2016 年2月 25 日 PayPal Pte. Ltd.東京支店 ペイパル、アジア太平洋の全域で One Touch™のサービスとともに モバイルアプリをリニューアル、支払いがさらにスムーズに より高速でシンプルな支払い体験を提供し、将来に向けたビジョンを強化 ~本内容は、2016 年 2 月 23 日に本社にて発表した報道資料の抄訳です~ PayPal Pte. Ltd.(本社:シンガポール、東京支店カントリーマネージャー :エレナ・ワイズ (Elena Wise)、以下「ペイパル」)は、この度、より高速で安全性に優れたシームレスな支払い 体験を消費者と売り手事業者に提供すべく、アジア太平洋全域で One Touch™とともにリニューア ル版モバイルアプリの提供を開始することを発表しました。これにより、ペイパルは消費者や事業者 の資金の動かし方やモバイルでの支払い方法をより一層変えていくこととなります。 One Touch™は Android と iOS の両方に対応しており、シングルタッチによって支払いを可能にす る史上初のサービスです。消費者が世界中の数多くの店舗で支払いを行う際に、今後ユーザーネーム とパスワードを入力する必要がなくなります。ワンクリックまたはワンタッチで、プラットフォーム とやデバイス、チャネルを問わず、事業者や消費者は高速かつ安全なショッピングができるようにな ります。ペイパルのモバイルアプリも、消費者が自らのペイパルアカウントの資金を管理する手段を よりシンプルでパーソナルなものとするためにリニューアルされました。 One Touch™とリニューアルされたモバイルアプリが発表されるこの時期は、まさに越境取引がグ ローバル経済の牽引役となっているタイミングです。アジア太平洋地域は B2C のネット通販の売上 の 36.5%を占め、また 2016 年中には 39.7%に達すると予想されています¹。 今日までに、全世界 でおよそ 1,800 万人の消費者が One Touch™を導入しており、143 の市場で利用できるようになっ ています。 モバイルはアジア太平洋地域で越境 EC を一層推進する要因になると考えられています。この地域で のオンライン消費者の半数近くは 2015 年にスマートフォンを使ってショッピングをしていることか らも見て取れます²。 Forrester 社の調査では同地域でのスマートフォン利用者の数が 2014 年の 10 億人から 2019 年には 20 億人に倍増すると予想され、モバイルによるネット購入の市場が拡大する ことを示唆しています³。 ペ イ パ ル の ア ジ ア 太 平 洋 地 域 担 当 シ ニ ア バ イ ス プ レ ジ デ ン ト 、 ロ ハ ン ・ マ ハ デ バ ン ( Rohan Mahadevan)は以下のように述べています。 「越境取引はグローバルな経済成長の核を担っており、モバイル・ファーストのアジア太平洋地域は、 より一層の連携とオープン化が業界内で進んでいくと考えていますし、それがもたらすビジネスチャ ンスを活用する準備が整いつつあります。今回の発表はこの地域でのペイパルのモバイル戦略を反映 するとともに、資金の移動や管理を安全でさらに効率的なものとすることによって人々の暮らしをよ り容易にする『New Money』ビジョンを示したものでもあります。今回の発表がお金の未来に関し ての議論を喚起するきっかけとなり、また消費者やマーチャントにはペイパルが推進するグローバル なデジタル経済からのメリットがもたらされることでしょう。 『New Money』はペイパルの分社後初めての大規模ブランドキャンペーンであり、すべての消費者 にとってお金というものをより一層役立つものにするべく、その概念の再興を促すペイパルの技術が 生かされています。現金のデジタル化とモバイル機器の普及に伴い、ペイパルは既存の支払いプロセ スを大きく変えることに貢献しています。ペイパルは、いまだ経験したことがないような、成長著し いグローバルなスケールで、またグローバルなプラットフォームを基盤に支払いプロセスを変えてい きます。また、この一連の改革を行う上で、ペイパルのサービスは個々の技術に依存せず、かつ売り 手と買い手双方にネットワークを持つという特徴を生かすことができます。