吉川市下水道事業経営比較分析表 [235KB pdfファイル]

経営比較分析表
埼玉県 吉川市
2
業務名
業種名
事業名
類似団体区分
人口(人)
法非適用
下水道事業
公共下水道
Bb2
69,871
資金不足比率(%)
自己資本構成比率(%)
普及率(%)
有収率(%)
1か月20m 当たり家庭料金(円)
処理区域内人口(人)
-
該当数値なし
81.53
95.19
1,836
57,375
3
2
面積(km )
31.66
グラフ凡例
人口密度(人/km )
2,206.92
2
■
2
処理区域面積(km )
6.58
処理区域内人口密度(人/km )
8,719.60
当該団体値(当該値)
-
類似団体平均値(平均値)
【】 平成26年度全国平均
分析欄
1. 経営の健全性・効率性
①収益的収支比率(%)
②累積欠損金比率(%)
1. 経営の健全性・効率性について
③流動比率(%)
④企業債残高対事業規模比率(%)
【776.35】
92.00
1.00
0.90
0.80
0.70
0.60
0.50
0.40
0.30
0.20
0.10
0.00
90.00
88.00
86.00
84.00
82.00
80.00
78.00
当該値
H22
82.74
H23
90.57
H24
89.67
H25
89.32
H26
89.52
平均値
1.00
0.90
0.80
0.70
0.60
0.50
0.40
0.30
0.20
0.10
0.00
該当数値なし
H22
H24
H25
H26
1,400.00
1,200.00
1,000.00
800.00
該当数値なし
400.00
200.00
0.00
H22
H23
当該値
当該値
H22
1,186.61
H23
1,134.42
H24
1,063.19
H25
1,002.42
H26
722.95
平均値
平均値
平均値
1,259.64
1,448.48
1,280.76
1,252.27
1,186.53
「累積欠損」
⑤経費回収率(%)
⑥汚水処理原価(円)
100.00
80.00
60.00
40.00
20.00
20.00
0.00
0.00
当該値
H22
92.83
H23
96.13
H24
93.27
H25
93.95
H26
94.82
平均値
77.44
71.34
76.97
79.45
86.66
⑧水洗化率(%)
【60.35】
120.00
40.00
「債務残高」
⑦施設利用率(%)
140.00
60.00
H26
1.00
0.90
0.80
0.70
0.60
0.50
0.40
0.30
0.20
0.10
0.00
160.00
80.00
H25
【142.28】
180.00
100.00
H24
「支払能力」
【96.57】
120.00
600.00
当該値
「単年度の収支」
H23
1,600.00
当該値
H22
118.76
H23
114.48
H24
117.75
H25
116.12
H26
118.42
平均値
154.94
164.22
159.00
162.63
151.65
「料金水準の適切性」
【94.57】
100.00
98.00
96.00
94.00
2. 老朽化の状況について
92.00
・管渠改善率については、耐用年数を経過した管渠
がないため、管渠の更新は実施しておりません。今
後、ストックマネジメント計画を策定し、管渠の維
持管理及び更新の計画的施工を図る。
90.00
88.00
86.00
当該値
H22
-
H23
-
H24
-
H25
-
H26
-
当該値
H22
97.50
H23
97.87
H24
98.48
H25
94.72
H26
95.20
平均値
-
-
-
-
-
平均値
91.82
91.48
91.15
90.76
91.47
「費用の効率性」
・収益的比率については、平成23年度から90%付近
を推移している。下水道使用料金収入は毎年度増加
しており、現在、区画整理事業を実施しているの
で、今後も増加傾向が見込まれ、収益的比率も上昇
する傾向が予測される。また、経営の健全化に向け
ては、平成30年度から法適化の適用を目指し、準備
作業を進めております。
・企業債残高対事業規模比率については、汚水管渠
の布設工事の減少に伴い比率も下がっており、且
つ、類似団体平均値や全国平均値以下の比率となっ
ているため、適切な数値と考えている。なお、今後
も下がる傾向となるが、既設汚水管渠の更新時期に
なると上昇に転じることが予測される。
・経費回収率ついては、平成24年度から上昇傾向に
ある。今後も下水道使用料金は毎年度増加すること
が見込まれるので、経費回収率も上昇すると予測さ
れる。また、類似団体の平均値は超えているが全国
平均値よりは低くなっていることから、今後下水道
使用料金の適正化や汚水処理費の削減を図る。
・汚水処理原価については、類似団体平均値や全国
平均値以下の原価となっているので、適切な数値と
考えている。なお、今後有収水量の増加が見込まれ
るが、継続的に水洗化率の向上に努め、さらなる有
収水量の増加を図る。
・水洗化率については、類似団体平均値や全国平均
値以上の数値となっているが、未接続世帯への個別
訪問などを継続的に実施し、水洗化率の向上を図
る。
「施設の効率性」
「使用料対象の捕捉」
2. 老朽化の状況
①有形固定資産減価償却率(%)
②管渠老朽化率(%)
③管渠改善率(%)
【0.17】
1.00
0.90
0.80
0.70
0.60
0.50
0.40
0.30
0.20
0.10
0.00
該当数値なし
H22
H23
H24
H25
0.03
0.02
該当数値なし
H22
H23
H24
0.01
当該値
当該値
H22
0.00
H23
0.00
H24
0.00
H25
0.00
H26
0.00
平均値
平均値
平均値
0.02
0.01
0.00
0.00
0.00
「管渠の経年化の状況」
H25
H26
0.00
当該値
「施設全体の減価償却の状況」
H26
1.00
0.90
0.80
0.70
0.60
0.50
0.40
0.30
0.20
0.10
0.00
「管渠の更新投資・老朽化対策の実施状況」
※ 法適用企業と類似団体区分が同じため、収益的収支比率の類似団体平均等を表示していません。
※ 平成22年度から平成25年度における各指標の類似団体平均値は、当時の事業数を基に算出していますが、企業債残高対事業規模比率及び管渠改善率については、平成26年度の事業数を基に類似団体平均値を算出しています。
全体総括
・区画整理事業などにより人口が増加傾向にある当
市においては、下水道使用料金が増加することで収
益の増加も見込まれるが、今後汚水処理費の増加や
管渠の更新費用が発生するため、以下のとおり経営
の改善を図る。
・地方公営企業会計法の適用を平成30年度から実施
することで経営、資産等を正確に把握することで経
営状況の分析及び経営管理の向上を図る。
・持続可能な下水道事業を運営するために、経営戦
略計画を策定し、収益(下水道使用料金など)と支
出(維持管理費や更新費用など)のバランスを長期
的に管理し、必要に応じ下水道使用料金などの見直
しを図る。