平成28年度佐久大学大学院科目等履修生募集要項

平成28年度佐久大学大学院科目等履修生募集要項
1 趣旨
佐久大学では、平成28年度に大学院で開講する科目のうち特定の科目について、次により科目
等履修生を募集します。科目等履修生は、授業科目を履修所定の試験等に合格した場合、本学の
単位が修得できます。
2 募集人員
各科目若干名
3 入学の時期
平成28年4月
4 出願資格
(1) 大学を卒業した者及び平成28年3月卒業見込みの者
学校教育法第104条の第4項の規定により、学位授与機構から学士の学位を授与された
(2)
者及び平成28年3月までに授与見込みの者
外国において学校教育における16年の課程を修了した者及び平成28年3月までに修了見
(3)
込みの者
(4) 文部科学大臣の指定した者(昭和28年2月7日文部省告示第5号)
看護短期大学、看護専門学校の卒業者で保健師、助産師、看護師のいずれかの免許証を
(5)
有し、入学時に3年以上の実務経験を有する者で、出願資格審査により、大学を卒業し
た者と同等以上の学力があると本研究科において認めた者
(6) その他本研究科において大学を卒業した者と同等以上の学力があると認めた者
書類を提出する前に、非常勤講師担当科目については研究科主任
書類を提出する前に、非常勤講師担当科目については研究科主任、本学の教員が担当す
主任、本学の教員が担当す
る科目については各担当教員
る科目については各担当教員に面談の予約を取り面接すること。
*面談のための連絡先
面談のための連絡先:佐久大学大学院事務局入試広報課
連絡先:佐久大学大学院事務局入試広報課
電話:0267E-mail:saku0267-6868-6680
[email protected]
氏名、メールアドレス、履修希望
氏名、メールアドレス、履修希望科目をお
履修希望科目をお伝え
科目をお伝えください。
伝えください。担当教員との
ください。担当教員との面談
担当教員との面談日程
面談日程の調整
日程の調整
をいたします。
*
5 履修対象科目
(1)「平成28年度佐久大学大学院看護学研究科科目等履修生への開講予定科目一覧」のとおりで
す。
(2) 履修できる単位は、10単位を限度とします。
6 入学料及び授業料
(1)
入学検定料
10,000円
(2)
授業料
1単位につき28,000円
7 出願書類等
(1) 科目等履修生入学願書
(2) 写真1枚(出願前3ヶ月以内に撮影した上半身正面縦4cm×3cmのもの)
(3) 履修希望科目
(4) 履歴書(本学所定の用紙)
(5) 科目等履修生志望理由書(本学所定の用紙)
(6)
出願資格を証明する書類(最終学校の卒業証明書若しくは卒業見込み証明書又は看護師免
許状などその資格に関する証明書の写し)
(7) 入学検定料 10,000円
同封の入学検定料納付書に必要事項を記入のうえ、下記銀行口座に本人名義で振り込んで
下さい。ATMからの振込はできません。振込手数料はご負担ください。
振込銀行
八十二銀行 岩村田支店 普通 787302
口座名義
佐久大学(サクダイガク)
(8)その他
①書類を提出する前に、非常勤講師担当科目については研究科主任、本学の教員が担当す
る科目については各担当教授に面談の予約を取り面接をすること。
8 出願手続
(1) 出願方法
書類を返信用封筒に同封し、表に大学院科目等履修生出願書類在中と記入し、簡易書留で
(2)
(3)
郵送または本学事務室までご持参ください。
出願先
〒385-0022
長野県佐久市岩村田2384 佐久大学 大学事務局
出願期間
平成28年2月8日(月)~2月19日(金)(必着)
広報課
入試
(4)
9
受付期間
出願期間内の土・日曜日及び祝日を除く平日の午前9時から午後4時30分まで
結果発表及び入学手続
(1) 結果発表
平成28年2月29日(月)
(2)
(3)
発表方法
郵送により本人宛に通知します。電話等での問い合わせには応じません。
入学手続
完
合格者で入学される方は、所定の期日までに入学手続を 了して下さい。
別途お送りします。
なお、入学手続に必要な書類は
10 その他
間割は、決定している場合、履修許可通知書の発送の際にお知らせします。
