オノ・ヨーコ | 私の窓から

PRESS RELE ASE
YOKO
ONO
FROM
MY
WINDOW
オノ・ヨーコ│私の窓から
2015.11.8 sun. - 2016.2.14 sun. 東京都現代美術館
オノ・ヨーコ│私の窓から
YOKO ONO│FROM MY WINDOW
広報画像
広報用画像として 7点をご用意しております。掲載ご希望の方はお手数で
すが別紙にご記入の上、FAXもしくはメールにてご連絡ください。
2015.11.8 sun. - 2016.2.14 sun. 東京都現代美術館
3 オノ・ヨーコ
《クラウド・ピース》
1963 年/20 05 年
《北海道のためのスカイTV 》十勝千年の森の恒久展示の一部 ©YOKO ONO 2015
2 オノ・ヨーコ
《チェア・ピース》
1962 年
「ジョン・ケージとデヴィッド・チュードアのイヴェント」
(京都会館、1962 年10月12日)で行う
クラウド・ピースのインストラクション
「雲が滴り落ちることを想像する。
その雲を入れる穴を自分の家の庭に掘る。」
1963 年春
写真:吉岡康弘
個人蔵
Cour tesy of Lenono Photo Archive
開催趣旨
©YOKO ONO 2015
60 年にわたり多彩な分野で異なるものを繋ぎ、新たな回路を作ってきたオノ・ヨーコ( 1933 年 - )。本展は、これまで主に
戦後アメリカ美術のなかで語られてきたオノの活動を、出身地である東京という都市の文脈で再考するものです。作家
活動を開始するまでの関連資料や創作、1950 -70 年代の東京での活動、近年の作品を通して、近代と現代、欧州と日本
と米国、美術と音楽と文学、前衛とポピュラーカルチャー、そして社会と個人を繋ぐ独創的な創造活動を紹介します。
オノは独自の詩のあり方を核とする、コンセプチュアル・アートの先駆者として、社会のシリアスな課題を、ユーモアに
溢れたアプローチで多くの人に向けて発信してきました。本展は、戦前に既に充分に国際化していた東京を起点に育ま
1 オノ・ヨーコ
《見えない花》より「ある朝早く」
1952 年
インク・パステル/紙
個人蔵 ©YOKO ONO 2015
れたその軌跡を、今日的視点から辿る絶好の機会となるでしょう。
本展のみどころ
■193 0 年代、オノは自由学園で音楽教育を受けました。そこでは時計の音など生活のなかで触れる音をもとに作曲するなど、
4 オノ・ヨーコ
《 FROM MY WINDOW: Salem 1692 》
20 02 年
顔料 /カンヴァス
個人蔵
©YOKO ONO 2015
5 オノ・ヨーコ
《穴》
20 09 年
弾の貫通した板ガラス
刻印されたテキスト「ガラスの反対側に廻り、穴から覗く」
金属の枠(部分)
個人蔵 ©YOKO ONO 2015
参考作品
芸 術と生活を線引きすることのない考え方に接しました。それは、195 0 - 6 0 年代の米国の音楽 動向に触れる遥か前のことで
した。本展ではアーティストとしての活動を開始するまでのオノを育んだものや初期の活動を紹介します。
■オノの代表作でありコンセプチュアル・アートの歴史の中でも重要な本『グレープフルーツ』は、1964 年の夏、2 年半の東京滞
在の集大成として発行されました。本展では、葉書に記されたその膨大なタイプ原稿や、1962 年の草月ホールで展示された指示
絵画を複製絵媒体に変換し、コンセプチュアルな性格を進めたものなど、日本初公開の作品を紹介します。もちろんそのオリジ
ナルの手書きの指示絵画や当館蔵の『グレープルーツ』初版本もあわせて展示することで、音楽における楽譜のように、簡潔な
言葉によって、鑑賞者の想像や行為を喚起する新しい美術のあり方が、東京で展開した過程があきらかになるでしょう。
