労働力調査 (詳細集計)

労働力調査 (詳細集計)
平成27年(2015年)10∼12月期平均（速報）
Ⅰ 役員を除く雇用者 ……………………………………………………………………２
１雇用形態
２現職の雇用形態（非正規の職員・従業員）についた主な理由
Ⅱ 完全失業者 ……………………………………………………………………………４
１仕事につけない理由
２失業期間
３前職の雇用形態（過去１年間に離職した者）
Ⅲ 非労働力人口 …………………………………………………………………………６
１就業希望の有無
２就業希望者
統計表 ……………………………………………………………………………………… ８
労働力調査の集計区分
労働力調査には次の集計区分があり，本冊子には，部分の結果を収録している。
《基本集計》・・・基礎調査票から集計される事項について公表
［主な集計事項］労働力人口，就業者数・雇用者数(産業別・雇用形態別など)，
就業時間，完全失業者数(求職理由別など)，完全失業率，
非労働力人口など
《詳細集計》・・・主として特定調査票から集計される事項について公表
［主な集計事項］非正規の職員・従業員が現職の雇用形態についた理由，
転職等希望の有無，仕事につけない理由，
失業期間，就業希望の有無など
※詳細集計では，刑務所・拘置所等のある区域及び自衛隊区域の施設内の居住者を
除いている。また，詳細集計では，基本集計の約４分の１の世帯が対象となって
いることなどから，基本集計とは数値は必ずしも一致しない。
平成28年２月16日
総務省統計局
−１−
労働力調査 (詳細集計)
Ⅰ 役員を除く雇用者
１雇用形態
・正規の職員・従業員は3307万人と，前年同期に比べ26万人の増加。４期連続の増加。
非正規の職員・従業員は2015万人と，12万人の増加。12期連続の増加
・役員を除く雇用者に占める非正規の職員・従業員の割合は37.9％と，前年同期と同率
表１，図１雇用形態別役員を除く雇用者の推移
2015年
10∼12月
5322
3307
2015
1414
133
279
113
75
37.9
2908
2266
641
2414
1041
1374
役員を除く雇用者
正規の職員・従業員
非正規の職員・従業員
男
女
計
パート・アルバイト
実数
（万人）
労働者派遣事業所の派遣社員
契約社員
嘱託
その他
割合（％）
正規の職員・従業員
非正規の職員・従業員
役員を除く雇用者
実数
（万人）
女
役員を除く雇用者
実数
（万人）
男
非正規の職員・従業員
正規の職員・従業員
非正規の職員・従業員
2015年
2014年
10∼12月７∼９月４∼６月１∼３月 10∼12月
37
44
41
52
37
26
24
11
42
-2
12
19
31
9
38
34
16
16
9
7
4
17
6
4
12
-13
-8
-1
4
11
-7
-1
8
-8
6
-7
-5
1
0
2
0.0
0.1
0.3
-0.2
0.5
11
5
0
14
11
11
3
-12
10
-3
-1
2
13
4
15
27
39
41
39
24
15
21
23
33
0
13
18
18
6
24
注)「非正規の職員・従業員」の割合は，「正規の職員・従業員」と「非正規の職員・従業員」の合計に占める割合を示す。
正規の職員・従業員（男女計）
（万人）
（←左目盛）実数
3330
3281
3317 3295 3283
非正規の職員・従業員（男女計）
（万人）（万人）
2500
300
4000
3500
対前年同期増減（万人，ポイント）
250
250
3303 3305 3281 3265 3314 3329 3307
3223
200
2000
1908
1843 1870 1881
150
3000
100
対前年同期増減（右目盛→）
42
11
10
24
26
-14
-32
2000 10∼12 1∼3 4∼6
2012年 2013年
-47
200
150
100
79
100
41
50
0
-53
65
2015
2003 1979
1953 1971
1922 1952
44
38
31
9
0
2500
-53
1500
1965 1970
122
106
5
（万人）
300
19
50
12
1000
0
-2
-50
-50
-58
7∼9 10∼12 1∼3
2014年
4∼6
7∼9 10∼12 1∼3
2015年
4∼6
7∼9 10∼12
-100
500 10∼12 1∼3 4∼6
（月平均）
2012年 2013年
−２−
7∼9 10∼12 1∼3
2014年
4∼6
7∼9 10∼12 1∼3
2015年
4∼6
-100
（月平均）
7∼9 10∼12
２現職の雇用形態（非正規の職員・従業員）についた主な理由
