市政執行の方針と 予算案について

平成 28 年
第 1 回市議会定例会
平成28年度
市政執行の方針と
予算案について
日田市長 原 田 啓 介
目
Ⅰ
平成 28 年度市政執行の基本方針 ・・・・・・・・
予算編成の基本方針
予算案の概要
Ⅱ
次
1
・・・・・・・・・・・・・・ 13
・・・・・・・・・・・・・・・・・
15
(1) 歳 入
・・・・・・・・・・・・・・・ 16
(2) 歳 出
・・・・・・・・・・・・・・・ 17
施策ごとの主要事業
1.環境にやさしいまちづくり
・・・・・・・・・・・
22
2.便利で快適なまちづくり ・・・・・・・・・・・・ 23
3.個性を生かした産業振興によるまちづくり ・・・・
26
4.健やかに安心して暮らせるまちづくり
32
・・・・・・
5.心豊かで輝く人の育つまちづくり ・・・・・・・・ 37
6.市民協働によるまちづくり
・・・・・・・・・・・ 40
本定例会の開会にあたり、ただいま上程されました諸議案の説明に
先立ちまして、平成 28 年度の市政運営に対する基本的な考え方並びに予
算編成に関する所信を申し上げます。
Ⅰ
平成 28 年度市政執行の基本方針
今日のグローバル社会におきましては、世界の出来事が瞬時に日本、
そして、地方で暮らす私たちの生活にも大きな影響をもたらす時代とな
っております。
昨今の世界情勢をみますと、中国経済の減速や急激な原油安等により
世界経済が不安定さを増しており、イスラム過激派組織によるテロの横
行や北朝鮮の核開発など安全保障の面においても、大きなリスクを抱え
ております。
このような、TPP も含めた国内外の経済情勢や安全保障問題から、急速
に進む人口減少や少子高齢化の問題、財政再建問題、エネルギー・原発
や環境、自然災害への対策など、国政が抱える課題も数多く、国民の暮
らしを巡っては、景気の安定・好転という希望はあるものの、依然とし
て先行きが不透明な状況が続くものと認識いたしております。
私は、1 期 4 年間を通じて、日田市の将来を見据え、自治基本条例の制
定など、市民参加・市民主体のまちづくりを進めるとともに、民間活力
の積極的活用、日田消防署新庁舎建設等の防災のまちづくりや中津日田
道路の早期着工など、将来に向けた基盤づくりに取り組んでまいりまし
た。
- 1 -
まず、木材関連企業の集積拠点として長年の懸案であったウッドコン
ビナート用地については、土地開発公社を解散し、市が主導的に企業を
誘致することで、全区画への企業進出を実現しました。
また、日田市民文化会館や椿ヶ鼻ハイランドパークにおける指定管理
者制度の導入等、民間活力による活性化も進めてまいりました。
特に、このたびの、「おおやま夢工房」の完全民営化につきましては、
単に赤字第3セクターの整理にとどまらず、本市の観光振興をはじめ、
新たな経営者となる JR 九州のさまざまな企業活動が、今後の本市の発展
に大きく寄与していただけるものと考えております。
また、念願でありましたIT企業の市内進出も実現し、新たな雇用と
ともに専門学校等の構想に対しまして、大きな期待を持っているところ
でございます。
さらに、中津日田道路につきましては、昨年 4 月、日田・山国間が整
備区間として認可され、現在、測量業務等が開始されております。
ハード・ソフトの両面で、将来に向かった基盤づくりが進んできたと
思っております。
折りしも、市内の経済状況は、商工会議所が実施しています市内企業
の景気動向調査の結果によりますと、原材料費の高騰や仕入単価の高止
まりの長期化により、全業種対象の業況DIは、マイナス 11.8 ポイント
と引き続き厳しい状況にはあるものの、前年度同期と比較しますと、14.9
ポイントの改善が見られます。
また、日田玖珠管内の有効求人倍率を見ましても、昨年 12 月現在、1.14
と雇用環境も好調に推移するなど幾分明るい兆しも見えてきております。
- 2 -
こうした中、国・地方が一体となって取り組む人口減少問題等の克服
に向けた地方創生が始まっており、日田市においてもこれまでの取り組
みを更に発展させるため、
「日田市まち・ひと・しごと創生の人口ビジョ
ンと総合戦略」を策定したところでございます。
「日田市版地方創生」を実現するためには、言うまでもなく「ひと」
を中心に据え、本市で「ひと」が育ち、その「ひと」が「しごと」をつ
くり、
「まち」をつくる、また、
「しごと」が「ひと」を呼び、
「ひと」が
「しごと」を呼び込むといった好循環を生み出すことが重要です。
私は、市長 2 期目の就任にあたって、人口減少や経済情勢などの社会
変化にも対応できる持続可能な、
「地域力日本一」を目指した日田市の創
生に取り組んでまいりたいと申し上げました。
地域力とは、市民一人ひとりの力であり、その結集であります。
本市は、天領の時代、九州の政治・経済の中心地として栄え、特に咸
宜園に、全国から多くの若者が集まってきたように、人を育て、人を呼
び込んできた歴史のあるまちです。
市民の皆様にも、脈々と受け継がれているこの伝統や文化は、日田市
版地方創生の実現において、大きな力になるものであります。
市民の皆様一人ひとりの力を結集して、28 年度を、日田市の創生に本
格的に取り組む、まさに、
「挑戦・創造・深化(進化)」が始まる年にした
いと考えております。
日田市版総合戦略においては、
「日田市における安定した雇用を創出す
る」、「日田市への新しい人の流れをつくる」、「若い世代の結婚・出産・
子育ての希望をかなえる」、「人が共に支え合い、安全・安心で快適に暮
- 3 -
らせる地域を創る」の 4 つの基本目標を掲げ、今後、本市が「まち・ひ
と・しごと創生」に取り組んでいく上での方向性を示しております。
そのため、平成 28 年度の市政執行にあたりましては、この日田市創生
の 4 つの基本目標に掲げる施策・事業を中心に積極的に取り組んでまい
りたいと考えております。
まず、総合戦略の 4 つの基本目標の一つ目、「日田市における安定した
雇用を創出する」取り組みの主な施策でございます。
本市の農林業や観光業は、地域の地形的特性や、自然・景観・文化等
の様々な資源を活かした本市の基幹産業でありますが、それらの特長を
十分に生かしきれていないなど、まだまだのびしろを持っており、これ
らの潜在力を最大限に引き出し、競争力を高めてまいりたいと考えてお
ります。
また、まとまった雇用と本市経済への多方面にわたる効果が期待でき
る企業誘致や、地場商工業者の新たな事業展開・規模拡大等の取り組み、
若年者の創業等への支援の充実を図ることで、新たな雇用を生み出して
まいります。
農林業においては、市内農家の後継者支援やファーマーズスクール等
の新規就農者、林業就業者の研修に対する支援など、担い手の確保・育
成を図ってまいります。
また、農作物の生産・販売の拡大や高品質化を目指し、ハウス等の施
設整備や営農指導の強化に取り組むとともに、新たな加工品開発を行う6
次産業化に対する支援を行います。
林業・木材産業においては、「新しい日田の森林・林業・木材産業振
- 4 -
興ビジョン」に基づき、業界関係者の横断的な連携等も進められており、
住宅の新築等に対する日田材の支給や、木材製品の新たな用途・商品の
研究・開発への支援、また、製材品の連携販売への支援等を通じて日田
材の需要拡大を図ります。
また、市有林においては、一定程度の主伐を進め、早生樹育成等のモ
デル林を整備するなど、森林資源の有効活用に取り組みます。
商工業では、市内企業のほとんどが中小企業であり、経済や雇用を支
える重要な存在となっていることから、日田市中小企業振興基本条例の
基本方針に基づき、経営基盤の安定強化や、創業及び新分野開拓の促進、
経済循環の創出など、企業の経営規模等を考慮した振興施策を計画的に
推進します。
そのため、新たに、既存事業者や創業者への総合支援窓口として中小
企業支援センターを設置するなど、経営改善や新たな事業、販路拡大に
チャレンジする地場企業等を支援してまいります。
また、学校や企業との連携による就職セミナーや合同企業説明会の開
催、求職者の技術資格取得の支援、市内医療機関等が必要とする人材確
保のための市内看護師等養成機関に対する支援等により、地元への就職
促進と企業が求める人材の確保・育成を図ってまいります。
新たな雇用の創出に有効な企業誘致につきましては、企業立地推進条
例に定める新規立地企業の認定要件を緩和するなど、企業がより進出し
やすい環境を整えます。
次に、二つ目の基本目標であります、
「日田市への新しい人の流れをつ
くる」取り組みの主な施策でございます。
- 5 -
まず、日田で生まれ育った人たちが、日田で暮らすという選択をして
いただけるよう、子どもたちには、小学校の総合的な学習の時間等を活
用して、ふるさと日田への愛着と関わりを深めてもらう「ふるさと教育」
の推進を、また、市外で暮らす本市出身者の方々には、「ふるさと就職」
の促進を図ってまいります。
「日田に住みたくなる」、移住の促進につきましては、ここ数年の大
きなテーマであり、28年度より「ひた暮らし推進室」を総合窓口として
新設し、地域や各部署等との連携のもと、情報発信や移住者の支援等を
強化してまいります。
具体的な事業としましては、空き家の購入・改修に対する助成や、都
市圏で開催される移住相談会への出展等を継続するほか、新たに、若者
やUターン者に対する移住奨励金の交付や、地域が主体となって行う受
け入れ体制づくりの支援に取り組んでまいります。
たず
「日田を訪ねたくなる」、交流人口を増やす観光戦略につきましては、
本市の特色ある観光資源をさらに磨き上げるとともに、自然や歴史など
の隠れた地域資源を発掘し、近隣地域の観光と結びつけることで、新し
い人の流れをつくってまいります。
新たな取り組みといたしましては、農林業などの森と水が育む産業や
バイオマス関連産業を観光資源として捉える産業観光事業に取り組み、
本年10月には「全国産業観光フォーラム」を開催いたします。
また、津江地域の観光誘客推進組織として、奥日田デザイン会議(仮
称)を立ち上げ、清流・森林等を生かしたアウトドアイベントや地元食
材等を活用した地産地消による誘客を推進します。
現在、前津江町で行っている「椿ヶ鼻ヒルクライムレース」について
- 6 -
は、全日本実業団自転車競技連盟の公認レースとの同時開催とし、この
ようなスポーツツーリズムの推進により、宿泊客・交流人口の増加に努
めます。
インバウンド(外国人観光客)誘致対策としましては、情報発信の強
化を行うとともに、観光施設の公衆無線LAN(Wi-Fi)の整備や、トイレ
