は参加費に含まれています。
31日(金)
※左ページのプログラムからご希望の講座を第 2 希望まで
番号および記号でご記入ください。
機やタブレット端末等のカメラ機能の活用であると言われています。学校に導入されてい
るこれらの機器が有効に活用されていますか?この講座では、①電子黒板や実物投影機等
の体験、②デジタル教科書の体験、③タブレット PC 活用した授業の体験、④授業づくりワー
クショップを通じて、ICT を有効活用できる授業場面をグループで考え、発表します。
私は、特別支援教育コーディネーターとして 7,000 ものクラスを観てきました。その中か
ら学んだことをお伝えします。内容は、発達障害の疑似体験、効果的な支援方法、具体的
な教材教具、社会性と自尊感情、授業づくりと同僚性、学校力の向上、保護者の思い、教
師のストレス、インクルーシブな教育、幸せに生きる力、などです。
教育 ICT は、
「いつでも、ちょこっとだけでも、気軽につかっていこう(越谷市教育委員会)」
がポイントです。行事等の振り返りムービーは、教育活動の中でも多く実践されています。
ここではそれをさらに一歩進めて、行事や授業の導入教材としての映像の可能性について、
iPad のムービー編集(iMovie)の実習を通して検討します。
平成 27 年 3 月学習指導要領が一部改訂となり、4 月より小中学校において「特別の教科・
道徳」
(道徳科)が本格実施に向けて移行期間に入りました。道徳科が導入された経緯に
ついて解説するとともに、
「道徳科」の授業展開について演習を交えながら具体的に解説し、
考える道徳の必要性について受講者と共に考えます。
2
会場
東京都 港区立三田中学校(東京都港区三田 4-13-13)
アクセス:最寄り駅
「田町駅」(JR 山手線・京浜東北線)徒歩 10 分
「三田駅」(都営浅草線・三田線)徒歩 10 分
三田中学校
N
普連土
学園
三井住友
三田図書館
クェート
大使館
お申し込み方法
横断
歩道橋
札の辻
参加申し込み書にご記入の上、FAX してください。
インターネットからも申し込めます。
http://www.sainou.or.jp/forum2015/
A3
第一京浜国道
至 品川
※お申し込み者には、参加費の振込先、地図などをお送りいたします。
お問い合わせ先
公益財団法人 才能開発教育研究財団
教育工学研究協議会 フォーラム事務局
〒 146-0083 東京都大田区千鳥 3-25-5 千鳥町ビル
電話:03-5741-1311 FAX:03-3756-0307
E-mail:[email protected]
3
S
三田
通り
発達に遅れや偏りがある子どもの
気持ちと支援
D
安部博志 筑波大学附属大塚特別支援学校
インターネットからのお申し込みは下の URL へ
私たち教師が投げかけた言葉を振り返ります。その後の生徒や町の変化を紹介しながら、
7月31日(金)
(13:00 〜)
シンキングツールを使って
A 考えを導こう
黒上晴夫 関西大学教授
03-3756-0307
http://www.sainou.or.jp/forum2015/
―“ネオデジタルネイティブ世代”への理解と支援― 続いている。“ ネオデジタルネイティブ世代 ” と呼ばれる現代の子どもたちの成長上の課
近藤昭一 玉川大学大学院准教授
FAX.
都営地下鉄線
浅草線・三田線 三田駅
陸橋
JR 田町駅
三菱東京UFJ
(三田口)
至 東京
JR 山手線
主催:公益財団法人才能開発教育研究財団教育工学研究協議会
共催:一般社団法人 日本教育情報化振興会(JAPET & CEC)
後援 ( 申請中 ):文部科学省、東京都教育委員会、港区教育委員会、
全国教育研究所連盟、民間教育研究所連盟、日本教育工学会、
日本教育工学協会、NPO 法人 日本教育再興連盟
協力:学研グループ各社、エプソン販売株式会社
* IMETS:Improvement of Media Education and Teaching Studies
2015 年 6 月現在