みなで支える地域医療 ~市民病院の立場から あがの市民病院 尾﨑 進 あがの市民病院の医師の状況 予防医療 健康管理センター(常勤1名) 糖尿病生活習慣病予防治療センター(常勤1名) 呼吸内科(常勤2名) 外科(常勤3名) 腎臓、透析内科(常勤1名) 産婦人科(常勤3名) 療養病棟専従(常勤1名) 小児科(常勤1名) 総合診療医(常勤1名) 麻酔科(常勤1名) 地域医療・連携センター 総合診療医(常勤1名) 訪問歯科医(常勤1名)※1 医師総数 16名 (うち当直可能 11名) 歯科医師 1名 平均年齢 50.76歳 阿賀野市民から求められて いる救急医療について 一般病院の救急 病院当直 助けて(専門でないから) 常勤の専門医師の不在(あがの市民病院) 病院当直 助けて 医師数減少 収容病院別搬送人員 平成24年 平成17年 水原 新発田 水原 新発田 その他 水原 新発田 その他 一つの病院ですべての救 急患者さんを診るのでは なく、地域の医療機関が連 携し、専門性にあわせ患 者さんを引き受ける あがの市民病院で不足しているのは,骨折、脳卒中、 心筋梗塞の治療 脳卒中では後遺症無くすためには時間が勝負 県立新発田病院 新潟大学病院 新潟市民病院 おおむね30~40分 の距離に 基幹病院が3つ あがの市民病院の目指す地域医療 ①基幹病院の後方支援機能 ②在宅医療後方支援病院(地域包括ケ アシステム)・・・・・・地域医療・連携セン ター ③糖尿病、生活習慣病予防・治療セン ター ①後方支援病院・・・・・ 地域で医療を完結 専門性の高い病気 高度救急 在宅にそなえての 支援とリハビリ 介 自護 宅施 設 基幹病院 あがの市民病院 ②まち(市)全体で高齢者のお世話を (地域包括ケアシステム)) あがの市民病院の継続医療 (地域のみんなで介護する) 訪問診療 病院医師 訪問看護師 訪問リハビリ 掛かりつけ医 包括支援センター 保健師 退院後の生活にそなえて ・・・・在宅復帰支援 ケアマネ ヘルパー 地域住民 自治会長 民生委員 情報の共有 が大切 ②在宅療養後方支援病院 訪問診療(医科、歯科) 訪問看護、訪問リハビリ 相談・受診 訪問診療 事前登録 定期的情報交換 (3ヶ月に1度) あがの市民病院 救急対応が必要な場 合、紹介受診、入院 掛かりつけ医 阿賀野市は健康長寿の市を目指しています 自分ことは自分 できる 家族・他人の世話に ならない生活 平成22年度厚労省 阿賀野市の透析患者の原因疾患 その他 13% 腎硬化症 13% 糸球体腎炎 37% 糖尿病性腎 症 37% 生活習慣病に注意 糖尿病(透析) 高血圧 脳卒中 心臓病 脂質異常症 肥満 糖尿病生活習慣病予防・治療 センター 生活指導に力を入れる 診断・ 治療 栄養指導 教育入院 運動療法 糖尿病・生活習慣病予防治療センター あがの市民病院、今後の課題 整形外科がないこと →阿賀野市、五泉市、阿賀町には整形外科患者さん入 院機能がない 消化器内科の不在 →市内、消化器内科開業医の受け皿になっていない 出産施設 ご清聴ありがとうございま した 赤ちゃんギャラリー、病院内にあります。 かわいいベビーの写真見に来てください
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