第8章 福島市観光振興計画の基本戦略と施策 基本戦略1 地域資源を活用した “ふくしまツーリズム”の推進 [1]「花」と「くだもの」~福島市らしさの創造~ 推進施策1 旬の花とくだものに出会える仕掛けづくり いつ訪れても、旬の花やくだものが気軽に楽しめる場面(機会)をまちなかや温泉地等に増やし、 花とくだものの多様な楽しみ方を育てます。 行政 民間 市民 推進施策の内容 ◇花とくだもののおもてなしの実践 ・ふくしま花のまちづくり事業の推進(花のまちチャレンジガーデン・ガー ○ ○ ○ デニング教室等) ・まちなか等のフラワースポット整備(花時計やプランターの設置) ・市民が楽しみながら行う、花やくだものを使ったおもてなしの工夫 ◇季節の花とくだものを活かした旅行商品の開発等 ○ ・四季折々の観光素材をテーマとしたバスツアーの実施 ・花観光やくだもの狩りを素材とした旅行商品の造成 ◇季節の花とくだものを活かした料理等の提供 ○ ○ ・宿泊施設等における、季節の花と旬のくだものなど地元産品を活かした料 理やスイーツの提供によるおもてなし ◇花やくだものをテーマとした観光施設間の連携の促進 ○ ○ ・観光施設間の連携による、花やくだものなどテーマごとの情報発信やツア ー商品づくり等、回遊性を高める仕掛けづくりの促進 ◇福島競馬場との連携 ○ ○ ・花と春競馬の連携イベント等の開催 ・福島競馬特別競走におけるくだもの贈呈 福島市観光振興計画 35 推進施策2 花観光の多様なイメージの創出と受入体制の整備 花見山のイメージを主柱に捉え、それを支える複合的な“ふくしまの花観光の”のイメージを展開 し、花をテーマにした観光客の受入体制づくりを進めます。 行政 民間 市民 推進施策の内容 ◇花の名所の空間整備 ○ ○ ○ ・花見山周辺における受入環境整備の推進(観光バス・マイカー駐車場、シ ャトルバス、観光案内、特産品の販売など) ・飯坂地区や平田地区をはじめとする、花の観光スポット整備の促進 ◇花見山を核とした周辺観光の回遊性の向上 ○ ○ ・花見山観光客等を、まちなかや温泉地等へ誘導・回遊・滞在を促す食や宿 泊、着地商品等の仕掛け、コンテンツづくりの推進 ◇誰もが花の名所を楽しめるバリアフリー化の推進 ○ ・花見山周辺におけるバリアフリー観光の推進(優先駐車場、車いす等の貸 ○ し出し、ゆずりあいコースの設定など) ◇花の名所の強化とネットワーク化 ○ ○ ・市内の花の名所の発掘と各名所をつないだ着地商品、ガイドツアーの造成 ・ふくしま花観光ガイドマップの作成 ○ ○ ○ ◇おもてなしの向上 ・ふくしま花案内人の養成 ◇花の観光スポットの保全 ○ ○ ○ ・花見山周辺における原風景の保全 ・各花の観光スポットにおける環境保全 福島市観光振興計画 36 推進施策3 くだものの多様な魅力の開発と付加価値づくり くだものそのものを売るだけでなく、くだものが育った福島市の風土や歴史、生産者とのふれあい や体験などを通じて、くだものを活かした付加価値の高い体験観光を提供するための仕組みを構築し ます。 行政 民間 市民 推進施策の内容 ◇くだものを活用した新たな商品開発の推進 ○ ○ ○ ・ふくしまスイーツコンテストの開催と入賞メニューの活用 ・くだもの加工品等の開発と土産品への活用 ◇風評払拭のための学びと交流の体験プログラムの推進 ○ ○ ・くだものの花の鑑賞、果樹農業の体験、もぎ取り体験等と、復興に取り組 む生産者との交流プログラムの推進 ◇果樹園の多様な魅力づくり ○ ○ ○ ・くだものの木オーナー制度の推進 ・観光客と生産者、地域住民の交流の場となる魅力的な果樹園づくり [2]「歴史」と「文化」~福島市らしさの伝承~ 推進施策1 地域の歴史・文化資源の掘り起こしと利活用 これまで地域に残る多くの貴重な文化や歴史遺産等は、教育・文化の観点から保護・保存を中心に 後世に継承されてきましたが、今後はこれに加え、こうした資源の掘り起こしと磨き上げを進め、地 域独自の価値と魅力を有する、個性豊かで特色のあるまちづくりのため、新たな視点での観光資源と しての利活用を進めます。 