仕様書[PDF:2807KB] - Japan Patent Office

仕
1.件名
様
書
優 先 権 証 明 書 等 作 成 に 係 る 装 丁 (書 類 綴 じ ・ リ ボ ン 掛け等 )作 業
<業務概要>
特許法第186条等に基づく優先権の証明の請求等により、日本国特許庁として優
先権証明書等(以下「証明書」という。)を発行している。この発行すべき証明書を添
付の作業マニュアルに沿って装丁(証明書類を綴じ、リボン掛け等)を行う業務である。
2.発注予定件数(証明書発行予定件数)
約33,000件
※日々の発注件数は申請状況により変動する。
【1日当たりの平均発注件数の変動状況】
平均件数:140件程度、最大件数:250件程度
※過去実績件数
平成25年度:55,978件
平成26年度:40,162件
平成27年度:34,500件(見込み件数)
【1日当たりの作業人数】
2人程度 ※ただし、件数次第では増減することもある。
3.履行期間
平成28年4月1日から平成29年3月31日まで
4.作業場所
特許庁庁舎内の指定する場所とする。(現状:約30㎡程度)
5.貸与物品及び支給物品
(1)貸与物品
①穴開け機
②鳩目打ち機
③刻印機(シールプレス)
④電動ステープラー
⑤金槌
※ 貸与物品の借用にあたっては、別添「貸与願」を提出すること。
(2)支給物品
①リボン(ロール)
②鳩目鋲(真鍮製)
③ピンキング鋏
④シール(刻印用)
⑤電動ステープラー用針
⑥ポリパイプ
⑦クリップ及び輪ゴム
6.業務要領〈作業手順及び方法〉※詳細は作業マニュアル参照のこと
(1)発注
出願課執務室内にある発注依頼棚から、発注依頼書(装丁作業依頼書)と優先権
証明用書類、請求書と送付票及び管理簿(コピー)を、毎日午前9時(行政機関
の休日に関する法律第1条第1項各号に掲げる日を除いた日とする)に受注する。
※例外発注
例外として、当日午後4時までに緊急で発注した優先権証明書類等については、
当日中(午後5時まで)に納入する。(年間:約50件程度)
(2)書類綴じ及び穿孔
① 貸与する電動ステープラーで、左側から1cm、上端及び下端から 11cmの
位置にそれぞれ2箇所綴じる。
② 綴じ部の針の凹凸を金槌で打ち平らにする。なお、国際出願に係る優先権主
張の出願のもの(PCT)については除く。また、ステープラーで閉じること
のできないものについては、ポリパイプを使用する。
③ 証明書を構成する「鑑」と「出願書類の謄本」若しくは「指定商品又は指定
役務並びに区分が記載された書類」又は「商標登録を受けようとする商標を記
載した書面」(以下、「謄本」という。)を事件単位に取り出し、請求部数(出
願国数)に応じ、それぞれ証明書の左上端部(上端から2cm、左端から1.5
cmの位置)に貸与する穴開け機で穿孔する。
(3)鳩目止め
穿孔した証明書の穴に、貸与する鳩目打ち機で鳩目(真鍮製)止めをする。
なお、証明書の厚さが、鳩目鋲の脚部の長さを越える場合、表側と裏側2箇所に
鳩目止めをすることとする。
(4)リボン掛け及びシール貼り
① 特許庁が支給するリボン(黄色)を、証明書のサイズ(日本工業規格A列4
番)及び厚みに合わせ、「鑑」表面部上に27.5cmでるように、別途貸与
するピンキング鋏で裁断する。切断したリボンで証明書単位に「鑑」と「謄本」
に書類のゆるみが生じないように「ひばり結び」にする。この際、リボンは「鑑」
の記載事項が隠れることのないよう固定する。
②リボンの末端は「特許庁長官名」の左端の位置とし、支給するシールを証明書の
上端より21cm左端より3.5cmを中心とする位置に貼付しリボンを固定
する(ただし、鑑によってこれらの条件が確保できないものについては、証明
担当の指示を受けるものとする。)。
(5)刻印
貼付したシールに、貸与する刻印機(シールプレス)で、シールからはみ出さな
