大規模災害に備えた合同実働訓練を実施しました

大規模災害に備えた合同実働訓練を実施しました
兵庫国道事務所
南海トラフ地震などの大規模災害に備え、淡路島での被災を想定した実働訓練を兵庫県
警察や災害協定締結団体と合同で実施しました。
実 施
日:平成28年 2月 8日(月曜日)
場
所:淡路市夢舞台8-10(国営明石海峡公園淡路地区 臨時駐車場【旧国道28号】)
訓練参加機関:兵庫国道事務所、国営明石海峡公園事務所、兵庫県警察
一般社団法人兵庫県建設業協会、全日本高速道路レッカー事業協同組合
計 85名が参加
訓練では、兵庫県警による被災現場の確認や交通規制の後に、兵庫国道事務所が緊急車両の通行ルート
確保のため道路啓開訓練を行いました。
道路啓開訓練では、通行の支障となるガレキの撤去や、放置車両を移動させるため災害対策基本法に基
づく手続きや作業手順を確認しました。
●訓練の様子
立看板
開会式
兵庫県警察本部交通規制課
調査官による開会挨拶
被災状況の確認
(県警オフロード隊)
道路管理者(兵庫国道)が到着。災害対策
基本法第76条の6に基づく区間指定を
立看板で周知。
通行の支障となるガレキを撤去。
●訓練の様子(続き)
衛星通信設営訓練で
事務所災害対策部へ
訓練の様子を中継し
ました。
出動要請を受けて集合した
兵庫県建設業協会の車両
兵庫県建設業協会によるガレキ撤去
車両の移動前に、車両の状態を記録。
衛星通信車
放置車両の移動(左:ミニレッカー使用、右:クレーン車で吊り上げ移動)
全日本高速道路レッカー事業協同組合による横転車両の移動
閉会式
災害の記憶は、時間が経過すると薄れて
しまいがちとなる。
そのような中で、定期的な訓練、また、
日々の鍛錬、研鑽を通じ、そのノウハウ、
技術を向上、進化させていきながら、い
つ起こるかわからない南海トラフ大地震
などの災害を乗り切っていきたい。
兵庫県警による検問所での
緊急通行車両確認標章の交付訓練
兵庫国道事務所長による講評