行政 民間 市民 推進施策の内容 ◇文化財の観光資源としての利活用 ○ ○ ・旧広瀬座をはじめとする民家園を活用した観光コンテンツづくり ・じょーもぴあ宮畑を活用した観光コンテンツづくり ◇おもてなしの向上 ○ ○ ○ ・福島市民家園ボランティアガイドの育成 ・じょーもぴあ・遺跡の案内人の養成 ◇地域の歴史・文化資源の掘り起こしと活用 ○ ○ ○ ・各地域の歴史文化資源(土木遺産、産業遺産等も含む)の掘り起こしと磨 き上げ、利活用 ・市民との協働による、活用検討と情報発信、地域イベントの開催 福島市観光振興計画 37 [3]「温泉地滞在」と「山岳観光」の多様な魅力づくり 推進施策1 個性豊かな温泉地づくりとネットワーク化 福島市には飯坂温泉、土湯温泉、高湯温泉等、特徴の異なる多様な温泉地が存在します。それぞれ の個性を磨きつつ、さらに震災からの復旧・復興の取り組みのほか、情報提供やプロモーション、サ ービス等の面でより連携(ネットワーク化)を図り、“温泉王国・福島市”としての重層的な魅力を 提供していきます。 行政 民間 市民 推進施策の内容 ◇温泉地の復興・再生のための基盤整備 ○ ・土湯温泉町地区都市再生整備事業の推進 ◇温泉地の復興を後押しする再生可能エネルギー事業の推進 ○ ・土湯温泉バイナリー発電事業と小水力発電事業の推進 ◇温泉地の特性を活かした特色ある温泉地振興 ○ ・温泉地活性化推進事業による支援 ○ ・温泉街まち歩き事業の推進 ・源泉見学会の実施 ○ ○ ○ ◇おもてなしの向上 ・温泉地まち歩きボランティアガイドの育成 ◇3温泉地のネットワークの強化 ○ ・首都圏等における3温泉地共同プロモーションの実施 ○ ・温泉地共通「湯めぐりきっぷ」の活用促進 ・複数の温泉地の連泊商品等の開発 推進施策2 温泉地での長期滞在の促進 特徴ある各温泉地の個性を磨き、長期滞在したくなるようなバラエティ豊かな楽しみ方を提供しま す。 行政 民間 市民 推進施策の内容 ◇温泉資源の保護と活用 ○ ・温泉の安定供給と公衆浴場等の環境整備 ◇現代版「湯治」プログラムの開発 ○ ・温泉療法を取り入れた健康づくりメニューづくり ・温泉入浴指導員の育成 ○ ○ ◇そぞろ歩きがしたくなる温泉街の演出 ・温泉街が一体となったイベントの開催(祭り、ナイトウォーク、朝市など) 福島市観光振興計画 38 推進施策3 山岳・自然を楽しむ体験プログラムの開発 磐梯朝日国立公園の中枢を担う吾妻山系や清流日本一の荒川等をフィールドとして、豊かな自然を 楽しむための多様な体験プログラムを開発し、提供します。 行政 民間 市民 推進施策の内容 ◇観光客・登山客の安全を最優先とした情報発信と受入体制の構築 ○ ○ ・国や県等と連携を密にした正確な火山情報や避難方法等の情報発信と防災 訓練等を通じた万全な受け入れ体制の構築 ◇磐梯吾妻観光推進事業の展開 ・インバウンドも意識した吾妻山トレッキング等の魅力の発信、ガイドツア ○ ○ ーの造成 ・磐梯吾妻周辺におけるフィルムロケの誘致 ・磐梯吾妻スカイライン「ドライブマップ」の作成 ◇自然体験プログラムの充実 ・吾妻山周辺での星空観察会や浄土平ガイドツアーの開催 ○ ○ ○ ・荒川流域の体験プログラム提供(ふくしま荒川ミュージアム) ・農業体験を通して、子どもから大人まで楽しみながら学ぶ体験プログラム の充実 ・周辺温泉地と連携した宿泊プログラムの開発 ○ ○ ○ ○ ○ ◇おもてなしの向上 ・吾妻山ガイドの育成 ◇教育旅行の誘致 ・正確な情報発信による、自然体験プログラム等を活かした教育旅行の誘致 福島市観光振興計画 39 [4]市民文化の醸成と「まちなか観光」の推進 推進施策1 市民を巻き込んだ「まちなか」の魅力発掘 市民自身が楽しみながら「まちなか」の魅力を発見し、育てていくことで、まちなかでの観光客の 滞留の場や市民との交流(ふれあい)の場を創出します。 行政 民間 市民 ○ ○ 推進施策の内容 ◇まちなか観光資源を活用したまち歩きの実施 ・地域の歴史や文化をテーマ別に楽しむガイド付きまち歩きの開発と開催 ◇まちなか観光資源の掘り起こし ○ ○ ○ ・まつりの磨き上げ(福島わらじまつり、山車フェスタ等) ・歴史的建造物等の保存と観光資源としての利活用 ○ ○ ◇ご当地グルメ等まちなか食文化の育成 ○ ・ご当地グルメ(円盤餃子、福島やきとり等)の育成と情報発信 ◇日常の中の観光資源の発掘と情報発信 ○ ・日常にある何気ない風景、ひと、動物、食べ物などを、市民自らがSNS 等で発信することで、レジャーとは異なる市民に身近な観光資源を発掘 推進施策2 福島市ならではの市民イベントの創出 福島市らしさをアピールするような、新たな市民イベントを創造し、市民自らが育て、市民文化と して定着させます。 