平成28年度当初予算概要説明資料(PDF:552KB)

平成28年度 御前崎市当初予算骨子(概要)説明資料
∼“子どもたちの 夢と希望があふれるまち 御前崎”をめざして∼
御前崎市マスコットキャラクター
「なみまる」
「ふうちゃん」
平成28年2月
御 前 崎 市
目 次
平成28年度当初予算の概要について
1
平成28年度の主要事業
2
1. 各会計別当初予算総括表
6
2. 一般会計の概要
(1) 歳入
8
(2) 目的別歳出
11
(3) 性質別歳出
14
(4)
17
グラフ
参考資料 一般会計当初予算規模の推移等
19
原子力関連の国・県補助金の推移
21
平 成 28 年 度 当 初 予 算 の概 要 について
1.予 算 編 成 の 基 本 方 針
平成 28 年度当初予算は、第 2 次総合計画のスタートとなる重要な年であり、下記の重点
施策を推進するとともに、少子化への機動的な対策、多面的な景気対策、官民一体となっ
た雇用の創出を図る取組等の事業も積極的に進めていくこととするが、歳出全般にわたり、
聖域なく不断の見直しを進めつつ、予算の選択と集中を図り効果的・効率的な予算編成を
行う。
また、未利用財産の処分の加速化、適正な受益者負担の検討、特定目的基金の有効活用、
新たな国県補助金の活用など、収入の確保にも積極的に取り組むことも重要である。
併せて、限られた財源と人材を有効に活用できるよう、未来を見据え「行政を経営する」
という理念を組織全体で意識し、行政サービスの更なる向上に努めていく。
平成28年度の予算編成にあたっては、総合計画・総合戦略の推進と財政健全化の双方を
実現するため、このような点を十分認識するとともに、国、県の予算編成の動向にも注意
し、的確に把握したうえで取り組むものとする。
2.重
点
施
策
・大規模災害に備えた防災体制の強化
・市内経済の活性化と起業支援の推進
・子ども・子育て支援と教育環境の充実
・快適で住み続けられる生活環境の確保
・地域ブランドを活かした産業・観光の推進
・信頼される地域医療と福祉の充実
3.予 算 の 全 体 像
会計
予算額
一 般 会 計 179 億 4,000 万円
特 別 会 計 合 計 82 億 1,664 万 7 千円
企 業 会 計 合 計 70 億 8,516 万 7 千円
財産区特別会計合計
9,532 万円
全 会 計 合 計 333 億 3,713 万 4 千円
1
前年度比
+8 億 3,000 万円、+4.9%
△2 億 3,570 万 2 千円、△2.8%
+4 億 962 万 7 千円、+6.1%
+872 万円、+10.1%
+10 億 1,264 万 5 千円、+3.1%
平成 28 年度の主要事業
(款・項・目)
◎大規模災害に備えた防災体制の強化
○新消防庁舎建設(9・1・1)
1,003,916 千円(継続)※H26∼28 事業
(繰入金 960,000 千円)
市中心部に消防庁舎を移設し、緊急時の出動態勢の強化を図る。(防災課)
○津波避難タワー建設(9・1・4)
160,900 千円(新規)
(国庫補助金 100,000 千円)
池新田工業団地内に津波避難タワーを建設し、津波発生時の避難困難区域の
解消を図る。(防災課)
○災害廃棄物処理計画策定(4・2・1)
5,000 千円(継続)
(繰入金 1,666 千円)
災害時の廃棄物処理に必要となる仮置場の検討を行う。(環境下水道課)
○原子力防災広域避難計画策定(9・1・4)
3,600 千円(継続)(市単)
原子力災害発生時に広域避難が必要になった場合を想定して避難計画を策定
する。(防災課)
○救急車更新(9・1・1)
36,945 千円(新規)
※車両 23,265 千円、備品 13,680 千円(繰入金 4,560 千円)
老朽化した救急車(3 号車)の更新を行う。(消防本部)
○消防団ポンプ車更新(9・1・3)
34,000 千円(新規)
(繰入金 10,000 千円)
老朽化した消防車(4 分団 2 部、5 分団 1 部)の更新を行う。(防災課)
2
◎市内経済の活性化と起業支援の推進
○企業立地可能性調査(7・1・2)
6,480 千円(新規)(市単)
市内の工業用地整備候補地の選定と企業誘致活動促進の基本構想を策定する。
(商工観光課)
○カツオ船水揚促進支援事業(6・4・2)
10,000 千円(継続)
(国庫補助金
5,000 千円)
御前崎港に水揚げしたカツオの数量に応じて補助金を交付する。
(農林水産課)
○未来の農家・漁師サロン事業(6・1・3、6・4・2) 974 千円(新規)
(市単)