いよう「日本国特許庁 JAPAN PATENT OFFICE」の文字を刻印する。
また、謄本の図面が図面代用写真又は見本、ひな型であるもの、又は商標見本
が貼付されているものについては、各図、各葉に半割りで刻印をすることとする。
(6)送付票の添付
装丁作業が終了した優先権証明書と請求書及び送付票を照合し、請求書に記載され
た出証番号を確認する。請求書に記載された請求部数単位で優先権証明書を纏めク
リップ又は輪ゴムで表部に送付票を添付する。送付票が無い請求(手交分)は請求
書を優先権証明書に添付して別に纏める。各優先権証明書及び請求書は出証番号順
に束ねることとする。
(7)納入準備
① 上記(1)~(6)の工程どおり作業されているか確認する。
② 受注件数と納入件数を管理表と照合し確認する。
③ 発注した書類の束ごと(出証番号順)に仕分ける。
(8)納入
発注日の翌日(行政機関の休日に関する法律第1条第1項各号に掲げる日を除い
た日とする)の午前9時までに、出願課執務室内にある納品棚に装丁された優先
権証明書及び「納品明細書」を納入し担当者の検収を受ける。その際、発注時に
渡した発注依頼書(装丁作業依頼書)、請求書及び送付票を返却すること。
7.課室情報セキュリティ責任者
8.担当者
審査業務部出願課長
審査業務部出願課特許行政サービス室
上席主任方式審査専門官(証明閲覧担当)
9.留意事項
(1)受注した証明用書類及び貸与・支給された物品は、本業務以外のいかなる目的に
も使用してはならない。
(2)証明書から知り得た内容を、他に漏らしたり、盗用してはならない。
(3)重要情報の保管について
実施業者は、本事業に係る貸与物(5.
(1)、
(2)を除く)、納入物を保管するた
め施錠可能な保管庫(以下「重要情報保管庫」。幅 900mm 高さ 340mm 奥行き
400mm×5棚分程度)を、本事業実施場所内に設置すること。
(4)発注及び納入時における優先権証明書の運搬に関しては、情報セキュリティの
確保の観点から、証明書等が外部の目に触れない状態にしたうえで2名以上の作業
員をもって移送すること。
(5)本事業実施場所に部外者が入室しないよう、施錠管理を厳格に行うこと。
別添
平成
審査業務部出願課
年
月
日
宛て
住
所
事業者名
代 表 者
印
貸 与 願
優先権証明書等作成に係る装丁業務のため、下記の物品の貸与をお願い致します。
1.貸与物
①
②
③
④
⑤
2.借用期間
貸与物品名
穴開け機
鳩目打ち機
刻印機(シールプレス)
電動ステープラー
金槌
数
量
1
1
1
1
1
平成28年4月1日~平成29年3月31日
優先権証明書等作成に係る装丁
(書類綴じ・リボン掛け等)作業
作業マニュアル
1
1.発注予定件数(証明書発行予定件数)
約33,000件
(毎日発注・毎日納入、1日平均約140件、最大約250件程度)
2.作業場所
特許庁庁内の指定する場所(約30㎡)
(※:机・椅子等の作業環境は請負先が準備すること)
3.貸与物品及び支給物品
(1)貸与物品
①穴開け機
②鳩目打ち機
③刻印機(シールプレス)
④電動ステープラー
⑤金槌
(2)支給物品
①リボン
②鳩目鋲(真鍮製)
③ピンキング鋏
④シール(刻印用)
⑤電動ステープラー用針
⑥ポリパイプ
⑦クリップ及び輪ゴム
2
業務要領〈作業手順及び方法〉
(1)発注
出願課執務室内にある発注依頼棚から、発注依頼
書(装丁作業依頼書)と優先権証明書類、請求書と
送付票及び証明管理簿(コピー)を、毎日午前9時
(土・日・祝祭日・年末年始の閉庁日を除く。)に受注
する。
*例外発注
例外として、当日午後4時までに緊急で発注した優
先権証明書類等については当日午後5時までに納
入する。
3
(2)書類綴じ及び穿孔
全体を通じ作業は、発注時の纏めた束毎に行う事。
①貸与する電動ステープラー
にて、左側から1cm、上端
及び下端から11cmの位
置にそれぞれ2箇所綴じ、