行政 民間 市民 推進施策の内容 ◇観光イベントの推進 ・施設の特徴を活かしたイベントの実施(歴史・文化等をテーマとしたイベ ○ ントの実施) ・民間事業者、市民が主体となったイベントの支援 ◇花やくだもの、音楽など、福島らしいテーマによる市民イベントの開催 ○ ○ ○ ・花見山ふれあい市の開催 ・フラワーアレンジメントやくだものを使ったスイーツコンテストの開催 ・蔵や古民家を使ったミニコンサート等の実施 福島市観光振興計画 40 基本戦略2 国際的な観光地域づくりを 目指した人づくり・組織づくり 推進施策1 魅力ある福島市観光を展開していくための人づくり・組織づくり ボランティアガイドを含む観光関係者の役割に応じた質の高い、国際色豊かな人材の育成、組織の 強化を図るとともに、市民レベルでの観光への理解と参画・協力を得ることで、「オール福島市」で のおもてなしを図ります。 行政 民間 ○ ○ 市民 推進施策の内容 ◇福島市観光の推進力となる人材の育成 ・観光まちづくりの牽引役となる専門知識をもった人材の育成と発掘 ◇観光関係団体への支援 ○ ・(一社)福島市観光コンベンション協会、各温泉観光協会等の組織強化 ◇観光振興を推進する庁内連携の強化 ○ ・文化財の観光資源活用のための庁内関係部局の情報共有と連携強化 ◇観光人材の育成 ○ ○ ○ ・外国人観光客に対応できる観光案内人材の育成 ・宿泊施設従業員、タクシー乗務員等のおもてなし意識の醸成 ・ 「ふくしま花案内人」等の観光ボランティアガイドの育成 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ◇ボランティア組織の連携強化とネットワーク組織の構築 ・各案内等ボランティア組織の連携、情報交換、交流、研鑽の場の構築 ◇おもてなし意識の向上と醸成 ・声掛けやあいさつ、花プランター設置等のおもてなしの実践 ◇ふるさとへの「自信」と「誇り」を育てる活動の推進 ○ ○ ○ ・学校教育や生涯学習と連携した地域学(歴史、文化等)の体験学習 ・郷土の音楽を活用したにぎわい演出(古関裕而メロディーなど) ・観光(のまち)意識の醸成 福島市観光振興計画 41 推進施策2 福島市のファン(応援団)づくり 観光への推進力を得るため、 「土の人(地元市民)」に加え、市の外から魅力を見つけ、自らSNS 等で発信するなど様々な場面で力になってくれる「風の人(外部専門家やファン)」を増やし、協力 機会を得ながら各種施策を推進します。 行政 民間 市民 推進施策の内容 ◇「福島市ファンづくり」の推進 ・ 「市民フォト・ふくしま夢通信」や「ふるさと納税」を活用した福島市ファ ○ ○ ○ ンづくりの推進 ・リピーターを対象とした会員制度や特典制度の創設 ・オール福島市でのおもてなし実践による福島市ファンづくり ◇観光アドバイザーとの連携強化 ○ ・福島市観光アドバイザーのノウハウの積極的な活用 推進施策3 福島市観光を戦略的に推進する中核的組織の確立 「オール福島市」としての体制を構築していくため、行政や民間事業者、市民など多様な関係者と 連携しながら、マーケティングやマネジメント等を行うことにより、観光地域づくりを戦略的に進め る中核的な組織の設立を図ります。 行政 民間 市民 推進施策の内容 ◇観光関係団体への支援 ○ ・(一社)福島市観光コンベンション協会への支援 ◇「日本版DMO」の形成・確立 ○ ○ ・福島市における日本版DMO候補法人である(一社)福島市観光コンベン ション協会への支援と連携強化 福島市観光振興計画 42 基本戦略3 戦略的な広域観光の推進 推進施策1 各種テーマ(歴史、文化、スポーツなど)による広域連携 県内や東北地方の自治体等と連携し、地域の歴史や文化、スポーツなど、各種テーマごとに観光資 源を繋ぎ、インバウンドを含め、観光客の多様なニーズに応えうる広域周遊ルートや体験プラン等の 着地型旅行商品の造成を図り、滞在型・体験型観光を推進します。 行政 民間 市民 推進施策の内容 ◇各種テーマによる広域観光の推進 ○ ○ ・歴史、文化、スポーツなどテーマごとの広域観光周遊ルートの設定 ・滞在型、体験型観光を実現する旅行商品の造成 ◇東北6市ネットワークの推進 ○ ○ ・東北六魂祭の開催 ・国内外における6市6まつり合同プロモーションの展開 推進施策2 近隣自治体との連携による誘客促進 これまで自治体ごと個別に行っていた観光プロモーションや情報発信等について、近隣自治体との 連携を強化し、一体的に展開することで、広域ならではエリアの魅力を国内外に向けて発信し、エリ ア全体への誘客促進を図ります。 