※農家サロン事業 274 千円、漁師サロン事業 700 千円
若手農業者及び漁業者の提案を元に、農林水産業の活性化事業を実施する。
(農林水産課)
○創業支援事業(7・1・1)
262 千円(新規)(市単)
市内で起業を検討している方に向けて、講演会の開催や案内チラシの作成を
行う。(商工観光課)
◎子ども・子育て支援と教育環境の充実
○浜岡中学校整備事業(10・3・1)
32,218 千円(新規)(市単)
H30∼31 年度に予定する浜岡中学校建替工事に向けて、基本設計等を行う。
(教育総務課)
○ママ安心タクシー事業(4・1・7)
3,000 千円(新規)(市単)
妊婦が健診や出産のため病院に通う交通費を助成する。妊婦 1 人当たり、出
産予定日 60 日後までの期間のタクシー代 1 万円を支給する。(国保健康課)
○教職員用タブレット PC 購入(10・1・2)
18,900 千円(継続)(市単)
小中学校各教室に 1 台タブレット PC を導入し、デジタル教科書を活用した授
業等に活用する。(教育総務課)
○小学校トイレ洋式化事業(10・2・1)
3,000 千円(新規)(市単)
各小学校のトイレの一部を和式から洋式に改修するため、設計を行う。
(教育総務課)
3
◎快適で住み続けられる生活環境の確保
○住宅取得補助金事業(2・1・13)
33,000 千円(継続)
(市単)
新たに市内へ住宅を取得した方に対して補助金(1 件 50 万円)を交付する。
(秘書政策課)
○世代間同居住宅取得補助金事業(2・1・13)
11,000 千円(継続)
(国庫補助金 5,500 千円)
親等と同居するために新たに市内に住宅を取得した方に対して補助金(1 件
50 万円)を交付する。(秘書政策課)
○住宅リフォーム補助金事業(8・5・1)
12,500 千円(継続)
(市単)
省エネ、バリアフリー、長寿命化等のための住宅リフォーム費用を補助する。
(対象工事費 100 万円以上、工事費の 10%(最大 30 万円))(都市建設課)
○防犯カメラ設置事業(2・1・5 他)
16,487 千円(新規)
(市単)
※小中学校 7,800 千円、公民館 972 千円、公園 1,300 千円、市役所 6,415 千円
小中学校、公民館、公園、市役所駐車場に防犯カメラを設置し、施設利用者
の安全を図る。(教育総務課、社会教育課、管理課、財政課)
◎地域ブランドを活かした産業・観光の推進
○シティプロモーション事業(2・1・10)
6,082 千円(新規)
(国庫補助金 2,500 千円)
市の魅力を市内外に伝えるために効果的なPRを行う。(秘書政策課)
○直虎応援プロジェクト事業(10・6・2)
1,912 千円(新規)
(市単)
平成 29 年 1 月から放送予定の NHK 大河ドラマ「おんな城主直虎」の放送に合
わせ、井伊直虎に縁のある新野左馬助の顕彰と各種 PR を行う。(社会教育課)
○特産品開発事業(6・1・3)
5,005 千円(継続)
(市単)
市内で飼育や水揚げされる畜産品や水産品の普及のため、新メニューの開発
等を行う。(農林水産課)
○灯台周辺整備事業(7・1・4)
2,000 千円(新規)
(市単)
御前埼灯台周辺の観光施設の整備および改修に向けた基本計画を策定する。
(商工観光課)
4
◎信頼される地域医療と福祉の充実
○家庭医療センター(仮称)建設
211,200 千円(新規)※H28∼29 事業
※病院事業会計出資金(4・1・4)(市債 211,200 千円)
白羽地区に家庭医の診療と医師の研修機能を併せ持つ施設を整備する。
(病院管理課)
○福祉・子育て・健康・介護の拠点施設整備(3・1・1)
139,500 千円(新規)(市単)
オフサイトセンターの移転で生じた空きスペースを改修し、子どもから高齢
者までの相談窓口と健診業務の機能を持つ施設を整備する。(福祉課)
○診療所等開設資金支援事業(4・1・1)
130,000 千円(継続)
(市単)
市内に開院する診療所等に対して、開設資金や既存施設の拡張に必要な経費
の一部を補助する。(国保健康課)
5
1.平成28年度 各会計別当初予算総括表
【一般会計】
(単位:千円)
会 計 名
一
般
会
平成28年度
平成27年度
17,940,000
計
17,110,000
増減額
830,000
【特別会計】
健
康
保
平成28年度
険
後期高齢者医療保険
介
護
保
険
農 業 集 落 排 水 事 業
下
水
道
事
業
工 業 団 地 建 設 事 業
合
計
平成27年度
4,400,000
297,700