One Touch™のサービ スがアジア太平洋地域で開始されることは、すなわち、お客様がどの国にいるかにかかわらず、資金 を動かしたり管理しやすくすることに対して、ペイパルがもう一歩踏み込んだサービスを提供開始し たともいえるでしょう。」 One Touch™ - 支払いがさらにスムーズに すでに広く普及したペイパルが、今まで以上に高速かつ安全なサービスへと進化します。One Touch™を導入したすべての売り手事業者では、消費者は支払い情報を一切入力する必要なく、ある いは最初にログインした後はユーザ名とパスワードを再び必要とすることなく ※安全に支払いを行え るようになりました。この迅速な支払いには、One Touch™を導入した世界中の 100 万店舗を超え るマーチャントが対応しています。(※180 日間の制限付き) シームレスでありながら安全性の高い One Touch™を通じ、売り手事業者は業界をリードするリス クモデルと技術に基づいて、より一層ユーザー認証を確かなものにしつつ、安全に取引が行えます。 またペイパルは、消費者を守る「買い手保護制度」とともに、不正な取引から売り手事業者を守るた めの対策をさらに一歩推し進めました。 One Touch™は、2016 年 3 月時点でオーストラリア、韓国、台湾、シンガポール、香港、ニュージ ーランド、マレーシア、フィリピン、ベトナム、インドネシア、台湾、日本にて消費者と事業者双方 で利用可能となります。中国とインドでは事業者サイドで利用可能です。 PayPal アプリのリニューアル 新しい PayPal アプリは、カスタマイズやローカライズの容易さにより現在では 145 の市場にアプリ が展開されています。これによりユーザー設定に基づく国ごとに特化した機能をアプリ内で提供し、 資金の移動と管理をよりシンプルかつパーソナルに行う手段を提供することができます。 このアプリのリニューアルは、アカウントの管理や送金など顧客の多くが定期的に使用する機能に注 力しています。新しいアプリではアカウントの管理と送金をユーザーのホーム画面から直接行えるよ うになりました。 この最新バージョンの PayPal アプリは、オーストラリア、中国、香港、日本、およびシンガポール の Apple Store と Google Play Store での提供が開始されており、さらに多くの市場にも展開され る予定です。 *1http://www.go-globe.com/blog/ecommerce-in-asia/ *2 http://www.go-globe.com/blog/m-commerce-asia-pacific/ *3 https://www.forrester.com/Asia+Pacific+Will+Have+2+Billion+Smartphone+Users+By+2019/-/E-PRE8244 ■ペイパルについて ペイパルは 1998 年に設立以来、お金のやりとりをもっと自由に、もっと安全にすることを目指し、一貫してデジタル決済の イノベーションに努めてきた米シリコンバレーのテックカンパニーです。ペイパルは、消費者に対して安心・便利なネット、 リアルそしてモバイルでのショッピングや個人間送金*1 を実現するデジタルウォレットサービスを提供する一方、ビジネス に対してはシンプルかつ低コストな決済ソリューションから、越境 EC・訪日観光 EC、モバイル・アプリ、シェアリングエコ ノミー(C2C スキーム) 、または次世代ショッピング&デジタルコマースまで対応できる幅広いプロダクトやサービスを提供 しています。現在では 203 の国と地域で、100 通貨以上での決済、57 通貨で銀行口座への入金、26 通貨*2 での支払いの受 け取りが可能なネット決済のグローバルスタンダードとして、1 億 7900 万人および 1000 万のビジネスが世界中でペイパル を 利用しています。ペイパルは世界をリードするオープンデジタル決済プラットフォームとして、昨年 50 億件の取引を決済 し、うち 14 億件はモバイル決済でした。 ペイパルに関する詳細は about.paypal-corp.com をご参照ください。 ペイパルの日本語サイトは www.paypal.jp となります。 (※1) 日本では個人間送金および個人の銀行口座からの支払いには対応していません。 (※2) 日本では 22 の通貨に対応しています。
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