報告書 緑の党グリーンズジャパン第4回地域代表協議会

報告書 緑の党グリーンズジャパン第4回地域代表協議会
2015 年 6 月 13 日
地域代表協議会 議長
小坂正則
副議長 中村まさ子
副議長 高山治男
■日時:2015 年 5 月 23 日(土) 13:30~
■場所:東京都
24 日(日)15:30
23/文京シビックホール会議室、24/貸会議室「内海」(千代田区)
■出席
<協議会委員> *定足数 23 名(全委員 44 名の過半数)
5/23 出席 25+代理出席 2+他の委員への委任 2+議長委任 12+スカイプ参加*1=42 名
5/24 出席 24+代理出席 2+他の委員への委任 4+議長委任 10+スカイプ参加*2=42 名
*スカイプ参加 *1:委任なし、*2:1 名議長委任、1 名委任なし
<共同代表・運営委員>
5/23 出席 11+スカイプ参加 1=12 名
5/24 出席 10+スカイプ参加 2=12 名
【プロジェクトチーム提案】
まず一日目は、地域代表協議会運営に関するプロジェクトチームからの報告と提案、合わせて東京ブ
ロックからの提案を受けまして、「地域代表協議会運営規則」を検討するチームを設けて規則の原案を
作ること、スカイプ参加者の議決権については地域代表協議会運営に関するプロジェクトチームからの
提案に沿うことを拍手で承認しました。承認された規則検討チームのメンバーは、地域代表協議会の正
副議長{小坂正則さん(九州沖縄)・中村まさ子さん(東京)・高山治男さん(南関東)}と川本稔さん(東京)・尾
形慶子さん(東海)・鍵谷誠一さん(近畿)で、運営委員会からもオブザーバーがチームに加わります。
【統一選の総括と各地からの報告・情勢共有】
また一日目には、2015 年統一自治体選挙についての全体の報告と各地からの報告を受けて、脱原発・
平和を訴えることは有効か、推薦・支持の基準はいかにあるべきか、ネット選挙の効果はどれほどのも
のか、公認・推薦・支持したことは候補者にとって、また緑の党にとってプラスになったかなどについ
て議論を行いました。
【各部からの報告】
組織・財務・広報・政策・国際・社会運動各部からの報告とそれを受けた質疑・議論は、一日目と二
日目の2日間にわたって行われました。
一番時間が割かれたのは組織部で、まず組織部からの報告のうち運営委員会が提起している会員拡大
キャンペーンに関しては、8 月 15 日までとなっている期間を各地の事情も有るので延ばして欲しいと
の意見が出され、期間を 9 月 30 日までとすることが拍手で承認されました。そして、統一自治体選挙
に取り組んだことによって選挙を通じて関わりを持てた人に対して入会を働きかけてゆくべきだとい
う意見が出され、運営委員からも今の時期に会員拡大キャンペーンを提起しているのは正にそういう趣
旨であるとの発言が有りました。他に、目標のたたき台として出されている数字(会員・サポーター100
人ずつ新規入会)は少ないのではないか、リーフレットなどの会員拡大のためのグッズが欲しいなどの意
見が出されました。
次に組織部からの報告のうち会員・サポーターに対する処分に関しては、処分についての具体的な実
施基準などを運営委員会が制定する「処分に関する細則」で規定するのではなく地域代表協議会や総会
で決めるべきとも取れる発言が有ったために、それは運営委員会が制定する「処分に関する細則」で規
定することを拍手で承認しました。そして、運営委員会から示された「処分に関する細則(案)」の内容
などについて質疑・議論を行いました。
また、組織部からの報告に関して、メーリングリストやフェイスブックでの議論が荒んだ状態になっ
ていることが問題として取り上げられ、メーリングリストは運用についての総会の議決が有るのに対し
てフェイスブックにはそれが無いため、7 月の総会または地域代表協議会に向けて議題として出す可能
性も含めてフェイスブックの在り方を整理してもらうという議長発言で締め括りました。他に、「緑の
党○○」という名称の党外組織についての質疑などが行われました。
その他、広報部からの報告に関しては、会員拡大キャンペーンとも関連してリーフレットやチラシの
作成について議論など、国際部からの報告に関しては、6 月にニュージーランドで開催されるアジア太
平洋緑の党連盟(APGF)の第 3 回大会に参加する三宅洋平さんの位置付けについての質疑などが行われ
ました。社会運動部からの報告に関しては、緑の党の会員が関わっている社会運動マップを作成したい
という提案に対して、一緒にその運用を担っている他の団体とのトラブルが生じないようにする配慮な
どが必要ではないかといった意見が出されました。
【参院選方針】
2016 年参院選選挙の取り組みについては、一日目に参院選の選挙制度についておさらいをした後、7
月臨時総会の議案骨子という形で運営委員会から提案が行われ、それを受けた質疑・議論は一日目と二
日目の2日間にわたって行われました。
質疑・議論の中では、緑の党が国政政党を目指すことを否定するものではないが、今の組織的・財政
的力量を考えれば 2016 年参院選は見合わせるべきで、今は先ず力量の強化を図るべきであるとの主張
も有りました。一方で、力量は選挙にチャレンジしてこそ強化されるのであり、今の政治状況を考えれ
ば 2016 年は見合わせるという選択はすべきでないとの主張も有りました。また、参院選に臨むパター
ンの分け方を目指すべき順序も含めて解り易いように整理して欲しい、パターンごとにどのくらいの資
金を用意する必要が有るか算定根拠も含めて示して欲しい、選挙に臨む枠組は他党との関係が絡むので
ギリギリまで決められないのでないか、先に候補者を決めざるを得ないのでないかなどの意見が出され
ました。その他、三宅洋平さんをどう評価するか、他党の候補者を応援する場合に結ぶ契約とはどのよ
うなものを考えているのかなどについての議論が有りました。
【議案の提案】
今回の地域代表協議会に提案された唯一の議案は、第 5 回定期総会を 2016 年 2 月 13 日(土)14 日(日)
に東京都内で開催するという内容のもので、一日目に提案が行われ二日目の最後に拍手で可決されまし
た。
【地域代表協議会の今後の日程】
第 5 回地域代表協議会については、7 月の臨時総会に合わせて開催することを拍手で承認しました。
そして、第 6 回地域代表協議会については、会場は近畿ブロックで受け入れるものとし、日程は 11 月 7
日(土)・8 日(日)を第一希望、11 月 14 日(土)・15 日(日)を第二希望とすることを拍手で承認しました。
(第 4 回地域代表協議会書記担当:大井哲郎―近畿ブロック・京都府・竹之下惟基の代理出席)