資料1 学力差に応じた教育、特に優れた能力を持つ子供たちの力を伸ばす教育 に関する主な論点(例) 1.基本的な考え方 公教育の役割・責務として、これまでの学校教育で必ずしも十分に力を伸ばせていな かった子供を含め、「全ての子供たちの力を伸ばす」ことを基本に置く。 2.学力差に応じた教育について (1)学校の授業の効果的な進め方 (一人ひとりの個に応じた指導内容・方法(習熟度別少人数指導、小学校高学年での 教科担任制等)) (2)授業以外の場の活用 (補習、地域未来塾など教育委員会等による学習支援の場の充実等) (3)生徒の学力、興味・関心等に対応した多様な学校の在り方(特に高校段階) (特色ある高校づくり(単位制を活かした選択幅の広いカリキュラム)と質保証、専 門高校等の強化等) 3.特に優れた能力を持つ子供たちの力を更に伸ばす教育について (1)公教育の中で「特に優れた能力を持つ子供たちの力を更に伸ばす」教育の在り方 (効果的な習熟度別指導や部活動の充実、スーパーサイエンスハイスクール等の充実、 飛び級・大学への飛び入学、学校以外で家庭の経済力にかかわらず「特に優れた能 力」を伸ばせる場の充実、社会的理解の醸成等) (2)大学、各分野の専門家など関係機関・関係者等との連携協力(指導者等) (3)大学入学者選抜との関係(注:大学入学者選抜については、第四次提言を受け、文 部科学省の高大接続システム改革会議で検討) (4)発達障害がありながら特定領域で際立って高い能力を持つ子供への教育 4.共通する課題 (1)ICTの効果的な活用 (2)これらの指導を推進するための人材確保、教育環境の整備
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