解答と解説 - 増田塾

2016 増田塾
入試解答速報
明治大学(2/8) 情報コミュニケーション学部
― 明治大学 ―
2月8日
情報コミュニケーション学部
英語
解 答
【1】
問 1.(1) D
(2) A
(3) C
問 2. (A) understanding
(4) D
(5) A
(B) reflection
(6) B
(C) examination
(D) hired
(E) recovery
問 3.C
問 4.C
問 5.B
【2】
(1) C
(2) D
(3) A
(4) B
(5) D
(6) A
(7) B
(8) D
(9) C
(10) B
(2) G
(3) C
(4) B
(5) F
【3】
(1) E
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解 説
【1】
現在の若者を取り巻く雇用状態に関する文章。普段、ニュースなどを見ていれば馴染みのある話題
なので、英文は読みやすかったはずだ。設問は文法・語彙力などを試す問題が多く、読解の土台と
なる基礎学力を試す問題だと言えるだろう。
問1
(2)
coin「〜を作り出す」の意味。新しい単語などを作る際によく用いられる頻出語句。
(5)
後ろが完全文なので C は入らない。
関係副詞であることに気づけば先行詞が入る場所なのですぐに決まる。
(6)
to があるので return to だと判断できる。「(旧来の)日本の雇用スタイルに戻る必要があることを
意味するわけではない」という文脈であることをつかみ、文脈判断で解答してもよい。
問2
(A)の understanding、(B)の reflection、(C)の examination、(E)の recovery など、名詞を答えさ
せるものが多かった。名詞構文に敏感な受験生なら苦もなく思いつく空所が多かったのではないだ
ろうか。
問3
「freeters の元々の意味」が問われているが、下線部の前段落の第 3 文が根拠だとわかれば即答で
きる。
問4
おそらく「中年=オジさん、オバさん」という解釈を期待しての作問で D がヒッカケだろう。もち
ろん正解は C で、「中途採用」のこと。B の the Middle Ages は「中世」の意味なので、ずいぶんと
古い話になってしまう。
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【2】
受験でおなじみの「環境に優しいエネルギー」に関する文章。テーマも話の流れも明確で、大意を
とるのは苦労しないのだが、設問は細部を丁寧に読めているかを問う問題が中心であり、細心の注
意を払って本文と選択肢を吟味する必要があった。合否を分けるのはこの大問だろう。
(2)
第 2 段落が主な該当箇所、A は and 以下が不可、石油はエネルギー生産とは別の用途で用いるという
記述がある。B は石油をエネルギー生産で用いているので不可、C は making electricity は本文の
語句では lighting に対応するが、こちらは solar energy が担当する部分なので矛盾している。よ
って、正解は D になる。
(3)
第 3、4 段落が該当箇所で正解は A、引っかかるとしたら選択肢 B だろう。この選択肢は will be
replaced by solar energy plants が不可、本文に戻ってリーズニングを行えば、第 3 段落の 2 文目
から new high-efficiency treatment facilities が代わりにたてられることがわかる。
(7)
正解は B だが消去法で処理すべき問題。A は several billion years とあるが、これは第 7 段落の 2
文目にあるように、carbon-free energy を用いた場合なので不可、同様に C の選択肢は carbon-free
energy ではなく fossil fuels を用いた場合なので不可、D の選択肢の「太陽を満喫するための考え
抜かれた計画」というのがどんな計画なのか興味を持たされるが、これを正解に選ぶ勇気はないだ
ろう。
(8)
正解は D で該当段落の後半の 2 つの文を組み合わせた解釈になっている。パラフレーズが激しいの
で、消去法を用いたいところ。A は fossil fuels が環境に優しいことになり明確に矛盾する、B は
書き出しが「世界経済が生き延びるために」となっていて、そもそも主題がずれているので不可、C
は途中まではいいのだが、なぜか最後が「天気予報」というオチがついている。洒落た選択肢だが、
落ち着いて解かないとうっかり見落としそうだ。
【3】
旅行代理店の店員(=Agent)とお客(=Yoko と Manuel)からなる会話文。状況の設定も難しくなく、完
答を狙いたい問題。この手の問題の場合は各々の選択肢の発言が誰の発言であるか予測できるもの
は、あらかじめ予測しておくのも一手。
1
Could you talk us とあるので、「お客」の発言だとわかる(us が複数形から判断できる)
2
内容的におそらく「店員」だろう。
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3
I guess we 〜と言っているので「お客」の可能性が高い
4
ここでの You は旅行している人間だとわかるので「店員」をさす
5
これは不明(命令文なので、友達(=お客)同士の可能性が高そうであるが)
内容が平易なので、上記の手順を踏まなくても問題なく解答できた人も多いだろう。もし、途中で
詰まった場合は、選択肢を見て、誰の発言か考えてみることは意外に役立つので参考にしてほしい。
<概評>
本学部の特徴は英文の難易度云々ではなく 60 分という試験時間の短さだろう。その時間の中で英文
の内容を素早くかつ正確につかむことが求められている。ただし「時間が短い=速読」というわけ
では決してなく、大問Ⅱから明らかなように、大学が求めているのは「正確に英文の内容をつかむ
精読力」である。「精読」という土台をしっかりと築いたうえで、長文読解の訓練を地道に行って
きた受験生は、実力が十分に発揮できた試験だったのではないだろうか。
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