経営比較分析表

経営比較分析表
茨城県 土浦市
面積(km2)
122.89
業務名
業種名
事業名
類似団体区分
人口(人)
法非適用
下水道事業
公共下水道
Ad
144,927
資金不足比率(%)
自己資本構成比率(%)
普及率(%)
有収率(%)
1か月20m 当たり家庭料金(円)
処理区域内人口(人)
-
該当数値なし
84.73
87.26
2,700
122,455
3
人口密度(人/km2)
1,179.32
2
グラフ凡例
■
2
処理区域面積(km )
33.20
処理区域内人口密度(人/km )
3,688.40
当該団体値(当該値)
-
類似団体平均値(平均値)
【】 平成26年度全国平均
分析欄
1. 経営の健全性・効率性
①収益的収支比率(%)
②累積欠損金比率(%)
1. 経営の健全性・効率性について
③流動比率(%)
④企業債残高対事業規模比率(%)
【776.35】
120.00
1.00
0.90
0.80
0.70
0.60
0.50
0.40
0.30
0.20
0.10
0.00
100.00
80.00
60.00
40.00
20.00
0.00
当該値
H22
94.89
H23
102.65
H24
101.76
H25
80.05
H26
99.63
平均値
1.00
0.90
0.80
0.70
0.60
0.50
0.40
0.30
0.20
0.10
0.00
該当数値なし
H22
H24
H25
H26
1,000.00
800.00
600.00
該当数値なし
200.00
0.00
H22
H23
当該値
当該値
H22
0.00
H23
0.00
H24
0.00
H25
0.00
H26
0.00
平均値
平均値
平均値
926.49
978.41
935.65
924.44
963.16
「累積欠損」
⑤経費回収率(%)
⑥汚水処理原価(円)
100.00
95.00
90.00
85.00
80.00
H24
H25
H26
「支払能力」
【96.57】
105.00
400.00
当該値
「単年度の収支」
H23
1,200.00
「債務残高」
⑦施設利用率(%)
⑧水洗化率(%)
【142.28】
【60.35】
【94.57】
175.00
80.00
95.00
170.00
70.00
94.50
165.00
60.00
94.00
160.00
50.00
93.50
155.00
40.00
93.00
150.00
30.00
92.50
145.00
20.00
92.00
140.00
10.00
91.50
135.00
0.00
2. 老朽化の状況について
91.00
当該値
H22
89.19
H23
100.22
H24
99.95
H25
103.38
H26
100.33
当該値
H22
172.01
H23
152.00
H24
154.22
H25
148.29
H26
158.00
当該値
H22
-
H23
-
H24
-
H25
-
H26
-
当該値
H22
92.78
H23
92.92
H24
93.34
H25
94.30
H26
94.57
平均値
89.03
88.02
90.14
90.24
94.82
平均値
172.40
172.91
169.64
170.22
162.88
平均値
68.09
68.21
67.57
67.10
67.95
平均値
92.41
92.80
92.87
93.01
93.12
「料金水準の適切性」
「費用の効率性」
①収益的収支比率
本市において、収益的収支比率は100%に近い数字
になっておりますが、一般会計から多額の繰入金を
充当している状況にあります。平成25年度において
は、下水道事業費債残高の金利負担軽減のため、高
利率債権の繰上げ償還を行い、低利率債権への借換
えを実施しているため、他の年度に比べて収支比率
が低くなっています。
④企業債残高対事業規模比率
下水道事業費債の残高の規模比率については、グ
ラフでは0%になっていますが、一般会計繰入金に
よって賄っている状況です。平成26年度末現在、事
実上の残高は全国平均値より高く、債務の縮減が課
題です。公営企業の独立採算の原則にのっとり、今
後は、経営の合理化等、経費削減に努めていきま
す。
⑤経費回収率 ⑥汚水処理原価
経費回収率と汚水処理原価は近年全国平均以上を
推移しておりますが、本市においては、今後下水道
施設の老朽化による修繕、更新が必要になることか
ら、さらに経営の効率性を高める必要があります。
⑧水洗化率
水洗化率についても平成26年度末現在で全国平均
以上の水準ですが、今後とも戸別訪問や下水道コン
クール等による普及啓発活動を行い、水洗化率の向
上を図り、経営の健全化をめざします。
「施設の効率性」
「使用料対象の捕捉」
本市の公共下水道管路施設は昭和41年度から施工
され、もっとも古いもので約50年が経過していま
す。管路施設は約760kmと膨大な施設数を保有して
いるため、これら施設の全てを点検・調査・補修す
ることは、時間的、費用的にも困難な状況です。そ
こで、建設年度が古く、下水道として重要な幹線
等、優先度の高い管きょを対象に調査を実施し、調
査の結果、劣化が確認された管きょ等について長寿
命化計画を策定し、国の認可を取得しました。
平成26年度以降、この計画に基づいた施設改築を
行っていく予定です。
2. 老朽化の状況
①有形固定資産減価償却率(%)
②管渠老朽化率(%)
③管渠改善率(%)
【0.17】
1.00
0.90
0.80
0.70
0.60
0.50
0.40
0.30
0.20
0.10
0.00
該当数値なし
H22
H23
H24
H25
0.16
0.14
0.12
0.10
0.08
該当数値なし
0.06
0.04
0.02
H22
H23
H24
当該値
当該値
H22
0.00
H23
0.00
H24
0.00
H25
0.00
H26
0.00
平均値
平均値
平均値
0.12
0.11
0.14
0.11
0.08
「管渠の経年化の状況」
H25
H26
0.00
当該値
「施設全体の減価償却の状況」
H26
1.00
0.90
0.80
0.70
0.60
0.50
0.40
0.30
0.20
0.10
0.00
「管渠の更新投資・老朽化対策の実施状況」
※ 法適用企業と類似団体区分が同じため、収益的収支比率の類似団体平均等を表示していません。
※ 平成22年度から平成25年度における各指標の類似団体平均値は、当時の事業数を基に算出していますが、企業債残高対事業規模比率及び管渠改善率については、平成26年度の事業数を基に類似団体平均値を算出しています。
全体総括
本市の公共下水道は昭和41年度から整備が始ま
り、平成26年度末現在で普及率が87.8%に達してお
ります。現在も整備を推進し、目標値90%の達成を
目指しているところですが、整備開始から約50年が
経過していることから、今後施設の改築、更新等が
必要になる時期でもあります。
さらに、今後は住民の減少が予想されていること
などから、維持管理サービス業務の民間委託等によ
るコスト節減や効率的な下水道整備計画に基づいた
効果的な施設整備、ならびに、水洗化率の向上によ
る使用料収入の確保に努めます。なお平成10年の料
金改定から約15年が経過していることなどからも、
使用料金水準の適正化の検討が必要であると考えて
おります。