2,492,487
325,000
701,400
60
8,216,647
4,653,000
281,400
2,487,389
361,900
668,600
60
8,452,349
増減額
平成28年度
収益的支出
病院事業
資本的支出
計
収益的支出
水道事業
資本的支出
計
収益的支出
計
資本的支出
計
平成27年度
4,872,000
649,500
5,521,500
1,042,667
521,000
1,563,667
5,914,667
1,170,500
7,085,167
4,851,000
465,000
5,316,000
1,066,044
293,496
1,359,540
5,917,044
758,496
6,675,540
増減額
財
産
平成28年度
区
池 新 田 西 財 産 区
佐
倉
財
産
区
比
木
財
産
区
新
野
財
産
区
合
計
平成27年度
71,000
15,000
6,900
1,500
920
95,320
64,000
14,000
6,500
1,200
900
86,600
増減額
10.9%
7.1%
6.2%
25.0%
2.2%
10.1%
(単位:千円)
会 計 名
会
増減率
7,000
1,000
400
300
20
8,720
【全会計】
全
0.4%
39.7%
3.9%
-2.2%
77.5%
15.0%
0.0%
54.3%
6.1%
(単位:千円)
会 計 名
田
増減率
21,000
184,500
205,500
△ 23,377
227,504
204,127
△ 2,377
412,004
409,627
【財産区特別会計】
新
-5.4%
5.8%
0.2%
-10.2%
4.9%
0.0%
-2.8%
(単位:千円)
事 業 名
池
増減率
△ 253,000
16,300
5,098
△ 36,900
32,800
0
△ 235,702
【企業会計】
合
4.9%
(単位:千円)
会 計 名
国 民
特 別 会 計
伸率
計
合
平成28年度
計
平成27年度
33,337,134
6
32,324,489
増減額
1,012,645
増減率
3.1%
予算規模
1 一般会計
前年度比8億3千万円、4.9%増の179億4千万円となりました。
これは、白羽小学校プール建設工事費の皆減、公債費の減額等はあるものの、津波
避難タワー建設等の建設事業費の増額、公営企業会計への出資金及び補助金の増額な
どが主な要因です。
2 特別会計
前年度比2億3,570万2千円、2.8%減の82億1,664万7千円となりました。
これは、国民健康保険特別会計において保険給付費等が減額となっていること、農
業集落排水事業特別会計において事業費が減額となっていることが要因です。
3 企業会計
前年度比4億962万7千円、6.1%増の70億8,516万7千円となりました。
病院事業会計、水道事業会計において、資本的支出がともに増額となっていること
が要因です。
7
(1) 歳入
(単位:千円)
区
分
市税
自
財
源
2,101,800 11.7%
2,047,000 12.0%
固定資産税
5,138,654 28.6%
5,339,718 31.2%
△ 159,650 -2.1%
54,800
2.7%
△ 201,064 -3.8%
0.5%
95,939
0.6%
たばこ税
253,000
1.4%
268,000
1.6%
分担金 ・ 負担金
136,971
0.8%
128,220
0.7%
使用料・手数料
224,673
1.3%
242,303
1.4%
財産収入
69,915
0.4%
68,238
0.4%
寄附金
65,010
0.4%
5,010
0.0%
60,000 1197.6%
2,430,330 14.2%
675,877 27.8%
繰入金
3,106,207 17.3%
1,614
1.7%
△ 15,000 -5.6%
8,751
6.8%
△ 17,630 -7.3%
1,677
2.5%
財政調整基金繰入金
1,518,000
8.5%
749,000
4.4%
769,000 102.7%
その他繰入金
1,588,207
8.9%
1,681,330
9.8%
△ 93,123 -5.5%
繰越金
400,000
2.2%
400,000
2.3%
0
0.0%
諸収入
477,569
2.7%
437,782
2.6%
39,787
9.1%
11,462,540 67.0%
608,812
5.3%
計
12,071,352 67.3%
