経営比較分析表の見方(概要)

経営比較分析表の見方(概要)
【参考資料】
1 経営の健全性・効率性
No
項 目
収益的収支比率(%)
①
「単年度の収支」
指標の意味
指標に対する考え方
備 考
使用料収入や一般会計からの繰入金
等の総収益で、総費用に地方債償還金 単年度の収支が黒字であることを示す100%
を加えた費用をどの程度賄えているかを 以上となっていることが必要となります。
表す指標です。
②
累積欠損金比率(%)
「累積欠損」
小平市では、地方公営
営業収益に対する累積欠損金の状況 累積欠損金が発生していないことを示す0%
企業法非適用のため、当
を表す指標です。
であることが求められます。
該数値はありません。
③
流動比率(%)
「支払能力」
短期的な債務に対する支払能力を表
す指標です。
1年以内に支払うべき債務に対して支払うこ 小平市では、地方公営
とができる現金等がある状況を示す100%以上 企業法非適用のため、当
であることが必要となります。
該数値はありません。
明確な数値基準はないと考えられています。
企業債残高対事業規模 使用料収入に対する企業債残高の割
経年比較や類似団体との比較等により、状
④ 比率(%)
合であり、企業債残高の規模を表す指
況を把握・分析し、適切な数値となっているか
「債務残高」
標です。
等を確認します。
⑤
経費回収率(%)
「料金水準の適切性」
使用料収入で回収すべき経費を、どの
使用料収入で回収すべき経費を全て使用料
程度使用料収入で賄えているかを表し
収入で賄えている状況を示す100%以上であ
た指標であり、使用料の水準等を評価す
ることが必要です。
ることが可能となる指標です。
⑥
汚水処理原価(円)
「費用の効率性」
有収水量1㎥あたりの汚水処理に要し
た費用であり、汚水資本費・汚水維持管
理費の両方を含めた汚水処理に係るコ
ストを表した指標です。
⑦
施設利用率(%)
「施設の効率性」
施設・設備が一日に対応可能な処理
明確な数値基準はないと考えられています 小平市では、施設・設
能力に対する、一日平均処理水量の割
が、一般的には高い数値であることが望まれま 備がないため、当該数値
合であり、施設の利用状況や適正規模
す。
はありません。
を判断する指標です。
⑧
水洗化率(%)
「使用料対象の捕捉」
処理区域内人口のうち、実際に水洗便 公共用水域の水質保全や、使用料収入の増
所を設置して汚水処理している人口の割 加等の観点から100%となっていることが望ま
合を表した指標です。
しいとされます。
明確な数値基準はないと考えられています。
経年比較や類似団体との比較等により、状
況を把握・分析し、適切な数値となっているか
等を確認します。
2 老朽化の状況
No
項目
有形固定資産減価償却
率(%)
①
「施設全体の減価償却の
状況」
指標の意味
指標に対する考え方
備 考
有形固定資産のうち償却対象資産の
減価償却がどの程度進んでいるかを表
す指標で、資産の老朽化度合を示す指
標です。
明確な数値基準はないと考えられています。
小平市では、地方公営
経年比較や類似団体との比較等により、状
企業法非適用のため、当
況を把握・分析し、適切な数値となっているか
該数値はありません。
等を確認します。
法定耐用年数を超えた管渠延長の割
管渠老朽化率(%)
②
合を表した指標で、管渠の老朽化度合
「管渠の経年化の状況」
を示す指標です。
明確な数値基準はないと考えられています。
小平市では、地方公営
経年比較や類似団体との比較等により、状
企業法非適用のため、当
況を把握・分析し、適切な数値となっているか
該数値はありません。
等を確認します。
明確な数値基準はないと考えられています。
管渠改善率(%)
当該年度に更新した管渠延長の割合
経年比較や類似団体との比較等により、状
③ 「管渠の更新投資・老朽 を表した、管渠の更新ペースや状況を把
況を把握・分析し、適切な数値となっているか
化対策の実施状況」
握できる指標です。
等を確認します。
人 口 (人)
そ
の
他
住民基本台帳人口(平成27年1月1日)
処理区域内人口(人) 地方公営企業決算状況調査による処理区域の年度末人口(平成27年3月31日)
面 積(k㎡)
国土地理院による平成26年全国都道府県市区町村別面積(平成26年10月1日)
処理区域面積(k㎡)
都市計画決定面積 (平成12年10月17日)