2016 サポーターズミーティング 議事録

2016 サポーターズミーティング 議事録
【司会】
皆様、大変お待たせ致しました。只今より、カマタマーレ讃岐サポーターズミーティング
2016 を開催させていただきます。本日はお忙しい中お集まりいただきまして誠にありがと
うございます。本日司会進行役を務めさせていただきます株式会社カマタマーレ讃岐運営
担当の波夛野です。皆様、よろしくお願い致します。
はじめに、株式会社カマタマーレ讃岐代表取締役社長熊野よりご挨拶をさせていただき
ます。
【熊野社長】
皆様、こんにちは。立春が過ぎて多少春めくかと思いましたが、寒い中お集りいただきま
してありがとうございます。ご承知のように、カマタマーレ讃岐は 2008 年 1 月に会社を作
り本格的にJクラブを目指してやってまいりました。3 年目に現・北野監督を迎えまして、
彼は卓越した指導力があり、その後JFLを通過し、入れ替え戦でJ2 まで上がってきまし
た。着実に前進していると思っています。
ただ、その中でフロント側の対応として、このスピードについていけていないところは反
省するところです。特にJリーグはクラブライセンス制度というものがありまして、経営問
題・財務関係には相当厳しいことを言われています。
幣クラブは、設立当初から市民クラブということで市民から出資してできたクラブです
ので、特定のスポンサーもない中で出発しました。その中で、最初の 5、6 年は赤字、赤字
の連続で、どうなるのかという状況でしたが、チームの前進とともに財務状況もかなり改善
されまして、2015 年の前期の段階でほぼ累積の債務は解消されたという状況で、新たな投
資もできるのではないかという状況にクラブが追いついてきました。
2016 年今期はもう始まっていますが、今期はJ1 の足がかりをつかみたいというふうに
考えています。トップチームも累積債務が解消されたとはいえ、限られた財源の中で選手を
補強しています。まだ十分ではありませんが、必死で練習に取り組んでいます。まだ我々の
方も、J1 の足がかりをつかむということになるといろいろとやらなければいけないことが
あります。1 番大きいのが、J1 資格のトレーニング施設を作ることです。これがなければ、
チームの成績が良くても J1昇格はありませんので、優先的にクラブが使用できるトレーニ
ング施設を作るということで協議を進めていますが、それについては皆様にまたご協力を
お願いしなければならないと思っています。
チームの強化ということも、財務状況によりますが非常に制約もあり、頑張っていきたい
と思っています。
それからスポンサーですが、正直に申し上げてうまくいっておりません。現在は、前期よ
りやや増えているが数はまだまだ十分ではありません。相当はっぱをかけて数を増やさな
ければならない。200 社以上を目指し、経営基盤の強化もやっていきます。
それから大事なのは観客の増加です。J2 は平均 7,000 人ですが、我々は 3,600 人余りの
約半分です。J1 に行くと宣言しても、地域のサポーターの皆様のご支援がなければなかな
かうまくいかない。観客を増やすということは非常に大きな課題となっています。
我々も安全安心なスタジアム作りとか、元気な試合を見ていただくとか、スタジアムの外の
魅力化に努めていくなど取り組んでまいります。
それからもう一つは、Jクラブとして地域に認知され愛されるクラブ作りということ。
Jリーグの言葉ではホームタウン活動と言いますが、やはり地域のイベントや行政ととも
にいろんな所に出ていくとか、できるだけ出て行って身近にクラブを感じていただくこと
も、J1 に上がるための 1 つの方策じゃないかと思っています。
やらなければいけない課題はいろいろありますが、今日来ていただいている熱心なサポ
ーターの皆様の力を借りて、一緒になって連携をとっていく姿勢は変わりません。今日のサ
ポーターズミーティングでは有意義な貴重な意見をいただいて、我々の方も正すべき所は
正して今期の目標に向かってJ1 の足がかりの年にするということで、頑張っていきたいと
思います。
去年は、
「共躍」ということで 16 位まで上がりました。今年は、新たな風を起こすというこ
とで「旋風」というスローガンを掲げ、頑張っていきたいと思いますので、気持ちを一つに
して戦っていけたらと思います。
【司会】
続きまして、専務取締役山本よりクラブ体制・経営状況の説明をさせていただきます。
また事前に受け付けさせていただきました質問に山本よりお答えさせていただきます。
【山本専務】
私からクラブ体制と経営状況について、説明いたします。
まず、クラブの体制ですが、経営陣の役員体制については一昨年の株主総会、それに続く
取締役会で役員の大幅な入れ替えを行いました。それまでは会社設立時のメンバー、株主が
中心となった役員構成でしたが、3 年前の1億円の増資によりまして株主が増え、株主構成
も大きく変わりました。そこで、取締役、監査役の構成を民間、行政からなる役員構成に変
更しました。役員会も月1回定例会を開催するなど権限強化と責任の明確化を図り、経営を
進めているところです。常勤役員が 2 名増え、現在社長をはじめ 4 名の常勤役
員体制で経営を進めています。2016 年もこの体制で進めたいと思っています。
次にフロントの体制ですが、現在、競技運営、経営管理、営業の 3 部体制で取り組んでい
ますが、2016年も引き続き同じ体制で取り組むこととしています。
ただ、スタッフの絶対数が不足しています。募集を行っておりますが、思うように確保でき
ていません。
社長の挨拶にありましたように広告料収入の確保、入場者数の増を図っていくためには、
スタッフの確保が急務ですので、引き続き確保に努めます。
次に経営状況ですが、社長からお話しましたように、弊社は会社設立以来赤字が続いてい
ましたが 2013 年の決算で初めて黒字となり、2014 年も黒字決算でした。2015 年について
は 3 年連続の黒字決算に向けて最終調整しているところです。
主なところを申しあげますと、広告料収入は 2014 年が 2 億 12 百万円と 2013 年の倍増