219,000
1.2%
216,000
1.3%
3,000
1.4%
利子割交付金
10,000
0.1%
10,000
0.1%
0
0.0%
配当割交付金
26,000
0.1%
17,000
0.1%
9,000 52.9%
株式等譲渡所得割交付金
20,000
0.1%
15,000
0.1%
5,000 33.3%
644,000
3.6%
578,000
3.4%
66,000 11.4%
ゴルフ場利用税交付金
25,000
0.1%
27,000
0.2%
△ 2,000 -7.4%
自動車取得税交付金
44,000
0.2%
27,000
0.2%
17,000 63.0%
5,000
0.0%
4,500
0.0%
500 11.1%
17,000
0.1%
10,000
0.1%
7,000 70.0%
800,000
4.5%
1,000,000
5.8%
△ 200,000 -20.0%
普通交付税
700,000
3.9%
900,000
5.3%
△ 200,000 -22.2%
特別交付税
100,000
0.6%
100,000
0.6%
0
0.0%
8,000
0.0%
8,000
0.0%
0
0.0%
2,680,556 15.7%
87,579
3.3%
73,909
9.5%
国有提供施設所在助成交付金
地方特例交付金
地方交付税
交通安全対策特別交付金
国庫支出金
源
伸率
97,553
地方消費税交付金
財
(A)-(B)
市民税
地方譲与税
存
当初予算(A) 構成比 当初予算(A) 構成比
7,750,657 45.3%
小
依
増減額
7,591,007 42.3%
軽自動車税
主
平成28年度当初予算 平成27年度当初予算
2,768,135 15.4%
県支出金
852,313
4.8%
778,404
4.5%
市債
430,200
2.4%
276,000
1.6%
154,200 55.9%
臨時財政対策債
150,000
0.8%
200,000
1.2%
△ 50,000 -25.0%
その他起債
280,200
1.6%
76,000
0.4%
204,200 268.7%
小
計
歳 入 合 計
5,868,648 32.7%
5,647,460 33.0%
221,188
3.9%
17,940,000 100.0%
17,110,000 100.0%
830,000
4.9%
8
歳入の概要
1 市税
市税は、前年度比1億5,965万円減の75億9,100万7千円を見込みました。
うち市民税は、前年度比5,480万円増の21億180万円を見込みました。個人市民
税は、推計等を勘案し前年度比380万円増の17億4,850万円を見込みました。法人
市民税は、推計等を勘案し前年度比5,100万円増の3億5,330万円を見込みました。
また、固定資産税は、償却資産のうち中部電力分の減少等により、前年度比2億
106万4千円減の51億3,865万4千円を見込みました。
軽自動車税は、推計の結果、前年度比161万4千円増の9,755万3千円を見込みま
した。たばこ税は、平成27年度の申告実績等を勘案した結果、前年度比1,500万円
減の2億5,300万円を見込みました。
2 譲与税・県税交付金
地方譲与税は、平成27年度の決算見込額等を勘案し、前年度比300万円増の2億
1,900万円を見込みました。
地方消費税交付金は、平成27年度の決算見込額等を勘案し、前年度比6,600万円
増の6億4,400万円を見込みました。
自動車取得税交付金は、平成27年度の決算見込額等を勘案し、前年度比1,700万
円増の4,400万円を見込みました。
3 地方特例交付金
地方特例交付金は、住宅借入金等特別税額控除減収補填分として、前年度比700
万円増の1,700万円を見込みました。
4 地方交付税
地方交付税は、前年度比2億円減の8億円を見込みました。
うち、普通交付税は、国の地方財政対策、合併特例の激変緩和措置を勘案し、
前年度比2億円減の7億円を見込みました。
特別交付税は、平成24∼26年度の交付額、平成27年度の決算見込等を勘案し、
前年同額の1億円を見込みました。
9
5 国庫支出金
国庫支出金は、前年度比8,757万9千円増の27億6,813万5千円を見込みました。
うち、原子力関連の国庫補助金は、初期対策交付金が前年度同額の1億4千万
円、長期発展対策交付金が前年度比2,787万1千円減の11億3,651万7千円、広報・
調査等交付金が前年度比365万4千円減の1,797万2千円、合計では前年度比3,152万