決定していない場合は、4月上旬のオリエンテーション時に、担当教員に確認をして下さ
(1) 時
い。
・
・
還
修得した単位については、本人の申請により単位修得証明書を交 付します。 (翌 年4 月以
降)
在学証明書、学割証、通学証明書は発行できません。
募集要項に関して不明な点は下記にお問合わせください。
佐久大学 大学事務局 入試広報課 TEL:0267-68-6680(代表) FAX:0267-68-6687
(2) 納入した検定料 入学料 授業料は返 しません。
(3)
(4)
(5)
平成28年度佐久大学大学院研究科 科目等履修生への開講予定科目一覧
区分
科目名
ヘルスアセスメント
予定教員
田中高政
小山智史
看護コミュニケーシ 坂江千寿子
北村育子
ョン論
総
国際保健論
甲斐一郎
(非常勤講師)
他
合
的
八尋道子
看護情報・分析
篠原亮次
分
看護倫理
野
国際看護政策論
(非常勤講師)
Puangrat
Boonyanurak
(非常勤講師)
他
地域ケア論
宮地文子
大渕律子
細谷たき子
開講予定
時期
授業の概要
前期 対象者の健康状態把握の手法について、フィジカルア
セスメントの概念を中心に、その手法やデータの意
味、および記録と分析の仕方を教授する。また、心
理・社会的側面など広いアセスメント手法について教
授する。講義を通じて学んだアセスメントの技法、技
術を実践し、得られたデータの意味を考察する。
前期 われわれは、生まれながらにしてコミュニケーション
のすべを身につけ、互いの行動に影響を与え、また
人々の行動を理解してきている。看護実践においても
コミュニケーションは重要な要素であり、ケアそのも
のともいえる。しかし、看護実践をさらに効果的に行
うために、改めてコミュニケーションとは何かを考
え、その意義と役割をよく理解することが必要であ
る。コミュニケーション概念の明確化、関連する諸要
因、患者―看護者関係とコミュニケーションについて
学習する。日常生活や看護実践で経験するコミュニケ
ーションの例を参考にしながら、コミュニケーション
のあり方を理解する。
後期 発展途上国を中心として世界の保健医療事情を学習
し、さまざまな健康上の課題をグローバルな視点で理
解する。
また、国際保健医療活動のあり方についての学びを通
して、望ましい国際支援の方法、体制づくりを学ぶ。
前期 自分自身の考えをひとに伝え、他者の声に積極的に耳
を傾けながら、継続的な対話の姿勢を持つことは、倫
理的風土を育むために不可欠です。この授業では、医
療現場において生じる倫理的な問題・葛藤について、
患者・家族・医療チームの間での倫理的調整を行うた
めの基礎的知識と方法および言語化を、講義と演習
(ケーススタディ)の組み合わせで体得していただき
ます。さらに、ヘルスケアを提供するという状況の中
で、自分の価値と他者の価値を吟味し、倫理的観点か
らその価値の意味を考察することにより、倫理的能力
の促進を目指します。
前期 看護情報システムの基本概念を学び、情報の整理、分
析方法、データの見方などを検討・考察する。情報シ
ステムやデータを看護活動の実際場面や、看護管理へ
活用する方途について考察する。また文献を読み、デ
ータ解析手法の適用について考察する。
後期集中 アジアを中心にして、看護制度や人材育成のシステム
などを学び、また看護職の資格制度、活動内容などを
学習する。同時に、それぞれの国の事情に応じた医療
制度の違いや健康上の問題を理解し、国際協力の在り
方を検討・考察する。
後期 地域ケアの理念・意義・方向性を、国内外の保健医療
福祉分野における事例を取り上げて歴史的発展経緯を
概観し、看護が地域ケアの向上に寄与するための役割
と方向性について、他の関連分野との連携を踏まえな
がら教授する。
区分
開講予定
時期
科目名
看護教育学特論
予定教員
竹尾惠子
吉田文子
国際看護学特論
竹尾惠子
束田吉子
前期
看護管理学特論
吉川三枝子
松下由美子
前期
母子看護学特論Ⅰ
小松美穂子
(非常勤講師)
橋本佳美
前期
母子看護学特論Ⅱ
鈴木千衣
橋本佳美
前期
成人看護学特論
松下由美子
水野照美