・男性の非正規の職員・従業員（641万人）のうち,
現職の雇用形態についた主な理由を「正規の職員・従業員の仕事がないから」とした者が154万人
(26.1％)と, 前年同期に比べ９万人の減少
・女性の非正規の職員・従業員（1374万人）のうち,
現職の雇用形態についた主な理由を「自分の都合のよい時間に働きたいから」とした者が353万人
(26.9％)と, 前年同期に比べ４万人の増加
表２，図２現職の雇用形態についた主な理由別非正規の職員・従業員の内訳（2015年10∼12月期平均）及び推移
(万人，％)
男女計
対前年同期
増減
実数
非正規の職員・従業員
自分の都合のよい時間に働きたいから
家計の補助・学費等を得たいから
家事・育児・介護等と両立しやすいから
通勤時間が短いから
専門的な技能等をいかせるから
正規の職員・従業員の仕事がないから
その他
2015
494
405
240
77
147
302
238
12
9
5
24
6
-9
-36
25
男
割合
実数
26.0
21.3
12.6
4.0
7.7
15.9
12.5
女
対前年同期
増減
641
141
77
5
21
70
154
123
割合
-1
4
6
-3
4
-7
-9
6
実数
23.9
13.0
0.8
3.6
11.8
26.1
20.8
対前年同期
増減
1374
353
328
234
56
77
148
115
注) １. 非正規の職員・従業員には，「現職の雇用形態についた主な理由不詳」を含む。
２. 割合は，現職の雇用形態についた主な理由別内訳の合計に占める割合を示す。
「正規の職員・従業員の仕事がないから」とした男性
（万人）
200
180
（万人）
140
171
168
168
170
166
163
140
163
160
149
160
157
158
120
154
100
80
（←左目盛）実数
60
120
100
40
対前年同期増減（右目盛→）
9
80
20
0
60
-5
40
-5
-19
-7
-6
-6
-9
-20
-40
20
0
1∼3
2013年
4∼6
7∼9
10∼12
1∼3
2014年
4∼6
7∼9
10∼12
1∼3
2015年
4∼6
7∼9
10∼12
-60
（月平均）
「自分の都合のよい時間に働きたいから」とした女性
（万人）
140
（万人）
400
380
120
349
360
326
340
325
327
354
353
354
353
326
80
320
60
320
300
280
298
27
301
23
26
29
26
40
28
4
6
20
260
0
240
-20
220
-40
200
1∼3
2013年
100
4∼6
7∼9
10∼12
1∼3
2014年
4∼6
7∼9
10∼12
1∼3
2015年
4∼6
7∼9
10∼12
-60
（月平均）
注) 現職の雇用形態についた主な理由に係る項目については，調査票の変更に伴い，2013年１∼３月期から集計を開始した。
そのため，対前年(同期)増減の算出は2014年１∼３月期以降となる。
−３−
13
4
-1
26
2
-2
-28
18
割合
26.9
25.0
17.8
4.3
5.9
11.3
8.8
Ⅱ 完全失業者
１仕事につけない理由
・完全失業者（207万人，前年同期に比べ13万人の減少）のうち，
「希望する種類・内容の仕事がない」は56万人と，前年同期に比べ９万人の減少。
「条件にこだわらないが仕事がない」は17万人と，４万人の増加
表３仕事につけない理由別完全失業者の推移
2015年
10∼12月
10∼12月
207
18
25
30
15
56
17
44
完全失業者
賃金・給料が希望とあわない
勤務時間・休日などが希望とあわない
求人の年齢と自分の年齢とがあわない
自分の技術や技能が求人要件に満たない
希望する種類・内容の仕事がない
条件にこだわらないが仕事がない
その他
（万人）
対前年同期増減
2015年
７∼９月
４∼６月
１∼３月
-13
4
2
-4
-3
-9
4
-7
-14
0
-2
-5
1
-10
4
-2
-20
-5
-2
-5
-3
-7
-4
6
-11
3
-3
-5
3
-5
-4
-1
2014年
10∼12月
-26
-3
1
-10
0
-8
-10
8
注) 完全失業者には，「仕事につけない理由不詳」を含む。
２失業期間
・完全失業者（207万人）のうち，
「３か月未満」が60万人と，前年同期に比べ６万人の減少。
「３か月以上」が140万人と，７万人の減少。このうち「１年以上」は72万人と，14万人の減少
表４失業期間別完全失業者の推移
2015年
10∼12月
60
140
