一般社団法人 三重中小企業経営者協会

協会通信
VOL.66
平成28年 1月号
(年6回発行)
一般社団法人 三重中小企業経営者協会
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新年の御挨拶
一般社団法人三重中小企業経営者協会
会長 羽田 清志
会員の皆様、明けましておめでとうございます。
4年目を迎えた安倍政権は、近年の短期政権と打って変わって長期政権の可能性をう
かがわせる状況となっています。
安倍政権のスローガンであった3本の矢も、全てが完遂したわけではありませんが概
ね経済は活況を呈し、有効求人倍率も三重県全体では 1.2 倍を超え、近年例を見ない高
い率を示しています。
そのような中で、少子高齢化の進展と人口減少社会の到来に伴う労働力人口の減少の
中で,潜在的な能力を有する人々の労働市場への参加が望まれるなか、政府は、「 一億
総活躍社会の実現に向けて」とのことで、昨年秋、少子高齢化の流れに歯止めをかけ、
誰もが活躍できる「一億総活躍社会」を創り上げるため、「厚生労働省一億総活躍社会
実現本部」を設置しました。
同実現本部では、国民一人ひとり、子どもや高齢者も含めた誰もが、家庭で、職場で、
地域で、活躍する場所があり、将来の夢や希望に向けて取り組む社会を実現するための
「新・三本の矢」の施策を検討することと聞いています。
政策においては昨年、10年間の時限立法ですが「女性活躍推進法」が成立し、
301 人以上の労働者を雇用する事業主は女性を活躍する職場を創るために本年4月1日
までに行動計画を策定することとなっています。
該当事業主は、採用者の女性の比率、勤続年数の男女差、労働時間の状況、管理職に
占める女性の割合などを分析することとなっていて、今までの男女雇用均等法で義務付
けてきた以上に、社会への貢献が必要となってきています。
当会についてですが、協会発足以来10年を経過することが出来ました。その間に社
団法人から一般社団法人への変更を行いましたが、会員様の大きなご支援を受け順調に
発展して参りました。
また、毎年定期的に行っていますセミナーの内容についても、時機にあった課題を取
り上げるため、国の政策や法改正を適宜適切に取り入れ、皆様のご期待に沿っていきた
いと考えています。
会員の皆様には、本年が幸多い年でありますようお祈りしております。
平成28年
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