平成27年度第2回玉野市立図書館協議会会議録.

【平成27年度第2回玉野市立図書館協議会 会議録】
1.会議名 「平成27年度 第2回玉野市立図書館協議会」
2.議 題
(1)新図書館の概要及び今後のスケジュールについて
(2)図書館運営に関する指標について
(3)その他
3.開催日時
平成28年 2月
3日(水)
15時25分~16時40分
4.開催場所
玉野市立総合文化センター
第1研修室
5.出席者氏名
(1)委員(青井委員長以下7名,欠席者2名)
公民館運営審議会委員
青
井
邦
子
委員長
玉野市中学校長会
金
谷
修
男
副委員長
高校校長代表
田
中
雅
子
委員
玉野市小学校長会
河
田
亙
代
委員
玉野市婦人協議会
森
永
美代子
委員
市民公募
津野熊
総一郎
委員
市民公募
岡
本
弘
美
委員
玉野市立幼稚園長会
三
鍋
直
美
委員(欠席)
玉野市幼児クラブ
前
田
恵理子
委員(欠席)
(2)事務局(板﨑教育長以下8名,欠席者1名)
玉野市教育委員会 教育長
板
﨑
玉野市教育委員会教育次長
藤
原
裕
玉野市教育委員会社会教育課長
小
原
小百合(欠席)
玉野市総合文化センター館長
久
富
俊
治
玉野市立図書館 館長
藤
原
記
子
玉野市立図書館館長代理
磯
部
正
二
玉野市立図書館主査
大
塚
浩
司
玉野市立図書館主任司書
小郷原
良
美
玉野市立図書館図書司書
金
彩
子
6.会議次第
(1)開会
(2)教育長あいさつ
(3)議題
嶋
彰
士
①新図書館の概要及び今後のスケジュールについて
②図書館運営に関する指標について
③その他
(7)副委員長あいさつ
(8)閉会
7.会議経過
青井委員長を議長とし,議題を進行する。
【議題発言内容要旨】
委員長:はじめに,議題1「新図書館の概要及び今後のスケジュールについて」
事務局から説明をお願いします。
事務局 :新図書館の概要及び今後のスケジュールについて説明。
委員長 :新図書館の概要及び今後のスケジュールについて質問,ご意見等があ
ればお願いします。
委員 :図書館に現在ある蔵書をすべて移転するものと考えてよいですか。
また,今よりも広さはどうなりますか。
事務局:指定管理者には,今よりも多くの所蔵が可能な仕様で要求しています。
ただし,現在の蔵書がそのまま移るのではなく,不要な図書は除籍し
ます。サービス低下を招かないように,蔵書の質を重視した新刊購入
を目指していきます。
また,開架スペースについては現状よりかなり広がる仕様になってお
ります。全体的に,ゆったりとした間隔をとった書架の配置となって
おります。
副委員長:民間移行した後の蔵書管理は,全て指定管理者に任せるのですか。
事務局:蔵書の管理につきましては,現在の所蔵構成をベースに,偏りのない
バランスある構成になるように,事業者側の司書などと適宜協議しな
がら進めていきたいと考えております。
委員長:次に議題2「図書館運営に関する指標について」事務局よりお願いし
ます。
事務局 :図書館運営に関する指標について説明。
委員長 :図書館運営に関する指標について質問,ご意見があればお願いします。
委員 :指標達成度の評価をどのようにお考えでしょうか。
事務局:まず,新しく運営する指定管理者からの自己評価を報告してもらいま
す。さらに市民(利用者)アンケートなどの客観的評価も取り入れて
市が総合的な評価判断をしていくものと考えております。
また,第三者評価として当協議会の審議を諮ることも考えております
のでよろしくお願いいたします。
副委員長:目標値については,今後どうお考えでしょうか。
事務局:現在,指定管理を行っている同規模自治体に照会して情報収集してい
るところです。それらがどういった指標で目標達成しているのか,数
値として妥当かどうかなども踏まえて検討していきたいと考えており
ます。
副委員長:市民の期待値は高いと思いますが,逆に今の段階で現状と比較して
何か不安要素はありますか。
事務局:新しい施設ゆえに入館者や利用者,貸出冊数が単純に増加することは
想定できると思います。それが一過性にならないような取り組みが必
要であり,例えば,郷土資料の充実や地域との連携を市がどのように
コーディネートしていくのか,様々な目標値の設定とともに検討して
いかなければならないことと考えております。
委員長:利用者が増えるのは確かです。なぜなら,施設の知名度が違います。
現在の図書館が文化センター内にあるのを知らないという市民は結構