28
40
72
36.0
３か月未満
３か月以上
実数
（万人）
３∼６か月未満
６か月∼１年未満
１年以上
割合（％）
１年以上
対前年同期増減（万人，ポイント）
2015年
2014年
10∼12月７∼９月４∼６月１∼３月 10∼12月
-6
-4
2
2
7
-7
-11
-22
-13
-31
-1
2
0
-5
-6
8
-6
-3
-1
-9
-14
-7
-20
-8
-16
-4.4
-0.7
-5.6
-1.7
-2.6
注) 割合は，「３か月未満」と「３か月以上」の合計に占める割合を示す。
図３失業期間１年以上の完全失業者の推移
（万人）
（万人）
140
100
120
80
（←左目盛）実数
100
109
103
60
104
101
102
90
80
94
85
40
86
82
74
対前年同期増減（右目盛→）
60
78
72
40
0
-1
-2
-1
-7
20
0
20
10∼12
2012年
-19
1∼3
2013年
4∼6
7∼9
10∼12
1∼3
2014年
4∼6
-7
-8
-10
-19
-16
-16
7∼9
10∼12
−４−
-14
-20
-20
1∼3
2015年
4∼6
7∼9
-40
10∼12 （月平均）
３前職の雇用形態（過去１年間に離職した者）
・完全失業者（207万人）のうち過去１年間に離職した者（求職理由が「仕事を辞めたため」）は
81万人と，前年同期に比べ１万人の減少。
このうち前職の雇用形態が｢正規の職員・従業員」であった者は38万人と，４万人の減少。
｢非正規の職員・従業員」であった者は41万人と，２万人の増加
表５，図４完全失業者における前職の雇用形態別過去１年間に離職した者の推移
（万人）
対前年同期増減
2015年
10∼12月
うち前職あり
うち仕事を辞めたため求職
うち過去１年間に離職
うち役員を除く雇用者
正規の職員・従業員
前職の
雇用形態
非正規の職員・従業員
パート・アルバイト
労働者派遣事業所の派遣社員
契約社員・嘱託
その他
2014年
７∼９月
４∼６月
１∼３月
10∼12月
-13
-11
-7
-1
-3
-4
2
0
1
2
0
-14
-12
-16
-11
-11
-4
-7
-5
0
-1
-1
-20
-16
-2
4
5
4
0
3
2
-8
2
-11
-10
-8
4
4
-1
5
0
1
6
-1
-26
-28
-19
-1
0
-1
0
-2
2
1
0
207
190
151
81
78
38
41
22
6
12
2
完全失業者
2015年
10∼12月
前職が正規の職員・従業員
（万人）
（万人）
50
70
40
60
50
50
56
48
43
43
30
42
39
40
30
38
39
38
20
35
45
（←左目盛）実数
8
39
対前年同期増減（右目盛→）
10
4
0
20
-1
-4
-5
-6
-7
10
-1
-4
-10
-11
0
-13
-15
10∼12
2012年
1∼3
2013年
4∼6
7∼9
10∼12
-15
1∼3
2014年
4∼6
7∼9
10∼12
1∼3
2015年
4∼6
7∼9
10∼12
前職が非正規の職員・従業員
（万人）
（万人）
50
70
56
60
50
40
49
47
49
49
44
43
41
39
39
42
39
30
41
40
20
8
30
4
10
5
4
0
2
0
20
0
-2
-4
10
-9
0
-20
（月平均）
10∼12
2012年
1∼3
2013年
4∼6
7∼9
10∼12
-8
-7
1∼3
2014年
4∼6
−５−
-10
-7
7∼9
10∼12
1∼3
2015年
4∼6
7∼9
10∼12
-20
（月平均）
Ⅲ 非労働力人口
１就業希望の有無
・非労働力人口（4463万人，前年同期に比べ15万人の減少）のうち，
就業希望者（就業は希望しているものの，求職活動をしていない者）は403万人と，
前年同期に比べ14万人の減少。
就業非希望者（就業を希望していない者）は3954万人と，６万人の減少。このうち
「65歳以上」は2600万人と，36万人の増加
表６就業希望の有無，非求職理由別非労働力人口（2015年10∼12月期平均)
男女計
対前年同期
増減
実数
4463
403
116
20
17
46
6
26
95
21
67
82
103
3954
2600
非労働力人口
就業希望者
適当な仕事がありそうにない（以下５項目の合計）
近くに仕事がありそうにない
自分の知識・能力にあう仕事がありそうにない
勤務時間・賃金などが希望にあう仕事がありそうにない
今の景気や季節では仕事がありそうにない
その他
出産・育児のため
介護・看護のため
