報道資料 平成28年2月10日 佐賀県鹿島市 Press release 報道機関 各位 部課名 都市建設課 件 名 肥前浜宿の伝統的建造物の折り紙模型キット完成お披露目会及び市長贈呈式 アピールポイント 全国の伝建地区にある特徴的な民家の折り紙模型(ペーパークラフト) を活用した住まい・町並み保存学習の実践に取り組まれている、山梨大 学の田中教授(別紙資料※1)が今年度、肥前浜宿にある「山口醤油醸造 場」の折り紙模型キット化に取り組まれました。 何度も実地での計測や写真、図面等から修正を重ね、約10ヶ月かけ てようやく完成の運びとなりましたので、お披露目会及び市長への贈呈 式を開催させていただきます。 平成28年度には伝建選定10周年の節目を迎える肥前浜宿で、今後は 子どもから大人まで、伝統的な建物の特長、価値について、広い視野か ら考えるツールとなることが期待されます。 山口醤油醸造場の折り紙模型キットの完成お披露目及び市長への贈呈 式 日時:平成28年2月26日(金)16:00~ 場所:鹿島市役所 3階 庁議室 説 明 別添資料 【折り紙模型キット】 縮尺:1/100 制作:紙で各パーツが作られており、カッターナイフと糊を使って、組み立 てる。 ポイント:屋根の形状や建具、煙突まで再現されており、屋根をはずすと 間取りが分かるようになっている。 協力:山口醤油醸造場、水城ひろ子建築設計事務所、鹿島市建設環境 部都市建設課 あり なし 本件に関する問合せ先 所属 建設環境部都市建設課 氏名 江島 祐輔 TEL 0954-63-3415 FAX 0954-63-2313 Mail [email protected] 肥前浜宿の伝統的建造物の折り紙模型キット完成お披露目会 全国の伝建地区にある特徴的な民家の折り紙模型(ペーパークラフト)を活用した住まい・町並み保存学習 の実践に取り組まれている、山梨大学の田中教授(※1)が今年度、肥前浜宿にある「山口醤油醸造場」の折り 紙模型キット化に取り組まれました。 何度も実地での計測や写真、図面等から修正を重ね、約10ヶ月かけてようやく完成の運びとなりましたの で、お披露目会を開催させていただきます。 今後はNPO法人肥前まちづくりデザイン研究会(※2)の協力をいただきながら、このペーパークラフト を使った学習やワークショップを予定しています。平成28年度には伝建選定 10 周年の節目を迎える肥前浜 宿で、子どもから大人まで、伝統的な建物の特長、価値について、広い視野から考えるきっかけとなることが 期待されます。 【折り紙模型キット】 縮尺:1/100 制作:紙で各パーツが作られており、カッターナイフと糊を使って、組み立てる。 ポイント:屋根の形状や建具、煙突まで再現されており、屋根をはずすと間取りが分かるよう になっている。 協力:山口醤油醸造場、水城ひろ子建築設計事務所、鹿島市建設環境部都市建設課 【制作者】 (※1) 田中教授は地域の歴史と文化を背負った「住まい」について、学校の授業で学ぶ機会を増やそうと、地域活 動や授業の中で楽しく学習できるツールとして折り紙模型キットに着目。15 年ほど前から各地の伝統的な家 屋等をモデルにした折り紙模型キット(ペーパークラフト)を開発し、学校教育の教材として活用されている。 田中 勝 氏 山梨大学大学院 総合研究部 教育人間科学域 人間科学系 〒400-8510 甲府市武田 4-4-37 Tel&Fax 055-220-8226(研究室直通) e-mail: [email protected] http://www.ccn.yamanashi.ac.jp/~tanaka/house.html (研究室) 【山口醤油醸造場】 桟瓦葺切妻造妻入り土蔵造、真壁造白漆喰腰板張り 建築年代は、19世紀中期の建築と推定される。瓦葺入母屋造妻入り土蔵造2階建、1階表構えは出入口を 大戸、その他を摺り上げ戸で仕上げ、2階は漆喰大壁造りで、小振りの単窓形式の窓の下の腰は海鼠壁が施さ れている。また、東隣は瓦葺切妻造妻入りの袖蔵があり、主屋と並んで妻を見せる外観は、酒蔵通りの代表的 な景観となっている。 【NPO法人肥前まちづくりデザイン研究会】(※2) 代表 橋本 直 氏(橋本建築事務所) 地元建築士の有志によって、鹿島市及びその周辺地域に対して、文化的遺産等の修理・修景に関する事業を 行い、地域の文化的まちづくりに寄与することを目的として設立されたNPO法人。現在肥前浜宿における修 理・修景等の事業に携わっている。
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