5千円減の12億9,448万9千円を見込みました。
また、年金生活者等支援臨時福祉給付金給付事業及び事務費補助金として1億
3,103万3千円を新規に計上、津波避難タワー建設に伴う社会資本整備総合交付金
として1億円を新規に計上、道路整備等に伴う社会資本整備総合交付金は、前年度
比2,640万円増となる1億4,575万円を見込みました。
6 県支出金
県支出金は、前年度比7,390万9千円増の8億5,231万3千円を見込みました。
民生費関係負担金の増に加え、特定発電所周辺地域振興対策交付金を前年度比
7,000万円増の1億6,000万円計上したことなどが主な要因です。
また、緊急地震・津波対策交付金は前年度比3,650万8千円増の8,880万5千円の
計上となり、同額を緊急地震・津波対策基金へ積立てます。
7 繰入金
繰入金は、前年度比6億7,587万7千円増の31億620万7千円を見込みました。
CATV施設維持基金、水道事業基金、公共施設整備基金などからの繰入を計
上したほか、財源不足を補填するため一般財源に繰入する財政調整基金繰入金
は、前年度比7億6,900万円増の15億1,800万円を見込みました。
8 諸収入
諸収入は、消防署建設に伴う弁償金が見込まれるため、前年度比3,978万7千円
増の4億7,756万9千円を見込みました。
9 市債
市債は、前年度比1億5,420万円増の4億3,020万円を見込みました。
保健衛生債は、病院事業会計出資債であり、家庭医療センター(仮称)建設に
係る出資金分の2億1,120万円を見込みました。
土木債は、港湾整備事業債であり、起債対象事業費の減額に伴い前年度比700万
円減の6,900万円を見込みました。
臨時財政対策債は、28年度の地方財政対策等を勘案し、前年度比5,000万円減の
1億5,000万円を見込みました。
10
(2) 目的別歳出
(単位:千円)
平成28年度
平成27年度
当初比較
区 分
伸率
当初予算(A)
構成比
当初予算(A)
構成比
(A)-(B)
1 議
会
費
143,132
0.8%
154,346
0.9%
△ 11,214
-7.3%
2 総
務
費
2,018,327
11.3%
1,900,843
11.1%
117,484
6.2%
3 民
生
費
3,462,476
19.3%
3,300,841
19.3%
161,635
4.9%
4 衛
生
費
3,415,566
19.0%
2,717,393
15.9%
698,173
25.7%
5 労
働
費
8,121
0.0%
7,733
0.0%
388
5.0%
6 農 林 水 産 業 費
766,440
4.3%
776,163
4.5%
△ 9,723
-1.3%
7 商
工
費
264,856
1.5%
289,933
1.7%
△ 25,077
-8.6%
8 土
木
費
2,390,599
13.3%
2,368,721
13.8%
21,878
0.9%
9 消
防
費
2,264,676
12.6%
2,139,049
12.5%
125,627
5.9%
10 教
育
費
2,715,517
15.1%
2,922,221
17.1%
△ 206,704
-7.1%
費
20
0.0%
20
0.0%
0
0.0%
費
427,300
2.4%
459,678
2.7%
△ 32,378
-7.0%
金
12,970
0.1%
23,059
0.1%
△ 10,089 -43.8%
費
50,000
0.3%
50,000
0.3%
0
0.0%
17,110,000 100.0%
830,000
4.9%
11 災
害
12 公
13 諸
旧
債
支
14 予
歳
復
出
備
出
合
計
17,940,000 100.0%
11
目的別歳出の概要
1 議会費
議員共済組合負担金の減額等により、前年度比1,121万4千円減の1億4,313万2千
円を計上しました。
2 総務費
庁舎屋上改修等に伴う工事費の皆減、静岡県議会議員選挙費の皆減、統計調査
事業費の減額等はあるものの、市長・市議会議員選挙費の皆増、住宅取得補助金
事業の増額、CATV施設関係工事費の増額、ふるさと納税推進事業費の増額等
により、前年度比1億1,748万4千円増の20億1,832万7千円を計上しました。
3 民生費
介護保険システム改修委託料の皆減、生活保護扶助費の減額等はあるものの、
オフサイトセンター改修工事関連経費の皆増、年金生活者等支援臨時福祉給付金
関連経費の皆増等により、前年比1億6,163万5千円増の34億6,247万6千円を計上し
