こちら

いよいよ2016年シーズンが開幕し
覚悟を持って戦いに臨む
︱
ます。まずは現在の心境などを聞かせてく
ださい。
四方田
昨年はシーズン途中に突然、就任
する形だったわけですが、今年に関しては
シーズンの最初からチームを指揮させても
らえるので、やはり﹁後戻りできない﹂と
いうか、そうした厳しい覚悟を持ってこの
これまではU︲ の監督として、毎年
けない、と気を引き締めています。
2016年の戦いに挑んでいかなければい
︱
のときよりもトップチームのほうがリー
より現実的な話をさせていただくと、U︲
そのあたりは感じてはいますが。加えて、
ほうが注目度の高さなども違いますから、
任の重さという部分では、トップチームの
ということは今のところありませんね。責
で、トップチームだから特別な心境になる
四方田
厳しい戦いに挑むというのは、ど
のカテゴリーでも同じことだと思いますの
でしょうか。
トップチームでは何か違ったものがあるの
新たなシーズンに挑んできたわけですが、
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グ戦の開幕は早いですし、
勝負の重みも違
う。期待してくれる人の数もより多くなる。
そうした部分での違いや重圧というものは
感じています。
U︲ の監督からトップチームの監督
すが、U︲ の監督をしていた時期は﹁ど
四方田
そうですねえ⋮。例えば年明けに
は高校選手権がテレビ中継されていたので
か変化した部分はあるのでしょうか。
になったことで、サッカーの見方などで何
︱
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の仕事を 年近くやってきたなかで、
﹁目
部分はもちろんあります。ただし、指導者
られた 日に対しての経験値がないという
校はどういうプレースタイルなのかな?﹂
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という見方をしていたのですが、今年は各
ういう選手がいるのかな?﹂とか﹁この学
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ているのか、どういった采配をしているの
学校の監督さんがどういった選手交代をし
ってきたので、初めてのことに着手すると
標に向けての計画﹂というのはいつもつく
そして大半の選手が今季も残留していま
すから、
﹁初めて﹂という心境については
いう感覚はさほどありませんね。
るようになりましたね。ここは間違いなく、
昨年夏に就任したときよりも弱まっている
策を打つのか、といった部分をより注視す
トップチームの監督になってから変化した
かもしれません。昨年までのメンバーに数
名の選手を加えて、次の試合に向けてしっ
かりと準備をするといったスタンスで取り
オフには沖縄県、熊本県でのキャンプ
いま言われたように新たな選手が加わ
∼3日程度しかないわけですから、そうい
ひとつのテーマに割ける時間というのは2
意味でも、本当に毎日が勝負になりますし、
いくと、意外と短いんですよね。そうした
に思っていても、実際に一つ一つ計算して
した準備期間が取れるだろうな⋮﹂と事前
てもらえたと感じています。
と、このオフは非常に力を入れた補強をし
りますよね。そうした部分を踏まえて言う
通りに進むものではないという大前提があ
四方田
補強に関しては、予算との兼ね合
いが絶対的にありますから、すべてが理想
プランで進めてきたのでしょうか。
るわけですが、補強に関してはどのような
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いくことになると思います。
組みながら、そのなかでいかに密度を濃く
を実施されます。
できるか、という部分をより強く意識して
週間。日数にすると 日弱という準備期間
四方田
沖縄県に移動する前に札幌市内で
行うトレーニングも含めると、開幕まで6
︱
部分だとは感じています。
か、試合の流れを変えるためにどういった
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うふうに考えていくと﹁ 日ある﹂ではな
同じ条件ではあるのですが、
﹁しっかりと
になるわけです。この部分はどのチームも
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より具体的なお話をすると、やはり得点
を取ることはサッカーでは一番大事であり、
く﹁ 日しかない﹂という状況にもなり得
るわけです。あらためて、初日からしっか
同時に最も難しい部分でもありますが、わ
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トップチームの監督になって初めての
してくるチームが多いですから、そうした
戦いのなかで﹁差を見せられる﹂選手、結
果につなげられる﹁個の力﹂を持った選手
をなんとか獲得してほしいと、強化部には
意識していきますか。
攻撃も内容的にはいいところまでいってい
はある程度の結果が出ていたと思いますし、
伝えていました。昨年を振り返ると、守備
四方田
初めてのキャンプですから、与え
キャンプでもあります。どういった部分を
れわれが戦うJ2リーグは堅いサッカーを
りと積み上げていかなければいけないとい
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最も必要なのは﹁得点力﹂
う気持ちが強いですね。
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2016 MARCH
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