Press Release 平成 28 年 2 月 15 日 報道関係者各位 静岡大学農学部 農学部長 糠谷 明 シンポジウム 『地域住民を主役にしたネットワーキング』 ~中山間地域の明日を拓くために~ 静岡大学農学部では、この度「農業環境教育プロジェクト(農業環境演習)」のシンポジウ ムを下記のとおり開催いたします。 本学部は 2007 年度以降、静岡県内の二つの地区-静岡市梅ヶ島大代地区と富士宮市稲子地 区-をパートナーとして、フィールド教育を展開してきました。それを通して学生たちは、農 作業など地区の日常的な仕事に携わりながら、農山村生活について生きた学びを重ねてきまし た。今回のシンポジウムでは、地域特性を踏まえた取り組みについて紹介するとともに、深刻 化する環境問題や国際関係の中で、持続可能で幸せに暮らせる地域づくりを担う主体は誰か、 地域住民が主役であるための基本的な考え方と方法とは何か、ということを参加者の皆様と学 び、考えていきます。また、本企画を通して、農山村住民と都市住民が出会い、互いの違いを 活かし連携し、中山間地域支援のネットワークが拡がっていくことを願っています。 つきましては、本件について、取材いただき、新聞紙面、番組等で是非ご紹介くださいます ようお願いい申し上げます。 記 1.日 時:2016 年 2 月 28 日(日)13:00~16:30(入場は 12:30 から可) 2.場 所:グランシップ会議室 1001-2(入場無料) 3.参加対象:本学教職員、学生、学外研究者、行政、一般市民の方 *参加申込をお願いしていますが、当日参加も可能ですので、 是非、多くの皆様のご参加をお願い致します。 4.プログラム: 13:00~13:10 開会挨拶 13:10~13:40 記念講演「農村を豊にする農業技術・農業ビジネス」 糠谷 明(静岡大学農学部学部長・教授) 13:40~14:40 基調講演 「地域住民による自律的な地域づくりを促進する学習の場のデザイン」 山田 泰司 氏(NPO 法人日本で最も美しい村連合資格委員) 14:40~15:00 休憩 14:45~15:15 ケーススタディ1:静岡県松崎町の美しい村づくり (同連合加盟村の県内第一号として) 15:15~15:45 ケーススタディ2:農業環境教育 PJ より問題解決実践の報告 (梅ヶ島、大代、芝川) 15:45~16:30 学びを深めるディスカッション 全体進行:藤本 穣彦(静岡大学グローバル企画推進室・特任准教授) ■主催:静岡大学農学部 ■後援:静岡県、静岡市、富士宮市 告知ウェブサイト http://www.shizuoka.ac.jp/event/detail.html?CN=2916 お問い合わせ先 静岡大学グローバル企画推進室 藤本穣彦 電話 054-238-4866 Mail [email protected] 農業環境教育プロジェクト推進室 迎田晶子 電話 054-238-4811 FAX 054-237-3028 Mail [email protected] 国立大学法人 静岡大学 ウェブサイト http://www.shizuoka.ac.jp/ ○広報室 〒422-8529 静岡県静岡市駿河区大谷836 TEL:054-238-5179 FAX:054-237-0089 主催:静岡大学農学部農業環境教育プロジェクト 後援:静岡県・静岡市 富士宮市 静岡大学農学部農業環境教育プロジェクト シンポジウム 「地域住民を主役にしたネットワーキング」 ~中山間地域の明日を拓くために~ 日時 : 2016年2月28日(日)13:00~16:30 会場 : GRANSHIPグランシップ ( 静岡県コンベンションアーツセンター) 会議室1001-2 (入場無料) 基調講演: 山田泰司氏(NPO法人 「日本で最も美しい村」連合・資格委員) 先進事例報告:静岡県松崎町(ふじのくに美しく品格のある邑) 申し込み方法:裏面の宛先に必要事項をご記入の上、電子メール、ファックス、 郵送のいずれかの方法でお申込み下さい。 