の洋式化、主要観光地への多言語表示の案内誘導サイン設置、おもてな
し体制の改善など、受入態勢の整備を図ります。
また、海外からの観光客を積極的に誘致するため、台湾の旅行会社を
招請し、旅行ツアーの造成に取り組みます。
日田市観光の生命線でもある河川環境を改善するため、各種団体と協
力しながら、河川維持流量の昼夜変化の社会実験の実施・検証等を引き
続き行い、水量の増加だけでなく水質改善にも取り組んでまいります。
外から人や企業を呼び込み、地域の活性化を促進するためには、まず、
本市の知名度やイメージを、より高めていくことが重要であることから、
地域が持つ様々な魅力を、内外に積極的かつ戦略的に情報発信を行う「シ
ティセールス」について、担当部署を新設し強化してまいります。
市ホームページのリニューアルやフェイスブックの活用など、情報の
受発信機能の強化をはじめ、本市出身者や本市にふるさと納税された
方々など、日田市に愛着や興味等を持っていただける方々に、本市の応
援団となっていただく「ふるさと市民」制度を創設いたします。
ほかにも、世界的なスポーツイベントである、2019ラグビーワールド
カップや2020東京オリンピックの事前キャンプ地の誘致活動に努め、競
技スポーツの振興とともに、本市の知名度の向上を図ります。
また、咸宜園を含む教育遺産群が「日本遺産」の認定を受けたことか
- 7 -
ら、本市の構成文化財を活用する中で、地域の歴史的魅力や特色を効果
的に発信し、観光振興や地域活性化を図ります。
次に、三つ目の基本目標であります、
「若い世代の結婚・出産・子育て
の希望をかなえる」取り組みの主な施策でございます。
まず、結婚の希望をかなえる取り組みにつきましては、県及び民間団
体などと連携し、独身男女が出会う多様な場の創出等に努めます。
次に、出産・子育ての希望をかなえる取り組みといたしましては、子
どもを生みたい方の環境づくりのため、不妊治療の費用に対する助成や、
妊婦健康診査や妊産婦訪問等により、妊娠期から出産、育児に対する正
しい知識の普及や支援体制、食育の推進、相談体制の充実を図ります。
また、多様な保育ニーズに対応した、延長保育や一時預かりなどの子
育てサービスの提供とともに、新たに携帯電話等を活用した予防接種の
スケジュール管理など、子育てに有用なサービスの情報発信に努めます。
さらに、中学生までの医療費の窓口無料化、多子世帯の保育にかかる
費用の軽減など、子育てに対する経済的支援の拡充を図ります。
加えて、多世代同居が老老介護の解消をはじめ、子育てや経済面にお
いて子育て世代をサポートできる等の効果が見込まれることから、多世
代同居の住宅の新築・リフォームに対し、日田材支給制度を拡充して支
援します。
ライフスタイルの変化に伴い、共働きの家庭が増加しており、仕事と
家庭を両立させるため、企業への育児休業制度等の導入の働きかけなど、
働きやすい職場環境づくりを推進するとともに、放課後児童健全育成事
業の充実を図り、子ども・子育てを地域社会で支えるための環境づくり
- 8 -
に努めます。
未来を拓く子どもたちの人材育成にも努めてまいります。
今回の「咸宜園」の日本遺産認定を機に、“子ども咸宜園塾”として、
夏休みに小学生を対象とした「英語サマーセミナー」の開設や「日本遺
産子どもガイド」など広く学びの場の確保に取り組むとともに、豊かな
心を育む体験活動の充実と補充学習の機会を提供する「放課後チャレン
ジ教室」や「土曜教室」を実施します。
学力向上では、
「確かな学力」の育成を重点目標に掲げ、引き続き、漢
字や英語の技能検定の受検等を通して、児童生徒のチャレンジ精神の高
揚や基礎学力の定着に努めるとともに、学力向上に必要な副読本などの
教材費の保護者負担の軽減をはじめ、就学援助の拡充を図ります。
また、学校と地域が連携したコミュニティ・スクールを推進し、地域
ならではの創意や工夫を生かした特色ある学校づくりを目指します。
さらに、青少年の文化芸術活動を奨励し、その人材育成を図るため、
28 年度より新たに「文化芸術激励金制度」を創設し、九州大会以上の大
会に出場、出品する小・中・高校生に対し激励金を交付します。
最後に、四つ目の基本目標であります、
「人が共に支え合い、安全・安
心で快適に暮らせる地域を創る」取り組みの主な施策でございます。
人口減少社会においても、市民の皆様がそれぞれの地域で、健康で安
全・安心に暮らせるしくみや生活環境の整備を進めるとともに、人口減
少社会に対応した自治体経営に努めてまいります。
まず、市全体として、市民の皆様に必要な生活機能を確保するため、
市の中心地域と周辺地域が互いに連携・協力してまちづくりに取り組む
- 9 -
「定住自立圏構想」を推進してまいります。
地域における交通移動手段の確保については、多様化している公共交
通へのニーズや、利用実態を的確に把握し、きめ細やかな生活交通体系
の構築に努め、市内循環バスについては、運賃 100 円化の実証実験運行
を 1 年間行い、利用者数等の変化を検証してまいります。
また、特に周辺地域においては、人口の減少が先行し、地域経済の衰
退や地域コミュニティの崩壊などが懸念されております。
このため、まちづくり活動の支援や地域おこし協力隊等の積極的な活
用に取り組みながら、新しい公共の担い手となりうる地域リーダーの育
成や住民自治組織の立ち上げを推進してまいります。
次に、市民一人ひとりが健康で充実した生活を送るためには、健康寿
命の延伸が重要であるため、ステップ運動やスロージョギング等の普及、
生活習慣病予防を目的とした特定健康診査・特定保健指導の実施率の向
上に努めます。
また、これらの健康づくりや健診・受診等に対してヘルスケアポイン
トを付与し、市内の商店で利用できる商品券等との交換により、予防・
健康づくりへの動機付けを行います。
さらに、生きがいのある充実した生活の実現のために、シルバー人材
センター等を活かした高齢者の就労機会の拡充に努めます。
市民の安全・安心の確保で重要な防災の分野では、平常時から自助・
共助の機能を高めるため、引き続き、自主防災組織の活性化や防災士の
養成、消防団員の処遇改善、確保に努めます。
現実的な人口減少社会に即した、今後も将来にわたって持続可能な自
治体への変革も、大きな課題でございます。
- 10 -
したがいまして、自治基本条例に基づく施策の推進や、公共施設等総
合管理計画の策定を行い、更新や統廃合、長寿命化など公共施設のマネ
ジメントの推進を図るなど、時代に対応した行財政運営に努めてまいり
ます。
以上、総合戦略に関わる主な施策について述べましたが、その他、28
年度に取り組む重点施策について申し上げます。
まず、リニューアルオープンする複合文化施設につきましては、中央
公民館、博物館、美術展示ギャラリー及び収蔵庫を併設した施設でござ
いまして、本年 8 月の開館を目指して、現在、施設整備を進めておりま
す。
今後、社会教育の拠点施設としての役割を明確にし、高齢者を対象と
した咸宜大学の拡充や青少年人材育成事業の強化を図るとともに、博物
館においては、移転することで、生物の生態や科学・宇宙などの分野も
取り入れた展示資料等の拡充を図ります。
次に、更新時期が近づく日田市清掃センターについては、新たな一般
廃棄物処理基本計画を策定する中で、処理方法等について検討を進めて
まいります。
都市計画道路の整備につきましては、中津日田道路の整備と関連して、
大分県が事業を進めている国道 212 号の 4 車線化に合わせ、平和通り線
(日の出第 1 交差点)の改築工事に向けた測量調査と予備設計に着手し
ます。
また、日田駅前広場につきましては、27 年度から基本計画、基本設計
に着手しており、28 年度は駅前広場のトイレを整備し、駅前広場本体工
- 11 -
事につきましては、
29 年度に着手し 30 年度の完成を目指したいと考えて
おります。
なお、空き家対策につきましては、28 年度より「空家等対策計画」の
作成及び実施に関する協議会の組織づくりに着手し、長期空き家や危険
な空き家等の対策を進めます。
最後に、行財政改革の推進につきましては、引き続き、公共施設の再
配置の検討をはじめ、組織機構の見直しや業務改善及び民間委託の推進
など、第 4 次行政改革大綱に基づき、行政の効率化等を図りながら、将
来に向け持続可能な行財政基盤の確立に取り組んでまいります。
公共下水道事業の公営企業会計への移行業務につきましては、29 年 4
月の移行を目指して、企業会計システムの構築等を行うとともに、簡易
水道事業特別会計の公営企業会計の適用に向けた調査等にも着手してま
いります。
また、一般会計等についても、現行の会計手法に加え、複式簿記の手
法を取り入れた財務書類の作成を行う「新地方公会計」の導入を進めて
まいります。
さらに、
「日田市人材育成基本方針」に基づき、職員の政策形成能力の
向上や高度な専門知識の習得、資質の向上などと合わせ、人事評価制度
を導入し、主体的な職務の遂行と高い能力を持った職員の育成を図ると
ともに、市民から信頼される職員の人材育成にも努めてまいります。
- 12 -
予算編成の基本方針
政府は、強い経済を実現するとともに「一億総活躍社会」の実現に向
けた取り組みなどを行うため、27 年度に 3.3 兆円の補正予算と併せて、
「経済再生と財政健全化の両立する予算」として 28 年度の一般会計総額
を過去最大の 96 兆 7,218 億円と決定しました。
この中で、税収については、前年度当初比 5.6%増の 57 兆 6,040 億円
と、25 年ぶりの高い水準と見込んでいるものの、新規国債発行額は 34
兆 4,320 億円としており、国債への依存度は 35.6%と依然として高く、
また、国と地方を合わせた長期債務残高は、28 年度末で 1,062 兆円と見
込まれるなど、借金依存の体質は引き続き変わらない状況となっており
ます。
地方財政対策を見てみますと、東日本大震災の復旧・復興費を別枠と
して、一般財源総額については、27 年度に引き続き「まち・ひと・しご
と創生事業」や地方の重点課題に取り組むために必要な経費を計上する
など、27 年度を上回る額が確保されたものの、地方税収の伸びに伴い地
方交付税総額は、前年比 0.1%減の 16 兆 7,003 億円となったところでご
ざいます。
本市の 28 年度予算編成につきましては、27 年度に複合文化施設整備事
業と消防庁舎建設負担金の2つの大きな事業が完了したことにより予算
規模が縮小いたしますが、
「まち・ひと・しごと創生総合戦略」及び「日
田市定住自立圏共生ビジョン」に盛り込まれる「地方創生」関連施策を