ました。
4 衛生費
水道事業会計補助金の減額、東遠広域施設組合負担金の減額等はあるものの、
病院事業会計への負担金、補助金、出資金の増額、診療所等開設資金支援事業補
助金の増額、環境保全センターなどの広域施設組合負担金の増額等により、前年
度比6億9,817万3千円増の34億1,556万6千円を計上しました。
5 労働費
ほぼ前年度と同様の事業内容、規模であり、前年度比38万8千円増の812万1千円
を計上しました。
6 農林水産業費
水産振興事業における補助金の増額、荒廃農地対策事業費における補助金の増
額、ため池等整備事業費における委託料の増額等はあるものの、治山等整備事業
における工事費の減額、農業集落排水事業特別会計繰出金の減額等により、前年
度比972万3千円減の7億6,644万円を計上しました。
7 商工費
企業立地可能性調査関連経費の皆増、灯台周辺整備基本計画策定経費の皆増等
はあるものの、企業立地促進事業費補助金の皆減等により、前年度比2,507万7千
円減の2億6,485万6千円を計上しました。
12
8 土木費
市道整備事業費の減額、街路整備事業費の減額等はあるものの、下水道事業特
別会計繰出金の増額、生活環境整備事業費の増額、道路台帳補正業務委託料の増
額、港湾建設負担金の増額等により、前年度比2,187万8千円増の23億9,059万9千
円を計上しました。
9 消防費
消防救急無線デジタル化負担金の皆減等はあるものの、消防庁舎建設事業の実
施、消防本部等移転に伴う機器移設経費の増額、津波避難タワー建設工事費の皆
増、緊急地震・津波対策基金積立金の増額等により、前年度比1億2,562万7千円増
の22億6,467万6千円を計上しました。
10 教育費
浜岡中学校建替に向けた中学校整備事業費の皆増、文化会館・市民会館の各種
工事費の増額等はあるものの、白羽小学校プールをはじめとする小学校整備事業
費の減額、公民館各種工事費の減額等により、前年度比2億670万4千円減の27億
1,551万7千円を計上しました。
11 公債費
近年は約4∼5億円の元金を償還しているため、地方債残高は年々減少していま
す。そのため公債費自体も減少しています。前年度比3,237万8千円減の4億2,730
万円を計上しました。
13
(3) 性質別歳出
(単位:千円)
平成28年度
区
伸率
人 件 費
義
うち職員給
務
構成比
当初予算(A)
構成比
(A)-(B)
2,754,843
15.4%
2,874,398
16.8%
△ 119,555
-4.2%
2,082,685
11.6%
2,160,565
12.6%
△ 77,880
-3.6%
的
扶 助 費
1,913,491
10.7%
1,879,122
11.0%
34,369
1.8%
経
公 債 費
427,300
2.4%
459,678
2.7%
△ 32,378
-7.0%
5,095,634
28.4%
5,213,198
30.5%
△ 117,564
-2.3%
費
3,492,443
19.5%
3,366,563
19.7%
125,880
3.7%
維 持 補 修 費
127,809
0.7%
123,309
0.7%
4,500
3.6%
3,534,532
19.7%
3,061,295
17.9%
473,237
15.5%
12,250,418
68.3%
11,764,365
68.8%
486,053
4.1%
187,355
1.0%
157,364
0.9%
29,991
19.1%
財政調整基金
44,959
0.3%
40,181
0.2%
4,778
11.9%
減 債 基 金
168
0.0%
179
0.0%
△ 11
-6.1%
142,228
0.8%
117,004
0.7%
25,224
21.6%
427,690
2.4%
129,500
0.8%
298,190
230.3%
常
的
当初比較
分
当初予算(A)
経
平成27年度
費
小
物
計
件
経
補
費
助
費
等
計
積
立
金
その他目的基金
投資及び出資金
投
貸
付
金
36,900
0.2%
33,300
0.2%
3,600
10.8%
繰
出
金
1,369,519
7.6%
1,346,848
7.9%
22,671
1.7%
3,618,098
20.2%
3,628,603
21.2%
△ 10,505
-0.3%
普通建設事業費
資
補
助
452,000
2.5%
459,875
2.7%
△ 7,875
-1.7%
的
単
独
3,166,098
