細胞内滞留型β-galactosidase検出蛍光プローブ

細胞内滞留型β-galactosidase検出蛍光プローブ
新製品
SPiDER-βGal
1. 生きた細胞
・組織を用いた一細胞レベルでの発現細胞の蛍光イ
メージングが可能
生きた細胞
・組織を用いた一細胞レベルでの発現細胞の蛍光イ
メージングが可能
もちろん、
X-galのように固定化した細胞や組織にも使用可能
もちろん、
X-galのように固定化した細胞も使用可能
2. プローブが細胞外へ流出しないため、
既存のβ-galactosidase蛍光プローブよりも高感度
プローブが細胞外へ流出しないため、
既存のβ-galactosidase蛍光プローブよりも高感度
プローブが細胞内に滞留するため、
FCMの感度も向上
プローブが細胞内に滞留するため、
FCMの感度も向上
測定原理
SPiDER – Gal
-galactosidase
Colorless
Non-fluorescent
Covalent bond
Fluorophore
-galactosidase
Protein
Live cell
固定化細胞染色
GFP-LacZ 融合プラスミド DNA を用いて 蛍光タンパク質 GFP とβ- ガラクトシダーゼを共発現した HeLa 細胞の蛍光イメージング
固定前
固定後
4%PFA/PBS
15分固定
未固定細胞の蛍光像
SPiDER-βGal
15分染色
4% PFA/PBS 固定化後の蛍光像
固定化細胞に SPiDER-βGal で
染色後の蛍光像
細胞の固定化により GFP の蛍光強度は低下したが、SPiDER-βGal で染色すると固定化後の細胞でも強い蛍光を確認できた。
URL http://www.dojindo.co.jp/ E-mail [email protected]
Free dial 0120-489-548 Free fax 0120-021-557
染色が可能な試料について
生きた細胞・組織
生細胞での染色
SPiDER-βGalで染色
固定化細胞・組織
固定化
固定化
HEK 細胞懸濁液とβ-galactosidase
安定発現株 HEK/LacZ 細胞懸濁液を
細胞数比 1:1 となるように播種した
ディッシュを使用。
SPiDER-βGal 1 μmol/l、15 分間染色。
黄:SPiDER-βGal
青: Hoechst 33342
生細胞で染色後、
4%PFA/PBS で固定化
4%PFA/PBS で固定化後、染色
固定化細胞・組織
生細胞で染色後、
メタノールで固定化
メタノールで固定化後、染色
SPiDER-βGalで染色
・プローブの細胞膜透過が高いため、煩雑な膜透過処理が不要。
・他の生細胞用の染色試薬と同様、細胞に試薬溶液を添加するだけで染色が可能。
・固定化済みの試料でも酵素活性が維持されていれば染色することが可能。
・生きた状態の試料を染色して観察した後、試料を固定化して保存や観察が可能。
フローサイトメトリーでのβ-galactosidase発現細胞の検出
HEK 細胞
HEK 細胞とβ-galactosidase 安定発現株
HEK/LacZ 細胞及び各細胞数比 1:1 にしたものを
SPiDER-βGal 1 μmol/l で 15 分間染色後、フロー
サイトメトリーにて検出した。
HEK/LacZ 細胞
フローサイトメーターでも HEK 細胞と
HEK/LacZ 細胞を明確に分別測定できた 。
本製品は東京大学の浦野泰照教授、神谷真子講師らにより開発された製品です。
品 名
SPiDER-βGal
容 量
20 μg
3
希望納入価格 メーカーコード
¥42,000
SG02
1) 記載価格は本体価格のみで、消費税等は含まれておりません。 2) 記載価格はこのパンフレット編集時(2016/2/19)における希望納入価格です。予告無しに変更する場合がございますのでご注意ください。
3) 本製品は試験・研究用途です。臨床用途には使用できません。
製造元・国内問い合わせ先
株式会社 同仁化学研究所
TEL096・286・1515(代表) FAX096・286・1525
ドージン・イースト(東京)
TEL03・3578・9651(代表) FAX03・3578・9650