奨励賞 もう食べ物は残さない スミレちゃんとれん君は、ある日給食を食べていました。 スミレちゃんは大好きなフルーツミックス以外のメニューを残しま した。 そしてスミレちゃんはまた、牛乳を残そうとした瞬間、れん君に引 き止められました。 「何、残すんだよ!」 スミレちゃんは何で余計なことを言うんだろうと思いました。 「別にいいじゃん!!」 すると、先生がけんかしてる2人を見かねて、 「それじゃ、みんなが残した給食の行方を調べてみたら?」 スミレちゃんとれん君はしょうがなく「はい。」と答えました それから数日後、先生と一緒にスミレちゃんとれん君は、リサイク ル工場へ行きました。 するとそこには山のようにつみ上がった食べ物がありました。 すると先生は、「あれは、全部みんなが残した食べ物なんだよ。」と 言いました。スミレちゃんは、その時、もったいないと思いました。 それから二人は、色々な事について学びました。 工場見学を終えた後、スミレちゃんは反省しました。 先生が「どうしたの?」と聞くと、 「私、いままでずっと残してたから、申しわけないなって。 」 「そうだね。」 「俺もっと生ごみについて知りたい。」 先生は「それじゃあ、来週の休みに農家の人にあってみない。」 「うん!」次の日みんなは、町のある所へ行きました。 農家の人に話を聞いてみました。みんなは、答えました。 「れん君は?」 「俺は嫌いな物なんてないよ。」 「それはいいことだね!」 スミレちゃんが「残した生ごみは最終的にどうなるの?」と気にな っていたことを聞きました。 「給食の残飯はまず、生ごみや一般ごみとして捨てられます。」 奨励賞 もう食べ物は残さない 「それからリサイクルセンターへ送られ、堆肥にするんだよ。」 「へぇー。 」 「それから、農家の人が生ゴミから作られた肥料を混ぜて、キャベ ツやとうもろこしにします。そしてまた、給食として出てくるんだ よ。」 スミレちゃんは、ふと思いました。また肥料として使えるんなら残 してもいいじゃん、と。 すると農家さんが「スミレちゃん、いま再利用されるんなら、残し てもいいじゃん!!って思った?」 「うん。」 「だけどね、世界には食べられない子どもたちが、たくさんいるん だよ。だからね。 」 スミレちゃんやれん君は、もう残すのを辞めようと思いました。 それから数日後、 「あれスミレちゃん牛乳飲めたの。」 「うん、工業員人や農家の人に教えてもらったから、反省してもう 残すのはやめようと思ったんだ。」 二人は、この学習のおかげで、あらためて食べ物の大切さを学びま した。
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