記者発表資料 平成28年 2月15日 配布:県政記者クラブ 扱い:配布後解禁 富山河川国道事務所 と や ま ば ん ど う た か お か こ う さ て ん り っ た い 富山高岡バイパス坂東交差点立体が開通 と や ま た か お か ば ん ど う こ う さ て ん 富山河川国道事務所で事業を進めている“富山高岡バイパス坂東交差点 立体”の開通日が決まりましたので、お知らせします。 り っ た い 開通日:平成28年 3月19日(土) と や ま たかおか ば ん ど う こ う さ て ん り っ た い 【富山高岡バイパス坂東交差点立体の開通により期待される主な効果】 効果① : 混雑時を中心に発生している渋滞の緩和 走行速度の向上により、主要渋滞箇所の渋滞が緩和 効果② : 迅速な救急医療活動を支援 射水市から救急医療施設への救急搬送時間が短縮 効果③ : 物流効率化により、企業活動を支援 物流効率化により、沿線地域の企業活動が活性化することで産業振興に貢献 ※ 開通する時間や開通記念式典については後日お知らせします 【事業概要図】 ばん どう 富山高岡バイパス 坂東交差点立体 延長1.1km おきつかはら 起( 射)水市沖塚原 至 金沢市 終( 射)水市川口 かわぐち 坂東交差点立体 至 富山市 ※ 整備効果と事業概要の詳細は次頁以降に記載しています お問い合わせ先 あめたに ■ 調査第二課長 たくや 飴谷 卓也 TEL : 076-443-4717 (直通) FAX : 076-443-4718 国土交通省 北陸地方整備局 富山河川国道事務所 Tel:076-443-4701(代) 〒930-0837 富山市奥田新町2番1号 http://www.hrr.mlit.go.jp/toyama/ 1 と や ま ば ん ど う た か お か こ う さ て ん り っ た い 富山高岡バイパス坂東交差点立体開通による効果 効果① : 混雑時を中心に発生している渋滞の緩和 ・ 事業区間では、混雑時に坂東交差点を中心とした速度低下(坂東交差点前後で上 下線共に20km/h以下)に起因した渋滞が発生しています。 ・ 坂東交差点立体の開通によって、走行速度が向上し、主要渋滞箇所の渋滞が緩和 されます。(所要時間最大約5分短縮) 【事業区間周辺の主要渋滞箇所と朝ピーク時旅行速度】 事業区間には主要渋滞箇所※1が点在 ①下田高架橋接続部(東) ② 坂東交差点 ③ 沖塚原交差点 → 立体化による渋滞の緩和が期待 ばん どう 坂東交差点立体 延長1.1km 四屋 交差点 下田 交差点 江尻 交差点 坂東交差点 :主要渋滞箇所 ※1 渋滞対策を効率的に進めていくために道路利用者 が実感している地域の主要渋滞箇所として、平成 25年1月に県内189箇所を指定 坂東交差点前後 で速度が低下 (km/h) 54 km/h 52km/h 13km/h 富山市方向 江尻 至 富山市 至 金沢市 朴木口 交差点 鏡宮 交差点 39 km/h 坂東 下田 59 km/h 沖塚原 朴木口 鏡宮 (km/h) 13 km/h 58 km/h 金沢市方向 25 km/h 41 km/h 58 km/h ※ プローブデータ (H26.4-H27.3平日7時台平均旅行速度) 【混雑時の所要時間短縮効果 (下田交差点~坂東交差点~沖塚原交差点)】 約5 坂東交差点 至 富山市 約3 分短 縮 分短 縮 富山市方向 金沢市方向 (下田→沖塚原) (沖塚原→下田) 至 金沢市 坂東交差点の渋滞状況 ※ 開通前 : プローブデータ (H26.4-H27.3平日7時台平均旅行速度より算出) / 開通後 : 対象区間の速度を規制速度60km/hと仮定して算出 2 と や ま ば ん ど う た か お か こ う さ て ん り っ た い 富山高岡バイパス坂東交差点立体開通による効果 効果② : 迅速な救急医療活動を支援 ・ 新湊消防署管内における救急搬送のうち、約4割が国道8号を搬送経路として 利用しています。 ・ 坂東交差点立体開通に伴う交通の円滑化により、脳梗塞等の1分1秒が生死につな がる急病人の搬送時間が短縮するなど救急医療活動を支援します。 