行政 民間 市民 推進施策の内容 ◇周辺エリアとの連携による着地型旅行商品の造成 ○ ・県北地域や会津地域等と連携したツアーの実施 ・浜通り等の被災地の現状を伝えるプログラムの実施 ○ ○ ◇近隣自治体合同によるエリア情報の発信 ・県北2市3町連携による観光パンフレットの作成 福島市観光振興計画 43 推進施策3 ふくしま観光圏の推進 福島市・相馬市・二本松市・伊達市では、「やさしさと自然の温もり ふくしま観光圏」として、 平成 20 年に国(観光庁)の認定を受け、本市は圏域を構成する4市の中核としての役割を担い連携強 化に努めてきました。平成 25 年 3 月末の認定期間終了後、広域連携による観光振興を目的とした任 意団体に移行し、今後も組織を継続し、効果的な事業を推進して2泊3日以上の滞在を促進します。 行政 民間 市民 推進施策の内容 ◇ふくしま観光圏整備事業の推進 ○ ・福島市相馬市二本松市伊達市観光圏協議会の組織強化 ○ ・観光圏事業を推進する民間事業主体等への支援 ・他の観光圏や広域観光団体との連携 推進施策4 南東北における観光ルートづくりと観光拠点機能の整備 高速交通体系の整備進展による観光客の行動圏の拡大に伴い、県内に限らず、仙台市や山形市など の県庁所在地や周辺の自治体や事業者との連携を図り、本市を核とした、南東北における観光拠点都 市としての役割を高めるとともに、受入体制の構築に努めます。 行政 民間 市民 推進施策の内容 ◇南東北広域観光の推進 ・南東北広域観光に関する周辺市町村とのネットワークの構築 ・鉄道駅、サービスエリア、道の駅等の多くの観光客が立ち寄る場所での ○ ○ 観光情報の発信 ・福島市を拠点としたモデルルートの開発 ・インバウンドを含む宿泊手配や観光情報等発信機能の強化 ・国、県等などと連携した効果的なマーケティングとプロモーションの実施 ・広域連携DMOの検討 ◇南東北拠点都市連携誘客の推進 ○ ○ ・仙台・福島・山形三市観光・物産広域連携推進協議会の組織強化 ・三市合同プロモーションの実施(情報発信、旅行商品開発、物産展開催等) 福島市観光振興計画 44 基本戦略4 外国人観光客が楽しめる 国際性豊かなまちづくり 推進施策1 外国人観光客の受入体制の整備 2020 年の東京オリンピック・パラリンピックの開催等を見据え、今後飛躍的に増加が見込まれる 外国人旅行者の利便性を高める、案内表示の多言語化や情報通信設備の整備など、官民一体となって 受け入れるための体制を整え、外国人が訪れたくなる観光地を目指します。 行政 民間 市民 推進施策の内容 ◇多言語化による情報提供の充実 ○ ○ ・外国人目線での観光パンフレット、ホームページの多言語化 ・道路や交通拠点、観光施設等における案内表示の多言語化 ◇観光・宿泊施設等における案内等接遇の改善 ○ ○ ・指差し会話ツールや、タブレット翻訳システムを活用した案内の充実 ・観光案内業務を担う外国人の登用等の推進(観光案内所等) ◇外国人観光客の利便性を高める情報通信設備の整備 ○ ○ ・無料公衆無線LAN(Wi-Fi)の整備と運用(Fukushima City Wi-Fi) ・宿泊施設等における外国語TV放送の提供 ◇外国人観光客のニーズ把握と新たなターゲットづくり ○ ○ ・国や県と連携した外国人観光客の的確なニーズ把握 ・新たなターゲットづくりのための、ムスリム対応などの推進 ◇外国人向け滞在プログラムの多様化 ○ ・外国人観光客のニーズに沿った体験プログラムの開発(まち歩き、自然散 ○ 策、くだもの狩り、日本酒の試飲、伝統工芸、盆栽など) ・温泉の楽しみ方やモラル意識を向上させる適切な案内 ◇外国人観光客の旅行消費を促す免税店の普及促進 ○ ・市内の消費税免税店の普及を促進し、外国人旅行者の利便性を向上 ・外国人旅行者の消費促進による、地域への経済効果を拡大 ◇外国人観光案内人材の育成 ○ ○ ○ ・在住外国人や留学生の協力による観光ボランティアガイドの育成 ・宿泊施設従業員、タクシー乗務員等の外国人受入れのための講習会の実施 ◇外国人に対するおもてなし意識の醸成 ○ ○ ○ ・外国人観光客へのあいさつや声掛けなどおもてなしの実践 ・国際交流イベント等への積極的な参加による外国人との交流促進 福島市観光振興計画 45 推進施策2 在住外国人など外国人目線の効果的な情報発信 食文化や生活文化等の違いから、日本人が魅力と感じていないことであっても、外国人観光客にと っては非常に魅力的と捉えられる場合があることから、在住外国人等の協力を得ながら、本市の魅力 を国際的な視点から発掘し、効果的に発信します。 