優秀省エネルギー機器表彰 資源エネルギー庁長官賞 受賞

2016 年 2 月 16 日(1/3)
日本機械工業連合会主催 優秀省エネルギー機器表彰
資源エネルギー庁長官賞を受賞
-ファイバーレーザマシン「ENSIS-AJ シリーズ」-
<アマダホールディングス>
変種変量・ワイドレンジ対応ファイバーレーザマシン(ENSIS-AJ シリーズ)
株式会社アマダホールディングス(神奈川県伊勢原市:社長 磯部 任)は、日本機械工業連合会が
主催する「第 36 回優秀省エネルギー機器表彰」において、資源エネルギー庁長官賞を受賞いたしまし
た。受賞製品は「変種変量・ワイドレンジ対応ファイバーレーザマシン(ENSIS-AJ シリーズ)
」です。
「優秀省エネルギー表彰」は、優秀な産業用省エネルギー機器の開発、実用化を通じて、エネルギー
の効率的利用の促進に貢献していると認められる企業、企業グループを表彰するもので、昭和 55 年度
より毎年実施。特に優秀な省エネルギー機器を、
「経済産業大臣賞」
、
「資源エネルギー庁長官賞」
、
「日本
機械工業連合会会長賞」に選定、表彰しています。今回の表彰では、
「経済産業大臣賞」1 点、
「資源エ
ネルギー庁長官賞」2 点、
「日本機械工業連合会会長賞」10 点の計 13 点が受賞しました。
弊社の受賞製品「変種変量・ワイドレンジ対応ファイバーレーザマシン(ENSIS-AJ シリーズ)
」は、
高い省エネ性能を持つファイバーレーザマシンを独自の技術でさらに進化させ、現場での実運用目線か
ら必要最小限の設備ながらもワンランク上の加工を実現させたマシンです。
機器の技術的特長は下記のとおりです。
(1)ENSIS テクノロジー(ビーム可変ユニット)
弊社では独自技術「ビーム可変ユニット」を搭載したオリジナル発振器「ENSIS-2000」を開発しまし
た。これにより、
『加工対象に合わせて』
、
『自動的に』
、
『可変に』加工を行うマシンの開発に成功。薄板
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の高速切断時は板金加工に適したエネルギー密度の高い極細のビーム形状、厚板切断では CO2 と同等の
ビーム形状にすることで、従来では不可能だった 2kW 発振器での厚板加工を可能にしています。厚板
加工においても 2kW の出力で加工を行うことにより、大幅な省エネルギー化につなげることができま
す。
(2)ワイドレンジ自動連続運転
「ビーム可変ユニット」は、ビームの品質・形状を変えることが可能なため、従来マシンで必要だっ
たレンズ交換なしで薄板から厚板までの連続加工を実現しました。さらに、様々な生産形態に対応する
ため、多様なバリエーションを持つ周辺装置を用意。板厚が変わってしまうような状況においても.連続
自動運転が可能です。
(3)高出力・高品質なレーザビームを実現
ENSIS-AJ シリーズは、ファイバーレーザの特性による CO2 レーザと比較した省エネルギー効果は
もとより、従来ファイバーレーザで 4kW 相当の電力が必要であった厚板加工を 2kW 相当の電力で切断
可能とすることで、約 39%の省エネルギー効果を得られます。また、受電容量に関しても、4kW ファ
イバーレーザと比較すると 32%削減され、設備導入時の省エネルギー効果を得られます。
独自技術を搭載した ENSIS-AJ シリーズは、省エネ性能において従来ファイバーレーザマシンを上回
ります。普段は薄板加工で、スポット的に厚板加工を行う必要があるお客さまでは 4kW 発振器搭載の
レーザマシンを導入する必要がなくなり、こうした用途には特に大きな効果を発揮します。
ENSIS-AJ シリーズは、高効率とされるファイバーレーザマシンをさらに高効率化した省エネのマシ
ンといえます。
近年では、製品の多様化や変種変量生産への対応が求められており、これらに対応する ENSIS-AJ シ
リーズは、板金加工分野において今後も多くの需要が見込まれます。
以上
2016 年 2 月 16 日(3/3)
株式会社アマダホールディングス
広報部
〒259-1196 神奈川県伊勢原市石田 200
URL: http://www.amadaholdings.co.jp