となりましたが、2015 年は微増に留まりました。また、入場料収入は、試合毎の入場者数
は 1 試合平均で 2014 年が 3,317 人で、2015 年が 3,658 人と数字的には 1 割の伸びで、収
入も 2014 年は入替戦があったため、それを除いても微増に留まっています。その結果、収
入全体では前年度を下回る見込みです。
一方で費用はチーム関係費の増で増加していますが、全体としては収入の範囲内で収ま
る見込みでして、黒字決算に向け最終調整をしているところです。
仮に 3 年連続の黒字決算になったとしても、安心できるということはありません。私ども
は 3 年前までの累積赤字(欠損金)を抱えていますので、それをようやく解消できるかどう
かというレベルです。
この場におられる皆様は、JリーグのHPもご覧になっておられてJリーグの各クラブ
の経営状況と当クラブの立ち位置については、十分ご理解いただいていることと思います。
ご承知のように 2014 年の決算を見ても、当クラブの営業収益は 6 億円弱で、J2各クラブ
の平均の半分しかありません。収益順の 16 位から 20 位平均より下回っています。まだま
だ、経営基盤の強化を図っていく必要があると思っています。そういうことを考えれば、資
金的にはある程度余裕を持っておかないと、安心して試合に専念できないわけです。安心し
て試合に集中できる会社経営ができますよう経営基盤を充実していくためには、まだまだ
ファン、サポーターの皆様をはじめスポンサー、行政などの皆様のご理解、ご支援が必要で
すので、引き続きよろしくお願いいたします。
【山本専務】
次にあらかじめいただいているご質問のうち全体というわけにはいきませんが、抽出し
てお答えいたします。まず多かったのは集客関係です。
<平均観客数>
問)クラブとしてどのような取り組みが観客数増加に繋がったと考えられるのか?
2015 年に重点的に行った取り組みとその評価について。
答)昨年は 9 月の徳島ヴォルティス戦等で動員の取り組みを行った、法人向けのチケット営
業の強化、とりわけJ昇格後でクラブ初となる「イレブンチケット」などが集客成果につな
がったと考えています。イレブンチケットは 100 口、計 1,000 枚を超える売り上げがあり、
社員の福利厚生などとして数十枚単位で購入いただいた企業も複数ありました。そうした
企業の中には、自社内での社員のカマタマーレの人気を改めて認識し、今期の新規スポンサ
ー契約に応諾した例もあり、昨年のこうした取り組みには手ごたえを実感しています。
<入場者数UPに向けて>
問)本年もいわゆる新規層・ライト層の開拓にチャレンジされると思うが、クラブとして新
規顧客層を開拓するために計画している施策を聞きたい。
答)集客増はクラブの最重要課題の一つと位置付けており、今年度の新規層の開拓には力を
入れていく。企画チケット等の発行などにも積極的に取り組む。また、ライト層掘り起こ
しなどを目的にした集客イベントも計画しているが、構想中や相手があることなのでこ
の場ではまだ言えないが、新しい試みに挑戦していきたいと考えている。
<チケット>
問)昨年販売されたイレブンチケットはお得な内容でしたが、
「大人のみしか使えない」、
「指
定試合でしか使えない」
、
「支払いは銀行振込のみ」といった所は改善の余地が有る。料金
はそのままで、単純に 11 枚綴りの回数券として販売してはどうか。
シーズン中のホームゲーム全てを利用対象とし、当日券売場で販売できないか。
答)回数券等については、顧客ニーズなどを十分に勘案しながら検討課題としたい。
<回数券>
問)昨年の職場の 11 人でピッチの 11 人を応援しよう、というのはいいと思うが、私の職場
には 11 人もいないので参加できず残念だった。前売り券の値段でホーム 21 試合中の 10
試合行ったら1試合分追加で観られるくらいの券があればいいと思う。
答)繰り返しになるが、上記回答同様、回数券等については、顧客ニーズなどを十分に勘案
しながら検討課題としたい。
<カマタマ広場に香川県の土産物店開設>
問)カマタマ広場に、アウェイサポーターの為に、香川県のお土産売店があれば、喜ばれる
のではないか、開設の予定はないか。
答)現段階では予定はない。確かに、スタジアムに来て楽しんで帰っていただく事も非常に
大事なことだが、実際にアウェイサポーターの方たちにはスタジアム以外の香川県を知
って欲しいというのもあるので、実際に観光地に足を運んでお土産を買って帰るのも幣
クラブとしては非常に喜ばしいことだと考えている。
<スタジアムグルメ>
問)スタジアムグルメをもっと活性化させてほしい。
観客数からみたら、店舗数は仕方ないのかもしれないが、年間ずっと代わり映えのしない
感じで残念だった。カマタマサポーターが食べたくなるようなメニューとかお店とかな
いか。西の方のたこ判とか食べたいし、東の方のジェラートとか食べたいし、香川にいて
もすぐには食べられないものとか、カマタマ限定メニューとか、選手オススメのメニュー
とかうどんの食べ比べとか、何かひとひねり欲しい。神内ファームさんのものを食べてみ
たい。
答)今シーズンは愛媛県や徳島県、高知県など香川県以外の店舗も呼び観客を飽きさせない
工夫を考えている。カマタマーレ讃岐名物になり得る物も考えていく。
<後援会について>
問)現在の後援会は、入会のメリットがあまり感じられない。
以前は、グッズが後援会価格で購入できるなどの特典があったが、現在は、後援会員が優
遇されることがほとんどない。もう少し、入会することでメリットを出せないか。
・バスツアーに後援会価格を設定する
・後援会員は、シーパス入場よりもさらに 5 分先行して入場できる…など
答)後援会の入会特典については、今後も会員ニーズ等も踏まえながら、より入会促進につ
ながるような方向で、後援会事務局とも連絡を密にしていきたい。
<グッズ>
問)ネットショップ以外でスポーツショップ KAMO 高松店の販売スペースを強化してユニ
フォームを含めて販売できる常設コーナーを設置できないか?