行政 民間 市民 推進施策の内容 ◇在住外国人や留学生を対象としたモニターツアーの実施 ○ ○ ○ ・国際的視点から見た、魅力ある観光コンテンツの発掘 ・ツアー参加者によるSNS等を活用した情報発信 ◇在住外国人による情報収集と情報の発信 ・外国語パンフレット等作成における、在住外国人の編集作業への参加 ○ ○ ○ ・市国際交流協会や大学等との連携による、外国人から見た本市の魅力の 発掘と国内外への情報発信の推進 ・在住外国人や留学生の協力によるSNS等による情報発信 ○ ○ ○ ○ ◇国際旅行博等への出展によるプロモーションの強化 ・ 「ツーリズムEXPOジャパン」出展によるプロモーション活動 ◇海外プロモーションの強化 ・アジア太平洋地域等で開催の国際旅行博への出展とトップセールスの実施 推進施策3 インバウンドに対応した広域観光ルートや受入体制づくり 外国人観光客の多くは、首都圏や仙台圏等から入国することから、外国人観光客に首都圏や東北地 域等を周遊しながら、福島市を訪れてもらうため、外国人観光客に対応した広域観光ルートの開発や 受入体制づくりを進めます。 行政 民間 ○ ○ ○ ○ 市民 推進施策の内容 ◇近隣自治体等と連携した外国人観光客の誘致 ・東北観光推進機構・県・周辺地域と連携したプロモーションの推進 ◇南東北拠点都市連携誘客の促進 ・広域連携(仙台・福島・山形の3市合同)による誘致活動の実施 ◇広域観光周遊ルート形成事業(観光庁)との連携 ○ ○ ・広域観光周遊ルート「日本の奥の院・東北探訪ルート」の活用による誘客 促進 ◇外国人観光客向け案内の充実 ○ ・日本政府観光局(JNTO)認定外国人観光案内所「ビジット・ジャパン ○ 案内所」の増設 ・国や県、近隣自治体等と連携した広域案内機能の確立 ○ ○ ○ ◇登録制通訳の活用による案内機能の拡充 ・国、県が実施している通訳案内士制度の活用支援 福島市観光振興計画 46 基本戦略5 地場産業との連携による観光振興 推進施策1 福島市の“こだわりの逸品”の開発支援 今日の生活や旅行のスタイルに求められるスローライフの提供や経済波及効果の増大といった観 点から、地域の素材を活かした本市ならではの地場産品づくりや付加価値の高い土産品・特産品とし ての販売を促進するため、福島市の“こだわりの逸品”の開発を支援します。 行政 民間 市民 推進施策の内容 ◇福島市の地場産品を活用した、こだわりの逸品づくり ○ ○ ・ブランド認証制度による特産品、お土産品の魅力向上 ・統一ロゴの使用、認証シール貼付等による産品ブランドイメージの向上 ◇農業をはじめとした他の産業との連携 ○ ・6次化産品をはじめとする付加価値の高い魅力ある特産品の開発支援と ○ 活用 ・発酵食品、発酵食品を使った料理などの開発支援と活用 ○ ○ ○ 推進施策2 ◇地場産品・食文化の継承 ・市民を対象とした地場産品づくり教室などによる福島市の食文化の継承 特産品の販路拡大 福島市の“こだわりの逸品”をはじめとした特産品について、民間事業者と行政が一体となって、 販路拡大を戦略的に進めます。 行政 民間 市民 推進施策の内容 ◇地場産品の販路拡大 ○ ・ “こだわりの逸品”をはじめとした福島産品の販路拡大支援 ◇ブランド認証品ガイド(カタログ)の作成と情報発信 ○ ・ガイドブックやインターネットを活用した「福島市の“こだわりの逸品”」 の紹介やWEB販売の実施 ○ ◇物産イベント等での特産品のPRと販売の強化 ・重点市場となる首都圏、仙台圏等でのイベント出展 ◇商談会等への積極的な参加 ○ ・県内や仙台圏、首都圏で開催される商談会に加え、海外市場をターゲット とした商談会への積極的な参加 福島市観光振興計画 47 推進施策3 観光資源としての農業のブランド化 本市を代表する地場産業である農業との連携を強化し、「くだもの王国福島市」特産の果物を中心 とした農業を観光資源としてブランド化し、付加価値を高めることにより、農業と観光産業双方の経 済波及効果の増大を目指します。 