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つみきの会「ABA 療育支援員」認定制度について
2016.2.8
NPO 法人つみきの会
<ABA 療育支援員とは>
「ABA 療育支援員」とは自閉症その他の発達障害を持つ子どもに対する ABA 療育に従事する人たちの
ために、NPO 法人つみきの会が独自に認定する資格です。ABA に関する一般的な知識だけでなく、不
連続試行法(DTT)を中心とする ABA セラピーの基礎スキルを身につけた人材の育成を目的とします。
<資格要件>
・NPO 法人つみきの会が主催する「ABA 支援者養成講座」(当面、関東および関西にて年1回ずつ開催
予定)に参加し、初日のエントリー試験(筆記)および最終日の1次試験(筆記及び実技)に合格すると、
仮認定を受けられます(後日、仮認定証を発行します)
。
・筆記試験はつみきの会の指定する入門テキストの理解を問います。実技試験は、原則として実際の自
閉症のお子さんを相手に不連続試行型の ABA セラピーを体験していただき、その基礎スキルの習得度
を見ます。
・なおつみきの会未入会の方が仮認定を受けるには、1次試験合格後に、つみきの会に正会員または準
会員として入会することが必要です。
・その後、各自の職場で発達障害児への療育・支援に ABA を用いながら、つみきの会主催の「ABA 支
援者継続講習会」に仮認定後3カ月~1年以内に最低1回参加し、その際に2次試験(筆記、実技、自
身が療育に取り組んでいる場面のビデオ提出及び判定)に合格することで、正式認定となり、認定証を
発行します。
<移行措置>
・従来のつみきの会主催「ABA 支援者養成講座」にて修了試験に合格し、修了認定を受けた人は、仮
認定料をお支払いいただくことで、
「ABA 療育支援員」の仮認定を受けられます。また今年 3 月末開催
予定の「ABA 支援者継続講習会」で 2 次試験を受けていただくことで、正式認定を受けることができ
ます。
<ABA 療育支援員の特典>
ABA 療育支援員は、各地のつみきの会定例会に参加できるほか、つみきの会主催の「ABA 支援者継
続講習会」
(当面、東京、神戸などの NOTIA セラピスト勉強会と合同で、3~4か月に1回程度平日開
催予定。その他、年に1~2 回、独自開催を検討中)にて、ABA 療育の理論及び実践に関する継続的な
指導を受けることができます。ただし講習会には定員がありますので、希望される講習会に必ず参加で
きるとは限らないことをご承知おきください。定員オーバーの場合は、参加回数の少ない人を優先しま
す。
<ABA 療育支援員資格更新要件>
「ABA 療育支援員」の資格は正式認定後、5年間有効です。資格を更新するためには、
①正式認定後、5年以内に以下の講習会などに出席して、8ポイント以上取得すること
・ABA 療育支援員講習会 2p
・つみきの会定例会
1p
・つみきの会主催の公開セミナー 1p
②5年目に更新試験(筆記及び実技)を受けて合格すること
③継続してつみきの会の会員(正会員ないし準会員)であること
が必要となります。
<諸費用>
・支援者養成講座受講費 20,000 円
・仮認定料
10,000 円
・正式認定料 20,000 円
・資格更新料 20,000 円
<資格取消要件>
以下の各号に当たる事項があるとつみきの会事務局が判断した場合は、資格を取り消します。
・つみきの会の退会
・つみきの会テキストの無断コピー頒布など、つみきの会の利益に相反する行為
・その他、療育関係者としての倫理に著しく反する行為