答)天満屋にあったプロスポショップが無くなったため、不便をおかけしている。会社事務
所以外でショップを置くことについては、現状はまだ、KAMO 高松店様と販売について
話しはしていない。他に西讃地区でグッズの委託販売の話もあるので、相手のこともある
が検討したい。
<キャラクター>
問1)マスコットを作ることを検討していただきたい。
去年は以前のキャラクターの問題が解決していないとの理由で却下された。
やり方はいろいろあるが、新たなキャラクターを応募して決定して作っていけば皆に愛さ
れるマスコットが出来るのではないか。
キャラクターの案も添付するので何とぞご検討ください。
問2)チームマスコットが、カマタマーレには、ありませんが、作る予定はないのでしょう
か?
答)クラブ公式、非公式を含め J1、J2 でマスコットがないのは、カマタマーレ讃岐のみな
ので、チームマスコットは必要と考えている。解決しないといけない問題もあるが、進め
方など様々な観点から検討をしたい。
<ユニフォーム、グッズを地元産業とコラボできないか?>
問)例えば、手袋を作るメーカーさんがユニフォームやTシャツを作ったらどんな感じにな
るのだろう・・・とか思います。カマタマを通して、香川の良いところや知らないところ
を発見できたらいいなあと思いました。
答)ユニフォームについては、香川県内にスポーツウエアを製造できるメーカーがあれば検
討するが、諸々の条件を満たすメーカーという点で現時点では難しいのではないかと思
う。
グッズについては、何件か話もあり、今後検討したい。なお、弊社が地元企業とコラボ
してグッズを製造販売する場合でも、商品化承認申請が必要となる。その承認がもらえた
場合のみ、グッズとして販売できる。なお、グッズではないが、今季からチーム移動時の
キャリーバックは地元企業の商品を使用している。
<公認応援歌>
問)公認応援歌について、ホーム開幕戦だけでなくホーム戦には全て生で歌って欲しいと思
っているが、可能か?
昨年のもちつき大会に歌う場所もなく音源の準備も本人が用意し、ゴミ箱の横で椅子
の上で歌っていたと聞いた。この扱いはどうなのでしょうか?
歌を監督と選手が聞いていたが途中で帰ったと聞いたが、お忙しいのはわかりますが、社
会人(人間)として理解できません。こんなことで本当に地域に根付いたチームができる
とは到底思いません。
「応援してください。たくさん見に来てください。」と言っています
が、会社側の努力が見られません。小さなことかも知れませんが、参加していたサポータ
ーの皆さんは口を揃えて怒っていました。どう考えているのかお聞かせください。これか
らの藤岡友香さんのあり方を。よろしくお願いします。
答)藤岡さんは東京在住で、カマタマ応援歌以外の音楽活動があり、スタジアムに来られる
機会は限られると思うが、スタジアムで歌ってもらえる機会が作れるよう調整したい。
もちつき大会の件は藤岡さんが歌うのは当初の予定になく直前に決まった。ステージ、
音響など満足な環境でないと説明したが、
「多くのサポーターの前で応援歌を披露したい」
との藤岡さんの意向で実現したものだ。ごみ箱の隣の椅子の上、というのも主催者が用意
した場所から、当日、藤岡さんの意思で変更、設定したもの。
クラブとしては十分な環境でない中で藤岡さんが快くステージに立ってくれたことに
深く感謝している。藤岡さんからも「多くのサポーターの方々の前で歌をお披露目できた
こと、会場でサポーターの皆様に応援歌入りの CD をたくさん購入してもらったことに大
変満足している」との声をいただいている。藤岡さんの歌の間に選手、監督が引き上げた、
との件は、選手、監督が引き上げたのは藤岡さんの 2 度目のステージの後で、指摘のよう
な事実はない。
質問された方も、人から聞かれた情報を基にカマタマーレの対応にお叱りをいただき
ました。悪い情報は広がるのも早く、誤解を解くことも大変な労力が必要です。クラブと
しては、いろんな方のいろんな見方、意見があることを意識しながら、誤解を受けること
がないよう、今後とも気を引き締めていきたい。
<ゴールマウス周りの保護>
問)丸亀スタジアムのゴールマウス周りに人工芝でもいいので選手をケガから守るような
保護はできないか?