行政 民間 市民 推進施策の内容 ◇一年を通じたくだものの提供によるブランドイメージの醸成 ○ ○ ・極晩成型や貯蔵性の高い品種のくだものの春観光への活用とブランド化 ・宿泊施設や観光施設等での市産農産物の積極的な活用とPR ◇グリーンツーリズム等の体験型旅行の推進 ○ ・旅行商品造成のための官民一体となった商談等の実施 ○ ・農村体験、農業体験、農産加工品づくり、農業従事者との交流等が一体と なった旅行商品の造成 ○ ○ ○ ○ ◇農業従事者への支援 ・農業従事者が希望を持てる新品種の生産や加工品開発への支援 ○ ◇安全・安心な農産物の正確な情報発信 ・原発事故に伴う風評払拭のための、国内外への正確な情報発信の継続 福島市観光振興計画 48 基本戦略6 福島市の魅力と生活環境の安全を 効果的に伝える情報発信力の強化 推進施策1 誘客対象を意識した観光情報の収集・共有化 福島市がターゲットとする旅行者層を想定しながら、市内の観光情報を一元的に集約し、効果的・ 効率的に活用できるよう整備します。 行政 民間 市民 推進施策の内容 ◇観光基本情報の収集と分析の強化 ○ ・主要な観光施設の観光客入込数等の迅速かつ正確なデータ収集 ○ ・日本政府観光局(JNTO)、観光庁、県等データ活用による国内外の動向把握 ・RESAS(地域経済分析システム)を活用した本市観光客の動向把握 ◇観光マーケティング調査の実施 ○ ○ ・多様化する観光客のニーズや動向、満足度や経済効果等を把握するための マーケティング調査の実施 ○ ○ ○ 推進施策2 ◇情報の共有化 ・行政や民間事業者の持つ情報データを公開、共有による効率的な活用 効果的な手段による戦略的な観光情報の発信 誘客対象(ターゲット)の興味・ニーズに応じて求める情報を的確にキャッチできるよう、訴求す る情報の内容を工夫し、効果的な方法で情報発信を行います。 行政 民間 市民 推進施策の内容 ◇各種マスメディアとタイアップした情報発信 ○ ○ ・ターゲットにあわせたマスメディアの利活用 ・首都圏、仙台圏を意識した戦略的な情報発信 ○ ◇ターゲットに応じた戦略的な情報発信 ○ ・WEBとガイドブック等紙媒体による、ターゲットに応じた情報発信 ◇教育旅行の誘致 ○ ○ ・震災からの復旧、復興に関する正確な情報の伝達 ・教育旅行(学校団体)に対する受け入れプログラムや営業ツールづくり ◇SNSを活用した発信者と受信者双方向の情報発信の確立 ○ ○ ○ ・SNSによる旬な情報の迅速かつ手軽に入手できる情報の発信 ・実際に訪れた観光客の書き込みや、口コミ情報の把握と利活用 福島市観光振興計画 49 推進施策3 福島市らしい旬の情報の提供 情報発信のツールとして、花やくだものを福島市のイメージの訴求や来訪の動機づくりの戦略手段 として積極的に活用を図りながら、観光関係者や市民の旬の情報を集め発信します。 行政 民間 市民 推進施策の内容 ◇季節・テーマ別の観光情報提供の充実 ○ ○ ・花やくだもの等を活用した、季節・テーマ別のガイドブック等の作成 ・市や(一社)福島市観光コンベンション協会のHP等WEBでの情報発信 ◇旅行エージェントや旅行雑誌等とのタイアップによる情報発信 ○ ○ ・春の花や、くだもの、秋の紅葉など、季節毎の各マスメディアとの活用 ・拠点となる福島駅における、旬の情報発信と歓迎装飾等の実施 ◇くだもの狩り等の旬の素材を活用した誘客の促進 ○ ・旅行エージェント等とタイアップした、くだもの狩り等福島市らしいコン テンツを活用した旅行商品の造成 ○ ○ ○ ○ ◇地域ポータルサイトの活用 ・地域ポータルサイトによる旬の観光情報の発信 ○ 推進施策4 ◇発信者と受信者による双方向の情報発信の確立 ・実際に訪れた観光客の書き込みや、口コミ情報の把握と利活用 統一した着地情報提供の仕組みづくり 旅行者が立ち寄る福島市内の主要箇所における観光案内・情報提供機能の整備充実を図るととも に、観光関係者が市内の観光情報を熟知し、来訪者に常に旬な情報を提供できるよう、仕組みづくり や人材研修を行います。 