kyパウダー・ミキサーとポンプが 1 つのユニットに

.
ky パウダー・ミキサーとポンプが 1 つのユニットに
アルファ・ラバル ハイブリッド・パウダー・ミキサー S15
用途
アルファ・ラバル ハイブリッド・パウダー・ミキサーは、特許取
得済の衛生的なモバイル・ユニットであり、1 つのモーターだ
けで、液体に粉体を迅速かつ効率的に分散させ、完成した
溶液を最高 ~5 barg の出口圧力で排出します。 この柔軟で
使いやすいミキサーは、高い乾物濃度と生産性で、均質な
製品を作り出します。
乳製品、食品、飲料での幅広い混合用途に最適な選択肢で
あり、多くの用途で必要になる濃度でペクチンやキサンタンな
どの増粘剤や安定剤、乳化剤を添加することができます。 ま
た、粉体が 50% を超える還元乳の製造も可能です。
設計
アルファ・ラバル ハイブリッド・パウダー・ミキサーは、ロー
ター・ステーター・ステージとポンプ・ステージから成る 2 段ポ
ンプで構成されています。 インジェクター・システムからの粉
体の投入にはファンネルが使用されており、サニタリ C ボー
ルバルブで隔離できます。
.テクニカル データ
バージョン:
380 ~ 480 VAC
材質:
接液金属部分: . . . . . . . . 1.4404 (316L) 付きデュプレック
ス・スチール
その他金属部品 . . . . . . . .W. 1.4301 (304)
接液部シール材: . . . . . . . .EPDM、PTFE
その他 O-リング:
. . . . . . .EPDM
仕上げ: . . . . . . . . . . . . . . 半光沢
内面粗さ: . . . . . . . . . . . . .パイプはDIN11850 Ra<32 0.8 µm
準拠 (注: インペラ: ブラスト/切
削)
(注: インペラ: . . . . . . . . . . .ブラスト/切削)
シャフト・シール: . . . . . . . . .シングル・メカニカル SiC/SiC、
フラッシング仕様
フラッシュタンク: . . . . . . . 約 1 リットル、サイト・グラスを
含む
注意: 簡単な接続でフラッシング可能
電源:
設置電源: . . . . . . . . . . . . 15 kΩ
周波数ドライブ
HPM S15 は60 Hzの周波数で駆動させる必要があります。
接続:
液体入口接続: . . . . . . . . DIN 11851 DN 50 オスユニオン
液体出口接続: . . . . . . . . DIN 11851 DN 40 オスユニオン
粉体添加の制御
手動で作動する特殊 C ボール・バルブによる乾燥成分の添加
その他:
ファンネル・ストレータ-。
CIP 中に使用する粉体入口のブラインド・カバー
運転データ
テクニカル データ :
推奨運転周波数 60 Hz (特に増粘剤と安定剤)
使用温度範囲: . . . . . . . . . . . . . . -10°C ~ +95°C*
推奨入口圧力: . . . . . . . . . . . . . . 0.0 ~ 0.2 bar
推奨最低背圧: . . . . . . . . . . . . . . 1 barg
乾燥成分の容量: . . . . . . . . . . . . 粉体に応じて異なる(例:
スキムミルクパウダーの
場合 3000 kg/時)。
騒音レベル (1m): . . . . . . . . . . . . . < 90 dB(A)
寸法/重量:
HxWxL [mm]: . . . . . . . . . . . . . . . . 1115 X 580 X 1300
重量: . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 約 230 kg
モーター:
支給範囲 SS モーター・シュラウド: IEC 規格準拠の汎用ボー
ルベアリング付き(駆動側)標準フットフランジモーター、2 極
= 3000/3600 RPM(50/60 Hz)、保護等級 IP 55(ラビリンス・
プラグ付ドレンホール)、絶縁種別 F 種
43020003
利点
アルファ・ラバル ハイブリッド・パウダー・ミキサーS15は、低コストな粉体混合システムであり、パウダー・ミキサーとポンプの機能が 1
つのユニットに搭載されているため、設置コストを削減できます。 また、パウダー・ミキサーの下流に、バルブ、熱交換器などの圧力
低下装置を追加でき、加圧用のポンプを追加で設置する必要はありません。 シンプルなデザインなので、メンテナンス費用を抑える
ことができます。 さらに、バッチタンクでの混合用途のために、アルファ・ラバル ロータリージェットミキサーと併用でき、ロータリー
ジェットミキサーに必要な流量と圧力をハイブリッド・パウダー・ミキサーから提供することができます。
アルファ・ラバル ハイブリッド・パウダー・ミキサーS15の運転
2 段階のインライン・ハイブリッド・パウダー・ミキサーを、バッチタンクに接続した再循環ループに取り付けます。 液体成分をタンク
に入れると、アルファ・ラバル ハイブリッド・パウダー・ミキサーS15がタンク内で液体を循環させます。 容積が 1 - 2 m³ 超のタ
ンクで高効率な混合を実現するためには、アルファ・ラバル ロータリージェットミキサーをタンクに設置することをお勧めします。
接続は循環パイプ端に行います。
粉をファネルに入れる前に、空気が循環パイプに入らないようにし、最低圧力の 1 bar がHPM後に蓄積されるようにします。 ファン
ネルに粉体を投入すると、ファンネルの下の C ボールバルブが開きます。 粉体の投入時に作業員が制御する必要があるコン
ポーネントは、このバルブのみです。 バルブの下のインジェクターによってファンネルの出口に負圧が生まれ、粉体がポンプの
ローター・ステーター・ステージに吸い込まれ、粉体と液体が均質な混合液にブレンディングされます。 ポンプの第 2 ステージの
インペラによって、粉体と液体の混合液がタンクに移送されます。混合液の一部はインジェクターを通して移送されてファンネル
出口に負圧を生み、液体への粉体の吸入を可能にします。
混合が完了すると、ハイブリッド・パウダー・ミキサーは、排出ポンプとして使用することも、アルファ・ラバル ロータリージェットミキ
サーと併用する場合はタンクとロータリージェットミキサーのサイズに応じて、タンク内部を洗浄するための CIP フォワード・ポン
プとして使用することもできます。
..
アルファ・ラバル ハイブリッド・パウダー・ミキサーS15および アルファ・ラバル ロータリージェットミキサーのセットアップ例
6
60 Hz
5
50 Hz
4
3
2
1
0
0
5
10
15
20
25
アルファ・ラバル ハイブリッド・パウダー・ミキサーS15のポンプ曲線
.
ESE02725ja 1410
ここに記載されている情報は、発行時点で正しいですが、予告なく変更さ
れることがあります。ALFA LAVAL は、Alfa Laval Corporate AB が所有
する登録商標です。
アルファ・ラバル社の問い合わせ先
すべての国の詳細な連絡先は
当社のウェブサイトで絶えず更新されています。
www.alfalaval.comにアクセスして
直接情報を入手してください。
© Alfa Laval