みなさんが利用する建物には消火器や非常ベルなど,火災に備えるための様々な設備が設置されていま すが,どのような設備を設置しなければならないのかは,建物の持つ様々な情報から判断されます。 それを判断する情報としては,建物の構造,面積,階数などもあるのですが,「建物にどれだけの人数 が出入りするのか」というのも判断材料の一つになります。 と言い,従業員の数,居住者の数,売場面積,待合室の面積など,数 これを建物の え方が法令で決められています。 収容人員が増えると,今まで必要でなかった消防用設備等が必要になることがあります。 新たに設備の設置が必要になる事例として,以下のようなことがあり得ます. 従業員 幼稚園や保育園 の園児 飲食店の客席 物販店の 売場面積 これらが増えると… 非常ベル,避難器具,放送設備などが 必要になることがあります!! テナントの入れ替わりや内装工事など,業務上の都合で行っていることが原因で,いつの間にか消防法 令に適合しない状態になっているということもあり得ます。 テナントの入れ替えや内装工事を検討されている方は,必ず事前に所轄の消防機関にお問い合わせくだ さい。 ※ 法令のことや具体的な数字を調べたい方はこちら→「収容人員の算定」
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