【事業区間周辺の救急医療機関】 ばん どう 坂東交差点立体 しも だ 下田立体 延長1.1km 新湊消防署 (H17完成) 射水市民病院 事業区間は、射水市街地から、災害時の 救急医療拠点となる“高岡市民病院”や高 度な救命医療を行う“厚生連高岡病院”へ のアクセスルートとして機能 → 立体化による搬送時間の短縮により 迅速な救急搬送を支援 高岡市民病院 至 金沢市 【第三次救急医療施設】 厚生連高岡病院 【新湊消防署管内の主な搬送先】 至 富山市 新湊消防署管内 【第二次救急医療施設】 国道8号が搬送経路となる搬送先:約410人/年(約4割) 射水 市民病院 612人 (53%) 厚生連 高岡病院 159人 (14%) 高岡市民 病院 150人 (13%) その他 高岡方面 102人 (9%) その 他 124人 (11%) 合計 1,147人 新湊消防署管内(東部出張所を含む)の救急搬送件数(H24) ※ 射水市新湊消防署へのヒアリング調査(H25.6実施) 【射水市新湊消防署救急隊員の声】 ① 国道8号坂東交差点の交通状況について 高岡方面の病院に搬送する際は主に国道8号を利用していますが、朝夕の時間帯では 特に坂東交差点の渋滞が著しく、交差点の通過にかなりの時間を要しています。 ② 参考:開通済の下田立体による効果について 下田立体により、搬送時間が短縮し、特に通勤時間帯に高岡市内へ搬送する場合、 立体化前に比べ5分以上短縮されます。平常時でも1~2分程度は短縮しています。 ※ 射水市新湊消防署へのヒアリング調査を実施(坂東交差点:H25.6、下田立体:H18.3) 3 と や ま ば ん ど う た か お か こ う さ て ん り っ た い 富山高岡バイパス坂東交差点立体開通による効果 効果③ : 物流効率化により、企業活動を支援 ・ 事業区間を含む国道8号は、物流ルートや伏木富山港、工業地帯へのアクセス ルートとして機能しており、高岡市・射水市の工業の発展を支えてきました。 ・ 坂東交差点立体による渋滞緩和により、物流効率化が図られることより企業活動を 支援することで沿線地域の産業振興が期待されます。 【物流ルートとして国道8号(坂東交差点)を利用】 至 七尾市 :富山新港臨海工業地帯 ばん どう 坂東交差点立体 延長1.1km 企業② 【国際拠点港湾】 伏木富山港 しも だ 下田立体 (H17完成) 高岡市 企業① 至 金沢市 射水市 至 富山市 【国道8号沿線企業の声】 企業① :アルミ製造業 ・ 県内各所に立地する工場への輸送 ルートは主に国道8号を利用しており、 工場間を1日に何十往復もしています。 ・下田立体開通時も所要時間が短縮し たため、坂東交差点立体の開通も期 待しています。 国道8号が輸送 ルートとして機能 至 金沢市 至 七尾市 坂東交差点 至 富山市 企業②: 製薬会社 【国際拠点港湾】 伏木富山港 ・ 小矢部川の利水と国道8号に近いこと が、工場立地の利点となっています。 ・ 「下田交差点が立体化で事故が減少し たように、坂東交差点にも期待してい ます。 ※ 企業ヒアリング調査により確認(H27.12実施) :富山新港臨海工業地帯 国道8号と伏木富山港 (富山新港) 4 と や ま た か お か ば ん ど う こ う さ て ん り っ た い 富山高岡バイパス坂東交差点立体の事業概要 ◆ 事業目的 ◎ 交通渋滞の解消 ◎ 幹線ネットワークの充実強化 ◆ 事業概要 いみず おきつかはら かわぐち ● 坂東交差点立体化事業は、地域高規格道路富山高岡連絡道路のうち、射水市沖塚原~同市川口 間延長1.1kmを立体化(高架化)する事業です。 ● 一般国道8号は、富山市と高岡市を結ぶ重要幹線道路で県内でも有数の交通量となっており、 近年 の著しい交通量の増加に伴い、坂東交差点を中心に複数の交差点が主要渋滞箇所に指定 されています。 ● そのため、主要交差点の渋滞解消による安全かつ快適な走行環境の早急な整備が求められてい ました。 富山高岡バイパス 延長:24.8km 至 七尾市 富山高岡連絡道路 延長:10.0km ばん どう 坂東交差点立体 延長1.1km 【国際拠点港湾】 伏木富山港 小矢部川 庄川 高岡市 富山市 至 新潟県 至 金沢市 射水市 ◆ 計画諸元と事業経緯 事業区間 射水市沖塚原~射水市川口 延 L=1.1km (4車線) 長 道路の区分 第3種1級 設計速度 80km/h 道路幅員 事業着手 本線部 ランプ部 至 富山市 21.0m (2.0+7.0+0.5+2.0+0.5+7.0+2.0) 9.0m (0.75+3.25+1.5+3.5) 平成18年度 都市計画変更 平成18年度 至 金沢市 坂東交差点の渋滞状況 至 富山市 ◆ 標準断面図 至 金沢市 工事中(H27.11)の坂東交差点立体 5
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