学際的ワークショップ 『精神分析の知のリンクにむけて』 ―第一回「倒錯概念のいま」― 日本では長きにわたって、人文系の知的なポピュレーションと臨床的な精神 分析、とりわけ英米系の流れとのあいだの対話が途絶してきた印象があります。 それは双方にとって、不幸な事態であると考えられます。 小寺財団では、その対話を生み出すために連続的なセミナーを企画し、その コーディネーターとして、人文系の読者、聴衆との対話を続けながら精神分析 実践を営み、フランスで訓練を受けながら英米系の精神分析の流れにも影響を 受けて来られた、十川幸司先生をお迎えし、一連のセミナーを企画いたします。 今年の第一回は、「倒錯」というフロイトの提出した古典的概念を取り上げ、 その概念と人文系の知と臨床実践とがどのように対峙してきたのかを検討しな がら、両者の対話を促進しようと考えています。 日 時:9 月 19 日(祝・月)13:00~17:00 場 所:TKP 市ヶ谷カンファレンスセンター 参加対象:人間のこころ、精神分析に関心をもつ方はどなたでも参加できます。 コーディネーター:十川幸司(十川精神分析オフィス) 発表者 :十川幸司 :佐藤淳二(北海道大学大学院文学研究科) :妙木浩之(東京国際大学) 討 論:藤山直樹(個人開業・上智大学) 立木康介(京都大学人文科学研究所) 司 会:藤山直樹 十川幸司 参 加 費:5,000 円 定 員:100 名 申込方法:2016 年 9 月 2 日(金)までに小寺記念精神分析研究財団事務局 [email protected] に E-Mail でお申し込みください。 その際、氏名、住所、ご所属とご身分(学生、教員、社員など)を お書きください。 返信メールにて、お振込みのご案内をいたします。 主催 小寺記念精神分析研究財団
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