水道・下水道事業経営比較分析表の公表

経営比較分析表
熊本県 玉東町
業務名
業種名
事業名
類似団体区分
人口(人)
法非適用
水道事業
簡易水道事業
D3
5,517
資金不足比率(%)
自己資本構成比率(%)
普及率(%)
現在給水人口(人)
-
該当数値なし
83.98
1か月20m 当たり家庭料金(円)
3,070
3
4,612
面積(km2)
24.33
人口密度(人/km2)
226.76
給水区域面積(km2)
8.70
給水人口密度(人/km2)
530.11
グラフ凡例
■
当該団体値(当該値)
-
類似団体平均値(平均値)
【】 平成26年度全国平均
分析欄
1. 経営の健全性・効率性
①収益的収支比率(%)
②累積欠損金比率(%)
1. 経営の健全性・効率性について
③流動比率(%)
④企業債残高対給水収益比率(%)
【76.03】
80.00
1.00
0.90
0.80
0.70
0.60
0.50
0.40
0.30
0.20
0.10
0.00
78.00
76.00
74.00
72.00
70.00
68.00
66.00
64.00
【1,239.32】
1.00
0.90
0.80
0.70
0.60
0.50
0.40
0.30
0.20
0.10
0.00
該当数値なし
H22
H24
H25
1,200.00
1,000.00
800.00
該当数値なし
600.00
400.00
200.00
0.00
当該値
H23
72.55
H24
72.89
H25
71.02
H26
69.80
当該値
当該値
当該値
H22
1,381.56
H23
1,316.77
H24
1,246.88
H25
1,160.43
H26
1,064.72
平均値
78.62
75.89
74.52
76.09
75.87
平均値
平均値
平均値
1,137.36
1,124.64
1,108.26
1,113.76
1,125.69
H22
「累積欠損」
⑤料金回収率(%)
⑥給水原価(円)
50.00
40.00
30.00
20.00
10.00
当該値
H22
65.81
H23
62.21
H24
62.92
H25
61.62
H26
59.93
平均値
57.51
56.46
19.77
34.25
46.48
H24
H25
H26
「債務残高」
⑦施設利用率(%)
⑧有収率(%)
【476.46】
【75.39】
【58.19】
1,000.00
900.00
800.00
700.00
600.00
500.00
400.00
300.00
200.00
100.00
0.00
60.00
H23
「支払能力」
【36.33】
70.00
0.00
H26
1,400.00
H22
77.19
「単年度の収支」
H23
1,600.00
80.00
100.00
90.00
80.00
70.00
60.00
50.00
40.00
30.00
20.00
10.00
0.00
70.00
60.00
50.00
40.00
30.00
20.00
10.00
0.00
2. 老朽化の状況について
当該値
H22
241.74
H23
256.78
H24
253.95
H25
260.27
H26
274.79
当該値
H22
72.89
H23
69.86
H24
70.12
H25
70.79
H26
68.89
当該値
H22
87.37
H23
89.76
H24
88.78
H25
87.67
H26
88.33
平均値
291.83
306.49
878.73
501.18
376.61
平均値
57.95
58.25
57.17
57.55
57.43
平均値
76.33
74.53
74.94
74.14
73.83
「料金水準の適切性」
「費用の効率性」
・経常収支比率が低下傾向にある。
(要因)
地方債償還金の増加(継続事業であった南部地
区簡易水道基幹改良事業がH20年度に竣工した
が、地方債借入条件として5年据置元利均等払いを
適用している為、年々償還金額が増加している。)
(今後の対策)
・H30年度から地方債の償還が終了していくことか
ら、元利償還金支払額が減少する(H30年度76,906
千円⇒H31年度54,548千円)ことにより、収支比
率、料金回収率、給水原価が改善する。
・以前実施した財政健全化計画(H20年度からH24
年度)を継続し、維持管理費の抑制を行う。
・H28年度において4簡易水道事業の統合を行い、
施設や業務内容の効率化に取り組む。
「施設の効率性」
・平成元年から平成20年度の間に、全地区の水道施
設更新が完了し(一部の未更新施設以外)、今後10
年は構造物が耐用年数を超える見込みはない。しか
しながら構造物に付帯している機械設備は(ポン
プ、制御装置、滅菌設備等)耐用年数を超えてお
り、故障のたびに修理や取替をしている状況であ
る。
「供給した配水量の効率性」
2. 老朽化の状況
①有形固定資産減価償却率(%)
②管路経年化率(%)
③管路更新率(%)
【0.74】
1.00
0.90
0.80
0.70
0.60
0.50
0.40
0.30
0.20
0.10
0.00
該当数値なし
H22
H23
H24
H25
0.90
0.80
0.70
0.60
0.50
0.40
該当数値なし
0.30
0.20
0.10
H22
H23
H24
当該値
当該値
H22
0.00
H23
0.00
H24
0.00
H25
0.00
H26
0.00
平均値
平均値
平均値
0.48
0.47
0.46
0.80
0.69
「管路の経年化の状況」
H25
H26
0.00
当該値
「施設全体の減価償却の状況」
H26
1.00
0.90
0.80
0.70
0.60
0.50
0.40
0.30
0.20
0.10
0.00
「管路の更新投資の実施状況」
※ 平成22年度から平成25年度における各指標の類似団体平均値は、当時の事業数を基に算出していますが、管路更新率については、平成26年度の事業数を基に類似団体平均値を算出しています。
全体総括
水道未普及地域の解消を目指す当初の目的は達成さ
れたが、地方債償還金額の増加により収支が悪化
し、課題への取組などが先延ばしとなっている。な
お課題としては、・設備や一部施設の老朽化、・水
道施設の耐震化、・人口減少に伴う水道料金収入の
減少、・施設規模の最適化、・過疎地域への対
応、・将来の水質悪化や水源の枯渇、・テロ対策等
の危機管理などがある。このような課題への取組に
対し、アセットマネージメント(資産管理)による
長期的な視点が必要となる。また、国・県による支
援として広域化が推進されており、当町も検討する
必要がある。