前期
精神・老年看護学特 坂江千寿子
論Ⅰ
北村育子
前期
前期
専
門
分
野
授業の概要
看護教育の現状と課題について理解し、看護職の役
割、機能、看護職の能力育成について、教授・考察す
る。
*正規学生がいる場合に限る
1 科学としての看護、エビデンスに基づく看護とはど
のように示されるかを , 英文論文講読を通じて理解す
る。
2 国際的視野から看護教育の状況、看護活動、世界の
保健状況、医療システムの現状を理解する。医療と経
済的課題との関わり、政策的問題など、国情による違
いを理解し、問題点を討議する。
3 国際的な見地から、看護職者の役割、活動状況を理
解するとともに、看護人材育成の在り方を考察する。
4 海外の看護職者の育成状況、活動の場、看護の質と
看護職者の能力開発等について、資料を調べ、理解を
深める
*正規学生がいる場合に限る
保健医療福祉を取り巻く環境と経済を概観し、看護サ
ービスおよび看護管理のあり方を教授する。医療提供
体制の創造と変革に影響力のある看護組織運営につい
て看護管理過程を学び、看護管理を巡る課題を多角的
に検討し、看護管理者としての具体的な取り組みにつ
いて探求する。
*正規学生がいる場合に限る
母性・父性・小児の健全な育成とケアに活用できる理
論を学び、看護実践への活用方法を考察する。
さらに、母性看護における倫理や研究の現状について
学ぶ。
*正規学生がいる場合に限る
小児、家族および小児・家族を取り巻く環境を理解す
るために、関連する理論を学び、看護実践への活用方
法を考察する。さらに、小児保健医療の動向を理解
し、今後の小児看護の課題を探求する。
*正規学生がいる場合に限る
成人看護学領域の研究に影響を与える主な医療政策の
動向、及び看護理論の紹介、理論における概念構成に
ついて講義をする。成人看護学の臨床上の看護ケア、
患者の意思決定、患者教育、家族ケアなどに関する研
究論文の分析、クリティークをする。
*正規学生がいる場合に限る
精神保健看護と関連の深い基礎理論を、研究および実
践への適用の観点から概観する。さらに精神保健看護
の研究方法について文献を読み、討議し、考察して、
現代社会及び地域の精神保健看護の課題について考察
する。
*正規学生がいる場合に限る
堀内ふき
征矢野あや子
前期
地域・在宅看護学
特論Ⅰ
細谷たき子
宮﨑紀枝
前期
地域・在宅看護学
特論Ⅱ
大渕律子
前期
専
精神・老年看護学
特論Ⅱ
門
分
野
*各科目2単位
地域で元気に暮らしている高齢者、老化や何らかの疾
患により生活に障害を持って過ごしている地域在住高
齢者、病院や施設でケアを必要としていたり終末期に
ある高齢者に対し、連続した視点でとらえ、障害の原
因を探る。そして、その際の高齢者ケアについて、生
活機能評価の視点で学修を深める。
<堀内ふき>
高齢者の生活機能評価のツールと方法、ケアへの活
用について、主に、精神・社会機能評価の面を、認知
機能、コミュニケーション、排泄機能、倫理的課題に
ついて学修する。
<征矢野あや子>
高齢者の生活機能評価のツールと方法、ケアへの活
用について、主に、身体機能評価、転倒の要因・予
防、ケアマネジメント、健康維持増進のための活動、
食事支援などについて学修する。
*正規学生がいる場合に限る
地域住民のライフサイクルに対応した健康な生活の維
持・向上を目指す地域看護学の課題と保健師(看護
職)の役割を、理論および活動事例にもとづいて講義
する。また、地域の健康課題のアセスメントから計画
立案、実施、評価の過程における保健師の役割、およ
び行政機関が行う保健福祉施策における保健師(看護
職)の技能について講義する。
*正規学生がいる場合に限る
在宅療養者とその家族等在宅ケアニーズを有する人々
の健康状態の改善と日常生活自立への支援、QOL の維
持・向上を目指す地域・在宅看護学の役割と現状での
課題を探求すると共に、ニーズに合わせた在宅ケアシ
ステムの構築方法ならびに質の高い看護介入の方法の
開発について教授する。今後さらなる課題となる認知
症の地域包括ケア、在宅における終末期ケアの質向上
への方策について現状を踏まえて探究する。
*正規学生がいる場合に限る