平成28年度県政広報誌企画編集業務委託公募型プロポーザル実施要領 1.業務の趣旨 県の情報を生活者の視点でわかりやすく表現し、幅広い年齢層が興味を持つことができる県政広 報誌を発行するにあたり、企画編集の業務委託を予定する者を決定するため、公募型プロポーザル を実施します。 2.業務の概要 (1)業務の名称 平成28年度県政広報誌企画編集業務 (2)契約期間 契約締結の日(平成28年4月上旬)から平成29年3月31日まで (3)業務の仕様 別添の「平成28年度県政広報誌企画編集業務仕様書」 (以下「業務仕様書」という。 )のと おりとします。 3.予定価格 本業務委託にかかる経費の予算額(予定価格)は、12,872,000円(消費税および地方 消費税を含む)とします。 4.参加資格 業務の実施に必要な能力を有する者で、次に掲げるすべての要件を満たす者とします。 (1)地方自治法施行令(昭和 22 年政令第 16 号)第 167 条の4に規定する者に該当しない者であ ること。 (2)滋賀県の機関が定める入札参加停止基準による入札参加停止の措置期間中でないこと。 (3)滋賀県物品の買入れ等に係る競争入札参加者の資格等に関する要綱(昭和 57 年滋賀県告示 第 142 号)に規定する資格を有すると認められて、競争入札参加者名簿に次の種目で登録され ている者であること。 大分類:役務 中分類:デザイン 小分類:印刷物の企画編集 なお、新たに競争入札参加者名簿への登録を受けようとする者は、次に示す場所において資 格審査の申請を行うこと。その場合、プロポーザル提出物の受付期限の14日前までに申請の ないときは、この公告にかかる手続きに間に合わないことがある。 滋賀県会計管理局管理課 〒520-8577 大津市京町四丁目1番1号 電話番号 077-528-4314 (4)滋賀県財務規則第 195 条の 2 各号のいずれにも該当しない者であること。 (5)プロポーザル説明会に参加した者であること。 (6)必要な取材活動、写真撮影を行い、文章表現・デザイン(レイアウト)など原稿作成のすべ てにわたって編集方針に沿った誌面作りができること。 (7)業務の遂行にあたって、次のア~エに示す体制がとれること。 ア.制作スタッフとして次の者を規定人数以上置き、各業務を専任で担当すること。 ディレクター1名、カメラマン1名、ライター2名、デザイナー1名 イ.プロポーザル提案作品を制作したスタッフと同一のスタッフが1年間を通じて企画編集業 務を担当すること。 ウ.県政や県内の地域事情に詳しく、常に連絡の取れるスタッフを配置し、そのスタッフが責 任を持って広報課との連絡調整等を行うこと。 エ.緊急の事態にも各スタッフが対応できること。 (8)個人情報の取り扱い等に留意し、業務内容についての守秘義務を遵守できること。 (9)過去3年以内に都道府県や政令市の広報誌を企画編集した実績がある、もしくはそれと同等 の実績※があると認められること。 ※実績の例: 対象者1万人以上で毎月1回以上定期的に発行されている広報誌を企画編集した。 5.プロポーザル説明会 (1)開催日時:平成28年 3月3日(木) 午前10時から (連絡先)滋賀県広報課広報担当 担当:川畑 〒520-8577 大津市京町四丁目1番1号 電話番号 077-528-3041 メールアドレス [email protected] (2)開催場所:滋賀県庁新館2階広報対談室(所在地)大津市京町四丁目1番1号 6.参加申込 前記プロポーザル説明会の参加が申込となります。 説明会の開始時刻に遅刻した場合、会場への入室(参加)はできません。また、説明会に参加し なかった場合、当該プロポーザルには参加できません。 7.企画提案にかかる提出書類 公募型プロポーザルに参加を希望する事業者は、 次の書類を作成し提出してください。 提案は、 1者につき1案とします。 (1)公募型プロポーザル応募申込書(様式1)(1部) (2)企画書(9部) ・企画書には次の事項を必ず明記し、A4判用紙で提出すること。 ア:基本レイアウト イ:表紙の年間計画 ウ:インタビュー候補(6回分) 5・6月号のインタビュー取材は、プロポーザル審査会による業者決定後に行っても構 わないが、4月8日前後の第2校で記事を掲載できるように準備を整えておくこと。 エ:こどもプラスワン テーマ案(3回分) オ:編集会議から版下完成までの作業工程案 カ:閲読率向上のための独自の取組 (3)企画編集の提案作品(デザインカンプ)(9部) ・A4版(二つ折り・とじなし)のものを提出すること。 ・インタビューページのレイアウトや使用する文字・写真は、見本で構わない。 -2- ・インタビュー・知事コラムを除く記事、見出し、レイアウト、写真等は原則としてすべて実際 の発行に即して提案・作成し、コピー・記事・写真等すべて現物作品と同内容にすること。 ・提案作品に使用する用紙・インクの種類には特に指定はないが、実際の広報誌の体裁は業務仕 様書に記載の通りであるので、誌面作成にあたり参考とすること。 (4)年間の企画編集経費の見積書(9部/正本1部とコピー8部) ・見積書には、取材経費(インタビュー、対談相手等への謝礼を含む)、原稿作成経費(写真撮 影費・イラスト制作費・コピー経費などを含む紙面レイアウト、版下および紙焼きの制作費ま でのすべて)、プレゼント経費などを算出し、1回当たりの経費がわかるように記載すること。 (5)添付書類 ・会社の経歴書(様式2) 1部 ・スタッフの経歴書(様式3) 1部 ・過去の広報実績(自治体や企業の広報誌、パンフレット、作品、刊行物等) 1セット ・上記の実績を証明できる書類(契約書の写し等) 1セット 8.プロポーザル提出物にかかる留意事項 【企画編集全般】 (1)編集方針 ・記事の作成にあたっては、県からの一方的な告知ではなく、読者が県民生活への影響や効果を イメージでき、課題や解決に向けた考え方を共有できること、また一人ひとりの具体的な行動 につながる編集を心がける。また、次号の発行を読者に期待させる見せ方等、斬新な企画で閲 読率の向上を図るものとする。 (2)文章表現 ・読者が誌面に関心を持てるようなタイトルや見出しを工夫する。 ・文章表現について、行政用語、専門用語、外来語などは、日常生活で使う平易な表現に言い換 えるなど、だれもが理解しやすい誌面作りを心がける。 ・本文は、フォントは明朝体でタテ書きとし、文字サイズおよび太さは平成27年度発行の広報 誌の文字と同程度の大きさとする。 ・本文以外についても、文字数、文字サイズ・フォント、色づかいなど、多くの読者にとって読 みやすく、親しみやすいスタイルを考慮する。 (3)ルビ ・原則として誌面(特集記事の本文)の本文にルビをふる。 ・次の場合はルビは不要とする。 小学校学習指導要領における学年別漢字配当表の漢字 写真のキャプション・ロゴ・グラフなど本文に相当しないとみられるもの 情報コーナーの記事 ・「こどもプラスワン」は、すべての漢字にルビをふる。 (4)レイアウト ・綴じ穴を開けるスペースを確保してレイアウトすること。 (5)資料・取材 ・提案作品については、プロポーザル説明会当日に提供する資料以外は、基本的に独自で取材す -3- ること。ただし、県庁各課・機関等へ取材する場合は、取材対応を依頼する必要があるため、 事前に広報課へ連絡すること。 ・独自に取材やインタビュー等を行う場合は、取材先に対して採用されない場合があることを説 明し、了解を得ておくこと。 【誌面構成】 ※1回発行あたりの総ページ数は16ページとし、内訳については次のとおり とする。 (1)表紙・裏表紙 [表紙] ・広報誌の名称は「滋賀プラスワン」とし、ロゴは平成27年度と同様のものを使用。 ・広報誌の閲読率が低い20歳代・30歳代の若い世代が興味を持つきっかけとなることをねら いとし、表現方法は、写真、イラストなど自由とする。 ・提案作品は、平成28年(2016 年)5・6月号(Vol.161)とし、誌名ロゴの下に、広報誌が“県 政情報を各家庭(県民の皆さんの身近なところ)に届けるもの”であることを表す副題を提 案すること。ただし、決定後、当課と協議のうえ、一部補作する場合もある。 ・滋賀県シンボルマーク「Mother Lake」を掲載する。マークのデータは本県ホームページからダ ウンロード可。「データダウンロード」に掲載されている[2]基本パターンまたは[4]横 組みを使用すること。(http://www.pref.shiga.lg.jp/motherlake/) [裏表紙] ・裏表紙は民間企業等による広告スペースとする(1号につき2枠)。 ・ 提案作品については、 広告主からの版下データが未着であるため、 スペースのみ確保しておく。 (2)インタビュー記事 (1ページ) ・県民が滋賀の魅力を再発見することをねらいとし、滋賀県出身者やゆかりのある人、また滋賀 に関するものの愛好者などに滋賀への思いや期待を語ってもらう。 ・人選については、県民へのメッセージを話せる方で、平成26、27年度の県政広報誌インタ ビューコーナーに登場した人を参考に、知名度や話題性のある人物とする。 過去に掲載された人でも可とする。 ・コーナーの名称を提案すること。 ・実際に取材を依頼する前に、取材対象者について広報課と協議すること。 (3)こどもプラスワン (1ページ) ・主な対象として小学校高学年程度を想定しているが、話題について家族で話し合えるよう、子 どもだけでなく家族がみんなで楽しめるものとする。 ・テーマは、県施策を子ども向けに解説したものや、体験できるものとし、子ども向けにアレン ジする。 ・登場人物は、滋賀県のイメージキャラクター「うぉーたん」(着ぐるみ)のほか、公募する県 内の小学5・6年生各1名とし、平成27年度と同様、この3者が取材や体験活動を行い、そ の内容を誌面で紹介する構成とする。 ・年間テーマは独自に設定し、提案すること。 ・掲載号は、7・8月号、11・12月号、3・4月号の3回とする。 (4)特 集(4~6ページ、2~3件) ・県民が不安・課題と感じていることをテーマに設定し、その解決に向けた県の取り組みを紹介 -4- する。 ・広報課から提出する資料を基に、デザイン・レイアウト・編集等を行うこと。提案作品につい ては、「5」に示すプロポーザル説明会配布の資料により作成すること。 ・記事内で、個人や地域の「自律性」、地域団体や企業、行政による「協働」、人と人、人と自 然の「共生」の考え方の共有に寄与する活動を取り上げ、取り組みの広がりにつなげる内容と する。 ・記事本文は、原則タテ書きとする。 (5)エッセイ、コラムなど(1ページ) ・連載企画とする。滋賀の伝統野菜を使った料理レシピの紹介や街歩きなど滋賀の魅力の紹介、 県立施設の紹介など、県民の生活に身近な部分を掘り下げるページとする。 (6)情報コーナー(3~5ページ) ・県主催のイベントや県からのお知らせ、新事業・新制度の紹介、県立施設の催しなどのおでか け情報を掲載する。 ・記事は、原則ヨコ書きで、見やすい文字の大きさ・フォントに配慮する。 ・各催し等の「会場で対応しているもの」について、アイコンで表示する。 ・県庁各課への申込方法を明記する。 ・レイアウト、コーナーの名称は自由とする。 ・掲載事項の中に、審議会等の委員の募集や、県民政策コメントの案内がある場合には、まとめ て「県政参加」のコーナー(名称自由)として記載する。 ・原則として、提供する事項はすべて掲載すること。掲載できなかった事項についても掲載記事 と同様の形式で作成して別途提出すること。 ・このコーナーに関する原稿資料は、「5」に示すプロポーザル説明会に参加した者に別途デー タで配布する。 (7)知事コラム(3/5ページ) ・連載企画とする。知事が感じたことなどをコラム形式で掲載。 ・滋賀県から提供される原稿ならびに写真に基づき掲載すること。 ・原則タテ書きとする。 ・コーナータイトルは「みんなでプラスワン」とする。 (8)プレゼントコーナー(2/5ページ) ・意見や感想等をより多く寄せてもらえるよう、読者プレゼントの企画を盛り込む。プレゼント は2品目程度を県産品等から選び、例年と同程度以上の商品で、より多くの読者からの応募が 得られるような魅力的な商品を選定する(プレゼント商品は買い取り、商品名・企業名は掲載 しない。)。 (9)その他の掲載項目 ・いずれかのページに目次を掲載すること。 ・次の各内容について、それぞれ適切なページに掲載すること。 【滋賀県の人口と世帯数】 平成28年3月1日現在のデータを掲載 表記内容は平成27年度広報誌を参照(外国人人口は平成27年12月末現在) -5- データは、http://www.pref.shiga.lg.jp/data/population/renew/ を参照 【用紙・印刷に関する表示】 リサイクル適性Aランクの材料を使用しています 大豆油インク(SOYINKマーク)またはベジタブルインクを使用しています。 【発行者情報】 県広報誌「滋賀プラスワン」 平成28年(2015 年)5・6月号 平成28年5月15日発行 滋賀県広報課 〒520-8577 大津市京町四丁目1番1号 TEL 077(528)3041 FAX 077(528)4803 E メール [email protected] ホームページ http://www.pref.shiga.jp/ 【広報誌の配布】 県広報誌「滋賀プラスワン」は年6回(奇数月)の発行で、5・6月号は 510,000 部 作成し、県内に新聞折込で配布しています。県のホームページでもご覧になれます。 郵送をご希望の方、点字版・音声テープ版のお申し込みは県広報課までご連絡ください。 誌面へのご意見・ご感想は、○ページの方法でお寄せください。 【経費に関する表示】 この冊子の経費(企画編集、印刷、折込、職員の人件費)は、1部当たり○円です。 印刷経費の一部は、裏表紙に掲載している企業等の広告でまかなっています。 9.