他のスタジアムに比べて芝の延長が短く感じる。選手がスライディングした時にケガ
が発生する確率を下げることはできないか?
答)現状、危ないと感じるシーンは少ないと考えているが、現場スタッフ等の意見も聞きス
タジアムとも相談し検討させていただく。
<専用練習場、クラブハウスの建設>
問)クラブハウスを建設できるような段階になった場合、ライセンスを通す為だけの最低限
の簡素な建物ではなく、選手やスタッフが快適に過ごせる広さや設備が整ったものを作
って欲しい。
スポンサーやサポーターからの寄付を募る予定はないですか?
問)インフラ面での準備については早急に取り組む必要があると考えます。
サポーターとしては、寄付金集め、署名活動など実施できることはぜひとも力になりたい
です。サポーターの活動は取りまとめなければ、大きな力にはなりません。また、チーム
とも連携して活動する必要があると思います。どこが主導となり、どのように活動を推進
できるのかご検討をお願いします。
答)専用練習場とクラブハウスの確保は、J1クラブライセンス交付にも必要。ただ、施設
整備を自前で建設するのは難しいため、クラブだけで対応できるものではない。行政をは
じめ関係機関の支援が必要。
昨年 12 月の高松市議会で市長から「ホームタウンとして市民の機運の高まりにも留意
しながら、今後、チームと協議し、支援策を含む対応を検討する。」との答弁がありまし
たが、現在、事務的に話をしているところです。
活動を推進する段階では、他クラブの事例を見ると寄付金集め、署名活動など様々な取り
組みがなされているが、当クラブではまだそこまで至っていない。
いずれにしても、サポーター、クラブ、行政、スポンサーなどの連携がないと実現は難
しいので、その際にはお力添えをお願いしたい。
<選手との距離>
問)J2に上がってから、選手との距離が遠くなったような気がします。ある程度は仕方な
いことかもしれませんが、その辺の考えも聞かせてください。
答)昨シーズン東部運動公園で行ったファン交流イベントやホームゲームでの選手イベン
トなどを継続して行い、選手との距離が遠くならないように努力していきたいと思いま
す。
<パブリックビューイング>
問)パブリックビューイングは、普段試合を目にする事の少ない方達にカマタマーレを知っ
てもらう良い機会です。今年の予定はわかりませんが、昨年と同じ状況になれば、丸亀バ
サラ祭りの花火大会当日に「まるがめボート」のスクリーンを使ってパブリックビューイ
ングを行うというのはどうでしょう?昨年の場合だと、花火大会開始までには試合も終
了していたし、会場には数千人の観客が入っていたと記憶しています。
答)パブリックビューイングに関しては、昨シーズンは高松市の丸亀町商店街で2回、丸亀
中心市街地の商店街で一回の計三回実施しました。いずれも大勢のサポーター、観客の皆
様に来場いただき好評を得ました。
ご指摘の通り、パブリックビューイングは普段、スタジアムに足を運ぶことのない方々
にカマタマーレ讃岐を知ってもらうよい機会である。
パブリックビューイングの開催場所については、提案のあった丸亀市を含め、当方の考え
だけで決められることではなく、相手先の意向もある事柄なので、関係機関とも調整しな
がら考えていきたい。
<試合開催日におけるレンタサイクルの増量>
問)高松市のレンタサイクルシステムが完成しており、かつ、数が十分整っている事から高
松市のレンタサイクルを一時的に丸亀市に回す事等はできないでしょうか。少し健脚の
方ならば琴平辺りまでのサイクリングも可能で広域的な観光に使いやすいと思います。
答)丸亀のレンタサイクルは、市の観光協会が実施しているのでご意見を丸亀市に伝えます。
<サポーターに向けて>
問)起こしてほしいアクション等、公には言えないけど、サポーターにこっそり期待してい
ることがあれば議事録にも残さずに教えてください。
答)クラブの役割でもあるが、新規のサポーターへの呼びかけ、スタジアムではまとまりの
ある応援にさらに磨きをかけ応援を盛り上げていただきたいと思っています。カマタマ
ーレのサポーターはチームに対し、温かい思いやりを持っていただいている。いい時も悪
いときも、変わらず支援をいただける皆さんであって欲しいです。カマタマーレ讃岐を応援
することで、香川が元気になって欲しいと思うし,これからも一緒に進んでいける関係であ
りたいと思っています。
我々も努力するが、サポーターの輪を少しずつ大きくしていって、入場者の増につなげて
いきたいです。
【司会】
ありがとうございました。続きまして運営等の変更点につきまして私からご説明をさせ