17.6%
3,168,728
18.5%
△ 2,630
-0.1%
20
0.0%
20
0.1%
0
0.0%
3,618,118
20.2%
3,628,623
21.2%
△ 10,505
-0.3%
50,000
0.3%
50,000
0.3%
0
0.0%
17,110,000 100.0%
830,000
4.9%
経
災 害 復 旧 費
費
計
予
歳
備
出
費
合
計
17,940,000 100.0%
14
性質別歳出の概要
1 人件費
給与制度の総合的見直し等により、前年度比1億1,955万5千円減の27億5,484万3
千円となりました。うち職員給も同様の理由で減額となっています。
2 扶助費
生活保護扶助費の減額、児童福祉扶助事業における児童手当扶助費の減額等は
あるものの、障害者総合支援事業における障害福祉サービス等給付扶助費の増額
等により、前年度比3,436万9千円増の19億1,349万1千円となりました。
3 物件費
消防庁舎等移転に伴うシステム改修経費の減額、介護保険システム改修委託料
の皆減等はあるものの、消防本部等移転に伴う機器移設経費の増額、ふるさと納
税推進事業費の増額、戸籍システムの更新経費の皆増等により、前年度比1億
2,588万円増の34億9,244万3千円となりました。
4 維持補修費
各施設の修繕料等は、前年度比450万円増の1億2,780万9千円となりました。
5 補助費等
企業立地促進事業費補助金の皆減、水道事業会計への補助金の減額等はあるも
のの、病院事業会計補助金及び負担金の増額、年金生活者等支援臨時福祉給付金
の皆増、診療所等開設資金支援事業補助金の増額、環境保全センターなど広域施
設組合への負担金の増額等により、前年度比4億7,323万7千円増の35億3,453万2千
円となりました。
6 積立金
各種基金の利子積立金等を計上していますが、緊急地震・津波対策基金積立金
の増額等により、前年度比2,999万1千円増の1億8,735万5千円となりました。
7 投資及び出資金
病院事業会計への出資金の増額により、前年度比2億9,819万円増の4億2,769万
円となりました。
8 貸付金
奨学金貸付金については、前年度比360万円増の3,690万円となりました。
15
9 繰出金
農業集落排水事業特別会計への繰出金の減額、国民健康保険特別会計への繰出
金の減額、介護保険事業特別会計への繰出金の減額はあるものの、下水道事業特
別会計への繰出金の増額等により、前年度比2,267万1千円増の13億6,951万9千円
となりました。
10 普通建設事業費
津波避難タワー建設工事費の皆増、オフサイトセンター改修工事費の皆増、文
化会館・市民会館の各種工事費の増額等はあるものの、小学校整備事業費の減
額、公民館施設の工事費の減額、市道整備事業費の減額、街路事業費の減額等に
より、前年度比1,050万5千円減の36億1,809万8千円となりました。
16
一般会計歳入
依存財源
32.7%
市債
2.4%
県支出金
4.8%
国庫支出金
15.4%
市税
42.3%
地方交付税
4.5%
譲与・交付金等
5.7%
その他
5.6%
使・手数料
1.3%
分・負担金
0.8%
繰入金
17.3%
自主財源
67.3%
目的別歳出
災害復旧費 0.0%
諸支出金・予備
議会費 0.8%
公債費 2.4% 費 0.4%
教育費 15.1%
総務費
11.3%
消防費 12.6%
民生費 19.3%
土木費
13.3%
衛生費 19.0%
商工費 1.5%
農林水産業費
4.3%
労働費 0.0%
17
性質別歳出
その他 0.3%
繰出金 7.6%
人 件 費
15.4%
普通建設事業費
20.2%
扶 助 費
10.7%
出資・貸付金
2.6%
積立金 1.0%
公 債 費 2.4%
物 件 費
19.5%
補助費等
19.7%
維持補修費 0.7%
18
一般会計当初予算規模の推移
年度
当初予算額
H22
(単位:百万円)
H23
16,660
H25
H26
H27
H28
16,780
16,050
15,370
16,660
17,110
17,940
120
△ 730
△ 680
1,290
450
830
増減額
増減率
H24
0.7%
-4.4%
-4.2%
8.4%
2.7%
4.9%
当初予算額
18,000
17,500
17,000
16,500
16,000
15,500
15,000
14,500
14,000
百万円
H22
H23
H24
H25
H26
H27
H28
歳入予算(市税)の推移