着実に実施するため、新規事業を積極的に盛り込む一方、その財源確保
- 13 -
については、特段の措置によりましてメリハリの効いた予算編成を行っ
たところでございます。
歳入では、国の地方財政計画を参考に、27 年度から実施されている合
併に伴う地方交付税の優遇措置の段階的削減を見込んだところでござい
ますが、市税などの一般財源については最大限に確保するとともに、
「地
方創生」関連事業については地域振興基金の更なる積極的な活用を行っ
たところでございます。
歳出では、実施計画の策定を通じた臨時的な事業の計画的推進を図る
とともに、「地方創生」関連施策の実施に必要な事業費につきましては、
新規・拡充ともに積極的に盛り込んだところでございます。
一方、経常的経費につきましては、マイナスシーリング枠を設定し縮
減に努めるとともに、個別経費の精査を実施し、予算措置を行ったとこ
ろでございます。
この結果、27 年度当初予算に対して 4.1%減の 356 億 935 万 4 千円と
なったものでございます。
なお、国の補正予算による 28 年度事業の前倒しとなる 27 年度 3 月補
正予算(案)も併せて措置することで、
「地方創生」に向けた事業費の上積
みにも努めたところでございます。
- 14 -
予算案の概要
以上のような市政執行並びに予算編成の基本方針に基づいて編成しま
した平成 28 年度一般会計当初予算案は、356 億 935 万 4 千円となり、前
年度に比べ、15 億 2,003 万 1 千円減少しております。
平成28年度一般会計当初予算額(案) 35,609,354千円
平成27年度一般会計当初予算額
37,129,385千円
差し引き
* 直近5か年の当初予算額
平成27年度当初予算額
平成26年度当初予算額
平成25年度当初予算額
平成24年度当初予算額
平成23年度当初予算額
△1,520,031千円 (4.1%減)
37,129,385千円
37,581,584千円
40,223,814千円
38,112,523千円
38,095,766千円
上段:事業数
下段:事業費(千円)
●「日田市まち・ひと・しごと創生 総合戦略」に係る事業
区 分
①
日田市における安定した雇用を
創出する
②
日田市への新しい人の流れをつ
くる
③
若い世代の結婚・出産・子育て
の希望をかなえる
④
人が共に支え合い、安全・安心
で快適に暮らせる地域を創る
合 計
(一般財源+地域振興基金)充当額
全 体
うち新規分
うち拡充分
44
21
2
647,970
161,608
5,980
18
9
3
258,026
35,171
38,537
32
9
4
712,379
21,466
80,285
24
6
2
336,045
35,658
27,859
118
45
11
1,954,420
253,903
152,661
1,162,409
※新規・拡充分には、平成27年度からの実施事業を含む
- 15 -
328,185
(1)歳入
歳入につきましては、まず、市民税ですが、経済状況は一部に弱さが
見られるものの緩やかな回復基調が続く中、個人所得の約8割を占める給
与所得について、雇用環境が堅調に推移していることから、個人市民税
(現年課税分)については、前年度比1.0%の増を見込んでいます。また、
法人市民税(現年課税分)については、引き続き企業収益の回復が見込ま
れるものの、国税である法人税率の引下げに加え、法人税割の一部国税
化に伴う税率の引下げにより、前年度比10.4%の減と見込み、個人・法
人市民税総額で、前年度比1.4%の減、27億5,237万1千円を計上していま
す。
固定資産税については、土地の評価額の下落などにより、前年度比
0.2%の減と見込み、36億1,842万1千円を計上しています。
なお、市税全体では、0.1%減の76億3,924万1千円を計上しています。
次に、地方消費税交付金につきましては、8.1%増の13億2,000万円を
見込んでいます。このうち、地方消費税の使途を定めた社会保障財源化
分は、5億4,400万円としています。
地方交付税につきましては、地方財政計画を参考にするとともに、合
併に伴う優遇措置の段階的削減や、算定の基礎となる国勢調査人口の減
少の影響などを踏まえ、1.9%減の123億円を見込んでいます。
国庫支出金につきましては、複合文化施設整備や竹田公園整備に対す
る社会資本整備総合交付金の減があるものの、年金生活者等支援臨時福
祉給付金の増などにより、前年度比0.5%増の52億2,822万8千円としてい
ます。
県支出金につきましては、保育所緊急整備事業補助金や国勢調査委託
- 16 -
金の減などにより、前年度比2.8%減の23億8,406万5千円としています。
市債につきましては、複合文化施設整備事業や日田玖珠広域消防組合
庁舎建設負担金に対する合併特例債の減などにより、前年度比30.0%減
の33億8,480万円を予定しています。
なお、繰越金につきましては、近年の決算剰余金の状況を勘案して、
その積極的な活用を図る観点から、当初予算にて2億円を計上するととも
に、不足する財源を補うため、財政調整基金から2億4,235万円を繰り入
れています。
(2)歳出
歳出予算を款別に見ますと、まず、議会費につきましては、地方議会
議員年金制度の廃止に伴う議員共済給付費負担率の減などにより、9.9%
減の2億6,697万4千円としています。
総務費につきましては、本庁舎エレベーター改修事業費の増などがあ
るものの、地域振興のための小学校跡地利活用施設整備費や、個人番号
カード発行のための社会保障・税番号制度システム導入経費の減などに
より、7.4%減の40億7,883万円としています。
民生費につきましては、社会福祉法人に対する施設整備補助金や生活
保護費の減などがあるものの、市単独の保育料負担軽減の拡充など、「総
合戦略」関連事業費を3億2,273万9千円盛り込んだほか、年金生活者等支
援臨時福祉給付金の支給、更に、27年度に開始した国民健康保険特別会
計に対する保険税負担緩和措置としての基準外繰出金が大幅に増加した
ことなどにより、3.7%増の127億954万3千円としています。
衛生費につきましては、ポイント付与制度を活用する健康活動応援事
- 17 -
業に新たに取り組むほか、市単独の子ども医療費助成の拡充などがある
ものの、バイオマス資源化センターの受入設備や葬斎場施設の改修工事
費の減などにより、2.0%減の27億8,375万6千円としています。
労働費につきましては、UIターン者雇用促進支援事業補助金や若年
者就業支援事業費の増などにより、3.6%増の9,579万1千円としています。
農林水産業費につきましては、大分県畜産公社の新施設整備負担金や
木質バイオマス利用促進総合整備事業費の減があるものの、木づかい促
進事業や市有林活用モデル事業費の増など、「総合戦略」関連事業費を2
億3,739万9千円盛り込み、6.6%増の17億2,575万6千円としています。
商工費につきましては、インバウンド推進事業やアンテナショップ(大
丸福岡天神店)の運営委託事業費の増など、「総合戦略」関連事業費を5
億3,248万6千円盛り込んだものの、中小企業振興資金特別融資の貸付残
高に対する預託金の減や中心市街地街路灯整備事業の終了などにより、
11.1%減の11億318万3千円としています。
土木費につきましては、竹田公園整備事業や友田大原公園線改築事業
費の減があるものの、城内住宅建替事業や地域生活道路整備事業費の増
などにより、0.2%増の37億1,932万1千円としています。
消防費につきましては、コミュニティ消防センター建設事業や防火水
槽設置事業費の増があるものの、消防庁舎建設等に係る常備消防事業負
担金の減などにより、47.7%減の9億1,642万8千円としています。
教育費につきましては、小学校施設整備推進事業や地区公民館整備事
業費の増があるものの、複合文化施設整備事業や咸宜園跡保存整備事業
費の減などにより、16.9%減の35億5,119万円としています。
災害復旧費につきましては、近年頻発する異常気象による災害に対応
- 18 -
するため、農業施設並びに公共土木施設の災害復旧費用を増額したこと
から、37.4%増の9,560万円としています。
公債費につきましては、借入金利の低下による利子支払額の減により、
0.1%減の45億925万7千円としております。
以上、平成 28 年度の市政執行の基本方針と、併せて一般会計当初予算
案についてご説明を申し述べましたが、28 年度は本市の最上位計画であ
る第 5 次日田市総合計画の最終年となります。
総合戦略に基づく施策・事業を実行に移しつつ、29 年度からを計画期
間とする第 6 次日田市総合計画等の策定を行う中で、これから、本市が
目指すまちの姿やそれを実現するための方策等を、改めて整理・明確化
してまいりたいと考えております。
わが国は、未だ世界が経験したことのない超高齢社会に突入していま
すが、人々の意識は押し並べて、この危機を真に実感するまでには至っ
ておらず、社会の変革が十分に進んでいない状況にございます。
私たちには、20 世紀型の価値観や社会・行政システムからの大転換と、
21 世紀における本市のあるべき姿など、将来を見据えた長期的視点に基
づく覚悟ある行動が求められております。
これまでも申し上げてまいりましたとおり、まちづくりの担い手の中
心となるのは市民の皆様や地域コミュニティであり、市民の皆様一人ひ
とりが人口減少や地域の活性化といった問題に危機意識、当事者意識を
持ち、柔軟な発想でそれぞれの立場で何ができるのかを考え、具体的な
行動を起こしていくことが必要不可欠です。
私も、引き続き、21 世紀にふさわしい職員の資質の向上や行政組織の
- 19 -
活性化など、
「参画と協働のまちづくり」を推し進める環境の整備に注力
し、
「オールひた」で夢と希望の持てる本市の未来を切り拓いてまいりた
いと考えておりますので、議員並びに市民の皆様のご理解、ご協力をお
願い申し上げます。
- 20 -
Ⅱ
施策ごとの主要事業
- 21 -
1.環境にやさしいまちづくり
(1)地域環境の保全
No
款
1
衛生費
2
〃
3
〃
新
継
総
合
戦
略
事
業 名
事業費
(千円)
事
業
概
要
継 ○ 河川環境向上対
策事業
河川の水質検査(30 河川 41 箇所)を行うほか、市
民参加の水生生物調査などを通じて環境保全の
5,878
啓発を図る。また、清流保全条例の制定に向けて
筑後川上流自治体で情報共有等を行うもの。
美しいひたづく
り推進事業