ていただきます。2016 シーズンは大きな変更点が3点あります。
1つ目は会場レイアウトの変更です。メイン側の階段上で行っていたおもてなしブース
や観光 PR ブースまた選手イベントを階段下のカマタマ広場に集めます。より広場に賑わい
をもたらせたいという意図があります。しかし、無料配布やイベントブース等が多く出展す
る試合では昨シーズンと同様メインデッキ上で行います。
また、2016 シーズンはバック当日券売場を廃止いたします。理由はより広場にお客様を集
めたいという点がございます。
2つ目はシーズンパス・ワンタッチパスの一体化です。昨シーズンは入場口でシーズンパ
スを提示し、ワンタッチパス機器でまた別のワンタッチパス専用のパスを使用していまし
たが、それを一体化することでお客様の手間を減らせるのではないかと考えています。
3つ目はアップグレード・ダウングレードについてです。
2016 シーズンよりプリメーラ席へのアップグレードを廃止いたします。また、B 席から A
席へアップグレードした場合、アップグレード券を発行いたします。昨シーズンまでは券面
にハンコを押印していたのですが、見えにくい、分かりづらいという声もいただいたのでア
ップグレードの場合のみ、アップグレード券を発行いたします。
なお、昨シーズンと同様、一旦もぎったチケットは使用済みチケットになりますのでお取扱
いできません。ご注意ください。
【司会】
続きましてチーム統括部長小川より今シーズンのチーム編成状況などを説明させていただ
きます。
【小川チーム統括部長】
皆さんこんにちは小川です。よろしくお願いします。休日にも関わらずご出席いただきあ
りがとうございます。チーム状況と編成を話す前に、昨年 2015 シーズンの振り返り、総括
を話してから今シーズンの編成について話させていただきます。
2015 年のチーム目標は、勝点 50、20 位以内で自動残留でありました。2014 年シーズ
ンの失点数 71 が示すように守備の整備が最重要課題であり、そういうところで、山形から
GK の清水健太、京都から DF 高橋佑治、群馬からボランチの永田亮太、熊本からは MF の
仲間隼斗を獲得し、彼らは期待通りの働きをしてくれ、残留の原動力となりました。
シーズンが始まり、開幕戦で大分、第 3 節では磐田と格上相手に勝利を収め、第 5 節が
終わった時点で 7 位につけられました。
その後チームは必死に戦い、8 月の第 30 節終了時点で 14 位というところで、守備の整備
が機能し、どこと戦っても 2014 年に見られた守備の崩壊が全く感じられないチームに成長
しておりました。しかしながら、9 月に入ってから、福岡、徳島、愛媛に 3 連敗を喫し、そ
の後 3 試合を引き分けたものの、10 月 18 日第 37 節の熊本戦ではカウンターを完全に封じ
られ0-2と完敗をして、この時点で 19 位に順位を落とし 21 位の大分と勝点で5差迄迫
られていました
ターニングポイントは残り5試合となったところでの、セレッソ大阪戦、中盤のつなぎ役
として大沢を起用し、一旦ボールを預けてカウンターと遅攻を織り交ぜた戦い方に変え、大
阪相手に一歩も引かない戦いをしました。結果は0-0の引き分けに終わりましたが、新た
な攻撃のオプションに手応えを感じたゲームでした。その後の 4 試合を 3 勝 1 分け(得点
8、失点2)で締めくくり、最終成績は勝点 51、順位は 16 位でシーズン当初に掲げたチー
ム目標を達成し、自動残留を勝ち取ることが出来ました。失点はリーグ最少タイ、目標であ
った守備の整備が大きく前進した一方で、得点はリーグワーストの 30 点、攻撃面の課題が
浮き彫りになったシーズンでした。戦績は 12 勝 15 分け 15 敗でありましたが、勝った 12
勝のうち、1 点差勝利が 8 試合、2 点差勝利が 3 試合、3 点差で勝った試合はホーム最終戦
の岐阜の3-0でありました。1点差勝利 8 試合の内1-0が 6 試合、2-1が 2 試合あ
りました。
また、引き分けの試合が 15 試合あり、このうち0-0が 8 試合、1-1が 5 試合、2-
2が 2 試合でした。1点が遠く、勝ちきれない試合もありました。
負けた試合 15 試合の内、1-0での負けが 10 試合、2 点差が 5 試合で、3 点差で敗れたゲ
ームがありませんでした。これから見ると強固な守備が構築できた半面、攻撃力のアップは
今シーズンの強化のポイントでありました。
ここから、今シーズンの補強について話をいたします。
今シーズンは、昨年構築した強固な守備をベースに点を取りに行くサッカーを北野さんは