■東 京では日比谷野外音楽堂が会場となった1969 年暮の「 WAR I S OVER! 」のジョン・レノンとのキャンペーンの企画や、環
(郡山)への参加など、オノは196 0 年代から社会の課 題に向き合い、広
境をテーマに掲げた1974 年の「 One Step Festival 」
6 オノ・ヨーコ
《頭の中で組みたてる絵 その一》
1962 年春
タイプ、インク/葉書
個人蔵 ©YOKO ONO 2015
頭の中で組み立てる絵
四角いキャンバスが円になる迄頭の中で変型して行く。
その過程に於けるあるところで止め、
その形から想起した色、音、にほひ、或ひは物体を
キャンバスに張って置く。
1962 年春 告媒体を用いたコンセプチュアル・アートとして発表するだけでなく、野外コンサートやレコードなど、ポピュラーミュージック
の方法で、広くメッセージを発 信してきました。また近年は、様々なところで起きた暴力を主題とする美術作品や曲を制作して
います。それらは、オノ自身の個人的な体験と、多くのひとの記憶とが交差するものとなっています。
*11/21(土)14 時より五十殿 利治氏(筑波 大学教 授)による講 演会、12 /9(水)W i s h Tree のイヴェント等を予定しています。プログラムは H P でご案内して
まいります。
7 オノ・ヨーコ
《ヴァーティカル・メモリーズ》
1997年
22 点の額装されたアイリス・プリント、テキスト 写真:コリン・デヴィソン
個人蔵 ©YOKO ONO 2015
横尾忠則
《 WAR IS OVER!》
1969 年
(ジョン・レノン オノ・ヨーコ)
62.4×44.6cm
オフセット印刷
慶應義塾大学アートセンター、瀧口修造文書
※この図版は貸し出し対象外です。
作家略歴
1933 東京で生まれる。幼年時代を、東京、ニューヨーク、サンフランシ
スコで過ごす。開戦前に帰国。
1952 学習院大学哲学科に入学。その後、家族とニューヨークに転居、
サラ・ローレンス・カレッジで詩と音楽を学ぶ。
1960 ニューヨーク、
チェンバース・ストリートの自宅ロフトでコンサートを企画。
1961 ジョージ・マチューナスが運営するAGギャラリーで最初の個展、
カーネギー・リサイタル・ホールで最初の個人演奏会が開かれる。
1962 東京に転居、草月会館ホールでイヴェントを発表、そのロビーで
「絵のためのインストラクション」の展示を行う。
1964 内科画廊等で「モーニング・ピース」などのイヴェントを実施。作
品集『グレープ・フルーツ』を出版。
京都の山一ホール、東京では草月会館ホールで、
「 カット・ピー
ス」
「 バッグ・ピース」等を発表後、米国へ。
1966 ロンドンのインディカ画廊で 個展、翌年リッスン画廊で 個展、映
画「 Film No,4(ボトムズ)」を制作。
1969 ジョン・レノンと連名で、東京など世界の12 の都市に「 War Is
Over! 」のポスター、看板を掲出。
1971 シラキューズのエヴァーソン美術館で、
個展
「This is Not Here」
を開催。
1974 郡山での野外コンサート「ワン・ステップ・フェスティバル」に参
加するため帰国、東京、大阪、名古屋、広島でコンサート。
198 0 ジョン・レノンとの共作アルバム「 DOUBLE FANTASY 」を発表。
1989 ホイットニー美術館で 個展「オブジェと映画」。
1993 個展「絶滅に向かった種族 2319−232 2 」スパイラル・ガーデン、
東京
20 0 0 ニューヨーク、ジャパン・ソサエティで個展「 Yes Yoko Ono 」、そ
の後北米、韓国、日本を巡回。
20 03 パリ市立近代美術館の個展の際に、
40年ぶりに
「Cut Piece」
を行う。
20 05 十勝千年の森に《北海道のためのスカイTV 》
を設置