10,200 推進モデル地区(28 自治会)で行われる美化活動
継 ○ 浄化槽設置補助
事業
60,142 で、快適な生活環境の整備及び河川水質の保全を
継
ポイ捨て等防止監視員を配置するとともに、美化
等の支援を行うもの。
合併処理浄化槽設置者に対する補助を行うこと
図るもの。(110 基設置分)
(2)資源循環型社会の構築
No
款
新
継
1
衛生費
継
2
〃
総
合
戦
略
事
業 名
焼却施設等更新
事業
環境衛生センタ
ー再資源化設備
(発酵槽)更新事
業
継
事業費
(千円)
事
業
概
要
日田市清掃センターの老朽化に伴い、施設の更新
9,668 を進めるため、一般廃棄物処理基本計画の策定等
を行うもの。
24,000
再資源化(堆肥化)設備の核である発酵槽を2か
年かけて更新するもの。
(3)良好な水資源の確保
No
款
新
継
1
総務費
継
2
公共下
水道事
業特別
会計
総
合
戦
略
事
業 名
事業費
(千円)
事
業
概
要
田来原公園のオープン式を兼ねた大山ダム水源
大山ダム対策事
業
2,861 地域整備計画事業完了の記念式典と、植林活動等
継 ○ 公共下水道建設
事業
水質保全と生活環境の改善を図るため、下水道整
備等を行うもの。(石井、内河、北友田)
383,890 また、浄化センター及び汚水管渠の老朽化対策の
ための長寿命化事業、及び集中豪雨等に備え、雨
水幹線等の改修を行うもの。
を通した下流域住民との交流を行うもの。
- 22 -
2.便利で快適なまちづくり
(1)道路・公共交通の整備
No
款
新
継
1
土木費
新
2
3
〃
〃
新
新
総
合
戦
略
事
業 名
平和通り線改築
事業
市道平和通り線
歩道整備事業
市道北豆田三郎
丸線改良事業
事業費
(千円)
事
業
概
要
県が施工する国道 212 号 4 車線化事業に合わせ、
9,000 平和通り線(日の出第 1 交差点部)の改築工事を
実施するため、測量調査と予備設計を行うもの。
複合文化施設(旧中央公民館)整備事業と合わせ
20,000 て、歩道部の拡幅工事を行うもの。
(延長L=90m
歩道部幅員を 1m程度拡幅)
国道 212 号バイパスとの交差点部分(吹上町交差
点)に右折レーンを設置するための調査・設計を
行うもの。
15,000
(延長L=200m 幅員W=16.0m)
※予算書では「社会資本整備総合交付金事業(413,500
千円)
」の一部
4
〃
新
市道朝日ヶ丘線
改良事業
朝日ヶ丘へ通じる幹線道路を整備するための調
査・設計を行うもの。
5,300 (延長L=400m 幅員W=12.0m)
※予算書では「社会資本整備総合交付金事業(413,500
千円)
」の一部
市内循環バスひたはしり号(4コース)及び夜明循環
線他2路線の運行をバス会社に委託するもの。ま
42,662 た、ひたはしり号の運賃100円化の実証実験運行を
行い、利用者数の変化を検証するもの。
5
総務費
コミュニティバ
継 ○ ス運行事業
6
〃
地方バス路線維
継 ○ 持対策事業
35,470 社の赤字路線(杖立線 他11路線)に対し、路線維
民間バス会社が廃止した山手線、有田線の 2 路線
に市が代替バスとして運行を委託するもの。また、玖
6,161 珠町が運行しているふれあい福祉バス(山浦線)に
対し、運行距離に応じた負担を行うもの。
4,840 や駅、公共施設等まで送迎するため、予約による乗
7
〃
廃止代替バス運
継 ○ 行事業
8
〃
乗合タクシー運
継 ○ 行事業
9
〃
10
土木費
11
〃
上・中津江デマ
継 ○ ンドバス運行事
業
継
継
友田大原公園線
改築事業
市道友田徳瀬線
改良事業
周辺地域の交通手段を確保するため、民間バス会
持のための補助金を交付するもの。
公共交通機関のない地域の住民を、最寄りのバス停
合タクシーを運行するもの。
上・中津江地区の重要な交通手段として定着してい
38,462 るデマンドバスを運行するもの。
都市計画道路「友田大原公園線(県道日田玖珠線
129,340 ~ハローワーク日田)」の整備を行うもの。
(延長L=270m
幅員W=20.0m)
光岡地区の主要な道路の改良工事で、光岡橋を中
心とした拡幅工事を行うもの。
195,200 (延長L=150m 幅員W=12.0m)
※予算書では「社会資本整備総合交付金事業(413,500
千円)
」の一部
- 23 -
12
13
14
土木費
〃
〃
市道本城線改良
事業
継
市道中大山続木
線改良事業
継
市道坂合線改良
事業
継
15
〃
継
地域生活道路整
備事業
16
〃
継
辺地対策事業
県道岩戸五馬日田線と主要地方道天瀬阿蘇線を
結ぶ幹線道路の整備を行うもの。
50,000 (延長L=920m 幅員W=6.25m)
※予算書では「社会資本整備総合交付金事業(413,500
千円)
」の一部
大山町と天瀬町を結ぶ主要幹線道路の整備を行
うもの。
45,000 (延長L=680m 幅員W=6.5、5.0m)
※予算書では「社会資本整備総合交付金事業(413,500
千円)
」の一部
前津江町の大野地区と赤石地区を結ぶ幹線道路
の整備を行うもの。
25,000 (延長L=590m 幅員W=5.0m)
※予算書では「社会資本整備総合交付金事業(413,500
千円)
」の一部
289,000
生活に密着した市道の改良や側溝等の整備を行
うもの。
辺地地域住民の交通環境等の格差是正を図るた
23,000 め、市道の改良工事を行うもの。
(串川辺地
17
18
〃
〃
継
橋梁補修事業
継
道路ストック補
修事業
114,250
150,000
市道荒平後河内線)
長寿命化計画に基づいて、橋梁の点検や補修を行
うもの。
老朽化した市道の舗装やトンネル等の補修工事
を行うもの。
(舗装:友田徳瀬線外 トンネル:秋山隧道外 法面
補修:銭渕石井線外 照明施設:平和通り線外)
(2)住環境の整備
No
款
新
継
1
衛生費
新
2
〃
総
合
戦
略
事
業 名
光岡地域下水道
処理事業(廃止)
事業費
(千円)
事
業
概
要
光岡地域下水道が公共下水道に接続されること
1,632 に伴い、施設の残存汚泥の処理業務等を委託する
もの。
合併処理浄化槽設置者に対する補助を行うこと
継 ○ 浄化槽設置補助
事業(再掲)
60,142 で、快適な生活環境の整備及び河川水質の保全を
市営城内団地の建替計画に基づき、第 3 期建替工
事を実施するもの。
375,887
(鉄筋コンクリート 5 階建 1 棟 25 戸 平成 27
年度・28 年度 2 か年事業)
図るもの。(110 基設置分)
3
土木費
継
城内団地建替事
業
4
〃
継
市営住宅ストッ
ク総合整備事業
52,800 久性の向上を図り、快適な住環境の整備を行うも
継 ○ 公共下水道建設
事業(再掲)
水質保全と生活環境の改善を図るため、下水道整
備等を行うもの。(石井、内河、北友田)
383,890 また、浄化センター及び汚水管渠の老朽化対策の
ための長寿命化事業、及び集中豪雨等に備え、雨
水幹線等の改修を行うもの。
5
公共下
水道事
業特別
会計
公営住宅長寿命化計画に基づき、維持管理及び耐
の。
- 24 -
6
7
簡易水
道事業
特別会
計
継
水道事
業会計
継
祝原・川崎・杷木山簡易水道(夜明)と高井給水
簡易水道建設事
業
197,458 施設(五和)の統合整備や各簡易水道施設の老朽
上水道建設改良
事業
147,320
管更新等を行うもの。
安全で良質な水道水を安定的に供給するために、
老朽化した施設や水道管の更新を行うもの。
(3)河川・公園の整備
No
款
新
継
1
土木費
新
2
〃
総
合
戦
略
事
業 名
準用河川宮田川
改修工事
公園施設長寿命
化対策事業
継
事業費
(千円)
事
業
概
要
市が管理する準用河川の土砂浚渫及び改修工事
5,500 を行うもの。(石井)
(延長L=65.9m
一部拡幅工事)
都市公園施設の老朽化や安全対策等の強化、及び
改築更新費用や維持管理費の縮減、平準化を図る
40,010
ため、長寿命化計画を策定し対策工事を行うも
の。
(4)特色ある地域空間の創出
No
款
新
継
1
土木費
継
2
〃
継
総
合
戦
略
事
業 名
事業費
(千円)
事
業
概
要
土地利用の現況及び今後の社会経済情勢の変化
都市計画変更事
業
15,110 に対応するために、都市計画用途地域や都市施設
駅前広場整備事
業
50,000 リニューアルするための実施設計を行うもの。合
(道路、公園)の計画等の見直しを行うもの。
JR日田駅前広場を、「日田らしい玄関口」へと
わせて駅前広場にトイレを整備するもの。
- 25 -
3.個性を生かした産業振興によるまちづくり
(1)農業・水産業の振興
No
款
新
継
1
農林水
産業費
新
2
〃
3
〃
4
〃
総
合
戦
略
事
業 名
事業費
(千円)
事
業
概
要
環境負荷の低減と環境保全に効果の高い営農活動
環境保全型農業
直接支払事業
976 に取り組んだ農業者の組織及び集落に対して交付
新
土地改良施設維
持管理適正化事
業
934
新
ため池緊急防災
体制整備促進事
業
800 ついて、廃止に向けた工事を行うため、効果算定業
金を支払い、活動を支援するもの。
水路や揚水ポンプ等の土地改良施設の定期的な整
備補修に対して、補助金を交付するもの。
廃止の要望があった坂本ため池(北友田二丁目)に
務を行うもの。
新
県営基幹水利施
設保全対策事業
(須ノ原地区)
9,000
地域農業水利施
設保全対策事業
土地改良区及び水利組合が管理する農振地域の
水利施設について、突発的な故障や破損に対する
3,100
緊急工事等に備えるため、機能保全計画を作成す
るもの。
大分県の機能保全計画に基づき、須ノ原土地改良
区のポンプ施設の改修を行うもの。
5
〃
新
6
〃
営農指導強化事
新 ○ 業
7,776 や、農薬指導等を専門的に行う業務を農協に委託
黒毛和種優良繁
殖雌牛導入支援
事業
900 齢母牛の更新を促し、優良雌牛の導入及び自家保
ファーマーズス
新 ○ クール研修事業
2,000 梨やエノキ等の栽培経営技術を研修する、ファーマ
国の青年就農給付金の対象とならない農業後継者
に対する給付金の交付や、農業者が参加する研修
3,500
費用及び青年農業研究会が行う活動に対して補助
をするもの。
7
8
〃
〃
新
営農指導の強化を図るため、農作物の栽培指導
するもの。
繁殖牛農家の経営安定及び銘柄化を図るため、高
留に要する経費の一部を補助するもの。
新規就農者の確保・育成を図るため、市が推進する
ーズスクールを設置するもの。
9
〃
農業後継者育成
