北部保健所(中津地区)の感染症情報 平成28年 第5週(2月1日~2月7日) *大分県内ではインフルエンザ流行発生警報が発令されました。(37.59人/定点あたり) 全国的にはインフルエンザウイルスの検出はAH1pdm09型が多く検出されています。 本県でもA型が流行しており、B型も報告されています。 *中津地域でもインフルエンザの感染拡大が懸念されています。(27.4人/定点あたり) 中津地域でもインフルエンザA型とB型 の両方が報告されています。 インフルエンザ症状がある時は早めに医療機関を受診しましょう。 インフルエンザ罹患後の登園・登校については主治医の先生にお問い合わせください。 手洗い・うがいを励行し感染予防に努めましょう。 ○インフルエンザ 気温の低下や空気の乾燥に伴い、今後更に県下全域に患者数が増加することが予想されます。 咳などの 呼吸器症状がある時は咳エチケットにご協力をお願いします。 ★厚労省の「今冬のインフルエンザ総合対策」 http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/influenza/index.html ○感染性胃腸炎が再び増加しています。 県内でノロウイルスによる食中毒が立て続けに発生しています。 冬場はノロウイルス等によるウイルス性の胃腸炎が増加します。 石鹸と流水による手洗いを徹底しましょう。 患者の汚物等を処理する際は、マスク・手袋等を着用し患者のタオル等は別にしましょう。 ( 百 日 咳 ヘ ル パ ン ギ マ肺 イ炎 コ プ ラ ズ マ B型 不明 0歳 0.80 0.20 1~3歳 5.00 1.40 0.67 2.33 0.33 1.00 4~6歳 5.00 2.40 1.00 1.67 0.33 3.00 7~9歳 3.60 2.40 0.33 1.00 0.33 2.00 10~14歳 2.60 0.20 15~19歳 0.40 0.20 20歳以上 2.20 1.00 計 19.60 7.80 27.40 1.00 0.33 0.67 1.00 0.25 0.33 0.33 2.00 6.33 0.33 2.00 4.33 0.67 0.33 1.00 0.33 6.00 1.67 0.33 10.00 1.33 0.33 0.25 0.67 0.50 70歳以上 (再掲) 前週 16.40 5.80 22.20 ※指定された医療機関(定点)から報告された患者数を、1定点あたりに換算して計上 ※端数処理のため、合計と年齢ごとの数値は一致しないことがある。 0.25 麻 し ん 全 数 ) 流 行お 性た 耳ふ 下く 腺か ナ 炎ぜ ) A型 0.33 突 発 性 発 疹 ( 伝 染リ 性ン 紅ゴ 斑病 ( 手 足 口 病 ー 水 痘水 ぼ う そ う ) 感 染 性 胃 腸 炎 ) Aレ 群ン 溶サ 血球 性菌 咽 頭 炎 ( 咽 頭プ 結 膜ル 熱熱 ) R感 S染 ウ症 イ ル ス (ー イ ン フ ル エ ン ザ 定点当たり報告数 インフルエンザ 60 40 報告数(28年) 20 報告数(27年) 報告数(26年) 0 1 3 5 7 9 11 13 15 17 19 21 23 25 27 29 31 33 35 37 39 41 43 45 47 49 51 53 定点当たり報告数 感染性胃腸炎 25 報告数(28年) 15 報告数(27年) 5 -5 報告数(26年) 1 3 5 7 9 11 13 15 17 19 21 23 25 27 29 31 33 35 37 39 41 43 45 47 49 51 53 定点当たり報告数 伝染性紅斑(リンゴ病) 20 15 報告数(28年) 10 報告数(27年) 5 報告数(26年) 0 1 3 5 7 9 11 13 15 17 19 21 23 25 27 29 31 33 35 37 39 41 43 45 47 49 51 53 疾患ごとの警報・注意報の基準値は以下のとおりです。 症状 インフルエンザ 咽頭結膜熱 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 感染性胃腸炎 水痘 手足口病 伝染性紅斑 百日咳 ヘルパンギーナ 流行性耳下腺炎 急性出血性結膜炎 流行性角結膜炎 流行発生警報 注意報レベル 開始基準値 終息基準値 基準値 30 3 8 20 7 5 2 1 6 6 1 8 10 1 4 12 4 2 1 0.1 2 2 0.1 4 10 4 3 - ・「警報」:大きな流行が発生または継続しつつあると疑われる ・「注意報」:流行の発生前だと、今後4週間以内に大きな流行が発生する可能性が高い 流行の発生後だと、流行が継続していることが疑われる お問い合わせ 北部保健所 0979-22-2210
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