20 07 アイスランドのレイキャビックに「イマジン・ピース・タワー」を設置。
20 09 ヴェネチア・ビエンナーレで金 獅子賞を受賞。芸術の世界で貢献
した人を顕彰する「 Courage Awards for the Ar ts 」を創設。
2011 第 8 回ヒロシマ賞受賞、個展「希望の路 YOKO ONO 2011 」広島
市現代美術館
2015 ニューヨーク近代美術館で個展「 Yoko Ono: One Woman
Show, 1960−1971 」が開催される。
展覧会情報 展覧会名│オノ・ヨーコ 私の窓から 広報お問い合わせ
YOKO ONO: FROM MY WINDOW 小原 久実子
会期│2015 年11月 8 日[日]−2016 年 2 月14 日[日]
k- ohara@mot- ar t.jp
開館時間│10:0 0 −18:0 0(入場は17:3 0 まで)
TEL.03 - 524 5 -113 4(直通)/ FA X.03 - 524 5 -1141
会場│東京都現代美術館企画展示室地下 2 階
展覧会企画│関 直子 学芸スタッフ│下倉 久美
休館日│月曜日( 11月23 日、2016 年1月11日は開館)、11月24 日、12 月28 日
アシスタント│矢納 茉莉 楠まゆこ
─ 2016 年1月1日、1月12 日
主催│公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都現代美術館
助成│日本万国博覧会記念基金 協賛│
協力│日本航空 観覧料│一般 120 0 円/大学生・65 歳以上 90 0 円/中高生 70 0 円/小
学生以下無料
※ 2 0 名様以上の団体は 2 割引
※身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被 爆者健 康手帳
をお持ちの方と、その付き添いの方( 2 名まで)は無料
※本展のチケットで「 MOTコレクション」もご覧いただけます。
交通案内│東京メトロ半蔵門線・清澄白河駅 B2 番出口より徒歩 9 分/
都営地下鉄 大江戸線・清澄白河駅 A3 番出口より徒歩13 分
お問い合わせ│東京都現代美術館 東京都江 東区三好 4 -1-1
同時開催│「東京アートミーティングⅥ TOKYO 見えない都市を見
03 - 524 5 - 4111(代 表)/03 - 5777- 860 0(ハローダイヤル) せる」/「 MOTコレクション」
w w w.mot- ar t- museum.jp
઺൸ட੷છ
ઁਾ৷௕ගधखथ‫ڳ‬ਡ॑ओ৷ਔखथउॉऽघ‫؛‬ൕൗओൌ஦भ্मउুਯदघऋমட੷છप૑ਏহඨ॑ओ੶োभ঱‫ؚ‬
)$;ुखऎमও‫ش‬ঝपथओ৴൪ऎटऔः‫؛‬ऩउ‫୼ؚ‬ઌभઞ৷प੠ख‫ؚ‬ਰৣभਡ॑ओିਔऎटऔः‫؛‬
⋇य़কউ३ঙথम‫ੇ੿ؚ‬੡‫੿ؚ‬ષ੡‫ؚ‬਑੿ফ‫ؚ‬॥আ‫ش‬ছॖॺಉ॑૑ङ਀੶ऎटऔः‫੿⋈؛‬ષभॺজ঑থॢ‫ؚ‬ધஊൗचमउඓइऎटऔः‫؛‬
মன੶হ॑ओງஂຘऎৃ়पम‫ؚ‬തोোॉऽघऋੲਾનੳभನभૅਫਉံ॑उଛॉऎटऔः‫؛‬ऽञ‫ؚ‬ൕൗ৏पम‫ؚ‬ൕൗ๟‫ق‬౛‫ؚك‬
'9'‫'&ؚ‬ಉ॑৵ਉ፝थप৖उଛॉऎटऔः‫؛‬
媒体名:
『
』
○印をおつけください
種
TV ラジオ 新聞 雑誌 フリーペーパー
別:
ネット媒体
携帯媒体
発売・放送予定日:
その他
御社名:
ご担当者名:
#
Eメールアドレス:
(〒
-
)
ご住所:
TEL:
FAX:
ओൌ஦भ௕ග୞ಀप另॑उणऐऎटऔः‫؛‬
‫⋇ٸ‬
‫⋋ٸ‬
‫⋈ٸ‬
‫⋌ٸ‬
‫⋉ٸ‬
‫⋍ٸ‬
‫⋊ٸ‬
উঞ८থॺ৷ഃୄଊ॑ओൌ஦भৃ়म另॑उणऐऎटऔः‫ූٸطූٸ ؛‬
ઁਾउਖः়ॎच੔
ূ਎੃ਠ৻஖୒ைহ঵௓ਤୖ੫઺બઁਾྉ ৵ਉ୲ৰ৕ NRKDUD#PRWDUWMS
7(/)$;