新 ○ 支援事業
10
〃
農業大学校就学
新 ○ 支援事業
720 内の県立農業大学校で学ぶ学生に対して就学費用
6次産業サポー
新 ○ ト事業
6,702 のセミナーや商品加工に必要な機械等の整備に対
集落営農構造改
革対策事業
集落営農法人の経営基盤を強化、担い手不在集落
への対応や、就農支援等、総合的に地域農業をサ
8,874
ポートする組織の設立及び運営に必要な経費を支
援するもの。
11
12
〃
新
市内で就農する青年農業者を育成するため、九州
を補助するもの。
6 次産業に取り組む農家を対象に、新たな商品開発
して補助するもの。
- 26 -
13
農林水
産業費
継
日田市農業振興
ビジョン策定事
業
14
〃
継
中山間地域等直
接支払事業
124,000 防止や農道・水路の維持管理に取り組む集落に対
薬草栽培の産地化の可能性を探るため、「薬草生産
プロジェクト推進協議会」が行う、先進地視察や、栽
1,500
培品種等の調査及び試験栽培等に対して補助する
もの。
15
〃
薬草生産プロジ
継 ○ ェクト事業
16
〃
継
県営中山間地域
総合整備事業
8,426
本市農業の将来を見据え、今後 10 年間の農業の方
向性を定める農業振興ビジョンの策定を行うもの。
中山間地域の集落内で協定を結び、耕作放棄地の
して交付金を支払い、活動を支援するもの。
鶴城地区・出口地区における生産基盤の整備を図
7,125 るため、ほ場整備等を行うもの。
(県営事業に対する市の負担金)
(日田地区)
17
〃
継
県営ほ場整備事
業(朝日地区)
17,175
二串工区、君迫工区の換地処分等を行うもの。
(県営事業に対する市の負担金)
18
〃
継
農業基盤整備促
進事業
15,600
羽田地区両組の熊ノ尾川取水口や、吉竹地区の老
朽化した水路の改修工事を実施するもの。
19
〃
継
県営危険ため池
等緊急整備事業
町野地区と日向野地区の老朽化の著しいため池の
4,125 改修工事を実施するもの。
(県営事業に対する市の負担金)
(東有田地区)
20
21
〃
〃
継
継
県営農業水利施
設保全合理化事
業
49,612 実施し、対策工事を行うもの。
多面的機能支払
交付金事業
24,825 を図るため、地域住民が参加した地域ぐるみの水路
農業水利施設の劣化状況の調査及び機能診断を
(県営事業に対する市の負担金)
農地や農業用水などの農業基盤や農村環境の向上
の泥上げや、軽微な補修等の活動を支援するもの。
22
〃
継
農地及び農業用
施設整備支援事
業
20,000
農地及び農業用施設の補修等に対して、コンクリー
ト舗装等の原材料を支給するもの。
23
〃
継
農業用施設管理
保全対策事業
6,000
市街地における農業用水路の維持管理を行う日田
市土地改良区に対し、費用の補助を行うもの。
24
〃
継
地域資源利活用
推進事業(畜産堆
肥)
25
〃
果樹産地改革総
継 ○ 合推進事業
畜産堆肥を利用した循環型農業を推進するため、
2,000 集落営農組織等が、市内の畜産農家から購入する
堆肥の購入費用の一部を補助するもの。
梨園地の遊休候補園地の早期把握、就農希望者募
集等の活動等に対しての助成や、早期成園化に向
1,911
けた大苗育苗施設の整備等に対して助成を行うも
の。
- 27 -
農林水
産業費
活力あふれる園
継 ○ 芸産地整備事業
競争力のある園芸産地の確立と就業・雇用機会の
拡大に向けて、梨の棚張替えや白菜機械導入に対
37,378
する支援のほか、新たに大葉のハウスなど、農業の
生産基盤を整備するもの。
27
〃
新規就農総合支
継 ○ 援事業
「人・農地プラン」に中心となる経営体として位置づ
けられる、又は位置づけられることが確実と見込まれ
16,500
る青年に対する就農意欲の喚起と就農後の定着を
図るため、給付金を交付するもの。
28
〃
産直野菜増産ミ
継 ○ ニハウス等導入
事業
5,931 が通年で栽培可能となるよう、ミニハウス等の導入を
集落営農組織活
継 ○ 動支援事業
5,937 び農業法人が行う農業機械の導入に対して、補助
肉用牛生産基盤
拡大緊急支援事
業
3,150 牛の導入及び自家保留に要する経費の一部を補助
内水面利活用推
進事業
2,600 議会が行う、鮎資源の維持・増殖や加工品の開発、
水産業振興費
5,588
26
29
30
31
〃
〃
〃
継
継
産直野菜の需要が増加しているため、多品目野菜
行う生産農家に対して、補助金を交付するもの。
水田農業の担い手として活動する集落営農組織及
金を交付するもの。
オレイン酸生成能力及び産肉能力の優れた繁殖雌
するもの。
漁業協同組合等で構成する内水面利活用推進協
販路拡大などの取り組みを支援するもの。
漁業協同組合が実施する稚魚放流事業に要する経
費の一部を助成するもの。
32
〃
継
33
〃
ワサビ生産拡大
継 ○ 事業
1,445 規生産者の拡大及び林間ワサビ栽培の推進など、
津江地域野菜集
継 ○ 出荷助成事業
5,000 がい対策のため、JAおおいた日田事業部が実施す
山椒増産プロジ
継 ○ ェクト事業
1,708 大を図るため、加工用山椒の増産及び地域内加工
34
35
〃
〃
ワサビの生産拡大を目標に、育苗体制の確保や新
総合的に支援を行うもの。
津江地域の農家の生産意欲の向上と高齢者の生き
る野菜の集出荷費用に対し助成を行うもの。
山椒の商品化・ブランド化や、加工品の生産量の拡
体制の整備に対して補助するもの。
(2)林業の振興
新
継
総
合
戦
略
款
1
農林水
産業費
新 ○ 市有林活用モデ
ル事業
41,000 やバイオマス利用のための早生樹育成等のモデル
〃
木材製品研究開
新 ○ 発支援事業
900 う、日田材を活用した新商品の開発や研究等に係る
2
事
業 名
事業費
(千円)
No
事
業
概
要
主伐を年間約 10ha、5か年計画で進め、災害防除
林として整備を行うもの。
木工業者や製材業者等の事業者及び団体等が行
経費に対して助成を行うもの。
- 28 -
日田林業・木材産業のPRや、日田材の需要拡大を
農林水
産業費
日田スギ情報発
新 ○ 信事業
3,000 図るため、パンフレット等を作成し情報発信を行うも
4
〃
日田スギ木育推
新 ○ 進事業
市内の木育関連事業の実態調査を行うとともに、本
市に適した木育プログラムの方向性を検討するた
658
め、市民アンケート調査及び木育関連の講演会等を
行うもの。
5
〃
新
林業専用道整備
事業
45,000 強化・補完する林業専用道の整備に対して、助成を
里山保全支援事
業
750 灯篭として活用するため、千年あかり実行委員会の
新 ○ 日田材活力創出
事業
3,670 の供給体制を構築し、製材所の連携販売による日
3
6
7
〃
〃
新
8
〃
継
森林整備総合対
策事業
9
〃
継
森林整備地域活
動支援交付金事
業
10
〃
豊かな森づくり
継 ○ 担い手育成事業
11
〃
継
12
〃
継
13
〃
継
の。
林道・森林作業道の機能を高め、木材輸送機能を
行うもの。
里山の保全を目的に伐採した竹を、千年あかりの竹
竹の買い取りに係る経費に対し補助するもの。
住宅部材として品質や性能を明確化した製材品
田材の需要拡大を支援するもの。
林業経営意欲の低下により「伐採」
「植栽」
「保育」
の林業生産活動が循環しにくくなっていること
100,000
から、国、県の補助に上乗せ助成し、山林所有者
の負担軽減を図るもの。
74,350 や、作業路網の改良等の地域における取り組みに
適切な森林整備を推進するため、施業の集約化
対し支援するもの。
15,580
森林組合等が行う、担い手育成や森林整備、森林
環境保全活動等に対し支援するもの。
市有林の管理道等の維持管理や境界の保全等を
市有林維持管理
事業
14,182 行い、造林事業の効率的かつ円滑な推進を図るも
林道作業道補修
用原材料支給事
業
25,000
流木被害森林緊
急整備事業(補助
事業)
14
〃
継
しいたけ生産後
継者育成事業
15
〃
継
しいたけ生産活
性化総合対策事
業
の。
地元施工による林道、作業道の補修に対し、生コ
ン等の原材料を支給するもの。
流木の発生等の危険性が高い人工林において、広
6,526 葉樹林化を図るとともに、自然植生の回復等を目
的とした間伐・更新伐・林内整備を行うもの。
椎茸の生産量の拡大及び良質な椎茸の生産体制
を構築するため、後継者の育成や新規参入者に対
3,050
して支援するもの。また、販売促進や生産体験等
のPR活動に対し補助金を交付するもの。
7,250 備に要する経費の一部に対し補助金を交付する
椎茸生産者が行う作業道の開設や生産施設の整
もの。
- 29 -
継
優良竹林化整備
事業
荒廃竹林を再生し、持続的管理を行うことにより
林地災害の防止につなげるとともに、タケノコ生
3,068
産を行うための環境整備に対する支援を行うも
の。
継
高度総合木材加
工団地関連森林
等再生事業
62,621 権者会との「原状回復等に関する合意書」に基づ
〃
木づかい促進事
継 ○ 業
日田材の需要拡大と、地域経済の活性化を図るた
め、日田材を使用した住宅の新築・リフォームに
対し、木材の支給又は日田家具に交換できるポイ
57,800
ントを付与するもの。また、多世代同居や UI タ
ーンに対し加算を行うことで子育て支援や定住
促進等との連携を図るもの。
19
〃
日田材普及啓発
継 ○ 事業
20
〃
継 ○ 日田材ブランド
化促進事業
21
〃
継
16
農林水
産業費
17
〃
18
22
23
〃
〃
継
継
ウッドコンビナート第 2 期計画の中止に伴い、地
き、森林等の整備を行うもの。
日田材を利用した店舗等の新築・リフォームに対
する助成や、林業関係団体の専門性を生かした、
5,711
国内流通対策、海外出荷の取り組み等に対し支援
するもの。
400
日田材の需要拡大やブランド化を目指す若手事
業者等の取り組みを支援するもの。
農地への有害鳥獣の侵入防止対策として、集落で
鳥獣被害防止緊
急対策事業
40,500 取り組む金網柵等の設置に対して、必要な資材を
有害鳥獣被害防
止対策事業
3,247 柵等を設置する個人農家に対し、その経費の一部
有害鳥獣捕獲事
業
25,037 や、狩猟に係る費用の一部助成等により、捕獲活
支給するもの。
農地への有害鳥獣の侵入を防ぐ電気柵やトタン
を助成するもの。
鳥獣被害の軽減を図るため、捕獲報償金の支給
動を推進するもの。
(3)商工業の振興
No
款
新
継
総
合
戦
略
事
業 名
事業費
(千円)
事
業
概
要
UIターンによる市内企業への就職促進を図るた