【会場までのご案内】 会場 グランシップ / (公財)静岡県文化財団 〒422-8005 静岡市駿河区池田79-4 TEL:054-203-5710(代表) FAX:054-203-5716 交通 JR東静岡駅南口より徒歩3分 静鉄・長沼駅下車 JR東静岡駅南口まで徒歩7分 東名静岡インターより約20分 【お問合せ】 静岡大学農学部 農業環境教育プロジェクト推進室 TEL:054-238-4811 主催:静岡大学農学部農業環境教育プロジェクト 後援:静岡県・静岡市・富士宮市 【プログラム】 13:00~13:10 開会挨拶 13:10~13:40 記念講演「農村を豊かにする農業技術・農業ビジネス」 糠谷 明 (静岡大学農学部学部長・教授) 13:40~14:40 基調講演「地域住民による自律的な地域づくりを促進する学習の場のデザイン」 山田泰司氏 (NPO法人「日本で最も美しい村」連合・資格委員) 14:40~15:00 休憩 15:00~15:15 ケーススタディ1: 静岡県松崎町の美しい村づくり (同 連合加盟村の県内第一号として) 15:15~15:45 ケーススタディ2: 農業環境教育プロジェクトより問題解決実践の報告 (梅ヶ島、大代、芝川) 15:45~16:30 学びを深めるディスカッション 全体進行: 藤本穣彦 (静岡大学グローバル企画推進室・特任准教授) 【本年の課題】 深刻化する環境問題や国際関係の中で、持続可能で幸せに暮らせる地域づくりを担う主体は誰でしょうか。地域づくりの主体 形成について、基本的な考え方と方法を学ぶことが本年の課題です。 地域の主役は地域住民です。地域住民が、様々な課題を乗り越えて地域の価値創造の実践を進めるためには何が必要でしょ うか。時代の変化にあって将来像の共有や自律的姿勢など、地域住民を主役とした行動のデザインについて学びを深めます。 ゲストには、NPO法人「日本で最も美しい村」連合・資格委員(前事務局長)の山田泰司先生をお招きします。山田先生は、地域 コンサルタントとして全国を巡り、地域づくりの戦略形成・環境保全・人材育成・組織形成・社会起業の促進に従事されています。 当日参加される皆さまは、解決したい地域課題や磨き上げたい地域資源をそれぞれに持ち寄ってください。地域の未来を拓く ために共に考えましょう。 【「地域住民を主役にしたネットワーキング」のテーマ設定にあたって(2015年3月1日)】 静岡大学農学部は2007年度以降、静岡県内の二つの地区――静岡市梅ヶ島大代地区と富士宮市稲子地区――をパート ナーとして、フィールド教育を展開してきました。それを通して学生たちは、農作業など地区の日常的な仕事に携わりながら、 農山村生活について生きた学びを重ねてきました。 しかし、日本の国土の約7割を占める中山間地域は、高度成長期以降の社会構造の変化や農業政策の転換などもあり、高 齢化と過疎化に歯止めがかからない現状にあります。存続の危ぶまれる集落も出現しています。私たちのパートナーである 両地区も、これらの問題とけっして無縁ではありません。 これを踏まえて静岡大学農学部は、学生のフィールド教育と中山間地域支援を両輪とする農業環境教育プロジェクトの原点 に立ち戻り、地域住民を主役にしたプログラムを企画しました。 中山間地域は、食料供給のほか、森林の保全や水源の涵養などを通して、都市の生活を多面的に支えています。また資源 の争奪戦が世界的に繰り広げられるなか、身近な地域資源を活用した暮らしは、持続可能な社会を構築するヒントを与えて いるように思われます。さらに本格的な人口減少を迎えつつある社会において、私たちは、人口減少と高齢化に直面してきた 中山間地域の経験と知恵から多くを学ぶことができるでしょう。 ただ中山間地域では、過疎化と高齢化の進行とともに、伝統的なコミュニティの維持が困難になってきています。その意味で、 都市住民が農山村生活の魅力と困難を共有し、農山村と都市が互いに支え合うかたちで、新しいコミュニティを形成する時機 が到来していると思われます。 今回の企画を通して、農山村住民と都市住民が出会い、互いの違いを活かして連携し、中山間地域支援のネットワークが拡 がっていくことを願っています。本企画に参加し、中山間地域の明日を共に拓く仲間に加わっていただければ幸いです。 【お申込先】 1.お名前 2.お住まいの市町村 3.連絡先 を記入し、 下記いずれかの方法でお申込下さい。 ◇電子メール:[email protected] ◇FAX: 054-237-3028 (番号のお間違えがないようご注意下さい) ◇郵送:〒422-8529 静岡大学農学部農業環境教育プロジェクト推進室 お問合せ先 迎田(事務担当) 電話:054-238-4811 静岡大学農学部農業環境教育プロジェクト
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