H27 年度3号 ほけんだより 暑い夏も終わり、一気に秋がやってきました。日中と朝夕の気温差や、夏の疲れから体調を 崩しやすい時期でもあります。体調管理や子どもの様子に気を配り、寒い冬を元気で迎えられ る体作りを心がけていきましょう。 インフルエンザ予防接種のシーズンが近づいてきました 予防接種をすることで、発症しても軽く済んだり、肺炎や脳炎などの合併症を防 ぐ重症化防止効果が期待されます。 ワクチンは効果を発揮するまでに約2週間かかるので、12月の流行期に入る前 までには2回目の接種を受けるようにしましょう。 子どもの健康を守るためにも、大人も接種することをお勧めします。 インフルエンザの出席停止期間は、発症した後5日を経過し、かつ 解熱した後3日を経過するまでで、医師の登園許可が出てからの 登園となります。登園には、医師の意見書が必要です。 ~衣服の調節で快適に~ 肌寒くなってくると、ついつい子どもに厚着をさせたくなります。本格的な寒さを迎える前のこ の時期に薄着の習慣をつけておけば、自律神経が整い、体温調節機能も高まり、抵抗力が強くな って風邪をひきにくい体になります。 登園・降園時の肌寒い時間帯には上着を着るなどして、上手に調節をしていきましょう。 肌着を着ましょう 肌着には、保温・吸湿の働きがあ る綿素材がいいですね。しかし古 くなると、薄くなったりして保温 力が低下してくるので気をつけ ましょう。 Tシャツだとゴワゴワして、肌着 より動きにくいかもしれません ね。 薄手の重ね着を 重ね着をすると、服と服の間に 空気の層ができ、暖かくなりま す。厚手の服を着込むより動き やすくて機能的です。 ファッション性よりもボタン がとめやすいなど、ひとりで着 脱しやすいものがいいですね。 10 月 10 日は目の愛護デー 子どもの目は毎日発達していて、両目の視力機能は6歳頃にほぼ完成すると言われています。 現代では大人も子どももテレビやパソコン、スマートフォンなど、近いところを長時間見続ける ことによって、目が疲れる生活になってきています。 時間を決める、テレビは離れてみるなどルールを決めたり、自然の中で十分に遊ばせ、外の景 色をたくさん見せるなど、目の健康とメディアとのかかわりを考え大事な子ども達の視力を育て ていきましょう。 目を傷つけないためにも、前髪は目にかからないようにしましょう。 子どもはいたずらの天才‼ 部屋の中でにぎやかに遊んでいたけど…静かになったな…と思ったら要注意‼いたずらのサ インかもしれません。家の外にはもちろん、家の中にも事故やケガを招く危険なものがたくさ んあります。ベランダや窓からの転落事故もニュースで見かけることもあります。事前に事故 を防ぐためにも確認をしてみましょう。 ☆子どもの手の届くところに危険なものを置かない ・薬、タバコ、ライター、ポット、刃物、子どもが飲み込みそうな大きさのものなど ・テーブルクロスやコード類など、ひっぱりやすいもの ☆踏み台になるものは窓のそばやベランダに置かない ☆コンセントなどはいたずらできないようにする ☆浴室には一人で勝手に入れないようにする ☆玄関や窓の鍵は、子どもが一人で開けられないようにする 誤飲をした‼ 判断に迷うときには、中毒110番で確認を‼ (財)日本中毒情報センター つくば中毒110番 029-852-9999 365日 9~21時対応 大阪中毒110番 072-727-2499 365日 24時間対応 秋冬のスキンケア 秋冬の乾燥した空気は、デリケートな子どもの肌には大敵。放っておくとカサカサになって しまいます。こまめに、ていねいに日常的なケアをしてあげましょう。 ①たっぷり保湿…保湿剤はお風呂上りの、肌に湿り気があるうちに使うと、水分が閉じ込め られるので効果的。 ②清潔を保つ……お風呂ではゴシゴシこすらず、せっけんを泡立ててやさしく洗いましょう。 ③刺激を少なく…直接肌にふれる衣類は綿素材がおすすめ。ポリエステルなどの合成繊維は、 静電気を起こしやすいため、皮膚を刺激してかゆみのもとに。 ☆片目の視力チェック法☆ 片目だけが見えにくい状態は、見つけにくいものです。あそび感覚で、さり げなくチェックしてみましょう。子どもの背後から手を回して片方ずつ目を隠 し、両方とも同じように見えるか、確認してみましょう。 保健行事に ついて… 10 月は、健康診断を予定しています。 全員が受けられますよう、ご協力の程よろしくお願い致します。 日程につきましては、園だよりにてご確認ください。 (「園現場のための子どもの病気ガイドブック」 、 「ほけんだより12か月」より一部引用、編集)
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