綴じ部の針の凹凸を金槌で
打ち平らにする。
なお、国際出願に係る優
先権主張の出願書(PCT)
については綴じる必要はな
い。
4
②ステープラーで閉じることの
できないものについては、
(2)①と同様の場所に、穴
開け機で穿孔したうえポリ
パイプを使用して綴る。
5
③ 証明書を構成する「鑑」と
「出願書類の謄本」若しくは
「指定商品又は指定役務並
びに区分が記載された書
類」又は「商標登録を受け
ようとする商標を記載した
書面」(以下、「謄本」とい
う。)を事件単位に取り出し、
請求部数(出願国数)に応
じ、それぞれ穿孔作業のた
め穴開け機にセットする。
6
④セットした証明書の左上端
部(上端から2cm、左端か
ら1.5cmの位置)に貸与
した穴開け機で穿孔する。
7
穴開け機での穿孔作業
8
(3)鳩目止め
⑤穿孔した証明書の穴に、貸
与した鳩目打ち機で鳩目
(真鍮製)止めをする。
9
⑥証明書の厚さが、鳩目鋲の
脚部の長さを越える場合、
表側と裏側2箇所に鳩目止
めをする。
10
(4)リボン掛け及びシール貼り
① リボン(黄色)を、証明書
のサイズ(日本工業規格A
列4番)及び頁数の厚みに
合わせ、鑑部表面上に27.
5cmでるようにピンキング
鋏で裁断する。
11
②裁断したリボンを、証明書
単位に「鑑」と「謄本」に書
類のゆるみが生じないよう
に「ひばり結び」にする。
12
③リボンは「鑑」の記載事項が
隠れることのないよう固定
する。リボンの末端は「特
許庁長官」の左端の位置と
し、支給されたシールは証
明書の上端より21cm左
端より3.5cmを中心とす
る位置に貼付しリボンを固
定する(ただし、鑑によって
これらの条件が確保できな
いものについては証明担
当の指示を受けるものとす
る)。
13
(5)刻印
貼付されたシールに、貸与さ
れた刻印機(シールプレス)
で、シールからはみ出さない
よう「日本国特許庁 JAPAN
PATENT OFFICE」の刻印
をする。
14
謄本の図面が図面代用写
真又は見本、ひな型である
もの、又は商標見本が貼付
されているものについては、
各図、各葉ごとに半割りで
刻印をする。
15
優先権証明書の納品形態
16
(6)送付票の添付
①装丁作業が終了した優先権証明書と、請求書及び送付票
を照合し、請求書に記載された出証番号を確認する。
②(請求書に記載の)請求部数単位で優先権証明書を纏め表
部に送付票を添付してクリップ又は輪ゴムで纏める。
③送付票が付いて無い請求(手交分)は、請求書を優先権証
明書に添付して別に纏める。
④優先権証明書と請求書は、別々に出証番号順に束ねる。
17
(7)納入準備
①上記(1)~(6)の工程で作業されているか確認する。
②受注件数と仕上がり件数とを証明管理簿と照合して
確認する。
③発注された書類の束毎(出証番号順)に纏める。
18
(8)納入
発注日の翌日の午前9時までに、納品棚に装丁され
た優先権証明書及び「納品明細書」を納入し担当者
の検収を受ける。その際、発注時に渡した発注依頼
書(装丁作業依頼書)、 「請求書」及び「送付票」を
返却する (土・日・祝祭日・年末年始閉庁日(平成2
8年12月29日~平成29年1月3日)を除く)。
19
5.留意事項
(1)受注した証明用書類及び貸与・支給された物品は、本
業務以外のいかなる目的にも使用してはならない。
(2)証明書から知り得た内容を、他に漏らしたり、盗用して
はならない。
(3)本仕様書に明記されていない事項について不明な点
があれば、速やかに証明担当者に連絡し、その指示を
受けることとする。
◎問い合わせ先◎
証明担当者:特許庁 審査業務部 出願課 証明担当
連絡先:代表03-3581-1101 内線2754/2755
直通03-3593-0485
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