提出期限と提出先 提出期限:平成28年3月28日(月)午後5時必着 土日祝日を除き、各日 9 時から 17 時まで ※期限に遅れた場合は、いかなる場合も失格とします。 提出先:滋賀県広報課広報担当 担当:川畑 〒520-8577 大津市京町四丁目1番1号 電話番号 077-528-3041 メールアドレス [email protected] 10.審 査 (1)審査概要 当課が設置する審査会において、提出された企画案に基づき審査を行います。 (2)審査会 当課および関係課他の委員をもって設置します。 (3)審査基準 評価項目 1.企画力 着 眼 点 伝えたい内容(ねらい)が的確に読者に届く記事の構成になって 評価点 20点 いるか 2.文章力 文章は分かりやすく、理解しやすい表現となっているか 20点 3.デザイン性 表紙、デザイン、イラスト、写真は、読者の関心を惹くものにな 20点 っているか -6- 4.レイアウト力 図表などが適切、効果的に使われ、読む順序が分かりやすいレイ 15点 アウトになっているか 5.全体の印象度 県民が県政を身近に感じられる内容になっているか 10点 6.経済性 見積価格は適正であるか 5点 7.閲読率の向上 閲読率が向上する取り組みとなっているか 5点 8.「滋賀県ワーク・ライフ・バランス推進企業」の登録を受けているか。 1点 9.次世代育成支援対策推進法に基づく基準適合一般事業主として厚生労働大臣の認 1点 定を受けているか。 10.高年齢者雇用確保措置について、労使協定の締結または就業規則の労働基準監督 1点 署への届け出をしているか。 11.障害者の雇用に関する状況の報告義務がある事業者であって法定雇用率が達成さ 1点 れている、または障害者の雇用に関する状況の報告義務がない事業者であって障害者 を雇用しているか。 12.事業所内公正採用選考・人権啓発担当者を設置しているか。 1点 (4)審査会の日時 平成28年4月1日(金)予定 11.契約予定者の決定方法 審査会において、審査基準に基づき、企画提案書等の審査を行い、総合点のもっとも高かっ た者を本業務の受託予定者とします。 審査結果は、参加者全員に書面により通知します。 原則1年間(6回)県政広報誌の企画編集業務委託契約を締結します。ただし、平成 28 年度 当初予算が成立しない場合は、契約を締結しないことがあります。 契約締結にあたっては、詳細な内容について広報課と協議を行い、正式な見積書を提出して ください。 ただし、 採用が決定した者が年度途中に企画編集業務を遂行することができなくなった場合、 あるいは業務を行う能力がないと認められた場合は、次点以降の者から順次、企画編集業務を 委託する場合があります。 12.採用後の予定 (1)審査会において採用となった企画案をもとに、県と共同して編集します。ただし、県の都合 により記事の変更・差し替えを行う可能性があり、その際には、追加で取材・編集をしていた だくことがあります。 (2)平成28年5・6月号の広報誌は、4月21日(木)に版下納品とし、その間必要な修正・ 変更を校了まで行うこと。 13.その他 (1)資格要件およびプロポーザル提出作品の仕様を満たしていないと認められる場合は、失格と なる場合があります。 -7- (2)公正な審査を妨害する恐れがあるあらゆる行為を禁止します。 (3)提出された作品は返却しませんが、すべての提出作品は期間を限定し社名を含めて閲覧可能 (写真撮影も可)とします(参加者のみ)。閲覧期間は審査会終了後に通知します。 (4)企画提案書等を受理した後は、加筆、訂正、差し替え等は認めません。 (5)この説明会の終了後、プロポーザルに関して質問がある場合は、3月16日(水)午後5時 までに「9」の提出先において、持参または郵送もしくは電子メールで提出してください。な お、質問と回答の内容につきましては参加者全者へ3月18日(金)までに提供します。 (6)プロポーザルにおいて使用する言語および通貨は、日本語および日本国通貨とします。 (7)印刷および折込配布については、別途執行する入札によって決定します。 (8)提出された企画案(誌面)については、県が著作権を有することとし、そのデータや写真、 イラスト等については、 県が作成するウェブサイトや印刷物等に自由に使用できるものとする。 取材対象者には事前にその旨の了解を得ておくこと。また、企画案作成のために撮影した写真 については、誌面で採用した写真以外も、県の求めがあれば提供してください。 -8-
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