マクラーレン・スペシャル・オペレーションズ(MSO

2016 年 2 月 19 日
マクラーレン・スペシャル・オペレーションズ(MSO)、
カーボン・ファイバーを幅広く採用した McLaren P1TM と
McLaren 675LT Spider をジュネーブ国際モーターショーで公開
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マクラーレン・スペシャル・オペレーションズ(MSO)が、カーボン・ファイバーを幅広く採用した
McLaren P1™を公開
発表からわずか数週間で完売となった、オンロード走行のための法的基準を満たしたコンバーチブル
で最速の McLaren 675LT Spider を、MSO がカーボン・ファイバーをテーマに手掛け、
ジュネーブにて初公開
スポーツシリーズ、スーパーシリーズおよびアルティメットシリーズのフルラインアップを展示
ジュネーブ国際モーターショーでの新たなスタンドのロケーションは、Hall 6、Stand 6040
2016 年 2 月 17 日 英国発 名門 Formula 1™チーム、マクラーレンのグループ企業であるスポーツ
カーメーカー、マクラーレン・オートモーティブ(本社:英国サリー州、エグゼクティブ・チェアマン:
ロン・デニス)は、同社のビスポーク部門であるマクラーレン・スペシャル・オペレーションズ(以下、
MSO) より、カーボン・ファイバーを幅広く採用した McLaren P1 TM および McLaren 675LT
Spider をジュネーブ国際モーターショーにて初公開することを発表しました。
マクラーレン・オートモーティブは、今年もジュネーブ国際モーターショーにて展示を行います。この
モーターショーへの参加は今年で 4 回目となりますが、ロケーションを新たに移動したスタンドでは、
これまでのモーターショーの中で最大規模となり、3 カテゴリーのフルラインアップを展示するなど、
展示モデル数も最大級となります。さまざまな注目イベントが予定されていますが、MSO では、先日
プロダクションが完了した McLaren P1™にフォーカスし、カーボン・ファイバーを幅広く採用したモデル
を公開します。さらに、わずか数週間で完売されて以降、初のモーターショーという公式の場に登場
する 675LT Spider のビスポーク・モデルも製作しました。各モデルは、先日ジュネーブでの展示が
発表された McLaren 650S GT3 レーシングカーと、今後発表予定でスポーツシリーズのファミリーと
なるニューモデルとともに、Hall 6、Stand 6040 で公開されます。マクラーレンがモーターショーで
これほど大規模な展示をするのは今回が初となり、英国の誇りあるインデペンデントなスポーツカー・
ブランドであるマクラーレンの成長を改めて示すものとなります。
マクラーレンのビスポーク部門である MSO のチームが行う最新のカスタマー向けのプロジェクトでは、
すべてのマクラーレン・オーナーが享受することのできる、マクラーレンのクラフトマンシップとビスポーク
の技術の高さがアピールされています。MSO が仕上げた McLaren P1™は、これまでオンロードと
サーキットでの走行にフォーカスして生産された 375 台のモデルのうちの 1 台であり、ボディーには
フルビジュアルカーボン・ファイバーが採用されています。このフルビジュアルカーボン・ファイバーは
ハンドメイドで仕上げられており、‘リオ・ブルー’で薄くペイントを施し、ビスポークされています。今年
初めに McLaren P1™のオーナー向けに用意されて以降、今モデルのフルビジュアルカーボン・
ファイバーが公開されるのは、今回のジュネーブ国際モーターショーが初となります。MSO が手がけた、
その他の主なアップグレードとしては、ホイールのグロス・ブラックでのフィニッシュや、カーボン・
ブラックの Alcantara®にブルーのステッチが鮮やかなキャビンのスタイリング、McLaren F1 への
オマージュとなる、24 カラットのゴールドのエグゾースト・ヒートシールドなどがあります。
ジュネーブ国際モーターショーで初公開される McLaren 675LT Spider の車両本体価格は、
4,691 万 5000 円(税込)です。全世界で 500 台の限定生産となっておりますが、すでに完売と
なっています。MSO のチームでは、MSO 独自のセラミック・グレーでカラーリングされ、標準モデル
よりカーボン・ファイバーをさらに多く採用し、サーキットによりフォーカスした Spider をビスポーク
しました。サテン・カーボン・ファイバーでフィニッシュされたリトラクタブル・ハードトップとトノカバーは、
