長崎県の地震活動概況(2016 年1月)

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長崎県の地震活動概況(2016 年1月)
平 成 28 年 2 月 8 日
長崎地方気象台
震央分布図(2016 年1月1日~31 日、深さ 30km 以浅)
断面図(2016 年1月1日~31 日、深さ 30 ㎞以浅)
(震央分布図を南の方から見た断面図です)
地震活動の概況(2016 年1月)
長崎県内を震源とする地震活動に特段の変化はなく、県内の震度観測点で震度1以上を観測した地震は
ありませんでした(12 月:2回)
。
※ 本資料の震央分布図の青色のラインは活断層を示す(活断層のデータは新編日本の活断層による)
。
※ 本資料は、国立研究開発法人防災科学技術研究所、北海道大学、弘前大学、東北大学、東京大学、名古屋大学、京都大学、高知大学、九州大学、
鹿児島大学、国立研究開発法人産業技術総合研究所、国土地理院、国立研究開発法人海洋研究開発機構、青森県、東京都、静岡県及び神奈川県
温泉地学研究所、気象庁のデータを用いて作成しています。また、IRIS の観測点(台北、玉峰、寧安橋、玉里、台東)のデータを用いて作成し
ています。
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解 説 資 料
長崎地方気象台
11 月5日は「世界津波の日」
2015 年 12 月 23 日(日本時間)、ニューヨークで開かれた第 70 回国連総会本会議
で「世界津波の日」を定める決議が採択されました。この決議は、日本をはじめと
する 142 か国が共同で提案したものです。決議が採択されたことにより、11 月5日
が「世界津波の日」として制定されました。
「世界津波の日」が 11 月5日に制定されたのは、江戸時代後期の嘉永7年 11 月
5日(1854 年 12 月 24 日)に発生した安政南海地震で、村人の一人が自らの収穫し
た稲むらに火をつけ、暗闇の中で逃げ遅れていた人たちを高台に避難させて命を救
い、被災地の復興に尽力した「稲むらの火」の逸話に由来するもので、日本でもこ
の日は「津波防災の日」に定められています。
日本は、これまで培ってきた防災の知見や経験を活かして国際社会の議論を主導
してきており、今回の決議を通じて、今後もより強靱な国際社会の構築に貢献して
いきます。
決議の主な内容
(1)11 月5日を「世界津波の日」として制定すること
(2)早期警報、伝統的知識の活用、
「より良い復興」を通じた災害への備えと迅
速な情報共有の重要性を認識すること
(3)すべての加盟国、組織、個人に対して、津波に関する意識を向上するため
に、適切な方法で、世界津波の日を遵守することを要請すること
「外務省-外務大臣談話」
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/danwa/page4_001613.html
「和歌山県広川町」
http://www.town.hirogawa.wakayama.jp/index.html
「稲むらの火」について詳しくは、気象庁HPに掲載しています。
http://www.data.jma.go.jp/svd/eqev/data/tsunami/inamura/p1.html