今年度の取り組み-読書力と社会性の育成

平成 27 年度 福島県立聾学校福島分校 経営・運営ビジョン 年度末評価
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今年度の取り組み-読書力と社会性の育成-
話を聞き、考えを伝えることができる人
自ら学ぶ人
正しく行動できる人
心豊かなたくましい人
評価基準;A 達成
CCD
Ⅰ-1 自立と社会参加に向けて
D 大きな課題が残る
Ⅰ-2 豊かな人間性の育成と確かな学力
Ⅰ-3 自立活動の専門性の
向上・授業の充実
A
1 読書活動を充実させ、文章等を読んで大まかな内容を理解し、考
1 個別の指導計画を活用した自立活
B
幼稚部では「読み聞かせの時間」を、小学部では「読書タイム」を継続
A
個別の指導計画を活用しながら、ブロックで幼児児童の指導につ
いて話し合い、課題を明らかにしながら共通理解を図って指導にあ
たりました。また、キャリア発達について保護者に説明する機会を
をつけ目的に応じて本を選ぶことができる環境作りに取り組みました。今
る授業づくりを進め、指導力を高め
後も、日常的に本に親しむことができ、小学部においては、図書を活用し
ます。
わる力を育てます。
2 地域の保育所や小学校との交流及び共同学習を通し、学
行事交流の他に、幼稚部では週2回の定期交流、小学部では教科
学習等の交流を継続して行いました。少人数では経験できない、集
り、地域の人とかかわりながら活動できるような学習を計画していきます。
による講演会等では的確な助言をいた
だき、教員の専門性の向上に取り組みま
した。今後も校内研修及び外部講師の招
A
学習状況の評価方法を工夫し、反省を行い、以後の指導に反映させるこ
て取り組んでいきます。
改善点や配慮点等を全教員で協議し、授
業の改善を行いました。また、外部講師
い、自ら学び考える力を育てます。
解を図りながら、学習のねらいにせまる活動ができるように継続し
授業研究を行い、幼児児童が「分かる」
体験的な学習を行いました。今後も、ねらいに応じて戸外で体を動かした
3 個別の指導計画を活用し、職員間で共通理解を図って指導を行
団でのルールを体験・学習しながら活動しました。交流先と共通理
自立活動に関する配慮点に留意した
「できる」授業作りに取り組みました。
B
季節の自然に触れたり、公共及び教育施設を利用したりする機会を持ち、
B
力の向上を目指します。
して行うとともに、保護者による手話劇鑑賞会の実施、本に色別の見出し
2 地域の資源を活用した体験的な学習を積み重ね、様々な人とかか
も、学校全体で幼児児童の段階に応じた指導を行っていきます。
動の指導を通して、ことばの力と学
2 授業研究や校内研修を通してわか
た調べ学習などがより活発になるような取り組みを行います。
持ち、学校と家庭が連携できるような取り組みを行いました。今後
び合いを深め、社会性を育てます。
C 課題が残る
えや感想をことばで表現する力や豊かな心情を育てます。
1 キャリア発達の段階に応じた指導を充実させ、人との良
好な関係を築きながら生活する力を育てます。
B ほぼ達成
とができました。今後もブロック会及び学部会で情報交換をし、自分で学
聘等を継続し、幼児・児童の言語力と学
力の向上を目指します。
び、考えて行動できる力を育てる学習指導を行って行きます。
Ⅱ 安全で安心な学校づくり
1 保護者とともに子どもを育てる環境づくりを行います。
Ⅲ
A
保護者とともに、合理的配慮を踏まえた個別の教育支援計画を整備しました。また、図書ボランティアとして保護者の協力のもと、
本の修復や図書コーナーの整理を行いました。今後も、より活用しやすい個別の教育支援計画の整備に努め保護者とともに取り組め
る教育活動を進めます。
2 学級活動での指導や道徳教育を充実させ、いじめ等の未然防止に努めます。
A
生徒指導の必要性に応じて、教員間で情報を共有し、迅速に対応することができました。また、今後より必要となってくる道徳教
育について、研修会の参加や授業研究を通して情報を集めてきました。今後も迅速な対応と、さらなる道徳教育の充実に努めます。
3 安全指導及び校舎内外の安全点検を行い、安心して生活できる学校をつくります。
A
月一回の安全点検、年二回の防火診断を行い、校舎内外の安全確認を行うとともに、避難訓練や不審者対応訓練では、自分の身の
安全について幼児児童が自ら考える機会を持ちました。引き続き校舎内外の点検・整備を行い、様々な事態に対応できるような力を
身に付けることができるようにしていきます。
センター的機能の充実
A
1 広報や情報発信に努め、保護者や地域のニーズに応じた
セミナーを開催します。
2 医療や保健福祉等と連携しながら、0歳からの乳幼児教
育相談を行います。
3 本分校や関係機関と連携しながら、幼小中学校等への支
援を行います。
ホームページや「ふくみみだより」、セミナーを通して、聴覚障
がいや自立活動に関する情報を発信してきました。また、教育委員
会や保健センターを訪問し、地域の聴覚障がい乳幼児の状況につい
て情報交換を行ってきました。さらに医師・保健師・言語聴覚士等
と連携してニーズに合わせた乳幼児教育相談や小学校への支援を行
いました。今後も情報の発信と専門性を生かした支援を進めていき
ます。