テーマ <3個戻しになって見落とす、追求ベース値> 『ベース値の追求』で生まれる粗利益は莫大 新基準機のスペック登場となって、スタート穴賞球が<3個戻し>となり、さらに、大 当り確率は、<下限=1/500>までOK!となりました。 しかし、すべての機種がこれに当てはまる訳でもなく、当然ながら、大当たり確率1/300 前後のスペックも登場していきます。営業の結果、『やはり玉単価が上がった』『利益も上 がる』となりますが、この原因は、新基準の低い確率に帰依しているもので、単純に『3 個戻しになったから』と言う事で片付けると、大きな利益を見失います。 <ベース>とは<BY>を含む数値 確率は機種の営業上、変更できませんが(一部の違法戦術は除きますが)、ベース値は釘 調整で、『どうにでもできる』からです。いわゆる<BY値>が大きくなれば、ベース値は 大きくなり、結果4個戻しの営業と何ら変わらなくする事も可能です。 通常【CR新海物語】の場合、スタート=5.8 回で、ベース=25 程度となります。これ は結果的に、BY=2(正確には、1.8)となっているからです。新基準機に当てはめると、 スタート=5.8 回・BY=2 であれば、ベース=19.4 となります。 <BY>の内分け 簡単に言うと、【スタートのオーバーフロー】と【フロック入賞】の出玉率(%)です。 液晶が大きくなったことで、スタート穴入賞のスランプが大きくなり、前者は多くなる傾 向にありますし、フロック賞球数が、8 個以上の機種においては、後者の数値も侮れません。 <追及 BY 値>と<追求ベース値> <追求 BY の理想>は【=0】、<追求ベース値の理想>は、 【有効スタート×3個】の数 値です。自店舗の<大ヤマト2>のデータをご覧になってください(特に低交換率のお店 は)。有効スタート=6.2 回に対して、ベース=23 とかになっている台はありませんか?こ の状態だと、BY=4.4 になります。『こういう機械なんだよ』と言うのは簡単ですが、そ れだけで済まされない時代なのです。 <ベース=1差>が生む差益 <40,000 アウト><玉単価=1.4 円><利益率 15%>だと【玉利益=0.21 円】 <BY=1>の差で 50 台設置の場合(BY=−1 調整は稼動変化は無いと仮定)、ごく単純計 算で【月間 126,000 円】の差益が発生します。 ※新基準になってから、追求ベースを忘れた方、いらっしゃいませんか? あなたは大丈夫?
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