目指します。2 年間入替戦があり、チーム編成もままならなかったときに比べ、早く動けた
ことが良かったです。強固な守備力をベースに課題の得点力を補うための補強に走りまし
た。そうは言っても他クラブのように潤沢な強化費がありませんので、ピンポイントでの補
強となりましたが、北野さんの目指すサッカーが出来る選手が獲得出来たと思っています。
新たに加入した選手は、右 SB に大分から西弘則、左 SB にホンダ FC から砂森和也、ワ
ントップにブラジルパルメイラスからミゲル、水戸から馬場賢治を獲得しました。
まず西選手ですが、彼の魅力は何と言っても切れ味鋭いドリブルでゴールを目指すとこ
ろです。砂森選手は JFL No.1の SB で守備にも定評がある。運動量があり、積極的な攻
撃参加できる選手です。馬場選手は、昨シーズン 9 得点している選手で、チームのために労
力をいとわない、運動量がある選手で 2 列目からの得点力に期待をしているところです。
ミゲル選手は足元の技術があり、ポストプレーが出来、体の強い大型 FW で大いに期待
をしているところです。サッカーの試合の場合、1 点の重みは大きいですが、守備の安定力
に加え、中盤の展開力を高めるゲームが構築できれば、今シーズンのチーム目標である勝点
56+α、10 位も達成できると思っております。
最後になりますが、今シーズンもチーム、クラブ一丸となって戦ってまいりますので、サ
ポーターの皆さんも一緒に戦ってください。よろしくお願いいたします。
【司会】
ありがとうございます。
それではここで質疑応答を行います。ご質問のある方は挙手でお願い致します。
【サポーターA さん】
スタジアムについて、ピカラスタジアムの会場内の階段 2 階席というのが非常に汚れて
います。去年は、ボランティアの有志の方々に早く来てもらい、掃除を手伝ってもらってい
ましたが、その人たちにも限界があります。クラブの状況や、競技場との話し合いとか色々
されていることは分かってはいますが、クラブとして競技場の清掃に関して、どのように思
っているのか。今後どうしていくのか。という所をお聞きしたい。
【熊野社長】
去年、ボランティアの皆様にはご協力いただいて、本来は我々がいろんな形で整備してい
かなくてはいけない所なのですが、皆様の協力でお客さんが気持ちよく観戦できたと思い
ます。今ご質問にあった点ですが、クラブとしてどう考えているか、もちろん悩みの種でご
ざいまして、ご承知のようにスタジアムは県の持ち物であり、丸亀競技場が行っていますの
は委託を受けている業者です。予算の中でできることはやっていきますが、一方でクラブと
競技場が話し合いながら協力も必要なのでそこから話を進めて、具体的にそこまで話が進
んでいるとは言えませんが、クラブとしてはボランティアさんにはあまり負担をかけない
ようにしたい。そしてまた、お客様が気持ちよく観戦できるような手段を取っていくつもり
はございます。今お話できるのは、この程度しかできないので申し訳ございません。よろし
くお願いします。
【サポーターB さん】
さっき聞いていて、マスコットはやりますか?やらないのですか?
アイディアとか出してくれて、やるかやらないか。やれないならその理由はなんなのか。
なんでやれないのかとか。ライトな層とかを取り込もうとか言うのでしたら、子供とか食い
つきやすいと思う。子供は確かにお金にならないけども、この先讃岐のファンになってくれ
る子たちじゃないですか。今のうちに、その種まきじゃないけど…うちだけないですよね?
できないならできないで、なんでできないのか。ユニフォームとか凄く高い。1 万 9 千円ぐ
らいして、家族で買うとなったら 10 万ぐらい出費するじゃないですか。じゃあ、安いコン
フィットシャツもあるじゃないですか?じゃあ、ライトな人も普通のユニフォーム着たい
と思うじゃないですか。いっぱいあります。とりあえず、マスコットはやるのかやらないの
か。
【山本専務】
去年と答弁内容を変えましたのは、去年は色々問題があり、それが解決しないという事を申
し上げました。今年は、先程申し上げましたような進め方など様々な観点から検討したいと
いうことで、気持ちとしては作りたい!やりたいです。
ただ、どういう風な進め方でどうやっていけばいいのかというあたりを今お答えできる
ような状況にありませんので、そのあたりを研究して最終のゴールとしては作りたいとい
うはっきりした気持ちは持っている。ただ、時期がどのタイミングになるのか、どれくらい
のスケジュールで進められるのかというのは、ちょっと今はお答え申し上げられませんが、
方向としては作りたい気持ちはある。
【サポーターB さん】
いつまでに?