多いです。しかし,メルカという商業施設を知らない市民はほとんど
いないと思います。そこに図書館が移転する訳ですから,来館者数は
増えるはずでしょう。
事務局:現在よりも利便性を上げて,市民交流が活発になるための移転という
ことで進めてきた経緯がありますので,実現させるためにしっかりと
した指標・目標値を定めていきたいと考えております。
委員 :初歩的なことをお聞きしますが,指定管理に移行することによって,
現在の図書館職員の身分はどうなるのでしょうか。
事務局:指定管理者が新たに司書等を採用しますので,直営の市職員は学校図
書館等への配置換えとなります。ただし,司書資格のある臨時職員に
ついては移転後も継続して勤務できるように要望しています。
委員 :それでは,指定管理後の図書館運営には,玉野市は係わらないのでし
ょうか。それから,館長は市の関係者ではないのでしょうか。
事務局:運営する中でのスタッフとしては係わらないのですが,できるだけ市
が介入できるように事業者と調整していきたいと考えております。
図書館長につきましては,事業者側が司書資格のある人物を充てる予
定となっております。
委員 :事業者からの自己評価については,客観性が欠けていてあまり信用で
きません。数字だけでは判断できないことがありますから。
事務局:市としても,指定管理者へ積極的に介入し,調整していくこと,モニ
タリングのチェックや協議を重ねるなどをして,そうした不安を払拭
できればと考えております。
委員 :やはり,玉野市の図書館ですから部外者が図書館運営を行うことに違
和感があります。個人的には,玉野市直営でやっていただきたいです。
ハード(設備)的なことは委託しても,ソフト(運営)面は従来通り
直営でやっていただくというのが望ましいです。
委員長:以前行った利用者アンケートでは,図書館司書の評価がかなり高かっ
たと記憶しております。今後もそういったアンケートを実施していた
だければと思います。
事務局:確かに実績データなどの数値だけでは図書館業務の実態はわかりかね
ないものがあります。図書館を利用される方の利用感の把握が重要と
思いますので,利用者アンケートなどの声を汲み取って,その満足度
を上げていければと考えております。
副委員長:利用者が増えるという観点からは歓迎しています。より多くの方に
利用していただき,育ててもらえるような図書館になるように期待し
ています。
委員 :公民館と一体化するということで,利用者が混乱しないような案内標
示にしてもらいたいです。病院でよく見るような,通路への誘導標示
などはしてもらえませんか。
事務局:館内サインは今後協議して参ります。わかりやすい標示になるよう配
慮致します。また,総合カウンターがありますので,そちらで訪ねて
いただくことも可能です。
委員 :自動貸出機があるというのは,カウンターにいつも職員の方はいない
ということなのでしょうか。若い方なら大丈夫でしょうが,高齢者や
子どもは混乱するのではと思います。
事務局:総合カウンターに職員が常駐しております。また,児童スペースには
相談カウンターを設けて対応いたします。最初のうちは混乱も予想さ
れることから,スタッフを増員していく予定です。
委員 :子どもだけで来館した時でも大丈夫でしょうか。そのまま本を持ち出
すことはないのでしょうか。
事務局:相談カウンターもありますし,また勝手に持ち出しできないよう出入
口にBDS装置を設置する予定です。
委員長:他にご意見ありますでしょうか。ないようですので,議題3「その他」
について事務局から何かございますか。
事務局:今回は特に用意しておりません。
委員長:最後に何かご意見ご質問がございましたらお願いします。
委員の皆様,ご質問等ございますか。
各委員:ありません。
委員長:ご意見ご質問がありませんので以上をもちまして,予定の議事は全て
終了いたしました。本日は,たいへんスムーズな議事進行にご協力い
ただきまして誠にありがとうございました。
事務局:協議会委員の皆様,本日は貴重なご意見をいただきましてありがとう
ございました。
これをもちまして,平成27年度第2回玉野市立図書館協議会を閉会致
します。長時間ありがとうございました。
8.傍聴者 1名
9.問い合わせ先
玉野市宇野2丁目1番12号玉野市総合文化センター3階
玉野市立図書館 【TEL】31-3712
【FAX】33- 9328
E-mail
tosyokan@city.tamano.okayama.jp