年度
H22
(単位:百万円)
H23
H24
H25
H26
H27
H28
市民税
1,460
1,962
1,905
1,973
2,026
2,047
2,102
固定資産税
6,851
6,518
6,199
5,798
5,594
5,340
5,139
軽自動車税
82
82
85
86
91
96
97
たばこ税
197
198
218
239
237
268
253
合 計
8,590
8,760
8,407
8,096
7,948
7,751
7,591
たばこ税
軽自動車税
固定資産税
市民税
10,000
9,000
8,000
7,000
6,000
5,000
4,000
3,000
2,000
1,000
0
百万円
H22
H23
H24
H25
19
H26
H27
H28
財政調整基金等の推移
年度末
H22
(単位:百万円)
H23
H24
H25
H26
H27
H28
財政調整基金
7,786
8,121
8,640
8,667
8,730
8,774
7,301
減債基金
104
204
205
205
205
205
205
3,400
4,071
5,286
6,123
5,765
5,418
3,972
11,290
12,396
14,131
14,995
14,700
14,397
11,478
その他目的基金
合 計
※H27及びH28は見込額
その他目的基金
減債基金
財政調整基金
16,000
14,000
12,000
10,000
8,000
6,000
4,000
2,000
0
百万円
H22
H23
H24
H25
H26
H27
H28
一般会計地方債現在高の推移
年度末
地方債現在高
H22
4,948
(単位:百万円)
H23
H24
4,420
H25
3,793
H26
3,349
H27
2,930
H28
2,557
2,601
※H27及びH28は見込額
地方債現在高
6,000
5,000
4,000
3,000
2,000
1,000
0
百万円
H22
H23
H24
H25
20
H26
H27
H28
原子力関連の国・県補助金の推移
(単位:千円)
22年度
23年度
24年度
25年度
26年度
27年度
28年度
決算額
決算額
決算額
決算額
決算額
当初予算
当初予算
1,037,056
1,273,336
1,132,628
1,224,225
1,164,388
1,164,388
1,136,517
△ 27,871
-2.4%
140,000
140,000
136,215
140,000
139,160
140,000
140,000
0
0.0%
17,375
13,962
17,127
14,345
16,230
21,626
17,972
△ 3,654
-16.9%
1,194,431
1,427,298
1,285,970
1,378,570
1,319,778
1,326,014
1,294,489
△ 31,525
-2.4%
原子力発電施設立地地域
共生交付金
754,500
289,000
356,000
特定発電所
周辺地域振興対策交付金
129,285
24,947
90,000
160,000
70,000
77.8%
名 称
電源立地対策交付金
(長期発展対策交付金)
電源立地地域対策交付金
(初期対策交付金)
広報・調査等交付金
(旧広報・安全等対策交付金)
国庫補助金 合計
核燃料サイクル交付金
28/27当初
増減
増減率
0
県補助金 合計
883,785
313,947
356,000
0
0
90,000
160,000
70,000
77.8%
2,078,216
1,741,245
1,641,970
1,378,570
1,319,778
1,416,014
1,454,489
38,475
2.7%
一般会計 歳入合計 B 17,534,113 17,514,552 17,323,558 16,246,837 16,362,988 17,110,000 17,940,000
830,000
4.9%
原子力関連補助金 合計 A
A/B
11.85%
14%
9.94%
9.48%
8.49%
8.07%
8.28%
8.11%
一般会計歳入合計に対する原子力関連補助金割合の推移
(決算ベース、H27,28は当初予算ベース)
12%
11.85%
10%
9.94%
9.48%
8.49%
8%
8.28%
8.07%
8.11%
6%
4%
2%
0%
H22
H23
H24
H25
21
H26
H27
H28