【山本専務】
今、どういうスケジュールでいけるのかを検討している。
【サポーターC さん】
子供はすごく見ている。よそのとこに行った時、よそのマスコットに行きますよ。
とりあえず作ればいいだろうというわけじゃないけど、大人はまだいいけど子供とか、今日
初めて来ましたというような人のアプローチに、とりあえずわかりやすくていいと思うの
だが。
【サポーターD さん】
たぶん、今日集まっている人たちはアウェイとかも行っていると思うのですよね。
マスコットが大事だというのはどのイベント行っても今からたくさんあるので、なんでな
いのかなというのは思いますよね。
【サポーターB さん】
責めているのではないのですよ。ざっくばらんに話がしたい。それじゃないと意味がない。
来年も同じ話になる。
【サポーターC さん】
企業ですから、法律的なこととか色んなことがあると思うのですけどが、1 年間あったので
お金を使ってもいいと思うし、ぜひとも必要なものはどういう形であろうとも、使わなくて
はいけないと思うのですが。
【山本専務】
ここはまだ実は事務的に私方で考えています。会社として必ずしもオーソライズされたも
のではないのですが、仮にマスコットを作った時にそれが商品化できる物とか、あるいは子
供さんが欲しい時にグッズ的な物で転用できるものとか、そういう物をどうやってどんな
感じの物を、どういう風に作れば、どれくらいかかるのか。あるいは、期間とか金額も含め
て、その辺は研究しています。
ただ、今会社のオーソライズができていませんので、スケジューリング的な事は申し上げら
れませんが、仮にもし来年の段階で聞かれた時に必ずこんな状況で、最終着地はこうだと言
えるように頑張っていきたいなと思っています。
早ければ、あんなことを言っていたのにカマタマーレ、こんなの始めたやないかという事が
あるかもしれません。ただ、そこは今の段階で会社を代表して申し上げるという立場ではご
ざいませんので、お答えは難しいのですが、少なくとも去年お答えした段階よりも話は進ん
でおります。だけど、どうやってどのように作れば一番いいのかということをまず考えてい
かないといけない。いきなり募集をしたり、スケジューリングがこうだというわけにはいか
ない。そこはちょっと勉強させてもらってその上で会社として出して、みなさんのご意見い
ただいて、こうですという形に持っていきたい。今の私の気持ちですので、そんな状況だと
いうことをご理解いただきたいと思います。
皆様なので、私もざっくばらんに申し上げましたが、少し研究しなければと最終的に長い
間使ってみんなに喜んでもらえるもので、子供さんのグッズでも使える物でやるとしたら
どうかと。あるいは、動き回るのがいいのかそんなに動き回らなくても可愛いのがいいのか。
その辺は人によって考えが違ってきますので、ある程度会社としてこういう風にいきたい
というのは決めてやらないと難しいのかなと思っていますので、その辺はちょっと研究を
させていただけたらと思っています。
【サポーターD さん】
質問の前に感想なのですが、運営で変更点がいくつかあると発表がありましたけど、お客
さんを増やしたいという割にはバックスタンド当日券売場を廃止したりとか、プリメーラ
席アップグレードができなくなったりとか、お客さんの利便性というよりクラブの都合と
いうのがあまりにも優先しているのではないかと。
去年も散々、総合案内ですとかチケット引換所ですとかそういったものをバック(ホーム側)
お客さんが多いエリアですから、そこの近くに作ってくれっていう要望は散々出していた
のですが、それを逆行するような内容でこれが感想としてとても残念。情けない。もうちょ
っとクラブとしてお客さんに対する客商売なので、その辺をもう少し真剣に考えていただ
きたいというのが感想です。
質問ですが、動員数の話ちょっとありましたが、2014 年~2015 年観客数は若干増えてい
ます。人数で言うと 7,000 人増えています。この 7,000 人がなんで増えたかという事を考
えなくてはならないと思うのですが、一番簡単な数字を出すと、なんで増えたかというと湘
南と山形と松本が昇格して、セレッソと徳島と大宮が落ちてきたからです。これはJリーグ
のサイトを見ますと、動員数が分かりますので皆さんぜひ計算してもらったらいいと思う。
この3チーム、2014 年にいた 3 チームは 8,000 人。カマタマーレの試合の動員が、去年の
3 チームは 2 万 2 千人。この 3 チームを入れたことで 1 万 4 千人増えている。ということ
は、逆にこの 3 チームが落ちてきていないと観客動員数は減っている。そう考えると 2 年
目にして観客動員が減っている。これはかなりやばい状況なのではないでしょうか。誰の責
任かというと、クラブだけの責任ではないと僕は思っている。このカマタマーレがもっと観
客動員が増えていかないといけない。もうちょっと大きなクラブになってもらわないとい
けないと思っているサポーターやボランティア、みんなの責任だと思うので一つ提案なの
ですが、もう少し分析してきちんと考えて動く。去年有志でポスター貼りをしましたが、ク
ラブ公式ではないからリリースは出せないと言われましたけど、こういった物をクラブ主
導でやっていくような組織みたいなものを作れないのでしょうか?社長の直轄でも結構で
すし、営業サイドが動員の事を中心にやるのであれば営業担当の常務を中心にサポーター
であるとかボランティアであるとか、こういう有志で代表者が集まって会議して、クラブが
何か動きたい時、さっきの署名の話もそうですけどクラブ主導でできるような、こういう組
織を立ち上げたらいいのではないかなと思うのですが。社長、いかがですか?
