最新の技術と世界チャンピオンよる大腿切断者向けの ランニング

報道関係者各位
2015年7月吉日
オットーボック・ジャパン(株)
最新の技術と世界チャンピオンよる大腿切断者向けの
ランニングクリニック
切断者のクオリティオブライフの向上のために
ロンドンパラリンピックの金メダリスト(100 メートル、T42 片大腿切断クラス)、ハインリッヒ ポ
ポフ選手が 8 月 21 日から東京で 3 日間のランニングクリニックを開催します。大腿切断者が
家族や友達とスポーツを再び楽しむことができるよう、さらなる活動的な生活ができるよう、歩
行やランニングのスキルを指導します。
オットーボック・ヘルスケア社(オットーボック)は、義肢装具などの革新的な技術と製品を世界
中に提供しています。また、1988 年からパラリンピック競技大会での修理サービスを実施しています。
オットーボックの日本支社であるオットーボック・ジャパン(株)は一般社団法人日本パラ陸上競技連盟と
の共催で、8/21 から 3 日間、東京において大腿切断者向けのランニングクリニックを開催します。
クリニックには 12 名の大腿切断者が参加し、男子 100m(クラス T42:片大腿切断)における 2012 年
ロンドンパラリンピック、2011 年と 2013 年世界選手権の金メダリスト、ハインリッヒ ポポフ選手からラン
ニングの指導を受けます。また今回は、日本パラ陸上界、義足選手初のメダリスト(北京パラリンピック、
走幅跳の銀メダリスト)であり、男子 100m、200m、走幅跳(クラス T42)の日本記録保持者である山本篤
選手も指導者として参加します。
参加者は 10 代から 50 代までと幅広い年齢層にわたり、ランニング初心者から実際に競技に参加され
ているアスリートまで様々な活動レベルの方が参加します。参加者は、再び走ることへの挑戦、自分のベ
ストタイムの更新などを目標に、メダリストから指導を受けることを心待ちにしています。
オットーボックのランニングクリニックは世界各国で開催されています。参加者は最新技術により開発さ
れたオットーボックのスポーツ膝(3S80)とカーボン製の板バネ足部(1E90 スプリンター)を装着して、メ
ダリストから直接指導を受けます。スポーツ義足の調整、取扱い方から、最初の一歩へ、そして参加者が
自信を持って走ることができるようになるまで指導します。義足でのランニング初心者から競技会に参加
しているアスリートまで、様々な活動レベル、年齢層の参加者が一緒にワークアウトすることで、お互いに
刺激をし合い、助け合いながら、参加者個人個人が設定した目標に到達することができます。
義足で走ることができるようになり、再び友達や家族と一緒にスポーツやレクリエーションを楽しめるよう
になる、ベストタイムを更新する、パラリンピックに出場する夢をかなえる、など、参加者の目標は様々で
す。「どんな目標であっても、重要なことはスポーツ用の義足を正しく適合し、義足の正しい取扱い技術を
覚えることだ。」とオットーボックアンバサダーでもある世界チャンピオンのハインリッヒ ポポフ選手は考
えています。また、ポポフ選手にとってランニングを教えること、特にランニング初心者が再び走れるよう
になり、本人だけでなく家族が喜んでくれることは、パラリンピックで競うことと同じくらい意義のあることで
す。
また、ポポフ選手は 20 年以上スポーツ義足を使用してきた経験を生かして、初心者から経験者まで、レ
クリエーションから競技用まで使用できるスポーツ用の義足 3S80 の開発にも携わってきました。
www.ottobock.co.jp
パラリンピックへの関心が高まるにつれ、障害を持った人々が活動的になり、スポーツを始めるようにな
ることは大変意義のあることです。オットーボックは障害により運動機能を制限された人々が再び活動で
きるようになり、自立した生活が送ることができるように、クオリティオブライフの向上をサポートしていま
す。多くの人々にとって活動的な毎日を過ごすことは重要なことです。スポーツ用義足 3S80 は多くの切
断者が活動的で自立した生活を送ることを可能にし、ランニングマシンでの使用や、歩道、ビーチ、山道
など様々な野外環境にも最適で、ランニング以外のスポーツにも使用することができます。
オットーボック・ヘルスケア社について:
オットーボック・ヘルスケア社(オットーボック)は運動機能を制限された人々がモビリティを取戻し、自立し
た生活をおくることをサポートするための、高品質、革新的および実用的なソリューションを提供する世界
的なリーディングカンパニーです。オットーボックは1919年にドイツで設立され、今日では世界各地にある
グループ会社が、140ヶ国の義肢装具製作施設、代理店、病院などを通して義肢・装具製品、車いすやリ
ハビリテーション製品を提供しています。
私達は、高い目的意識と技術を持ち、お客様にとっての最適なソリューションを提供するために活動して
います。オットーボックの目的は、最新の技術、革新的な製品とサービスにより、お客様が最良の結果を
得られるようにサポートすることです。
オットーボックに関する詳細は下記をご覧ください:
オットーボック・ジャパン(株)公式WEBサイト:www.ottobock.co.jp
オットーボックはパラリンピックのパートナーとして長い間パラリンピックスポーツをサポートしてきま
した。2016年のリオデジャネイロ大会においても選手が使用する義肢、装具、車いすの修理サービ
スを提供するオフィシャルプロバイダーに任命されています。また、30年以上にわたり、障害を持っ
た人々のスポーツやレクリエーションの普及にも務めてきました。パラリンピック競技大会において
は、1988年のソウル大会から修理技術サービスを提供し、2005年からはパラリンピックムーブメント
のワールドワイドパートナーとなっています。
詳細は下記をご覧ください:
オットーボック・ジャパン(株)ランニングクリニックWEBサイト: www.ottobock.co.jp/running-clinic-2015/
オットーボックグループ パラリンピックWEBサイト : www.ottobock-group.com/en/paralympics/
更なる情報、写真提供、ランニングクリニックの取材に関する問合わせ先:
オットーボック・ジャパン(株)
赤松、佐竹
TEL:03-3798-2113
E-Mail: [email protected]