演 習 < advanced seminar 〉 授業科目名 〈英訳〉 配当学年 3.4 単位数 2 開講年度・ 開講期 担当者所属・職 名・氏名 2016 前期 曜時限 月4(3回生) 月5(4回生) 経済学研究科・准教授・遊喜一洋 授業形態 演習 使用言語 日本語 〔授業の概要・目的〕 3回生:経済成長論・経済発展論に関する基礎知識の修得 4回生:経済成長論・経済発展論に関する知識と実証分析の手法の修得 〔到達目標〕 授業目的に挙げられた知識・手法を修得すること。 〔授業計画と内容〕 [3回生] テキストの輪読などを通じて経済成長論・経済発展論に関する基礎知識を修得する。(経済成長論はマクロ経済学の一分野 で、先進国を含め一国の経済規模の成長とそれに関わる諸問題を対象としている。経済発展論は途上国の直面している様々な経済問 題を対象としており、開発経済学と呼ばれることも多い。) 参加者の意向を考慮して、経済成長論と経済発展論のどちらに重点を置いて 学習するかを決定する。 ちなみに昨年度は、日本を代表する途上国経済の研究機関であるジェトロ・アジア経済研究所の研究者などによる開発経済学(経済 発展論)の教科書(参考文献参照)の主要な章を読んだ後、ジョーンズによる経済成長理論の入門書(参考文献参照)の前半を学習した。 テキストの学習に加えて、経済発展・成長に関する自由なテーマでの簡単な調査発表やこの分野の一般向け書籍の輪読を行う年度も 多い。 [4回生] 経済成長・経済発展に関するテキストを輪読し知識を修得すると共に、後期に卒論・ゼミ論を執筆する上で有用となる実証分 析の手法を身につける。具体的な内容については参加者の意向を反映させる。ただし参加者の意向によっては、異なるテーマの学習 を行うこともありうる。(例えば、昨年度は、バローとサラ-イ-マーティンによる経済成長理論に関する学部上級・大学院初級レベルのテ キスト(参考文献参照)の前半を学習した。) 〔履修要件〕 入門レベル(学部入門科目レベル)のミクロ経済学とマクロ経済学の知識を事前に修得していること。 〔成績評価の方法・観点及び達成度〕 ゼミへの出席とゼミでの発表・発言。 〔教科書〕 ゼミ開始後に決定される。 〔参考書等〕 D. Weil, Economic Growth, 3 ed., Addison Wesley. チャールズ・ジョーンズ(著)、香西泰(監訳)『経済成長理論入門』日本経済新聞社. バロー、サラ-イ-マーティン(著)、大住(訳)『内生的経済成長論 I (第2版)』九州大学出版会. Perkins, D. et al., Economics of Development, 7 ed., WW Norton & Co. B. Wydick, Games in Economic Development, Cambridge University Press. ジェトロ・アジア経済研究所、黒岩、高橋、山形(編)『テキストブック 開発経済学 (第3版)』有斐閣. 黒崎卓・山形辰史『開発経済学-貧困削減へのアプローチ』日本評論社. 速水佑次郎『新版 開発経済学』創文社. 唐渡広志『44の例題で学ぶ計量経済学』オーム社. 山本拓『計量経済学』新世社. J. Wooldridge, Introductory Econometrics, 5 ed., South Western. 〔授業外学習(予習・復習)等 〕 発表者以外も事前に学習範囲の予習を行うことが望ましい。 〔その他(オフィスアワー等)〕 面談は予約により随時行う。 演 習 < advanced seminar 〉 授業科目名 〈英訳〉 配当学年 3.4 単位数 2 開講年度・ 開講期 担当者所属・職 名・氏名 2016 後期 曜時限 月4・5 経済学研究科・准教授・遊喜一洋 授業形態 演習 使用言語 日本語 〔授業の概要・目的〕 経済成長論・経済発展論に関する知識と実証分析の手法の修得、ならびに調査・研究発表 〔到達目標〕 目的に記載された知識と手法を修得し、ゼミ論文あるいは卒業論文を執筆する。 〔授業計画と内容〕 後期のゼミは3・4回生合同で行うが、3回生は知識と分析手法の修得、4回生は調査・研究発表に重点を置く。具体的な内容について は参加者の意向を反映させる。 ちなみに昨年度の場合、前期3回生ゼミ同様冒頭の15分ほどを使って経済成長・発展に関する自由なテーマでの簡単な調査発表を 行い、残りの時間の前半で経済発展論・経済成長論に関するいくつかのテーマについて、様々なテキストを部分的に学習し(参考文献 リストにある速水のテキストなど)、後半では、唐渡によるテキスト(参考文献参照)で、Excelを用いた基礎的な回帰分析の手法を学び、 学んだ手法を用いて経済発展・経済成長に関するいくつかのトピックスについて回帰分析を行った。これらに加え卒論・ゼミ論に向けて の調査・研究発表も行った。 〔履修要件〕 前期ゼミへの参加。 〔成績評価の方法・観点及び達成度〕 ゼミへの出席、ゼミでの発表・発言、及び年度末のゼミ論文あるいは卒業論文の提出。 〔教科書〕 ゼミ開始後に決定される。 〔参考書等〕 D. Weil, Economic Growth, 3 ed., Addison Wesley. チャールズ・ジョーンズ(著)、香西泰(監訳)『経済成長理論入門』日本経済新聞社. バロー、サラ-イ-マーティン(著)、大住(訳)『内生的経済成長論 I (第2版)』九州大学出版会. B. Wydick, Games in Economic Development, Cambridge University Press. Perkins, D. et al., Economics of Development, 7 ed., WW Norton & Co. 黒崎卓・山形辰史『開発経済学-貧困削減へのアプローチ』日本評論社 速水佑次郎『新版 開発経済学』創文社. 唐渡広志『44の例題で学ぶ計量経済学』オーム社. 山本拓『計量経済学』新世社. J. Wooldridge, Introductory Econometrics, 5 ed., South Western. 〔授業外学習(予習・復習)等 〕 発表者以外も事前に学習範囲の予習を行うことが望ましい。 〔その他(オフィスアワー等)〕 面談は予約により随時行う。
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