『これからの在宅医療ガイド』 刊行に寄せて・治す医療から治し支える

『これからの在宅医療ガイド』
刊行に寄せて・治す医療から治し支える医療へ
大島伸一
執筆者一覧(あいうえお順・顔写真付き)
目次
本書の使い方
鳥羽研二
第1章 『これからの在宅医療ガイド』各章へのアプローチQ&A
和田忠志・太田秀樹・大島浩子
第2章 患者家族にとっての在宅医療
在宅医療のエビデンス
秋下雅弘
在宅医療の QOL 指標の開発、試用
葛谷雅文・梅垣宏行
家族の不安と対応
平原佐斗司
独居でも可能か
川島孝一郎
第3章 阻害要因としての老年症候群
認知症
神﨑恒一
排尿障害
後藤百万
難聴
杉浦彩子
感覚器機能低下としての視力障害
福岡秀記
低栄養
金子康彦
褥瘡
古田勝経
疾患別・在宅口腔マネジメント
大石善也
第4章 阻害要因;ベッド確保、病床連携、医療サービス
在宅療養の阻害要因をいかに乗り越えるか
和田忠志
急性期病院との連携
楽木宏実・前川佳敬
在宅療養における慢性期医療の重要性
武久洋三
老人保健施設とリハビリテーション
大河内二郎
在宅療養支援病棟のモデル的活動
三浦久幸
安心・安全で質の高い訪問看護活動を目指して
百瀬由美子
訪問リハビリ
園原和樹
第5章 在宅医療の現状 地域全体の課題
在宅医療の現状と課題
辻 哲夫
1.地域全体の課題
青森県
蘆野吉和
宮城県
川島孝一郎
千葉県
横手幸太郎・小林一貴
大阪府
前川佳孝・楽木宏実
2.僻地における課題
広島県を事例として
服部文子
第6章 被災地の課題とそこから得られた知見
被災地における地域医療の現状
在宅被災世帯の支援からえたもの(石巻市)
三浦久幸
武藤真祐・塩澤耕平
在宅療養患者の被災(釜石市)
寺田尚弘
仮設住宅における高齢者の健康・生活機能調査
冲永壯治
離島における認知症高齢者の支援
粟田主一
居宅介護支援事業所
菊地和則
死を見すえた在宅医療推進のために
三澤仁平
復興の街づくりと高齢者の健康増進
近藤尚己
気仙沼の地域医療と生活ケアの“進化”
被災高齢者の被災後の生活への適応について
高橋龍太郎
大塚理加
高齢者の閉じこもり─被災地仮設住宅の調査結果から─ 山﨑幸子
第7章 在宅医療の全国展開
1.地域包括ケア
在宅医療の全国展開とその展望
佐々木昌弘
日本医師会と在宅医療
鈴木邦彦
地域格差と地域診断─地域包括ケアの観点から─
太田秀樹
2.全国展開のための調査
在宅医療実地調査・指導
三浦久幸
在宅医療連携拠点事業の活動性の評価
大島浩子
在宅医療連携拠点事業の活動性の評価:追跡調査
大島浩子
第8章 医療関係者の意識改革に向けて
医師の意識と教育
飯島勝矢
大学病院の泌尿器科チームがなぜ在宅医療を?
堀江重郎
医療関係者の意識と教育・学生(国内)
荒井秀典
地域の多職種を資源としてとらえ、活かす
吉江 悟
行政関係者の人材育成・リーダー研修
三浦久幸
海外の医学教育における在宅医療
橋本正良
第9章 看取りを行なってきた先駆者たち
萌気会の在宅死へのアプローチ
黒岩卓夫
佐藤智先生のこと
平原佐斗司
編集後記 在宅医療全国展開への提言
鳥羽研二