がん相談支援センターだより - 国立病院機構三重中央医療センター

がん相談支援センターだより
抗がん剤治療中に気をつけてほしいこと
第12号
2016年2月
患者サロンクローバー 3月のイベント予定
1月22日の患者交流会は、宮﨑紘子がん化学療法看護認定看護師よ
り、「がん治療中の患者さんの感染予防について」の話がありました。
薬は一般的に投与量を増やすと効果が出ますが、さらに投与量を増や
すと今度は副作用が出てきます。通常の薬は、効果と副作用が出現する
投与量の幅が広くあります。これに対して抗がん剤は、効果が現れる量
3月14日(月)「アロマハンドトリートメント」10:30~12:00
3月16日(水)「気功でリラックス」 13:30~14:30
3月17日(木)「患者交流会」
と副作用が出る量がほぼ同じ、場合によっては逆転している場合もあり
13:30~15:00
講 演: 食道がんについて
講 師: 消化器内科医師 子日 克宣
ます。したがって、抗がん剤で効果を得るためには副作用を避けられな
いことが多いのです。
患者サロンクローバーはこちら
血液中の白血球の成分の一つである好中
球は、体内に侵入したバイ菌やウイルスに
がん相談支援センター
がんに関連しての悩み、不安、疑問等を相談できます。
真っ先に立ち向かいます。好中球は抗がん
当院にかかっていない方も可能、費用は無料です。
剤の影響を最も受けやすく、好中球が低下
相談日:月曜日から金曜日(祝日、年末年始除く)
することでバイ菌やウイルスへの抵抗力が
時
間:9 時から 17 時まで。予約優先。電話も可。
落ちてしまいます。バイ菌(細菌)・ウイ
場
所:病院 1 階①入院受付カウンター左隣
ルスなどの感染症から身を守るため、日常生
活での注意点「身を守るための10のポイント」について解説がありました。詳しくお知りになり
たい方は講義資料がございますので、がん相談支援センターまでお問い合わせください。
<問い合わせ先>三重中央医療センター がん相談支援センター 担当:金森、中村、中沢 TEL059-259-1211