【熊野社長】
ありがとうございます。クラブから呼びかけるということは絶対的に大事だと思います。
ホームページに載せられないというような話を私は承知していないので、そういう姿勢自
体に問題があるのではないかなと個人的には思います。
ですから、いずれにしろ、観客動員については事前告知も大事ですし、アクセスの問題、
会場内のサービスとかいろんな面があると思いますが、Dさんが先程おっしゃっていた観
客の分析の人数ですけど、そういう面もあるかもしれない。我々の方は多少なりとも動員に
つきましては方策もとりましたので、そのあたりのプラス面も出てきているのではないか
と考えています。特に 2016 年はそれに加えてライト層とか新しい人にも力を入れたい。
さっきの話の中でプレシーズンマッチのことを申し上げていませんでしたが、シーズン
に先駆けて 14 日にあります。今年の新しい試みとしてサッカー協会も主管になり、サッカ
ー協会からは子供も含めて 1,000 人以上ご観戦いただけるようになりましたので、これも
今後のひとつの手法としてさらに検討していかないといけない。今、Dさんが言われた形で
ポスター貼りとか告知面について、いろんな方のご協力についてはクラブとしては一緒に
やっていきたい。またクラブの方がある程度計画して呼びかけていくということは、実施に
向けて検討してやっていきたいと思います。
マスコットの件も必要だと考えています。ただ、今作るのかというとクラブの中でも誰が
入ってどう動くのか、活用が多方面でできるかなどそういう問題があります。イベントに行
くときには誰が行くのか、みなさんもご承知の通り、幣クラブの社員も短期間で抜けたりし
ますので対応が難しい。ただ、私自身も個人的にはデザイナーも知っていますし、銀座に事
務所のある同級生もいますので、アドバイスもいただいています。徳島ヴォルティスにいっ
て話も聞きました。そういう資料を集めて検討はしていますが、公募という形で名前をつけ
るなど、そういう手順も考えなくてはならない。チームの活躍や観客の増などいろんなファ
クターが加わることによって早くなるかもしれません。来年までに問題をクリアしていき
たいと思います。研究はしているということを申し上げて 1 つご理解をお願いしたい。
【サポーターC さん】
できるととってよろしいでしょうか。
【熊野社長】
人材の問題もございますが、しないということはない。だが、いつするかということは決
まっていません。来年に向けてチームの活躍状況を見ながら、相乗効果が発揮できるように
もっていきたい。
【サポーターD さん】
社長は勘違いなさっていると思うのですが、人手がない、無理にやれと言っているわけじ
ゃない。ポスター貼りにしても去年 50 人ぐらい来てくれましたけど、人手がないのであれ
ば手伝います。手伝うにあたって、クラブが勝手にやってくださいよという状況が今のクラ
ブの現状。だから、それをクラブにできないことを僕らがやれることあったら手伝います。
ただ、それをクラブ主導でやってくださいよっていうのが言いたい事。それを、どんなこと
ができるのかを考えるような会を立ち上げませんか?誰が悪いとかそういう話ではない。
今ここに 20 人ぐらい来ていますが、休みでもこうやってクラブを何とかしようと来てく
れる人がいますし、当然掃除やろうとしたら来てくれますし。ただ、今減ってきて個人の活
動になってきているので、ボランティア清掃も当時 40 人ぐらいいましたけど、今 10 人集
まるかどうかです。これをクラブの力でもう一回みんなで協力してやっていきませんかと。
僕が思うに、観客動員 2 年目にして減っていますから、そういう時期にきていますよって
いうことが言いたい。社員がいないのは分かります。これからどんどん社員が入ってくるの
か、入ってきた社員が即戦力になるかというのは難しい問題だと思います。10 年、20 年、
社員がノウハウを積み上げていけないのなら、僕らがノウハウを積み上げていけばいい。も
う毎年やっていますのでポスター貼りにしても、やってくれと言われたら 2000 枚でもポン
っとまけるようになったらいいと思う。その基礎を作りませんか?という話です。協力する
つもりはあるが、それを協力できるような体制にして欲しい。
【熊野社長】
基本的にはその趣旨で協力してできたらいいと思っておりますので、そういう方向に早
急に話し合いの場をもてたらと思っています。
【サポーターC さん】
先程サッカー協会の話をされましたが、友達もたくさんいるのですが、子供がいる親はカ
マタマーレよりも自分の子供のチームの方が大事だと考えています。ただここにいる人は、
カマタマーレが 1 番大事だと思っている。ポスター貼りにしても何にしても、協会に預け
るというより私たちの手に預けていただきたい。私は丸亀駅の近くに住んでいるのですが、
商店街歩いても、駅を歩いてもポスター見かけません。1 枚か 2 枚貼っているだけで、港の
とこに行けば 2 年前のポスターが貼ってある。そういう状態なので悔しいというのもある。
ボランティアの人が配っているというのを聞きました。だからもう少し私たちの力を利用
してもらったらいい。それと、小川部長に言いたいのは、勝っても負けてもうれしいのは点
が入った時の一体感です。盛り上がって、知らない人ともハイタッチができる。あれを 1 回
味わうとまた来たい、行ってみたい、点を取りたいと選手たちが頑張っているのは分かるの
ですが、あの感覚を一般の人に広めたら動員も増えると思います。
【熊野社長】
先程協会の話も申し上げましたが、ポスターも持って行きましたが、前売り券販売にご協
力いただくこと。サッカーをやっている人間はより高い意識でなければならないというこ
とでそういうことが具体的な観客増になるのでやっています。
もうひとつは社員の数が足らないと言いましたが、やはり物理的にポスター貼りという
ことになりますとそこまで力が回らないという事も事実です。まずできるところから進め
られたらクラブの方もいろんな意味で前進していけると思っています。ぜひとも力を貸し
ていただきたいと思っています。
【司会】
以上をもちまして、カマタマーレ讃岐サポーターズミーティング 2016 を終了させていただ
きます。
今シーズンもカマタマーレ讃岐への熱いご声援をお願い致します。
お気を付けてお帰り下さい。本日はありがとうございました。