行政 民間 市民 推進施策の内容 ◇観光情報共有化の促進 ○ ○ ・無料公衆無線LAN(Fukushima City Wi-Fi)を活用した、統一した観光 情報の提供 ・観光情報を共有する観光施設間ネットワーク構築の検討 ◇観光案内・情報提供機能の充実 ○ ○ ・観光案内所、宿泊施設等における情報共有化による、どこでも同様に市内 のあらゆる観光情報を提供できる仕組みづくり ○ ◇魅力ある福島市の観光情報活用研修会の開催 ・観光関係者を対象とした研修会、現地研修会などの実施 福島市観光振興計画 50 推進施策5 復興ツーリズムの展開 東日本大震災及び東京電力福島第一原子力発電所事故に伴う原子力災害からの速やかで力強い希 望ある復興に向けて取り組む本市の姿を、実際に現地に赴き、過去を知り、今を学んでもらう、福島 市流の復興ツーリズムを展開します。 行政 民間 市民 推進施策の内容 ◇復興や生活環境の安全をテーマにしたスタディツアーの実施 ・除染、モニタリング等復興事業の視察等 ○ ○ ○ ・再生可能エネルギー導入の取り組みの視察、研修等 ・風評払拭に取り組む果樹園でのくだもの狩り体験等 ・ボランティアガイド等を活用したツアーガイド ・ツアー参加者によるSNS等を活用した本市現状の情報発信 推進施策6 民間企業との連携による情報発信 これまで観光等の情報は、主に行政と観光関係者、メディア等から発信されてきたが、今後は、ア ウトドアやスポーツ関連企業、百貨店・スーパー、飲食店のほか、プロスポーツチームなどと連携し、 各企業等が運用するホームページやイベント等を活用した観光情報の発信ができる仕組みづくりを 進めます。 行政 民間 市民 推進施策の内容 ◇民間企業と連携した情報発信の推進 ・民間企業が運用するホームページへの本市観光情報の掲載 ○ ・アウトドアやスポーツ関連企業等と連携したエリア情報の発信 ○ ・無料公衆無線LAN(Fukushima City Wi-Fi)を活用した、飲食店等での 観光情報の提供 ・民間企業が実施するイベント等への参加による観光・物産PR等 ◇福島ユナイテッドFCなどプロスポーツと連携した情報発信の推進 ・福島ユナイテッドFCの公式戦会場等における観光・物産PRや、選手と ○ ○ ○ ファンの交流イベント等の開催 ・福島をホームタウンとする野球、バスケットボール等のプロスポーツチー ムとの連携による公式戦やイベント等での観光・物産PR等 福島市観光振興計画 51 基本戦略7 あらゆる観光客を受け入れるための環境の整備 推進施策1 安心なバリアフリー観光の推進 高齢や障がい等の有無にかかわらず、誰もが気兼ねなく本市を訪れ、安心して旅行を楽しむことが できるよう、必要な情報発信や受け入れ環境の整備などにより「バリアフリー観光都市」の実現を目 指します。 行政 民間 市民 推進施策の内容 ◇バリアフリー観光を推進する組織への支援 ○ ・NPO 法人ふくしまバリアフリーツアーセンターへの支援 ◇誰もが安心して旅行ができる案内と情報提供機能の強化 ・NPO 法人ふくしまバリアフリーツアーセンターによる情報提供と旅行相談 ○ ○ ・旅館や飲食店等のバリアフリー施設や多目的トイレ情報、子育て応援施設 情報など、幅広いニーズに対応したガイドブックの作成 ・福島市観光案内所との連携強化 ○ ◇観光案内所や観光地における旅行者支援 ○ ・福島駅の観光案内所や、花見山等での車いす等の貸し出し ◇バリアフリー観光を推進する受入環境の整備 ○ ○ ・交通施設や観光施設、宿泊施設、飲食店等における施設内の段差解消、多 目的トイレ、授乳室、エレベーターの設置等 ○ ○ ○ 推進施策2 ◇バリアフリー観光推進のための意識の向上 ・官民一体となったオール福島市での受け入れ体制の構築 観光案内情報提供機能の充実 訪れた人だけでなく市民にとっても、わかりやすく使い勝手の良い情報がどこでも気軽に入手でき る環境を整備します。 行政 民間 市民 推進施策の内容 ◇観光案内表示の整備 ○ ○ ・交通拠点や観光施設、道路等におけるわかりやすい観光案内板の設置 ・インバウンドに対応した観光案内板の多言語化の推進 ◇観光案内所、サテライトの整備 ○ ○ ・福島市観光案内所の機能充実 ・コンビニエンスストア、サービスエリア、道の駅、温泉地等における福島 市観光情報コーナー設置の促進 福島市観光振興計画 52 推進施策3 民間の知恵と工夫を活かした二次交通の整備 自動車を利用しない観光客にとって、主要駅(福島駅)からの目的地や、観光施設間の交通手段(バ ス。