時速 30km で走行中も操作可能で、重量の約 1kg の削減に貢献しています。また、フロント・ウイング
にはカーボン・ファイバー製のルーバーが使用されています。‘ロングテール’のエアブレーキは、
上部のボディー・カラーと同色で仕上げられており、下部にはカーボン・ファイバーの織柄模様が
施されています。さらに、エアロダイナミックなフロント・バンパーのエンド・プレート、サイド・スカート、
サイド・インテークならびにリア・バンパーも、カーボンを意識させるフィニッシュとなっています。ブラック
の Alcantara®が施された、2 脚のレーシング・シートはコントラストの効いたキセノン・イエローの
ステッチが入っており、アクティブ・ダイナミクス・パネル上のハンドリング/パワートレイン・コントロール
スイッチの色は、675LT Spider のみで採用されているソーリスとなっています。また、ゴールドの
ディテールがエンジンベイで見られ、チタニウムのエグゾースト・システムの周りには 24 カラットの
ゴールドのヒートシールドが装備されています。
MSO がビスポークした 675LT Spider はパフォーマンスには変更がなく、3.8 リッターV8 ツインターボ・
エンジンの最高出力は 675PS(666bhp)、最大トルクは 700Nm(516lb ft)となっています。また、
675LT Spider の 0-100 km/h 加速は 2.9 秒、0-200 km/h 加速は 8.1 秒、最高速度は 326km/h
となっています。
本プレスリリースは参考翻訳です。
原文および画像につきましてはマクラーレンのメディアサイト(英語)からご覧いただけます。
URL: http://cars.mclaren.press/
マクラーレン・オートモーティブについて:
マクラーレン・オートモーティブは、ラグジュアリーかつハイパフォーマンスなスポーツカーを製造する
英国の自動車メーカーで、サリー州ウォーキングのマクラーレン・テクノロジー・センター(MTC)を拠点
としています。
マクラーレン・オートモーティブでは 2010 年の設立後、2011 年に画期的な McLaren 12C の発表を
皮切りに、2012 年に 12C Spider、2013 年に限定生産の McLaren P1™を発表しました。毎年新型
モデルを導入するという計画を掲げ、2014 年には McLaren 650S Coupe と 650S Spider を発表し、
さらに 2015 年のマクラーレン・スポーツシリーズ導入を発表しています。マクラーレン・ブランドは拡大
を続けており、オンロードカーの生産 3 年目となる 2013 年度には業績の黒字化を達成、2014 年度
もセールスは引き続き好調で世界の主要自動車市場における、独自のグローバル・ディーラー・ネット
ワークを通じて 1,649 台のマクラーレンを納車しています。
マクラーレン・オートモーティブの技術パートナー:
革新的で高い評価を獲得しているスポーツカー・ラインアップの開発、エンジニアリング、製造において
マクラーレン・オートモーティブは専門的なノウハウと技術を提供する世界トップレベルの企業と提携
しています。主なパートナーは、アクゾノーベル、エクソンモービル、ピレリ、SAP などです。
サーキット用に設計しオンロード用に開発:
マクラーレンにおける Formula 1™マシンとロードカーの融合には、経験、知識、原理、プロセスが
活用されています。Formula 1™レースでの 50 年にわたる歴史の集大成と、画期的なスポーツカー
の製造における 20 年以上の経験を活かして、マクラーレン・オートモーティブでは、技術的に優れた、
画期的なハイパフォーマンス・スポーツカーを設計、開発および製造を行っています。オンロードと
サーキットを走るマクラーレンのスポーツカーには一切の妥協もなされていません。
マクラーレンは車両製造にいち早くカーボン・ファイバーを採用し、30 年にわたる経験を有しています。
1981 年の McLaren MP 4/1 や、1993 年の McLaren F1 といったレーシングカーやロードカーに
カーボン・シャシーを導入しており、これまでマクラーレンが製造した車両はすべてカーボン・ファイバー・
シャシーが採用されています。
マクラーレン・オートモーティブの日本オフィシャルウエブサイトおよび日本オフィシャルフェイスブック
は下記の URL からご覧いただけます。
オフィシャルウエブサイト: http://jp.cars.mclaren.com/
オフィシャルフェイスブック:https://www.facebook.com/mclarenautomotiveJP