め、市外からの転職者を受け入れる企業を奨励す
4,103
るとともに、県内大学からのインターンシップ参
加者への支援を行うもの。
1
労働費
新 ○ UIターン者雇
用促進支援事業
2
商工費
新 ○ 商店街空き店舗
対策事業
1,651 市街地の空き店舗調査を行い、情報を一元管理し
日田家具の新たな販路の開拓と、家具の産地とし
ての認知度向上を図るため、国内外の家具のバイ
4,000
ヤー等が集う国際家具見本市への出展を支援す
るもの。
中小企業振興推
進事業
561 例に基づき、中小企業の振興を総合的かつ計画的
3
〃
新 ○ 国際家具見本市
出展支援事業
4
〃
新
商店街に出店しやすい環境整備を図るため、中心
ホームページ等で情報発信するもの。
平成 28 年 3 月に制定予定の中小企業振興基本条
に推進するため、推進組織を設置するもの。
- 30 -
5
6
7
労働費
継 ○ 若年者就業支援
事業
商工費
日田市アンテナ
継 ○ ショップ大丸福
岡天神店運営委
託事業
〃
日田市商店街等
活性化支援事業
継 ○ (チャレンジショ
若年者の就業と地場企業の人材確保を促進する
ため、ジョブカフェおおいた日田サテライトの機
9,142
能の充実を図り、企業情報の提供やセミナーの実
施、就職面談会の開催等に取り組むもの。
日田の知名度を高め、地場産業の振興と都市間交
流の活性化を図るため、大丸福岡天神店地下のア
29,796
ンテナショップにおいて、販売促進や広報活動を
展開するもの。
中心市街地の活性化を図るため、空き店舗を利用
し開業する事業者に対し、月額賃借料の支援を行
5,720 うもの。
※予算書では「日田市商店街等活性化支援事業 9,220
千円)
」の一部
ップ事業)
8
〃
中小企業振興資
継 ○ 金借入助成金事
業
企業誘致事業
9
〃
継 ○ (立地企業助成
金)
中小企業者の設備投資や新規開業の促進、経営の
安定化を図るため、借入の際に発生する保証料に
6,831
ついて補助金を交付するもの。
※予算書では「金融対策費(490,855 千円)
」の一部
新・増設企業の進出意欲を高めるために、設備投
資等に対する助成を行い、新たな雇用の場を創出
38,614
し地域経済の浮揚に繋げていくもの。
※予算書では「企業誘致事業(51,614 千円)
」の一部
(4)観光(交)の振興
No
1
款
商工費
新
継
総
合
戦
略
事
業 名
全国産業観光フ
新 ○ ォーラム負担金
事業
事業費
(千円)
事
業
概
要
産業観光を推進している地域や関連企業等が、一
堂に会する「全国産業観光フォーラム」を日田市
3,000 で開催するため、開催経費の一部を負担するも
の。
※予算書では「観光費(72,004 千円)
」の一部
2
〃
新 ○ インバウンド推
進事業
3
〃
新 ○ おもてなしトイ
レ整備事業
4
〃
継 ○
5
6
7
〃
〃
〃
急増する外国人観光客に対応するため、Wi-Fi 環
12,000 境の整備など受入れ態勢の強化を図るとともに、
積極的に外国人観光客の誘客促進を行うもの。
4,377
観光客が快適に利用できるように、観光施設内の
トイレの洋式化等への改修を行うもの。
観光客の増加を図るため、メディアや旅行情報誌
観光誘客宣伝事
業
31,103 等を活用して国内外に広く魅力を発信し、宣伝を
継 ○ 奥日田地域観光
施設整備事業
55,836 田地域の拠点の一つである椿ケ鼻ハイランドパ
まつり用具等倉
庫整備事業
24,155 用する物品の保管及び物品の作成作業場を確保
継
継
屋形船修復補助
事業
行うもの。
地域資源を活用し観光交流を推進するため、奥日
ークのリニューアルを行うもの。
日田まつり振興会が主催する4つのまつりで使
するために、新たに倉庫の建設を行うもの。
水郷ひたのイメージアップを図るため、屋形船の
4,020 改修(30 艘・平成 24 年度から 5 か年計画)を支
援するもの。
※予算書では「観光費(72,004 千円)
」の一部
- 31 -
4.健やかに安心して暮らせるまちづくり
(1)保健・医療の充実
No
款
1
衛生費
2
3
4
5
6
新
継
総
合
戦
略
事
業 名
事業費
(千円)
事
業
概
要
運動による生活習慣病予防や介護予防を推進す
新 ○ ひたむき健活事
業
2,732 るともに健康寿命の延伸を図るため、ステップ運
新 ○ 健康活動応援事
業
6,253 行うため、市内で利用できる商品券等と交換でき
新 ○ 予防接種モバイ
ルサービス事業
2,296 に必要な情報を携帯電話等で容易に閲覧できる
新 ○ 看護師等人材確
保推進事業
2,400 の養成機関に対し、市内医療機関への就職者の養
在宅医療支援補
助事業
519 情報共有システムを運用する日田市医師会に補
国民健
康保険
特別会
計
新 ○ 健康活動応援事
業(再掲)
2,414 行うため、市内で利用できる商品券等と交換でき
衛生費
継
〃
〃
〃
〃
新
動・スロージョギングを普及させるもの。
健康づくりや特定健診等の受診への動機付けを
るヘルスケアポイントを付与するもの。
子どもの予防接種スケジュールの管理や子育て
システムを導入するもの。
看護師等の人材を確保するため、市内の看護師等
成費用の一部を助成するもの。
在宅患者の情報共有のため、IT を利用した患者
助するもの。
健康づくりや特定健診等の受診への動機付けを
るヘルスケアポイントを付与するもの。
感染症の予防とまん延防止のため、予防接種法に
7
予防接種事業
176,534 基づく各年齢層に応じた予防接種を、公費負担で
実施するもの。
8
〃
がん検診推進事
継 ○ 業
がん検診受診率の向上を図るため、特定の年齢の
3,943 市民に対し、子宮頸がん、乳がん、大腸がん検診
を無料とするもの。
疾病の早期発見を図るため、地区巡回健診によ
9
〃
継 ○ 健康診査事業
55,866 り、一般健康診査、がん、肝炎、骨粗しょう症等
の検診を総合的に行うもの。
10
11
12
不妊治療を受けている夫婦の経済的な負担を軽
継 ○ 不妊治療費助成
事業
6,551 減するため、大分県と連携して治療費の一部を助
国民健
康保険
特別会
計
定健診・特定
継 ○ 特
保健指導事業
43,175 40 歳から 74 歳の国民健康保険被保険者を対象に
診療所
事業特
別会計
継
〃
医療機器購入事
業
成するもの。
市民の健康増進、生活習慣病予防を図るために、
特定健診・特定保健指導を行うもの。
7,766
地域医療の充実を図るため、診療所で必要な医療
機器を、計画的に更新するもの。
- 32 -
(2)介護・福祉の充実
No
款
新
継
総
合
戦
略
事
業 名
1
民生費
新
総合保健福祉セ
ンター施設整備
事業
2
〃
新
公立教育・保育
施設整備事業
3
〃
新
重度心身障害者
医療費給付事業
4
衛生費
新
子どもの医療費
適正受診啓発事
業
事業費
(千円)
事
業
概
要
建築後 20 年以上経過した総合保健福祉センター
や天瀬、大山の総合福祉センターの施設現況調
9,951 査及び改修案を検討するとともに、総合保健福
祉センターの空調機器の更新を行うもの。
大山町における教育・保育施設の老朽化や今後
の園児数の推移等を踏まえて、旧大山小学校跡
12,667 地に新施設の整備を行うため実施設計を行うも
の。
重度心身障害者医療費受給資格者の更新申請の
負担等を軽減するために、更新手続きの簡素化
860 に要する費用を計上するもの。
※予算書では「本事業(151,276 千円)」の一部(簡素
化事業分)
こども医療費の窓口無料化により受診等の増加
591 が懸念されるため、保護者に適正な受診を周知
啓発するもの。
ワーク・ライフ・バランスの推進を図るため、
就労規則の整備による育児休業制度等の普及・
1,040 定着を進めるとともに、働きやすい職場環境づ
くりの啓発を行うもの。
介護保険法の見直しにより、要支援者等の自立
の促進や重度化防止のため、現行相当のサービ
48,243 スに加え、多様な通所型サービスを提供するも
の。(総合事業)
介護保険法の見直しにより、要支援者等の自立
の促進や重度化防止のため、現行相当のサービ
29,920 スに加え、多様な訪問型サービスを提供するも
の。(総合事業)
5
労働費
新 ○ 育児休業制度推
進事業
6
介護保
険特別
会計
新
通所型サービス
事業
7
〃
新
訪問型サービス
事業
8
〃
新
介護予防ケアマ
ネジメント事業
22,424 活を送ることができるよう、利用者の状況等に
生きがいサロン
事業
27,396 ため、生きがいづくりや他者との交流を行う定
9
〃
新
10
〃
新
地域リハビリテ
ーション活動支
援事業
11
民生費
継
民生委員児童委
員協議会補助事
業
12
13
〃
〃
適切なサービスが提供されることで自立した生
応じたケアプランを作成するもの。(総合事業)
閉じこもりがちな高齢者の介護予防を推進する
期的な通いの場を提供するもの。(総合事業)
地域における介護予防の取り組みを機能強化す
るために、通所、訪問、地域ケア会議、住民運
270 営の通いの場等へのリハビリテーション専門職
等の関与を促進するもの。(総合事業)
民生委員、児童委員が行う地域福祉や子育て不
安などの相談・支援活動に対して、活動交付金
23,174 を交付するもの。(平成 28 年度から 1 人当り 5,000
円上乗せ)
子育て家庭等が、地域の子育て支援事業等を円
継 ○ 子育てサービス
利用者支援事業
2,128 滑に利用できるように、育児や保育に関する専
家庭訪問型子育
継 ○ て支援事業(ホ
ームスタート事
業)
子育てに不安を感じている家庭に対して、孤立
感の解消や育児不安の軽減を図るため、研修を
1,224 受けたボランティアが訪問し、傾聴と協働を行
うもの。
門員を配置した相談窓口を充実するもの。
- 33 -
14
15
民生費
〃
おおいた子育て
継 ○ ほっとクーポン
活用事業
継 ○ 一時預かり事業
子育て家庭の経済的負担等を軽減するため、地
12,777 域子育て支援サービスに利用できるクーポンを
配布するもの。
家庭において保育を受けることが一時的に困難
となった乳幼児を認定こども園・保育所等で一
時的に預かる事業で、一般型と幼稚園型を行う
32,154 もの。
※予算書では「地域子ども・子育て支援事業(58,999
千円)」の一部
認定こども園や私立保育園へ施設型給付を行う
16
〃
もの。また、ひたっ子にこにこ保育支援事業に
継 ○ 子ども・子育て
1,854,466 おいて、第2子3歳未満の児童についての保育
