水産業の省エネ・低コスト新技術導入加速化事業(継続) 1 趣 旨 我が国の漁船漁業等は、極めて厳しい経営状況にあり、省エネ、低コスト化 など経費削減による体質強化を図ることが急務となっている。 漁船漁業等の経営においては、特に、操業にかかる新たな技術の取り込みが 重要であり、昨今の技術進歩により導入が期待される技術が多く潜在している ことから、これら技術の現場導入が急がれる状況にある。 このため、漁船漁業等における新技術の円滑かつ確実な導入には、漁業現場 における十分な実証が肝要であることから、漁業者等が中心となって行う省エ ネ、低コスト化の新技術の実証試験を行い、これら新技術の漁船漁業等への導 入を加速化する必要がある。 2 事業内容 漁船漁業等の省エネルギー・低コスト化に資する新技術導入のため、漁業者 等が行う実証試験に対する支援を実施する。 3 交付先及び事業実施主体 民間団体等 4 事業実施期間 平成27年度~平成29年度 5 平成28年度概算決定額(前年度予算額) 40,603千円(50,312千円) 6 補助率等 補助率:定額、1/2 7 担当課 水産庁研究指導課 03-6744-2031(直) 水産業の省エネ・低コスト新技術導入加速化事業 平成28年度予算概算決定額 : 40.6(50.3)百万円 漁船漁業等の経営体質強化のための省エネルギー・低コスト化に資する新技術導入を目的とした 漁業者等が行う実証試験に対する支援 水産業の省エネ・低コスト等技術導入加速化のため新技術の実証を支援 ~現場ニーズに即した、水産業の未来を切り拓く新技術の開発及び普及~ 補助対象: ①省エネルギー・低コストに資する 【現状・課題】 新技術の実証に係る経費 ②実証試験の分析及び技術の ○原油価格の乱高下の 状況の下、漁業経営の 普及活動に係る経費 【成果・普及】 生産現場へ確実かつ円滑な導入を加 速化するため、漁業者と開発企業が 連携して実施する省エネ・低コストに資 する新技術の実証を支援。 【実施体制】 ○実用化レベルに近い 技術シーズは多く潜在 事業実施主体 :民間団体等 しかしながら・・・ 交付先 : 国 ⇒ 民間団体等 【漁業者(生産現場)】 ○現下の経営状況にお いて、リスクの高い取り 組みの実施は困難な状 況。 【開発企業】 ○市場として魅力が乏し い水産現場向けの技術 開発には消極的。 連携 意欲と能力のある 技術シーズを有する 漁業者 開発企業 【技術シーズ例】 ・省エネ・高効率型底曳き網(ツイント ロール)漁法 ・まぐろ延縄投縄自動化(スナップ装着 及び枝縄投入)装置など 普 及 安定的かつ足腰の強い 次世代型水産業の実現 補助率 : ①1/2、定額 ②定額 改善には経費削減対策 が急務!! 【対策】
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