大阪大学の研究者等における公的研究費の不正使用に係る懲戒処分

平成28年2月12日
大
阪
大
学
大阪大学の研究者等における公的研究費の不正使用
に係る懲戒処分について
このたび、去る平成27年12月25日に公表しました本学の研究者等にお
ける公的研究費の不正使用に関し、下記のとおり当該教員の懲戒処分を行いま
したので公表します。
記
(被処分者) 大学院情報科学研究科 教授
四 方 哲 也(よも てつや)
52歳
(処分量定) 懲戒解雇
(処分年月日)平成28年2月12日
(事案の概要)
「大学院情報科学研究科・大学院工学研究科における公的研究費
の不正使用について」
http://www.osaka-u.ac.jp/ja/research/fuseiboushi/files/pneqqh
(処分理由)
本学の研究者等における公的研究費の不正使用に係る調査結果により確認
された被処分者の行った研究費の不正使用は、国の諸法令及び本学の会計諸規
定に違反しており、コンプライアンスを重視する国立大学法人の教員としてあ
るまじき行為であり、大学の秩序を乱し、大学の名誉・信用を傷つけるもので
ある。
さらに、国立研究開発法人科学技術振興機構に係る戦略的創造研究推進事業
の直執行研究費に関しても被処分者の関与のもと不正使用が確認された。これ
は、大学の名誉・信用を著しく傷つけるものである。
被処分者の行為は、国立大学法人大阪大学教職員就業規則第 37 条第 1 項第
5 号、第 6 号及び第 8 号に該当し、同条第 2 項第 5 項により懲戒解雇とした
ものである。
(総長のコメント)
本学教員としてあるまじき行為であり、かかる行為は決して許されるもので
はなく、厳正な処分を行いました。
大学として、このことを真摯に受け止め、今後、不正使用を起こさないとい
う堅い決意のもと、不正使用の根絶に向けて全学をあげて取り組み、信頼回復
に努めて参ります。