担当予定講師 小坂 弘道、新原 築 コース名 切削加工におけるツーリング技術とコストダウン手法 ∼新・原価計算方法と利益改善∼ コ ー ス CM151 番 号 開講日 8/2,3 内容 1. 日本の経済環境と製造の課題 2. 工作機械(旋盤系)の知識 3. コストダウンと利益改善事例 4. ツーリング要領とツーリング 実習 5. 新・簡易原価計算と見積方法 6. 新・詳細原価計算方法とコスト 分析 7. コストダウン手法 8. 実用知識 (実用切削速度、V-T 線の描き方) 目的 経済のグローバル化と発展途上国のポテンシャルの増加により価格競争は激 化し、製造における「原価削減」は益々重要となっています。原価を削減す るには、まず「正しい原価」を知ることが必要です。しかし、現状では「正 確な原価計算方法」はありません。正しい原価が分かれば、 「原価の削減方 法と技術」を身に着ける必要があります。 本コースでは、ツーリング資料の作成方法とそれらを基にした正しい原価計 算と見積方法、そして原価の削減方法などを習得します。 いまや日本の GDP は中 国の半分以下。 国際競争に勝ち抜くため には徹底的なコストダウ ンが必要です。 ※現状の原価計算方法には、標準原価計算方法と実際原価計算方法がありま すが、これらは完全ではなく、長所・短所があります。 ここでご紹介する「新・原価計算」は、最も正しく原価を計算でき、また詳 細なコスト分析ができる画期的なものです。 使用機器 持 参 品 筆記用具、関数電卓 講習時間 滋賀職業能力開発短期大学校(9:30 ∼ 16:30) 備 定 員 本コースでは、具体的な 加工の「原価計算」と「コ ストダウン」の方法を解 説します。 10名 受 講 料 12,000円 講師:小坂 弘道(切削加工アドバイザー、元サンドビック㈱) ・1968 年 千葉工業大学 卒業。 ・同年(株)宮野製作所(現アルプスツール)入社。技術部所属。主としてスプリングコレットの 設計、技術に従事。 スプリングコレット部門責任者となり、1976 年同社を退社。 ・1976 年 サンドビック(株)コロマント事業部入社。 考 営業技術、ホールディング製品のスペシャリスト、ミリング製品および OEM 責任者、トレー ニング責任者、 プロトテックス事業部責任者、キャプト推進プロジェクトの立ち上げ、OEM チームなどを歴任。 ・モジュラー工具を日本に初めて紹介し、広めた。 ・2007 年 幅広い知識を活かし「切削加工の基本知識/日刊工業新聞社」を出版し、ベストセ ラー。 著書: 「切削加工の基本知識」 日刊工業新聞社
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