第 16 号 平成 28 年 2 月 旭市消費生活センター 旭市ニの5127 (旭市青年の家1階) 電話 0479-63-7272 こんな電話にご注意ください! 『買え買え詐欺』が疑われる電話が旭市内にかけられていると相談がありました。 製薬会社から「旭市に薬局がつくられることになった。」と言う電話があっ た。その後、商事会社から電話があり「旭市民にだけ案内している。購入で きるのは今だけ。今購入しないと二度と買えなくなる。 」と、何かの権利の購 入を勧められた。怪しいと思い会社の所在地をたずねると、電話が切れた。 「あなたにだけ特別です」 「この地域の人にだけ案内しています」 「買えるのは今だけ」 などという言葉で勧誘することは、買え買え詐欺によくある手口です。本当の話のよ うに思わせるために複数の人物が役割分担をして電話をかけてきます。 相手と長く会話をせず、「いりません」「興味がありません」ときっぱり断り、電話 を早く切りましょう。 消費生活サポーター交流会を開催しました 地域で啓発活動の担い手として活躍している消費生活サポーターの交流会を 1 月 29 日に 開催しました。長年消費者問題に取り組んでいる弁護士の拝師徳彦先生の講話『地域の力 で消費者被害をなくそう』のあと、情報交換を行いました。消費者被害防止への熱心な意 見が続出し、市民と行政が協働で取り組むことの大切さを確認した交流会となりました。 【サポーターの意見や感想】 【講師のアドバイス】 まず市の職員が全員サポーターになるべ き◆消費生活センターの場所がわかりに くい◆チラシ配布以外の活動を何か示し てほしい◆加害者にならないための教育 が必要では◆「高齢者に教育が必要」と言 う報道があったが高齢者も勉強しなけれ 消費者被害をなくすには消費生活センタ ーをみんなで活用する。情報が行き届いて 活用されているか。そのために様々な団体 が連携する◆サポーターは連携の橋渡し 役。地域の団体に応じた情報伝達をサポー ト◆まず行政と一緒に簡単に取組めるこ ばならないか◆集会等でも啓発していき たい◆全体で一体感が持てた◆消費生活 センターの存在意義がわかった とから始める◆被害者の苦しみを伝え、加 害者にならない教育を◆高齢者が勉強し なくても安心して暮らせる社会にする こんな相談がありました No.16 通信販売で購入した商品の返品トラブル Q 通信販売の新聞折り込み広告を見て電話で財布を注文した。その後届い た財布は大きさと柄が思っていた物と違っていたので、すぐ業者に「返品 したい」と電話をした。宅配業者が引き取りに来るとのことで、返送料は 無料なのかと思った。しかし、実際は 650 円を請求された。自分で送れ ば200~300 円くらいで返送できると思い、高額なので一旦は支払いを 拒んだが、「払ってくれなければ困る」と言われ仕方なく支払った。納得 できない。 A 相談者に、商品を注文したときに、返品についてどのように記載されて いたかたずねました。相談者は「確認していない。そのようなところは見 ない」とのことでした。 相談者には通信販売には返品制度があり、返品したいときはこれに従う ことになることを伝えました。消費生活センターから事業者に問い合わせ ると、返品時には送料と返品手数料がかかることがわかり、今回の請求は その代金であるとのことでした。 ◆返品の規定は事業者によって違います。 ◆返品の規定の記載がない場合は、商品到着後 8 日以内に送料を自分で負担し て返品できます。(クーリング・オフによる契約解除とは違います) ◆返品に関する記載がある場合は業者が指定する方法や条件に従うことになり ます。 ◆商品は大切に返送することも重要です。業者によっては商品に傷、変形、汚れ 等があったと契約解除を認めない場合があります。そのようなことにならない よう、消費生活センターに事前にご相談ください。 ◆重要なことは小さい字で書かれている場合が多いです。ご注意ください。 消費生活相談・多重債務相談 弁護士・社会福祉士による 借金・生活支援相談会 《相談無料・秘密厳守》 場所:旭市消費生活センター (旭市青年の家 1 階) 受付:月曜日~金曜日(平日) 3月29日(火)午前10時~午後4時 会場:青年の家 事前予約制・相談無料 相談:1人1時間 午前9時~午後4時 電話:62-8019・63-7272 予約:消費生活センター 電話:63-7272・62-8019
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