支援給付事業
料を現行の半額から、全額免除に拡充するもの。
17
18
〃
〃
認定子ども園・保育園等に通園する低所得者世
継 ○ 実費徴収給付事
業
540 帯の経済的負担の軽減を図るため、給食費や学
継 ○ 放課後児童健全
育成事業
106,032 に、適切な遊びや生活の場を与え、健全な育成
用品等の費用の一部を助成するもの。
保護者が労働等により昼間家庭にいない小学生
を図る放課後児童クラブを運営するもの。
放課後児童クラブを利用する児童に対する適切
な指導と円滑な運営を図るため、放課後児童ク
176 ラブ支援員のスキルアップのための講座を開催
するもの。
障がい者(児)が、能力・適正に応じ自立した
日常生活及び社会生活を営むため、地域の特性
95,604 や利用者の状況に応じた移動支援、生活用具の
給付や相談業務などの事業を実施するもの。
19
〃
放課後児童クラ
継 ○ ブ支援員人材育
成事業
20
〃
継
地域生活支援事
業
21
〃
継
障害者雇用促進
事業
5,951 として雇用するとともに、市の業務の一部を障
生活困窮者自立
支援事業
16,477 自立相談支援事業や住宅確保給付金の支給等を
22
〃
継
障がい者の雇用を促進するため、市の臨時職員
がい者団体へ委託するもの。
生活困窮者の経済的・社会的な自立を図るため、
実施するもの。
面接相談において、各人の生活事情に即した経
済的自立や社会的自立等を支援するため、専門
3,990 的知識を有する生活福祉相談員を市の窓口に配
置するもの。
就労能力と意思のある生活保護受給者に対し
て、経済的自立を促すため、就労支援員が就労
2,103 意欲の喚起、ハローワークへの同行訪問等の支
援を行うもの。
23
〃
継
生活福祉相談等
サポート事業
24
〃
継
生活保護受給者
就労支援事業
継
臨時福祉給付金
給付事業
消費税引上げに伴う低所得者への影響緩和のた
め引き続き「簡素な給付措置事業」を行うとと
413,397 もに、新たに年金受給者等へ給付金(1 人当り
30,000 円)を給付するもの。
子どもの保健の向上と子育て家庭への経済的支
援を行うため、中学生までの医療費を助成する
183,398 もので、新たに小中学生の通院も窓口無料とす
るもの。
25
〃
26
衛生費
継 ○ 子ども医療費助
成事業
27
教育費
継 ○ 放課後子ども総
合プラン事業
放課後の子どもの安全で健やかな居場所づくり
4,167 のため、「放課後チャレンジ教室」や「土曜教室」
の全校区での開設を推進するもの。
- 34 -
28
介護保
険特別
会計
29
〃
継
地域ケア会議運
営事業
多職種のメンバーにより要支援者等のケアプラ
ンを検討し、課題解決やケアマネジメントの実
1,080 践力の向上を図るため、地域ケア会議を開催す
るもの。
継
在宅医療・介護
連携推進事業
5,211 域で可能な限り生活できるように、関係者の連
在宅医療と介護を一体的に提供し住み慣れた地
携を推進するもの。
(3)安全で安心して暮らせる体制づくり
事業費
(千円)
新
空家対策事業
260
空き家の対策に向けた調査・研究や空き家の所
有者へ指導等を行うもの。
消防費
新
消防団安全装備
整備事業
4,040
消防団員の安全確保に資するため、全団員に安
全装備(耐切創性手袋)を整備するもの。
〃
新
防災行政無線電
話応答システム
整備事業
5,021 送内容を電話で確認できるシステムを整備する
火災メール配信
事業
789 となっている火災発生の知らせを、全団員に周
款
1
土木費
2
3
4
総
合
戦
略
業 名
No
新
継
〃
新
事
事
業
概
要
的確な情報伝達を行うため、防災行政無線の放
もの。
現在、一部の団員を除き、サイレンのみの告知
知できるようシステムを導入するもの。
5
土木費
継
耐震改修促進事
業
6
〃
継
市営急傾斜地崩
壊対策事業
31,100 産を守るための対策工事を行うもの。
災害防除事業
70,000 し、災害防除工事を行うもの。
2,150
木造一戸建て住宅等の耐震診断や耐震改修に係
る費用の一部を助成するもの。
急傾斜地の崩壊による災害から住民の生命や財
(東有田両組地区外 2 箇所)
市道における落石、法面崩壊等の危険箇所に対
7
〃
継
(西漆原線、千丈小平線
8
消防費
9
〃
10
〃
継
コミュニティ消
防センター建設
事業
他)
地域や消防団の消防力・防災力の向上を図るた
め、狭小・老朽化したコミュニティ消防センタ
13,293
ー及び分団詰所を、順次計画的に建替えるもの。
(H28 実施予定:前津江方面団第3分団)
自主防災組織(自治会等)の活動に必要な、防
継 ○ 自主防災組織活
性化事業
3,718 火用施設整備や防災用品の購入、及び防災訓練
継 ○ 防災士養成事業
市内の全自主防災組織に地域防災リーダーとな
る防災士を養成するとともに、これまで養成し
804
た防災士を対象としたフォローアップ研修を行
うもの。
等に要する経費の一部を補助するもの。
- 35 -
11
12
消防費
〃
継
継
消防ポンプ自動
車購入事業
消防団の安全確保及び円滑かつ効率的な消火活
動を目的に、消防車両を更新計画に基づき購入
34,231 するもの。
(ポンプ車)竹田分団、
(積載車)大山第 1・4・
6 分団
小型動力ポンプ
購入事業
火災発生時に初期消火を行い、被害を最小限に
抑えることを目的に、機動性に優れた小型動力
9,504 ポンプを更新計画に基づき購入するもの。
(高瀬分団(八幡町)、西有田分団、中津江第 1
分団、大山第 1・4 分団)
- 36 -
5.心豊かで輝く人の育つまちづくり
(1)文化芸術の振興
No
款
新
継
総
合
戦
略
事
業 名
1
教育費
新
複合文化施設開
館記念事業
2
〃
新
特別展開催事業
事業費
(千円)
事
業
概
要
平成 28 年 8 月開館予定の、日田市中央公民館、
日田市立博物館、美術展示ギャラリー及び収蔵
4,944
庫を併設した「複合文化施設」の開館記念事業
を行うもの。
1,997 る新博物館の中心事業として、1階展示ギャラ
平成 28 年 8 月開館予定の複合文化施設におけ
リーにおいて特別展を開催するもの。
大山町吾々路川で発見されたシカの足跡化石
の年代やそれ以外の動物の足跡の確認、並びに
2,642
大山層が堆積した更新世期の古環境の復元等
を行うため、本格的な調査を実施するもの。
3
〃
新
大山層化石調査
事業
4
〃
継
所蔵美術品等公
開事業
5,214 画家展覧会(宇治山哲平展・岩澤重夫展)及び
国の史跡に指定されているガランドヤ古墳群
の適切な保存活用を図るため、ガランドヤ古墳
151,536
公園進入用地の公有化を行うとともに、ガイダ
ンス施設実施設計等を行うもの。
複合文化施設の開館記念事業として地元出身
常設展を開催するもの。
5
〃
継
ガランドヤ古墳
群保存整備事業
6
〃
継
伝統的建造物群
保存事業
47,410 について、伝統的な町並み景観の維持形成を図
文化的景観保護
推進事業
14,664 ため、日田小鹿田焼の里景観委員会の開催や地
咸宜園跡保存整
備事業
630 園西塾跡地の保存整備計画策定方針の検討、協
世界遺産登録推
進事業
咸宜園をはじめとする「近世日本の教育遺産
群」の世界文化遺産登録を目指し、水戸、足利、
3,000
備前、日田の4市で共同して調査研究・普及啓
発を行うもの。
7
8
9
10
11
〃
〃
継
継
〃
継
〃
継 ○ 日本遺産魅力発
信推進事業
〃
継
咸宜園教育研究
センター運営事
業
豆田町伝統的建造物群保存地区内の建造物等
るため、一定の助成や技術的支援を行うもの。
重要文化的景観「小鹿田焼の里」の保全を図る
区景観の修理・修景を行うもの。
文化財として適切な保存活用を図るため、咸宜
議を行うもの。
日本遺産に認定された咸宜園を含む教育遺産
群を活用し、観光振興や地域活性化を図るた
1,157
め、人材育成・情報発信・普及啓発事業などを
行うもの。
咸宜園や廣瀬淡窓等に関する調査研究や史料
収集を行い、その成果の展示公開等により、情
報発信を行うとともに、定期講座や体験学習等
17,000 による普及啓発並びに史跡咸宜園跡の公開を
行うもの。
※予算書では「咸宜園教育研究センター運営事業
(24,161 千円)
」の一部
- 37 -
(2)生涯学習の充実
No
1
款
教育費
新
継
総
合
戦
略
事
業 名
地区公民館整備
事業
継
事業費
(千円)
事
業
概
要
市民一人ひとりが生涯にわたり学習できる環
境を創出するため、地区公民館の整備を行うも
144,700
の。
(三芳公民館建築工事、大山公民館耐震診断ほか)
(3)学校教育の充実
No
1
款
教育費
新
継
総
合
戦
略
事
業 名
コミュニティ・
新 ○ スクール推進事
業
事業費
(千円)
事
業
概
要
地域ならではの創意や工夫を生かした特色あ
る学校づくりを行うため、地域の人々や保護者
1,106 が参画して学校運営を行う「学校運営協議会」
の設置を推進するもの。(推進校:三芳小、大山小
中、津江小中)
2
3
4
5
6
7
英語に親しみ、海外への興味・関心を高めるた
英語サマーセミ
新 ○ ナー事業
179 め、夏休み期間中に市内小学生を対象とした
〃
継 ○ 小学校確かな学
力育成支援事業
チャレンジ精神の高揚と一貫した学力定着・向
上を図るため、市独自による学力調査を行うと
28,548
ともに、補助教材購入及び「漢字検定」の受検
料に対して助成を行うもの。
〃
継 ○ 中学校確かな学
力育成支援事業
チャレンジ精神の高揚と一貫した学力定着・向
上を図るため、市独自による学力調査を行うと
24,561
ともに、補助教材購入及び「英語検定」の受検
料に対して助成を行うもの。
〃
複式学級解消教
継 ○ 員配置事業(単
独事業)
〃
〃
問題を抱える子
継 ○ ども等の自立支
援事業
〃
小学校施設整備
推進事業
継
「英語サマーセミナー」を開催するもの。
県教委の学級編成基準により複式学級となる
小学校を対象に、複式学級の解消を図るため、
10,468
市費雇用教員を配置するもの。
(配置予定 3 人(小野小 2 人・前津江小 1 人))
不登校生の学校復帰を図るため、臨床心理士に
よるカウンセリングや心の相談員による対応
15,045
を行うとともに、適応指導教室「やまびこ学級」
での指導を行うもの。
小学校の教育環境の確保及び施設の長寿命化
を図るため、「学校施設整備推進計画」に基づ
367,168
き計画的な大規模改修等を行うもの。
(有田小校舎改修工事、若宮小プール改築工事ほか)
