資料1-1環境計画改定計画の最終案について(PDF:96KB)

資料1−1
宮崎県環境計画(改定計画)最終案について
(1)
素案策定以降の主な流れ
年
月
日
内
平成27年11月20日
12月3日
12月7日
∼平成28年1月6日
1月28日
(2)
容
第2回環境審議会(改定計画素案審議)
11月県議会環境農林水産常任委員会
素案報告
・パブリックコメントでの意見募集
・市町村への意見照会
閉会中県議会環境農林水産常任委員会
原案報告
第2回環境審議会における主な意見と県の対応
主な意見
県の対応
○
「適応策の推進」について、各分野への影響に
対する対応の前に、まず適応策自体の県民等への
啓発が必要ではないか。
○
「適応策の推進」の前文と、市町村に
求められる役割に、適応策自体の啓発
に関する文言を追記する。
○
「公共交通機関の利用やエコドライブ等の実践
等の啓発を通じて、自動車交通による大気汚染の
防止に努めます。」について、改定前のように公
共交通機関の例示がある方がわかりやすい。
○
公共交通機関の前に、公共交通機関の
具体例を追記する。
○
快適な生活空間の創出の、「歴史的・文化的資 ○ 項目の頭に、環境計画に関わりがある
源の保護・継承と活用」について、環境計画の施
ことの説明を追記する。
策内容として、他と比べると少し違和感を感じる。
○
「かん養」、「かん水」、「街なみ」などの平仮名 ○ それぞれ漢字にした上でルビをふる。
標記について、わかりやすくということだろうが、
かん
かん
な
まん
森林・林業長期計画では漢字にしている。
「 涵 養」
、「 灌 水」、「街並み」
、「 蔓 延」
(3)
①
計画素案に対する主な意見と県の対応
パブリックコメント(24人、83件)
環境分野
低炭素社会
主な意見
県の対応
○
暖冬など地球温暖化の影響
が出てきており、低炭素社会
の必要性を感じている。二酸
化炭素等排出削減に、今後も
取り組むべき。
○
低炭素社会の実現は重要であると考えてお
り、引き続き二酸化炭素等の排出削減に取り
組むとともに、
「適応策の推進」にも努める。
○
太陽光発電だけでなく、畜
エネや太陽熱などの導入も促
進するべき。
○
畜エネや太陽熱などについても「再生可能
エネルギー等の利用促進」の施策の方向の項
目に追記し、取り組んでいく。
○
バイオマスエネルギーの推
進によって起こりうる木材不
足や、後継者不足といった問
題は大丈夫なのか。
○
木材不足については、「森林資源循環システ
ムの確立等の推進」に、後継者不足について
は、「環境とともに歩む循環型農林水産業の
推進」等の中で、今後とも必要な対策にしっ
かりと取り組んでいく。
循環型社会
○
4Rの取組の定着でも良い
が、修理して長く使い続ける
リペアを加えた5Rの取組と
して推進してはどうか。
○
リペアをリユース(再利用)の取組の一つ
として捉えた「4R」として、ごみの減量化
に取り組んでいる。
大気・
水環境保全
○
PM2.5は、外国からの
影響もあり県単位の対策には
限界があると思う。ホームペ
ージ「みやざきの空」を閲覧
しているが、スマートフォン
などでも見やすくなると良い
と思う。
○
県民の方が気軽に閲覧できるよう、引き続
き「みやざきの空」の改修など、情報発信の
方法について検討していく。
生物多様性
○
生物多様性の確保は、ミツ
バチなどの昆虫を含めた生き
物も対象とすべきである。ま
た、都市公園整備や管理にお
いても生物多様性に配慮すべ
きである。
○
生物多様性の保全については、「生物多様性
の保全」に係る施策を実施するための個別計
画である「みやざき自然との共生プラン(生
物多様性みやざき戦略)」において、施策等
を反映しており、当計画に沿って取り組んで
いく。
環境教育
○
ひなもり台県民ふれあいの
森など、県有林を活用した森
林環境教育を充実して欲し
い。
○
ひなもり台県民ふれあいの森などを森林環
境教育の実践フィールドと位置づけており、
多くの方に森林とふれあう機会を継続して提
供していけるよう整備を図るとともに、一層
の利用促進を行っていく。
②
市町村(2市、7件)
環境分野
主な意見
県の対応
循環型社会
○
一般廃棄物の再生利用率の
目標値(25%)は達成困難で
はないか。
○
国の廃棄物処理基本方針(H22)では、一般
廃棄物の再生利用率の目標を25%と定めてお
り、全国では6県が、県内では5市町村が既
に達成している。
県は、循環型社会の構築に向けて、再生利
用率が重要な指標と考えており、市町村の施
策立案を支援する等、連携してごみの減量化、
リサイクルを推進することで、目標達成に努
めたい。
大気・
水環境保全
○
浄化槽の適正管理の取組に
ついて、今年度から実施して
いる「浄化槽適正管理推進月
間」についても追加すべき。
○
「浄化槽月間」を設けることは、県民等へ
の啓発を行う上で効果的であるので、計画に
追記し、積極的に取り組んでいく。
(4)
計画素案からの変更点
資料1−2の新旧対照表(下線部)のとおり
(5)
今後のスケジュール
年
月
平成28年2月
2∼3月
内
容
環境審議会会長からの答申
2月県議会に議案提出
環境農林水産常任委員会で議案説明