タクシー等)の問題が、活動を限定し滞在型観光の妨げとなる要因となっているため、交通事業 者を中心とした民間の協力による、観光客のニーズに応じた二次交通(域内交通)の改善を図ります。 行政 民間 市民 推進施策の内容 ◇季節バス・タクシーの運行や循環バスの運行 ○ ○ ・花見山シャトルバスとまちなか周遊バスの運行 ・スカイライン季節観光バスの運行 ・花見山定額タクシーの運行 ◇福島駅と観光地を結ぶバス・タクシーの運行 ○ ○ ・路線バスと観光施設等利用券が一緒になったコース運行 ・観光施設をめぐる観光タクシーの運行 ・福島駅と温泉地や主要な観光施設間のシャトルバス運行等の検討 ◇鉄道と温泉・観光施設等の相互利用の促進 ○ ・阿武隈急行と飯坂電車のフリー乗車券+温泉入浴券+観光施設入場割引 ・飯坂電車フリー乗車券+共同浴場入浴券 ・飯坂電車フリー乗車券+温泉入浴券+観光施設入場割引 ◇3温泉地と観光施設をつなぐ二次交通整備の検討 ○ ○ ・観光客の滞在を促す3温泉地を相互につなぐバス路線や、温泉地と郊外観 光施設を結ぶバス路線等の整備検討 ◇レンタカーやレンタサイクルの利活用 ○ ○ ・二次交通を補完するレンタカーの利用促進 ・主要駅(福島駅周辺・飯坂温泉駅)からのレンタサイクルの活用 (ももりんレンタサイクル) 福島市観光振興計画 53 基本戦略8 戦略的なコンベンションの誘致 推進施策1 コンベンションの誘致 観光誘客とともに、コンベンションの開催・誘致は、多くの集客が見込まれ、交流人口の拡大につ ながるとともに、都市の活性化やイメージアップなど社会的にも大きな効果が見込まれることから、 観光庁や医療・教育機関、民間企業、関係団体等と協力・連携のもと、コンベンション誘致の取り組 みを強化します。 また、2020 年の東京オリンピック・パラリンピック開催を見据え、当該関連事業の誘致や、スポー ツ分野をはじめとする新たな誘致ターゲットを明確にし、本市の強みが発揮できるコンベンション誘 致を推進します。 行政 民間 市民 推進施策の内容 ◇コンベンション施設情報の発信 ○ ・福島市コンベンションガイドの作成 ○ ・ホームページにおける情報発信(コンベンション施設情報のほか、宿泊施 設や飲食店、弁当手配、芸能等の催しなどの情報を併せて掲載) ◇コンベンション誘致に向けたプロモーションの強化 ○ ○ ・コンベンション誘致トップセールスの実施 ・官公庁、教育機関、民間企業等への誘致プロモーションの実施 ○ ◇国際コンベンション博への出展による情報発信と誘致活動 ○ ・ 「国際ミーティング・エキスポ(IME)」出展による情報発信と誘致活動 ◇開催ニーズに応じた福島らしいコンベンションの誘致 ○ ○ ・規模の大小に関わらず、会議、研修会、復旧・復興に関する視察研修等、 主催者の多様なニーズに応えるコンベンションの誘致 ◇東京オリンピック・パラリンピックの競技等誘致 ○ ・追加種目の可能性がある野球、ソフトボールの競技誘致 ○ ・参加国の事前合宿の誘致 ・トップ選手の指導や聖火リレー等の大会関連事業の開催 ○ ○ ○ ○ ◇スポーツツーリズム推進のための各種競技大会の誘致 ・本市スポーツ施設を積極的に活用した各種競技大会の誘致 ○ ◇国内外の需要が高いスポーツイベント等の誘致 ・シティーマラソンや、サイクルロードレース等の大会誘致 福島市観光振興計画 54 推進施策2 コンベンション受入体制の整備 コンベンションの誘致は、年々地域間競争が激化しており、他の都市と差別化を図るためにも主催 者へのメリットの創出が求められることから、本市におけるコンベンション開催を推進するため、主 催者をサポートする決め細やかな支援と受入体制の構築を図ります。 行政 民間 市民 推進施策の内容 ◇コンベンション開催の支援 ・福島市コンベンション開催補助金制度 ○ ○ ・歓迎看板やポスターの掲出、コングレスバック提供等の開催支援 ・開催施設や宿泊施設の提案・紹介等相談窓口の設置 ・スポーツ、文化を含むコンベンション施設の予約簡素化の検討 ◇交流拠点施設整備の検討 ○ ○ ・大規模な会議などが開催可能な交流拠点施設整備の検討 ○ ○ ◇コンベンション受入れおもてなし意識の向上と醸成 ・ 「オール福島市」でのコンベンション参加者へのおもてなしの実践 福島市観光振興計画 55 福島市観光振興計画 56
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