健康上の理由のため
その他
就業内定者
就業非希望者
うち65歳以上
（万人）
女
男
対前年同期
増減
実数
-15
-14
-1
0
-2
-2
-1
3
1
2
-4
-14
5
-6
36
1585
103
31
7
6
7
4
8
-6
-21
-2
1
-1
-1
1
-1
-1
1
-2
-20
-2
15
11
4
26
32
49
1431
988
対前年同期
増減
実数
2879
300
85
13
11
39
2
19
95
16
41
50
54
2523
1612
-8
7
1
-1
-1
-1
-1
5
2
0
-2
6
7
-21
25
注) 非労働力人口には，「就業希望の有無不詳」を含む。
表７，図５男女，年齢階級別就業希望者の内訳（2015年10∼12月期平均）
（万人）
男女計
対前年同期
増減
実数
総数
403
82
79
92
54
46
49
15∼24歳
25∼34歳
35∼44歳
45∼54歳
55∼64歳
65歳以上
男
対前年同期
増減
実数
-14
-18
-8
4
-3
1
10
女
103
38
8
10
8
13
26
実数
-21
-19
-6
0
-1
-1
5
対前年同期
増減
300
44
71
82
46
33
23
7
1
-3
4
-2
1
5
年齢階級別割合
男
36.9％
7.8％
15∼24歳
25∼34歳
14.7％
女
9.7％
12.6％
27.4％
20%
40%
25.2％
45∼54歳
35∼44歳
23.7％
0%
7.8％
65歳以上
55∼64歳
15.4％
60%
11.0％
7.7％
80%
100%
注）割合は，年齢階級別内訳の合計に占める割合を示す。
表８，図６男女，年齢階級別就業非希望者の内訳（2015年10∼12月期平均）
（万人）
男女計
実数
総数
男
対前年同期
増減
3954
1354
2600
15∼64歳
65歳以上
対前年同期
増減
実数
-6
-42
36
女
1431
442
988
15
2
11
実数
2523
911
1612
対前年同期
増減
-21
-47
25
年齢階級別割合
30.9％
男
69.1％
15∼64歳
65歳以上
36.1％
女
0%
20%
63.9％
40%
60%
注）割合は，年齢階級別内訳の合計に占める割合を示す。
−６−
80%
100%
２就業希望者
(1) 求職活動をしていない理由（非求職理由）
・就業希望者（403万人)のうち，
「適当な仕事がありそうにない」とする者は116万人と，前年同期に比べ１万人の減少。このうち
「勤務時間・賃金などが希望にあう仕事がありそうにない」とする者が46万人と，２万人の減少。
「自分の知識・能力にあう仕事がありそうにない」とする者が17万人と，２万人の減少。
「出産・育児のため」とする者は95万人と，１万人の増加
図７「適当な仕事がありそうにない」とする者の推移
（万人）
180
（万人）
120
（←左目盛）実数
160
140
120
144
145
132
100
80
138
137
122
117
100
80
60
131
122
121
117
117
116
20
9
2
0
60
0
-5
-7
40
20
40
-10
-6
-23
-19
-1
-5
-20
-17
-20
-40
対前年同期増減（右目盛→）
0
10∼12 1∼3
2012年 2013年
4∼6
7∼9 10∼12
1∼3
2014年
4∼6
7∼9 10∼12
1∼3
2015年
4∼6
7∼9
-60
10∼12 （月平均）
(2) 過去１年間に求職活動をしたことがある者
・「適当な仕事がありそうにない」とする者（116万人）のうち「仕事があればすぐつける」と
する者は43万人と，前年同期に比べ５万人の増加。このうち「調査期間中は求職活動をして
いなかったが，過去１年間に求職活動をしたことがある」とする者は26万人と，１万人の増加
表９非労働力人口における就業希望者の推移
（万人）
2015年
10∼12月
非労働力人口
うち就業希望者
うち求職活動をしていなかったのは
「適当な仕事がありそうにない」ためである者
うち仕事があればすぐつくことができる者
うち調査期間中は求職活動をしていなかったが，
過去１年間に求職活動をしたことがある者
−７−
対前年同期増減
2015年
2014年
10∼12月７∼９月４∼６月１∼３月 10∼12月
4463
-15
-20
2
-32
-4
403
-14
-2
23
-34
6
116
-1
0
9
-17
-5
43
5
-4
6
-5
-9
26
1
-2
7
-1
-3

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