(参考)小規模事業者支援パッケージ事業(PDF:627KB)

中小企業庁 小規模企業振興課
機密性○
03-3501-2036
近畿経済産業局 中小企業課
06-6966-6023
2-④小規模事業者支援パッケージ事業
平成27年度補正予算額
100.0億円
事業の内容
事業イメージ
事業目的・概要
 小規模事業者は、事業所数で全企業のうち約9割を占め、地元市町
村からの雇用者比率も高く、「1億総活躍社会」の実現に向けてその持
続的発展は極めて重要です。
 一方、小規模事業者は、我が国経済の構造変化に大きく影響を受けて
おり、既存の商圏を超えて、広い市場を視野に入れた販路開拓や生産
性向上を図ることが期待されます。
 そのため、商工会・商工会議所と小規模事業者が一体となって取り組む
販路開拓や生産性向上を支援します。また、アンテナショップの設置など
を通じた販路開拓の支援や、商工会・商工会議所が行う伴走型の小規
模事業者支援を推進します。
成果目標
 小規模事業者持続化補助金により約12,000者の販路開拓、業務効
率化・生産性向上を支援し、販路開拓につながった事業の割合を80%
とすることを目指します。
条件(対象者、対象行為、補助率等)
補助
(定額)
国
全国商工会
連合会
日本
商工会議所
補助
(定額,2/3)
委託
商工会、
商工会議所、
都道府県連合会、
小規模事業者等
民間団体等
小規模事業者持続化補助金
小規模事業者のビジネスプランに基づく経営を推進するため、商工
会・商工会議所と一体となって経営計画を作成し、販路開拓に取り
組む費用を支援します。
また、小規模事業者の経営を筋肉質にしていくことを目指して、業務
効率化・生産性向上に向けた取組も支援の対象とします。
<小規模事業者持続化補助金>
補助率:2/3
補助上限額:50万円
100万円
(海外展開、雇用対策、買物弱者対策)
500万円
(複数の事業者が連携した共同事業)
アンテナショップ・ECサイト整備事業
小規模事業者単独ではハードルの高い、都市部での販売拠点(ア
ンテナショップ)の設置や、展示会・商談会、インターネット通販サイト
などの環境を提供し、小規模事業者が取り扱う商品の認知度向上、
テストマーケティングの実施、消費者と接する機会の創出を目指す取
組を支援します。
小規模事業者経営力向上支援事業
小規模事業者の経営力の向上のため、経営指導員の支援能力の
底上げに向けた指導・教育を行うスーパーバイザーを、全国団体から派
遣する取組を支援します。
【参考】 小規模事業者持続化補助金の概要
平成26年度補正予算 166億円
■事業概要
小規模事業者が、商工会・商工会議所と一体となって、販路開拓に取り組む費用(チラシ作成費用や
商談会参加のための運賃など)を支援。
複数の事業者が連携した共同事業を支援対象に加え、事業者数に応じて補助上限額を引き上げると
ともに、雇用の増加や従業員の処遇改善の取り組みや、移動販売などによる買い物弱者対策に取り組む
事業者についても補助上限を引き上げ、より重点的に支援。
◆補助率:2/3
◆補助上限額:50万円、100万円(雇用対策、買い物弱者対策)
500万円(複数の事業者が連携した共同事業)※
※10者以上で申請した場合
■補助対象事業者
製造業その他の業種に属する事業を主たる事業として営む会社及び個人事業主であり、常時使用する
従業員の数が20人以下(卸売業、小売業、サービス業(宿泊業・娯楽業を除く)に属する事業を主たる
事業として営む者については5人以下)の事業者。
特に「小企業者」(常時雇用する従業員数が5人以下の事業者)が全体の5割以上採択されるよう、
優先的に採択。
なお、申請にあたっては、以下の書類の添付を要件とする。
①商工会・商工会議所の支援を受けた経営計画書
②商工会・商工会議所が作成する事業支援計画書(上記、経営計画書に則った事業計画の実行支援を行うもの)
■公募・採択の実績
◇第1次締切(3月27日締切、4月30日採択発表) … 採択件数: 8,234件
◇第2次締切(5月27日締切、7月03日採択発表) … 採択件数:15,132件
◇追加公募 (7月31日締切、9月11日採択発表) … 採択件数:10,489件
1
小規模事業者持続化補助金の概要
■補助対象となり得る取組事業のイメージ




販促用チラシの作成・配布、ウェブサイトの作成
商談会、展示会への出展
店舗改装(小売店の陳列レイアウト改良、飲食店の店舗改修)
商品パッケージ(包装)の改良
■補助対象経費(主なもの)
機械装置等費:事業遂行に必要な機械装置等の購入費(例:調理器具、ショーケース、ソフトウェア)
広報費:事業計画における商品・サービスの広報費(例:チラシ印刷・発送、看板作成、販促グッズ作成)
開発費:新商品の試作品開発に伴う経費(例:原材料、設計、デザイン)
外注費:事業遂行に必要な業務の一部を外注する経費(例:店舗改装、バリアフリー化工事、組立加工)
展示会等出展費:展示会や商談会に参加する経費(例:出展料、運搬費、通訳料)
対象外経費:中古品、消耗品費、インターネット利用料、保険料、人件費(アルバイト除く)
■審査のポイント
審査は基礎審査と加点審査によって構成。以下は加点審査のポイント。
①自社の経営状況分析の妥当性
自社の商品・サービスや強みを把握しているか。
②経営方針・目標と今後のプランの適切性
経営方針・目標と今後のプランが自社の強みを踏まえているか。また、対象とする市場の特性を踏まえているか。
③補助事業計画の有効性
事業計画が具体的で実現可能性が高いか。今後の方針・目標を達成するために必要かつ有効なものか。
④積算の透明・適切性
事業積算が明確で、事業実施に必要なものとなっているか。
2