法定福利費を内訳明示した見積書の作成例 法定福利費算定の前提条件 決まっているもの。 ■型枠工 ・一般型枠 鉄筋・無筋構造物 ■法定福利費の率 ・H28.2時点 ・ 介護保険料は、現場にはりつく方の割合を40歳未満と40歳 以上65歳未満で50%とし、労務費を半分半分に割り振った。 ・労災保険料は、道路新設事業の率 ■直接工事費 ・発注者設計単価と同価格として算定 ■経費率 ・経費(法定福利費を除く)を直接工事費の15%と仮定して算定 自社で入力するもの。(決めるもの) 条件(年齢、工種)で変わるもの。 御見積書(例) ちらし「公共工事設計労務単 価と法定福利費」に掲載の 単価に数量を乗じた額 ◇◇◇株式会社 殿 257,441 見積金額 住所 ×× ○○ 株式会社 自社の歩掛・単価を入力 (例示として、発注者設計 単価を記載) (消費税込) (内訳) 項目 数量 (工種名) 労務費 歩掛 単価 金額 ― 5,028 150,840 A 150,840 ― 1,156 34,680 B 34,680 ― 15% 185,520 ― ― ― 30m2 器具及び諸雑費 経費(法定福利費を除く) 小計 健康保険料 介護保険料 A 消費税等 合計 料率 150,840 p 4.98% 40歳未満 75,420 0.00% 40∼65歳 75,420 q 0.79% 厚生年金保険料 (児童手当拠出金含む) A 150,840 r 労災保険料 A 150,840 s 1.1% 雇用保険料 A 150,840 t 1.05% 40歳未満、40歳以 上65歳未満の別で、 介護保険料を算定 小計 対象金額 合計 A 金額 備考欄 27,828 C=(A+B)×○% 213,348 D=A+B+C ― ― 自社の経費を計上 (例示として、直接工事費 A+Bの15%として試算) 法定福利費 法定福利費事業主負担額 (参考) 発注者 設計額 備考欄 7,512 E・・・A×p 0 596 F・・・A×q 【別紙】事業の種類による 率を計上 (例示として、「道路新設 事業」として試算) 9.064% 13,672 G・・・A×r 1,659 H・・・A×s 1,584 I・・・A×t 150,840 u 16.984% 25,023 J・・・A×u 25,023 J 同左 事業主負担分の法定福 利費を明示する。 238,371 K=D+J ― 19,070 L=K×8% ― 257,441 M=K+L ― 法定福利費も消費税の対 象になる。
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