8
〃
継
中学校施設整備
推進事業
中学校の教育環境の確保及び施設の長寿命化
を図るため、「学校施設整備推進計画」に基づ
73,700
き計画的な大規模改修等を行うもの。
(津江中屋内運動場・武道場改修工事ほか)
9
〃
継 ○ 特別支援教育活
動サポート事業
特別な教育的支援を必要とする児童生徒に対
し個別の対応や学習支援を行うとともに、危険
45,836
行動などの急変に対する安全確保を図るため、
補助職員を配置するもの。
- 38 -
(4)スポーツ・レクリエーションの振興
No
款
1
教育費
2
〃
3
4
〃
〃
新
継
総
合
戦
略
事
業 名
事業費
(千円)
事
業
概
要
国際スポーツ大
新 ○ 会事前キャンプ
地誘致推進事業
2019 ラグビーワールドカップ、2020 東京オリ
ンピック・パラリンピックにおける事前キャン
3,100
プ地としての誘致を目指し、推進本部の設立や
誘致折衝などの各種誘致活動を展開するもの。
日田市スポーツ
振興計画策定事
業(後期計画)
967 振興計画」の見直しを行い、後期基本計画を策
市体育協会助成
事業
スポーツ振興を図るとともに、競技力向上を目
的とした種目別の教室や講演会等の事業に対
8,500
し支援を行うため、市体育協会へ補助金を交付
するもの。
継
継
スポーツイベン
継 ○ ト推進事業
スポーツ振興策の指針となる「日田市スポーツ
定するもの。
市民のスポーツへの関心を高めるとともに、ス
ポーツツーリズムの振興によって地域への経
7,565 済効果の波及や人的交流の拡大を図るため、各
種スポーツイベントを推進するもの。(椿ヶ鼻ヒ
ルクライムレース、ひなまつりマラソンほか)
(5)互いに尊重しあえる社会の実現
No
款
新
継
総
合
戦
略
事
業 名
1
民生費
新
人権に関する市
民意識調査事業
2
総務費
継
女性人材育成事
業
事業費
(千円)
事
業
概
要
市民の人権に関する考えや意見を把握するこ
とにより、これまでの人権教育・啓発の成果や
2,718
課題を明らかにして、今後の人権教育・啓発の
在り方を探るもの。
1,100 ダー的役割を果たせる人材を育成し、政策決定
女性人材バンクを立ち上げ、地域や社会でリー
の場等への参画を促すもの。
- 39 -
6.市民協働によるまちづくり
(1)市民が主役のまちづくり
No
款
新
継
総
合
戦
略
事
業 名
事業費
(千円)
事
業
概
要
第 30 回自治体
学会大分日田大
会開催事業
地域に根ざした実践的な研究を目的として、毎
年、全国大会として開催されている「自治体学
2,480
会」、
「全国自治体政策交流会議」を日田市で開催
するもの。
〃
新 ○ ホームページリ
ニューアル事業
情報発信におけるホームページの重要性を認識
し、利用者の目的や関心事項に対応した、操作性
5,000
及び視認性を高めたホームページに更新するも
の。
3
〃
新 ○ 新しい公共推進
事業
暮らしに密着したサービスを提供し、安心で快適
に暮らせる地域をつくるため、先行して上・中津
3,123
江地区において、新しい公共を担う住民自治組織
の設立を図るもの。
4
〃
新 ○ なかつえ情報発
信事業
1,776 過疎化・高齢化により不足する地域の担い手の確
継 ○ 定住交流促進事
業
都市部から日田市内への UI ターンを促進するた
め、移住希望者に対する情報発信、空き家の購
26,252
入・改修に対する支援、移住した若者等への奨励
金の交付等を行うもの。
〃
地域おこし活動
継 ○ 推進事業
外部人材として三津江地区に受け入れている「地
域おこし協力隊」を、新たに天瀬、大山地区に 2
48,861 名ずつ配置するもの。また、地域配置とは別にま
ちづくり枠(提案型)として 1 名、奥日田観光の
企画・運営の支援として 1 名配置するもの。
7
〃
集落活動推進事
継 ○ 業
集落状況の点検や高齢者の困り事解決の支援、自
治会及び集落と行政のパイプ役を目的に、上・中
17,242
津江に加え、新たに前津江、天瀬、大山地区に「集
落支援員」を1名ずつ配置するもの。
8
〃
継 ○ 支え合いの仕組
みづくり事業
9
〃
継
1
2
5
6
10
11
総務費
〃
〃
〃
新
中津江村の良さを PR し、移住を促進することで、
保と移住・定住者の増加を図るもの。
501
大山地区における支え合いの仕組みづくりを確
立させるため、住民組織の支援を行うもの。
市と NPO とが協働により事業を実施することで、
市民サービス協
働事業
1,680 専門性やアイディア等を生かした効果的な事業
まちづくり活動
推進事業
5,000 画し実行する活動事業に対して補助金を交付し、
継 ○ 水郷ひた応援交
付金事業
5,815 することで、寄附額の 1/2 を指定された自治会に
継
を行うとともに、NPO の活動の促進を図るもの。
地域に根ざしたまちづくりのために主体的に企
地域活性化の積極的な展開の促進を図るもの。
ふるさと納税寄附者が、応援したい自治会を指定
「水郷ひた応援交付金」として交付するもの。
- 40 -
12
総務費
継 ○ 自治基本条例推
進事業
13
〃
継
小学校跡地利活
用対策事業
14
〃
継
自治会活動等推
進事業
15
〃
継 ○ 周辺地域活性化
対策事業
自治基本条例の主旨に則り、さらなる市民参画を
577 推進するため「まちづくり集会」を開催し、意見
交換及び施策提案等を行うもの。
学校統廃合により閉校となった学校跡地を活用
し、地域の実情に即した施設整備を行うもの。
202,703 (大山小学校跡・・・大山振興局)
(丸山小学校跡、出口小学校跡、花月小学校跡・・・
コミュニティ施設)
自治会が主体的に取り組む公民館の新築・改修や
防犯灯設置などの生活環境整備事業に対し、補助
30,000
金を交付し、住民生活の安定や地域コミュニティ
の維持等を支援するもの。
各振興局及び振興センターの管内で地域振興に
26,100 資する民間団体等の自主的な活動に対して補助
金を交付するもの。
(2)行政サービスの充実
No
款
新
継
1
総務費
新
2
〃
継
総
合
戦
略
事
業 名
事業費
(千円)
事
業
概
要
大分県内の市町が相互に各種証明書等の交付等
おおいた広域窓
口サービス事業
1,413 に係る事務を委託し、県内の住民サービス向上を
第6次日田市総
合計画策定事業
1,075 28 年度が最終年度となっているため、第 6 次総
目指すもの。
市の最上位計画である第 5 次総合計画は、平成
合計画の策定を図るもの。
社会保障・税番号制度における業務を地方公共団
体情報システム機構に委任するとともに、交付の
14,086
ための臨時職員の配置や普及促進のためのタブ
レット端末の導入を行うもの。
平成 29 年 7 月からの情報連携に向け、住民基本
台帳・税・福祉業務等のシステムの総合運用テス
15,043 トや、情報提供を行う際に必要となる団体内統合
利用番号連携サーバ、中間サーバの運用保守を行
うもの。
平成 29 年 7 月からの社会保障・税番号制度の情報
連携に向け、庁舎内のネットワークを個人番号利用
63,044
事務系、内部事務系、インターネット接続系に分離
することで、ネットワークの強靭化を行うもの。
3
〃
継
個人番号カード
交付事業
4
〃
継
社会保障・税番
号制度システム
導入事業
5
〃
継
セキュリティ対
策事業
6
〃
継
日田市版総合戦
略推進事業
405 捗管理を行い、施策・事業の検証及び必要に応じ
定住自立圏構想
継 ○ 推進事業
493 共生ビジョン懇談会」の委員による進捗管理とビ
7
8
〃
衛生費
継
葬斎場長期修繕
計画委託事業
平成 27 年度に策定した、日田市版総合戦略の進
た見直し等を行うもの。
定住自立圏構想推進要綱に基づき、「定住自立圏
ジョンの見直しを行うもの。
施設の維持管理及び、安定した火葬業務の提供の
1,469 ため、長期的な改修計画を作成するもの。
※予算書では「葬斎場費(44,297 千円)」の一部
- 41 -
(3)行財政基盤の強化
新
継
総
合
戦
略
款
1
簡易水
道事業
特別会
計
新
総務費
ふるさと納税
継 ○ (水郷ひた応援
基金)促進事業
28,250 産品等の贈呈や、制度の PR を強化するなど、ふ
公共施設等総合
継 ○ 管理計画作成事
業
市の公共施設等の更新・統廃合などを計画的に行
うことにより、財政負担の軽減・平準化を図るこ
4,426
とを目的に、「公共施設等総合管理計画」を作成
するもの。
2
3
〃
4
公共下
水道事
業特別
会計
事
業 名
事業費
(千円)
No
簡易水道事業公
営企業会計移行
事業
公共下水道事業
公営企業会計移
行事業
継
事
業
概
要
簡易水道事業特別会計を公営企業会計へ移行さ
せるための調査(資産調査、資産評価)等を行う
19,786
もの。
※予算書では、
「一般管理費(167,988 千円)
」の一部
自主財源の確保等を図るため、寄附者に対する特
るさと納税の促進を図るもの。
公共下水道事業特別会計を公営企業会計へ移行
させるための資産整理・評価、及び企業会計シス
16,948
テムの構築等を行うもの。
※予算書では「一般管理費(185,013 千円)」の一部
国の補正予算に伴う平成 27 年度補正予算事業
【地方創生加速化交付金分】
新
継
総
合
戦
略
No
款
1
農林水
産業費
内水面資源販
新 ○ 売強化支援事
業
商工費
日田市中小企
新 ○ 業支援センタ
ー設置事業
2
事
業 名
事業費
交付金
事
(千円) (千円)
業
概
要
日田漁業協同組合の急速冷却冷凍装置
13,500
12,000 及び付随する機器の導入に対して、補
助金を交付するもの。
25,835
中小企業等の経営基盤の安定強化や創
業支援により地域経済の活性化を図る
20,000 ため、既存事業者や創業希望者がワン
ストップで相談・支援を受けられる「中
小企業支援センター」を設置するもの。
【その他】
No
款
1
商工費
2
総務費
新
継
総
合
戦
略
事
業 名
事業費
事
(千円)
業
概
要
奥日田エリアの観光誘客を促進するため、奥日田
新 ○ 奥日田誘客促進
事業
6,534 デザイン会議(仮称)の設置と観光イベント等に
セキュリティ対
策事業
平成 29 年 7 月からの社会保障・税番号制度の情
報連携に向け、庁舎内のネットワークを個人番号
23,231 利用事務系、内部事務系、インターネット接続系
に分離することで、ネットワークの強靭化を行う
もの。
継
対して補助するもの。
- 42 -